実務実習における標準教育項目とモデル・コア

実務実習における標準教育項目とモデル・コアカリキュラムとの関連表
教育項目
オリエンテーション
福岡市実務実習支援センター230502
責任者挨拶
自己紹介
SBO
LS
薬局内見学
p4~薬局におけるマ
ナー、言葉づかい、あいさ
薬剤師の心構え
つなど
p10~個人情報保護に関
守秘義務、個人情報保護関連
する基本方針
①実習期間を通じて、薬剤師綱領、および薬剤師倫
医療の担い手が守るべき倫理規範を遵守する。
理規定の精神を理解し、実践できる。
(態度) 【討議】
②SBO90 2-1-2
職務上知り得た情報について守秘義務を守る。
(態度) 【討議】
②SBO18 3-2-8
生命に関わる職種であることを自覚し、ふさわし ①ロールプレイを通して、患者役が訴えていることを
い態度で行動する。(態度)【実習】
聞くことができる。
B
③SBO19 3-2-9
患者が自らすすんで話ができるように工夫する。
①患者応対の基本を実施する。
(技能・態度)【実習】
B
P304
患者、顧客に対して適切な態度で接する。(態度) ①ロールプレイにおいて顧客に対する応対が適切に
【討議】
できる。
①SBO11 3-1-1
保険調剤業務の全体の流れを理解し、処方せん ①処方せん、薬歴、調剤録、調剤報酬明細書、調剤
の受付から調剤報酬の請求までの概要を説明で 報酬請求書の用語を用い保険調剤業務の全体的な
きる。 【説明・見学】
流れを説明できる。
P301
関係法規について
p13~保険薬局における
薬剤師の役割
②SBO12 3-1-2
P401 ①SBO167 4-1-1
かかりつけ薬局・
薬剤師の役割について
実務(総論)
標準教育項目
市薬薬局作成テキスト
演習問題
実習項目(実習区分)
SBO
LS
①SBO13 3-2-3
受付業務実習
(実習1)
P302 ②SBO14 3-2-4
受付業務マニュアルと手順
処方せん受付時の対応
等
p18処方せん受付・
処方せんの記載事項
③SBO15 3-2-5
p19初回質問票
p21在庫が無い時の
適切な対応法
p124情報の提供
処方せん(麻薬を含む)の様式および記載事項
について説明できる。 【説明・実習】
在庫医薬品不足時の
対応方法
①処方せんの様式および記載事項を正しく説明できる。
処方せん受付時の対応および注意事項(患者名の確
認、患者の様子、処方せんの使用期限、記載不備、偽
②処方せんの記載項目の不備を指摘できる。
造処方せんへの注意など)について説明できる。
【説明・実習】
初来局患者への対応と初回質問表の利用について説
③初回質問票の利用方法について説明できる。
明できる。【説明・実習】
3-2-6
初来局および再来局患者から収集すべき情報の内容
について説明できる。 【説明】
初回質問票
・お薬手帳について
評価の視点(日薬実務実習指導の手引2009年版)
類型 チェック
A
A
B
①患者情報を引き出すツールについて説明できる。
P303 SBO16
・在庫不足品発生時の
対応
到達目標
p16基本的な調剤の
流れ
・初回質問票
①保険薬局開設までの過程・手続きを具体的に説明
保険薬局として認定される条件を、薬局の設備と できる。
関連づけて具体的に説明できる。
②薬局として必要な構造・備品等について具体例を
【説明・見学】
あげて説明できる。
①「かかりつけ薬局・薬剤師」の役割について説明で
かかりつけ薬局・薬剤師の役割について指導薬 きる。
剤師と話し合う。(態度) 【討議】
②指導薬剤師、他のスタッフとの討論に積極的に参
加できる。
実務実習(実技)
保険薬局業務マニュアルと手順
・処方せん様式及び記載
事項の確認
①守秘義務や、個人情報保護法を理解し遵守でき
る。
P401 ②SBO168 4-1-2
保険薬局における薬剤師の役割
類型 チェック
①SBO89 2-1-1
P201
11週間の実習について
実務実習モデル・コアカリキュラム
評価の視点(日薬実務実習指導の手引2009年版)
到達目標
②患者情報と医薬品情報をもとに、患者から収集・確認す
る情報を列挙できる。
①SBO17 3-2-7
処方せん受付時の対応ができる。(技能・態度) 【実習】
①実習期間を通じて、適切な挨拶、言葉づかいができる。
B
②SBO18 3-2-8
生命に関わる職種であることを自覚し、ふさわしい態
度で行動する。(態度)【実習】
①ロールプレイを通して、患者役が訴えていることを聞くこ
とができる。
B
P304 ③SBO19 3-2-9
患者が自らすすんで話ができるように工夫する。(技
能・態度)【実習】
①患者応対の基本を実施する。
B
④SBO20 3-2-10
患者との会話などを通じて、服薬上の問題点(服薬状 ①ロールプレイを通して患者役の服薬上の問題点(服薬状
況、副作用の発現など)を把握できる。(技能) 【実習】 況、副作用の発現等)を把握できる。
