けやき 平成27年5月11日発行 西尾市吉良町富田油田8番地 電話 35-0350 E-mail [email protected] URL http://www.nishio.ed.jp/kira-chu/index.html 吉良中学校通信 第2号 大きく成長する中学時代 教頭 黒柳 賢司 本年度も1か月経ち、新しい学校生活に慣れてきた頃と思います。同時に年度当 初の緊張感が薄れ、気が緩む頃でもあります。初心を忘れず気を引きしめて生活でき れば、実り多い1年となります。生徒たちの頑張りを期待しています。 さて私は、平坂中、寺津中、鶴城中、西尾中、そして吉良中とたくさんの生徒たち の成長を見守ってきました。中学時代は身体も心も大きく成長する時期だと感じて います。特に男子については、成長が著しく私自身も戸惑うことがありました。よって私は学年ご とに指導法をシフトチェンジするように心がけています。1年生には手厚く指導できるように『生 徒の前に立ち』、自我が芽生えてくる2年生には『生徒の横に立ち』共に歩み、3年生には『生徒 の後ろに立ち』自立を促すようにしています。 どの生徒も竹の子から若竹へ成長するように、私たち教職員も頑張っていきます。 ICT機器を活用した魅力的な授業をめざして 研究主任 加藤寛之 先日、全校生徒が一堂に会し、生徒総会が行われました。生徒総会では、全校の前で一人一人が挙手 をし、マイクを持って発言をします。吉良中学校の生徒総会は、毎年とても活発です。ほとんどの生徒 が挙手をし、他の発言に耳を傾けます。このような姿は、毎日の授業でも当たり前のように見られます。 学ぶ意欲の低下が全国的に問題視されている中で、吉良中生の生徒総会や授業に臨む姿勢は、他に誇る べき姿であり、これからも大切にしたい姿です。 本年度は、11月11日(水)に愛知県学校視聴覚教育研究大会が吉良中学校で開催されます。研究 テーマは、「確かな学力の向上をめざして~学び合いに ICT を活用した『吉良中の授業』の構築~」 です。昨年度から、尾﨑士郎没50周年記念事業実行委員会より寄贈していただいたタブレット PC を中心に、ICT (Information and Communication Technology) 機器を授業で活用することを模索 してきました。 昨年度の研究授業では、「教師の授業力なしに、ICT活用による学力の向上は望めない」というこ とが、協議会で何度も話題に上りました。これまで吉良中で行ってきた生徒の学ぶ意欲に支えられ た学び合いや、教師の「授業力向上」のためのひとつの「ツール」として、ICT機器の活用方法を模 索していきます。 自分を鍛え、仲間と絆を深めた3日間 オリエンテーション学習担当 杉浦貴史 4月28日から4月30日までの3日間、1年生はオリエンテーション学習を行 いました。3日間を通して、『5分前集合、自分からすすんであいさつ、一致団結』 の3つの行動目標を達成することができました。『あいさつ』については、学校に 帰ってきてからも廊下ですれ違った時にあいさつする子が増えたように感じます。 『一致団結』という点については様々な活動の中で見ることができました。 ウォークラリーでは、チェックポイントや道を間違えた班もありましたが、仲間と相談しながら ゴールをめざすことができました。野外炊飯では、自分の班だけでなく、片づけが遅れている班を すすんで手伝う姿が見られました。子どもたちの思いやりのある行動に心が温かくなりました。校 歌合戦を通して、どの学級もオリ学前の校歌よりも大きな声を出せるようになりました。仲間と同 じ目標に向かって全力を出す自分の姿がどのような姿か理解できたのではないかと思います。最終 日のクラス対抗のレクでは2日間の団結力の高まりが形となって現れました。学級全員が輪になり 勝利に向けて、掛け声を出す姿が印象的でした。この3日間で身につけたことを、今後の学校生活 に生かし、より一層自己の成長へつなげていけることを願っています。
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