B
標準教育項目
市薬薬局作成テキスト
演習問題
実習項目(実習区分)
SBO
LS
到達目標
評価の視点(日薬実務実習指導の手引2009年版)
類型 チェック
調剤業務マニュアルと手順
・薬袋・薬札の意味と役割
p31薬袋、薬札の作成
薬袋薬札
P309 SBO26
・処方せん鑑査手順
p22処方せん鑑査
処方せん鑑査例題
処方せん鑑査
調剤業務実習Ⅰ
3-4-16
①SBO21 3-3-11
(処方せんと薬剤師の役 P305
割-処方せん鑑査、疑義
②SBO22 3-3-12
照会、薬袋作成など)
(実習2)
①SBO91 2-2-3
P202
②SBO95 2-2-4
P203 SBO97
P204 SBO98
2-2-5
2-2-6
薬袋、薬札に記載すべき事項を列挙できる。
【説明・実習】
処方せんが正しく記載されていることを確認できる。
(技能) 【実習】
①処方せん(模擬処方せん)に基づいて、薬袋や薬札を適
切に選択し、必要な事項が記載できる。
②患者にとって読みやすい文字、わかりやすい表現で薬袋
や薬札に記載できる。
①実際の処方せんに疑義がないか判断できる。
処方せんに記載された処方薬の妥当性を、医薬品名、
分量、用法、用量、薬物相互作用などの知識に基づい ①疑義照会の重要性を説明できる。
て判断できる。(知識・技能)【実習】
医薬品の基本的な情報源(厚生労働省、日本製薬工
業協会、製薬企業、日本薬剤師会、卸など)の種類と ①医薬品の基本的な情報源について列挙し、その特徴に
特徴を正しく理解し、適切に選択できる。(知識、技能) ついて説明できる。
【討議・演習】
①添付文書及びインタビューフォームの記載事項を列挙で
基本的な医薬品情報(警告、禁忌、効能、副作用、相 きる。
互作用など)を収集できる。(技能)【討議・演習】
②処方せんに記載された薬剤の基本的情報を収集でき
る。
処方内容から得られる患者情報を的確に把握できる。
①処方内容から患者情報を把握できる。
(技能)【演習】
薬歴簿から得られる患者情報を的確に把握できる。
(技能)【演習】
A
A
A
A
(A)
(A)
(A)
(A)
①薬歴から患者情報を把握できる。
(A)
②患者に確認すべき事項を列挙できる。
(A)
③経時的流れの中で患者の問題点を抽出できる。
P306 SBO23
・疑義照会手順
p27疑義照会
疑義照会
調剤申し合わせ
p35計数調剤
計数調剤
錠剤・カプセル剤調剤
軟膏剤調剤
計量調剤
散剤調剤、水剤調剤
外用液剤調剤
P307 SBO24
3-3-14
P308 SBO25
3-3-15
調剤業務実習Ⅱ
・正確な調剤と手順
3-3-13
医薬品の取り揃え、
計数調剤
(既製剤調剤ー計数調
剤)
錠剤・カプセル剤の調
剤
(実習3)
外用剤調剤
(実習4)
P310
①SBO27 3-4-17
②SBO28 3-4-18
③SBO30 3-4-19
④SBO31 3-4-25
⑤SBO32 3-4-20
⑥SBO33 3-4-21
①処方せんおよび薬歴の内容から処方内容の妥当性を判
断できる。
②薬歴を活用した処方内容の妥当性の判断について説明
できる。
③疑義照会において代替薬(提案)の準備ができる。
②疑義照会の手順を説明できる。
①疑義照会が必要な理由を説明できる。
疑義照会の行い方を身につける。(知識・態度)
⑤疑義照会後の処理について説明できる。
【説明・見学】
④ロールプレイを通じて、疑義照会の手順・マナーを守った
電話応対ができる。
⑥疑義照会ができる。
指導薬剤師が提示する事例あるいはロールプレイにおい
疑義照会事例を通して、医療機関との連携、患者への て、
対応をシミュレートする。(技能・態度) 【演習(ロールプ ①疑義照会後の患者への対応のロールプレイの際にきち
レイ)】
んとした言葉遣いができる。
②疑義照会後の患者への対応例を説明できる。
薬歴簿を参照して処方内容の妥当性を判断できる。
(知識・技能) 【実習】
処方せんの記載に従って正しく医薬品の取りそろえが
できる。(技能)【実習・演習】
錠剤、カプセル剤などの計数調剤ができる。(技能)
【実習・演習】
代表的な医薬品の剤形を列挙できる。
【実習・演習】
代表的な医薬品を色・形、識別コードから識別できる。
(技能)【実習・演習】
医薬品の識別に色、形などの外観が重要であること
を、具体例を挙げて説明できる。【実習・演習】
代表的な医薬品の商品名と一般名を対比できる。
【実習・演習】
⑦SBO34 3-4-23
異なる商品名で、同一有効成分を含む代表的な医薬
品を列挙できる。 【実習・演習】
⑧SBO35 3-4-22
同一商品名の医薬品に異なった規格があるものにつ
いて具体例を列挙できる。【実習・演習】
⑨SBO36 3-4-24
代表的な同種・同効薬を列挙できる。【実習・演習】
①処方せんに基づいて、正確に医薬品の取りそろえができ
る。
①剤形の違いによる目的・使用方法を説明できる。
①指導薬剤師が提示した医薬品の実物をもとに、薬剤の
識別ができる。
A
A
(B)
A
A
A
A
A
A
①有効成分が同じで商品名が異なる代表的な医薬品を列
挙できる。
A
A
①代表的な同種同効薬のそれぞれの特徴や効果、使用目
的の違いなどを説明できる。
A
標準教育項目
市薬薬局作成テキスト
演習問題
実習項目(実習区分)
・調剤過誤防止対策
計量調剤
調剤業務実習Ⅲ
p39散剤と液剤の調剤
散剤調剤、水剤調剤
散剤、液剤調剤
外用液剤調剤
(実習5)
内用液剤の調剤
(実習6)
外用液剤の調剤
(実習7)
錠剤の粉砕・
カプセル剤の開封
p43錠剤の粉砕及びカプ 錠剤の粉砕
セルの開封
カプセルの開封
(1包化調剤)
(実習8)
・調剤用機器の取扱い
・特別な配慮を必要とする
医薬品
麻薬および向精神薬等の
調剤と手順
規制医薬品の管理
3-4-29
①錠剤の粉砕、カプセル剤の開封の可否を調べることがで
きる。
②処方せんに基づいて、錠剤の粉砕、カプセル剤の開封
が正確にできる。
①SBO37 3-4-31
P314
②SBO165 1-4-10
P105
③SBO166 1-4-11
調剤業務実習Ⅶ
(自己注尃)
P320 SBO51
3-6-40
(実習11)
・調剤薬鑑査手順
p51調剤薬鑑査の流れ
調剤業務実習Ⅷ
(実習12)
①一包化調剤が必要とされるケース(事例)を説明できる。
錠剤の粉砕、およびカプセル剤の開封の可否を判断
し、実施できる。(知識・技能) 【説明・実習】
①SBO164 1-4-9
在宅自己注尃
B
①処方せんに基づいて、正確に一包化調剤ができる。
②SBO39 3-4-32
保険薬局で供給できる注尃薬 p46自己注尃
②処方せんに基づいて、正確に散剤調剤および液剤調剤
を行うことができる。
一回量(一包化)調剤を実施できる。(技能)
【説明・実習】
3-4-30
P315 SBO44
3-5-33
A
B
②SBO40 3-4-27
3-4-28
A
①散剤調剤および液剤の留意点について説明できる。
①SBO40 3-4-26
P312 SBO43
特別な注意を要する医薬品
散剤、液剤などの計量調剤ができる。(技能) 【説明・
実習】
一回量(一包化)調剤を必要とするケースについて説
明できる。【説明・実習】
P311
(麻薬調剤など)
(実習10)
A
P331 SBO80
調剤業務実習Ⅵ
特にリスクの高い代表的な医薬品(抗悪性腫瘍薬、抗 ①特にリスクの高い医薬品を列挙し、調剤上の留意点を説
明できる。
①薬局における医療安全管理体制の整備について説明で
調剤過誤を防止するために、実際に工夫されている事 きる。
3-11-60 項を列挙できる。【説明・実習】
②調剤過誤を防止するために実際に工夫されている事項
を列挙できる。
P313 SBO42
p117規制医薬品の
管理
A
3-11-59 糖尿病薬など)を列挙できる。【説明・実習】
P313 SBO41
類型 チェック
名称あるいは外観が類似した代表的な医薬品を列挙 ①名称が類似した代表的な医薬品を列挙できる。②外観
が類似した代表的な医薬品を列挙できる。
P330 SBO87
調剤業務実習Ⅴ
(錠剤粉砕、カプセル開封)
(実習9)
評価の視点(日薬実務実習指導の手引2009年版)
3-11-58 できる。 【説明・実習】
調剤業務実習Ⅳ
p37一包化(1回量)調剤 一包化(一回量)調剤
到達目標
P329 SBO81
(計量調剤)
散剤の調剤
1回量調剤(1包化)
SBO
LS
②一包化調剤には好ましくない薬剤を例示し、その理由
(吸湿性・遮光等)を説明できる。
調剤機器(秤量器、分包機など)の基本的取扱いがで ②処方内容に応じて、適切に調剤機器・秤量器を選択し、
きる。(技能) 【説明・実習】
正しく取扱いができる。
A錠
B散
A錠
B散
A錠
B散
B
B
B
①毒薬・劇薬、麻薬、向精神薬、覚せい剤原料などの取扱
A計数
毒薬・劇薬、麻薬、向精神薬などの調剤と取扱いがで いについて正しく説明できる。
B計量
きる。(技能) 【実習】
②毒薬・劇薬、向精神薬、覚せい剤原料などの調剤と取扱 C麻薬
いができる。(麻薬は除く)
特別な注意を要する医薬品(抗悪性腫瘍薬など)の取 ①特に注意が必要な医薬品を列挙することができる。ま
B
扱いを体験する。(技能) 【実習】
た、各々の調剤上の留意点を説明できる。
麻薬、向精神薬などの規制医薬品の取扱いについて
①麻薬、向精神薬の納入と検収、記帳義務、保管、廃棄、
説明できる。【説明・見学】
事故時の対応、年間届などの一連の管理業務について正
毒物、劇物の取扱いについて説明できる。 【説明・見 しく説明できる。
学】
法的な管理が義務付けられている医薬品(麻薬、向精
神薬、劇薬、毒薬,特定生物由来製剤など)を挙げ、そ ①規制医薬品の種類とそれぞれの取扱い・管理について
の保管方法を見学し、その意義について考察する。
説明できる。
(態度)【説明・見学】
①自己注尃が認められている代表的な医薬品を列挙す
自己注尃が承認されている代表的な医薬品を調剤し、 る。
その取扱い方を説明できる。 【説明・実習】
②ロール・プレイにおいて、服薬指導、自己注尃の取り扱
い方の説明などが適切にできる。
①調剤薬鑑査の流れを説明できる。
調剤された医薬品に対して、鑑査の実務を体験する。
(技能)【説明・実習】
②ポイントを的確にとらえ、正しく調剤薬鑑査ができる。
(B)
(B)
B
B
標準教育項目
市薬薬局作成テキスト
演習問題
実習項目(実習区分)
SBO
LS
到達目標
評価の視点(日薬実務実習指導の手引2009年版)
類型 チェック
投薬業務マニュアルと手順
P203 SBO97
2-2-5
処方内容から得られる患者情報を的確に把握できる。(技
能)【演習】
①処方内容から患者情報を把握できる。
患者との会話などを通じて、服薬上の問題点(服薬状 ①ロールプレイを通して患者役の服薬上の問題点(服薬状
P304 ④SBO20 3-2-10 況、副作用の発現など)を把握できる。(技能) 【実習】 況、副作用の発現等)を把握できる。
・服薬指導
p52服薬指導
初回質問票
調剤業務実習Ⅸ
(A)
B
①患者等から収集した情報の評価の仕方を説明できる。
(A)
適切な服薬指導を行うために、患者から集める情報と
伝える情報を予め把握できる。(知識・技能) 【説明・ ②薬歴より過去の指導内容や問題点、申し送り事項等を
把握できる。
演習】
(A)
③適切な服薬指導を行うためには、患者からの情報収集
が重要であることを説明できる。
(A)
④入手した情報から患者に伝えるべき内容を判断できる。
(A)
(服薬指導実習)
(実習13)
P316 SBO45
3-6-34
①妊婦・授乳婦の服薬指導において、配慮すべき事項を説明で
きる。
p70小児への服薬指導
妊婦・授乳婦、小児への
服薬指導
p73妊婦・授乳婦への
高齢者への服薬指導
服薬指導
腎機能低下者への服薬
p77高齢者への服薬指導 指導
P318 SBO49
3-6-38
妊婦、小児、高齢者などへの服薬指導において、配慮
②小児への服薬指導を行う際に配慮すべきことを説明できる。
すべき事項を列挙できる。 【説明】
③高齢者の特性(生理機能の低下等)を理解し、薬剤使用や服
薬指導において配慮すべき事項を説明できる。
外用薬の服薬指導
P319 SBO50
p81患者向けの説明文書
3-6-39
①眼軟膏、坐剤、吸入剤等の取扱い方を正しく説明でき
患者に使用上の説明が必要な眼軟膏、坐剤、吸入剤 る。
などの取扱い方を説明できる。(技能) 【説明・実習】
②ロール・プレイを通じて、使用状況や理解度を確認しな
がら説明できる。
指示通りに医薬品を使用するように適切な指導ができ
①代表的な医薬品の飲み方、使い方を説明できる。
る。(技能) 【見学・実習】
B
③SBO54 3-7-43
患者向けの説明文書を使用した服薬指導ができる。
(技能) 【見学・実習】
②ロール・プレイにて医薬品の基本的な飲み方、使い方の
服薬指導ができる。
B
①薬剤情報提供文書やお薬手帳の記載内容・活用法につ
いて説明できる。
B
④SBO55 3-7-44
p54薬歴管理
P306 SBO23
調剤業務実習Ⅹ
P204 SBO98
3-3-13
2-2-6
お薬手帳、健康手帳を使用した服薬指導ができる。
(技能)【見学・実習】
薬歴簿を参照して処方内容の妥当性を判断できる。
(知識・技能) 【実習】
薬歴簿から得られる患者情報を的確に把握できる。
(技能)【演習】
(薬歴の作成と活用実習)
(実習14)
①SBO46 3-6-35
P317 ②SBO47 3-6-36
③SBO48 3-6-37
・投薬時の患者インタビュー
P321 ②SBO53 3-7-42
p59服薬指導と
薬歴管理の実際
p61初回・再来患者への
アプローチ
①SBO56 3-8-45
再来患者へのインタ
ビュー
P322
B
①SBO52 3-7-41
P321
・薬歴の利用
B
②SBO57 3-8-46
③SBO58 3-8-47
②指導薬剤師が提示した処方せんおよび薬歴などをもと
に、薬剤情報提供文書、お薬手帳を作成できる。
③ロールプレイにて薬歴を活用し、薬剤情報提供文書やお
薬手帳を用いた服薬指導ができる。
①薬歴を活用した処方内容の妥当性の判断について説明
できる。
②処方せんおよび薬歴の内容から処方内容の妥当性を判
断できる。
患者に共感的態度で接する。(技能) 【見学・実習】
B
A
A
①薬歴から患者情報を把握できる。
(A)
②患者に確認すべき事項を列挙できる。
(A)
③経時的流れの中で患者の問題点を抽出できる。
(A)
薬歴管理の意義と重要性を説明できる。【説明・演習】 ①薬歴管理の意義と重要性を説明できる。
薬歴簿の記載事項を列挙し、記入できる。【説明・演
習】
薬歴簿の保管、管理の方法、期間などについて説明で
きる。【説明・演習】
薬歴簿を活用した服薬指導ができる。(技能)【見学・
実習】
B
(B)
①薬歴の意義・目的を踏まえ、薬歴の記入が的確に行え
る。
(B)
①薬歴の保管の方法等について説明できる。
(B)
①薬歴より過去の指導内容や問題点、申し送り事項等を
確認し、服薬指導に活用することができる。
①患者に共感的態度で接することができる。
②服薬指導において、患者に確認すべき事項を列挙でき
る。
患者との会話を通じて病態、服薬状況(コンプライアン ①患者との会話を通じて患者の病態や服薬状況を把握す
ス)、服薬上の問題点等を把握できる。(技能・態度) る。
【実習】
②患者との会話を通じて患者の問題点を把握できる。
患者が必要とする情報を的確に把握し、適切に回答で ①患者が必要とする情報を的確に把握し、適切に説明でき
きる。(技能、態度) 【実習】
る。
B
B
B
B
B
B
標準教育項目
市薬薬局作成テキスト
演習問題
実習項目(実習区分)
SBO
LS
⑤SBO60 3-8-49
患者との会話を通じて使用薬の効き目、副作用に関す
る情報を収集し、必要に応じて対処法を提案する。(技
能・態度)【実習】
入手した情報を評価し、患者に対してわかりやすい言
葉、表現で適切に説明できる。(技能・態度)【実習】
①SBO72 3-9-50
調剤録の法的規制について説明できる。 【説明】
④SBO59 3-8-48
P322
調剤録と処方せんの保管・管理
p84調剤録
処方せんの保管・管理
P323 ②SBO73 3-9-51
p86処方せんへの記入事
項と
保管・管理
到達目標
③SBO74 3-9-52
P324 SBO75
3-9-53
P325 SBO76
3-9-54
評価の視点(日薬実務実習指導の手引2009年版)
類型 チェック
①患者との会話を通じて使用薬の効き目、副作用に関す
る情報を収集し、必要に応じて対処法を提案できる。
B
①患者に対し、わかりやすい言葉・表現を使うことができ
る。
B
①調剤録の持つ意味を説明できる。
①調剤録への記入事項について説明できる。
調剤録への記入事項について説明できる。 【説明】
②調剤録を適切に作成できる。
調剤録の保管、管理の方法、期間などについて説明で ①個人情報の取扱いも含め、調剤録の保管方法や保存期
きる。 【説明】
間について説明できる。
①調剤後の処方せんに記入すべき事項を説明できる。
調剤後の処方せんへの記入事項について説明でき
②指導薬剤師の提示した事例について、調剤後の処方せ
る。 【説明】
んへの記入事項を説明できる。
処方せんの保管、管理の方法、期間などについて説
①処方せんの保管方法、期間などについて説明できる。
明できる。【説明】
医薬品の管理
医薬品の入庫管理と適正在庫 p116薬品管理
①SBO161 1-3-6
調剤業務実習Ⅺ
(医薬品の適正在庫、納入
P104 ②SBO162 1-3-7
医薬品の検収など)
(実習15)
③SBO163 1-3-8
①薬局・薬剤師の責任を含め、適正在庫の意義を説明で
きる。
納入医薬品の検収を体験し、そのチェック項目(使用 ①受発注業務や検収業務のポイントを説明できる。
期限、ロットなど)を列挙できる。 【説明・実習】
②検収業務ができる。(3~4週間後までに)
薬局におけるアイテムの管理、配列の概要を把握し、 ①医薬品の品質に影響を与える因子と、適切な保管方法
実務を体験する。(知識・技能) 【説明・実習】
について説明できる。
医薬品の適正在庫とその意義を説明できる。【説明・実習】
A
A
A
A
講義(各論)
教育項目
市薬薬局作成テキスト
演習問題
到達目標
方略
評価の視点(日薬実務実習指導の手引2009年版)
類型
処方せん鑑査マニュアル
処方せん鑑査の意義と役割
p22処方せん鑑査
P305 ②SBO22 3-3-12
処方内容の考察
P306 SBO23
処方せん鑑査
①~⑩⑫⑬⑭⑰⑱
3-3-13
①SBO91 2-2-3
P202
②SBO95 2-2-4
処方せんに記載された処方薬の妥当性を、医薬品名、
分量、用法、用量、薬物相互作用などの知識に基づい ①疑義照会の重要性を説明できる。
て判断できる。(知識・技能) 【実習】
①薬歴を活用した処方内容の妥当性の判断について説明
薬歴簿を参照して処方内容の妥当性を判断できる。 できる。
(知識・技能) 【実習】
②処方せんおよび薬歴の内容から処方内容の妥当性を判
断できる。
医薬品の基本的な情報源(厚生労働省、日本製薬工
業協会、製薬企業、日本薬剤師会、卸など)の種類と ①医薬品の基本的な情報源について列挙し、その特徴に
特徴を正しく理解し、適切に選択できる。(知識、技能) ついて説明できる。
【討議・演習】
①添付文書及びインタビューフォームの記載事項を列挙で
基本的な医薬品情報(警告、禁忌、効能、副作用、相 きる。
互作用など)を収集できる。(技能)【討議・演習】
②処方せんに記載された薬剤の基本的情報を収集
できる。
P203 SBO97
P204 SBO98
2-2-5
処方内容から得られる患者情報を的確に把握できる。
①処方内容から患者情報を把握できる。
(技能) 【演習】
2-2-6
薬歴簿から得られる患者情報を的確に把握できる。
(技能)【演習】
3-3-15
指導薬剤師が提示する事例あるいはロールプレイにおい
疑義照会事例を通して、医療機関との連携、患者への て、
対応をシミュレートする。(技能・態度) 【演習(ロールプ ①疑義照会後の患者への対応のロールプレイの際にきち
んとした言葉遣いができる。
レイ)】
②疑義照会後の患者への対応例を説明できる。
①薬歴から患者情報を把握できる。
②患者に確認すべき事項を列挙できる。
③経時的流れの中で患者の問題点を抽出できる。
A
A
A
(A)
(A)
(A)
(A)
(A)
(A)
(A)
疑義照会マニュアル
疑義照会の意義と役割
疑義照会時の対応について
p27疑義照会
p29~疑義照会時の
マナー
疑義照会 ⑪⑮⑯
P308 SBO25
(B)
(B)
チェック
標準教育項目
市薬薬局作成テキスト
演習問題
実習項目(実習区分)
SBO
LS
到達目標
評価の視点(日薬実務実習指導の手引2009年版)
類型 チェック
調剤薬鑑査マニュアル
①薬剤鑑査の流れを説明できる。
調剤薬鑑査
p51調剤薬鑑査
リスクマネジメント(安全対策)
保険薬局における
医療安全管理体制
過誤防止対策の現状
p94~調剤事故の
傾向と実例
安全対策例題
3-5-33
P329 SBO81
名称あるいは外観が類似した代表的な医薬品を列挙
3-11-58 できる。【説明・実習】
P330 SBO87
P331 SBO80
インシデント、ヒヤリハット
事例に学ぶ
インシデント、ヒヤリハット
への対応
p95~事例分類と
調剤事故の主な
実例
p100~調剤事故の
防止対策
安全対策
P332
過誤が生じたときの対応策を討議する。(態度)
P333 SBO83
P328 SBO86
⑤SBO60 3-8-49
p55~薬歴の保管・管理
②インシデントレポートに適切に記載できる。
(A)
(A)
代表的な医療事故訴訟あるいは調剤過誤事例につい ①ヒヤリ・ハット事例、調剤過誤、調剤事故事例の定義に
ついて説明できる。②代表的な調剤過誤事例について、そ
(知識・態度) 【討議】
の原因と対策を考え、指導薬剤師と討論できる。
①患者に共感的態度で接することができる。
B
②服薬指導において、患者に確認すべき事項を列挙でき
る。
B
患者との会話を通じて病態、服薬状況(コンプライアン ①患者との会話を通じて患者の病態や服薬状況を把握す
ス)、服薬上の問題点などを把握できる。(技能) 【実 る。
習】
②患者との会話を通じて患者の問題点を把握できる。
疾患別事例に学ぶ
薬歴簿の保管・管理など
①調剤過誤発生時の対応策をシュミレートできる。
②SBO57 3-8-46
③SBO58 3-8-47
①SBO46 3-6-35
P317
A
患者に共感的態度で接する。(態度) 【実習】
④SBO59 3-8-48
薬歴簿作成手順など
②調剤過誤を防止するために実際に工夫されている事項
を列挙できる。
①SBO56 3-8-45
P322
p54~薬歴管理
A
3-11-57 て調査し、その原因について指導薬剤師と話し合う。
患者応対の心得
薬歴の意義と重要性
A
①薬局における医療安全管理体制の整備について説明で
きる。
①インシデントレポート、アクシデントレポートを記載する目
インシデント、アクシデント報告の記載方法を説明でき 的を説明できる。
3-11-63 る。 【講義・演習】
服薬指導の基礎
p59~服薬指導と
薬歴管理の実際
A
調剤中に過誤が起こりやすいポイントについて討議す ①どのような時に調剤過誤、ヒヤリ・ハット事例が起きやす
いのかを理解し、調剤上の留意点や防止策を提案できる。
対応
服薬指導の実際
②外観が類似した代表的な医薬品を列挙できる。
①SBO84 3-11-61 る。(態度) 【討議】
②SBO82 3-11-62 【討議】
服薬指導マニュアル
B
A
特にリスクの高い代表的な医薬品(抗悪性腫瘍薬、抗 ①特にリスクの高い医薬品を列挙し、調剤上の留意点を説
調剤過誤を防止するために、実際に工夫されている事
3-11-60 項を列挙できる。 【説明・実習】
B
①名称が類似した代表的な医薬品を列挙できる。
3-11-59 糖尿病薬など)を列挙できる。 【説明・実習】 明できる。
p105~調剤事故を
調剤過誤を起こした場合の対応 起こした場合の
調剤された医薬品に対して、鑑査の実務を体験する。
(技能) 【説明・演習】
②ポイントを的確にとらえ、正しく薬剤鑑査ができる
P315 SBO44
②SBO47 3-6-36
③SBO48 3-6-37
患者が必要とする情報を的確に把握し、適切に回答で ①患者が必要とする情報を的確に把握し、適切に説明でき
きる。(技能・態度) 【実習】
る。
患者との会話を通じて使用薬の効き目、副作用に関す
る情報を収集し、必要に応じて対処法を提案する。(技
能・態度)【実習】
入手した情報を評価し、患者に対してわかりやすい言
葉、表現で適切に説明できる。(技能・態度) 【実習】
薬歴管理の意義と重要性を説明できる。【説明・演習】
①患者との会話を通じて使用薬の効き目、副作用に関す
る情報を収集し、必要に応じて対処法を提案できる。
①患者に対し、わかりやすい言葉・表現を使うことができ
る。
①薬歴管理の意義と重要性を説明できる。
②薬歴の意義・目的を踏まえ、薬歴の記入が的確に行え
る。
薬歴簿の記載事項を列挙し、記入できる。(知識・技
能)【説明・演習】
薬歴簿の保管、管理の方法、期間などについて説明で
③薬歴の保管の方法等について説明できる。
きる。【説明・演習】
B
B
B
B
B
(B)
(B)
(B)
標準教育項目
市薬薬局作成テキスト
演習問題
実習項目(実習区分)
SBO
LS
医薬品情報の収集・評価・提供
p120~情報収集と
DI業務
①SBO91 2-2-3
P202
②SBO95 2-2-4
緊急安全性情報報告
書
P205 SBO93
医薬品安全性情報報
告書の作成
p124~情報の提供
P207 SBO100
2-2-7
2-2-9
薬剤情報提供文書
P208 SBO105
2-3-10
服薬情報提供書
P209 SBO106
P210 SBO107
薬品管理
在庫管理の必要性
2-3-11
2-3-12
基本的な医薬品情報(警告、禁忌、効能、副作用、相
互作用など)を収集できる。(技能)【討議・演習】
緊急安全性情報、不良品回収、製造中止などの緊急
情報の取扱い方法を説明できる。 【説明・演習・実
習】
医薬品・医療機器等安全性情報報告用紙に必要事項
を記載できる。(知識・技能)【演習・実習】
類型 チェック
(A)
(A)
(A)
A
A
A
①副作用報告制度の意義と薬剤師の役割を説明できる。
A
②医薬品安全性情報報告書に適切に記載ができる。
A
①他の医療従事者に対して適切な患者情報の伝達ができ
入手した患者情報を、必要に応じ、適正な手続きを経 る。
て他の医療従事者に提供できる。(技能・態度) 【演 ②他の医療従事者に患者情報を提供する際に注意するポ
習】
イントを説明できる。
③服薬情報提供書を作成することができる。
(B)
(B)
(B)
(B)
(B)
①医療従事者との連携・患者情報共有の重要性を理解し、
患者および医薬品に関連する情報の授受と共有の重 情報の授受ができる。
要性を感じとる。(態度) 【討議】
②地域完結型医療における薬剤師の役割を説明できる。
②SBO162 1-3-7
納入医薬品の検収を体験し、そのチェック項目(使用
期限、ロットなど)を列挙できる。 【説明・実習】
1-1-3
①添付文書およびインタビューフォームの記載事項を列挙
できる。
②処方せんに記載された薬剤の基本的情報を収集でき
る。
①国の指示に基づき製薬企業が出す緊急安全性情報に
ついて説明できる。
②緊急安全性情報の意義を知り、薬局で取るべき対処方
法について説明できる。
③過去に緊急安全性情報や医薬品等の回収に関する情
報があった薬剤について2つ以上列挙できる。
①ロール・プレイにおいて、専門用語等を使用しないで患
入手した情報を評価し、患者に対してわかりやすい言 者役にわかりやすい言葉、表現で適切に説明できる。
葉、表現で適切に説明できる。(技能・態度) 【演習】
②入手した情報を患者に分かりやすい言葉、表現で適切
に説明できる。(【P-322】参照)
医薬品の適正在庫とその意義を説明できる。 【説明・実習】
P101 SBO158
評価の視点(日薬実務実習指導の手引2009年版)
医薬品の基本的な情報源(厚生労働省、日本製薬工
業協会、製薬企業、日本薬剤師会、卸など)の種類と
特徴を正しく理解し、適切に選択できる。(知識・技能) ①医薬品の基本的な情報源について列挙し、その特徴に
ついて説明できる。
【討議・演習】
①
SBO161 1-3-6
P104
p116~薬品管理
到達目標
①薬局・薬剤師の責任を含め、適正在庫の意義を説明で
きる。
A
①受発注業務や検収業務のポイントを説明できる。
A
②検収業務ができる。(3~4週間後までに)
A
①薬局アイテムに係る人達の仕事について、薬剤師業務
薬局アイテムの流通機構に係わる人達の仕事を見学
と関連づけて具体的に説明できる。
し、薬剤師業務と関連づけて説明できる。 【説明】
②検品業務ができる。(3~4週間後までに)
特別な配慮を要する医薬品
麻薬および向精神薬等の管理
①SBO164 1-4-9
毒物、劇物の取扱い
法的管理の義務
調剤報酬
レセプト作成
P105
p119~毒薬、劇薬の
管理
p87調剤報酬
②SBO165 1-4-10
③SBO166 1-4-11
調剤報酬
P326 SBO77
制度と報酬と実際、薬剤師の技
術評価の対象
一般用医薬品の取扱い
P327 SBO78
麻薬、向精神薬などの規制医薬品の取扱いについて
①麻薬、向精神薬の納入と検収、記帳義務、保管、廃棄、
説明できる。【説明・見学】
事故時の対応、年間届などの一連の管理業務について正
毒物、劇物の取扱いについて説明できる。 【説明・見 しく説明できる。
学】
法的な管理が義務付けられている医薬品(麻薬、向精
神薬、劇薬、毒薬,特定生物由来製剤など)を挙げ、そ ①規制医薬品の種類とそれぞれの取扱い・管理について
の保管方法を見学し、その意義について考察する。
説明できる。
(態度)【説明・見学】
①調剤報酬の仕組み、構成、調剤技術料等の概略を説明
できる。
(B)
調剤報酬を算定し、調剤報酬明細書(レセプト)を作成 ②調剤報酬請求の流れや、調剤報酬明細書(レセプト)等
の基本的事項を説明できる。
3-10-55 できる。(技能) 【説明・演習】
(B)
③指導薬剤師の提示した事例に基づき、調剤報酬明細書
(レセプト)を作成できる。
(B)
①調剤報酬の仕組みや各技術料の内容を概説できる。
(B)
薬剤師の技術評価の対象について説明できる。 【説
3-10-56 明・演習】
標準教育項目
市薬薬局作成テキスト
演習問題
実習項目(実習区分)
LS
SBO
到達目標
類型
実務実習の実施上の条件が満たされることを前提として、薬剤師による包括的な指導・監督がなされている場合にあっては、
薬学生の行為が患者等の身体に影響を及ぼすおそれのある直接的・間接的リスクの程度に応じて、薬学生が行う実務実習
の方法を以下の通り3つに区分する。
A:薬学生の行為の的確性について指導・監督する薬剤師による事後的な確認が可能なもの
B:薬学生の行為について薬剤師がその場で直接的に指導・監督しなければ的確性の確認が困難なもの
C:上記A及びBの類型に該当しないため、薬剤師が行う行為の見学に止めるもの
評価の視点(日薬実務実習指導の手引2009年版)
註
①到達目標の番号が の場合:学習方法が「実習」となっ
ているもの
②到達目標の文章が の場合は、病院と同じ到達目標と
なっている(全く同じ文章)。
註:薬剤師養成のための薬学教育実務実習の実施方法について(厚生労働省医薬食品局)平成19年5月
標準教育項目 教育項目
実習項目
オリエンテーション
責任者挨拶
自己紹介
薬局内見学
薬剤師の心構え
説明
実習中の注意事項他
11週間の実習について
実務(総論)
実習項目
教育項目
説明
保険薬局における薬剤師の役割
説明
関係法規について
説明
保険薬局業務マニュアルと手順
受付業務マニュアルと手順
処方せん様式及び
記載事項の確認
受付業務実習
初来局時アンケート
在庫不足品発生時の対応
お薬手帳について
調剤業務マニュアルと手順
薬袋・薬札の意味と役割
処方せん鑑査手順
調剤業務実習Ⅰ
(処方せんと薬剤師の役割)
疑義照会手順
調剤申し合わせなど
正確な調剤と手順
調剤業務実習Ⅱ
計数調剤
錠剤・カプセル剤調剤
(既製剤-計数調剤)
軟膏剤調剤
調剤業務実習Ⅲ
計量調剤
散剤
散剤調剤
水剤(液剤)
水剤調剤
外用剤
外用液剤調剤
調剤業務実習Ⅴ
1包化(1回量)調剤
調剤業務実習Ⅳ
錠剤の粉砕・カプセル剤の開封
説明
調剤用機器の取扱い
麻薬および向精神薬等の調剤と手順 調剤業務実習Ⅵ
調剤業務実習Ⅶ
保険薬局で供給できる注尃薬
調剤業務実習Ⅷ
調剤薬鑑査手順
投薬業務マニュアルと手順
調剤業務実習Ⅸ
服薬指導
調剤業務実習Ⅹ
薬歴の利用
説明
調剤録と処方せんの保管・管理
調剤業務実習Ⅺ
医薬品の管理と適正在庫
実務実習支援センターWG決定(H21.7.30)修正
実習区分
「評価の視点」
11週間の実習期間中に最終的に
到達して欲しい姿を記載
実習区分
類型
A
(実習1)
B
B
B
(実習2)
A
A
(B)
A
(実習3)
(実習4)
A
A
(実習5)
(実習6)
(実習7)
(実習8)
(実習9)
(実習10)
(実習11)
(実習12)
B
B
B
B
B
B
C
B
(B)
(実習13)
(実習14)
(B)
(B)
(実習15)
(B)
類型 チェック
標準教育項目のコアカリへの充足度
(1)薬局アイテム~(6)薬局業務を総合的に学ぶ
全コアカリ方略 72項目
SBOs123項目
(1)薬局アイテム~(3)薬局調剤を実践する
(1)~(3)のコアカリ48項目 SBOs 86項目
(70%)
標準教育項目に該当43項目 SBOs 80項目
(65%)