オーストラリア研修新聞

2015年2月28日(土)
第6号
オーストラリア研修新聞
いよいよ出発直前!!
㊧オーストラ
3月7日(土)朝、オーストラリア研修参加者はセ
ントレアからシンガポール経由でオーストラリア・
シドニーへ向かう。
2月27日(金)、応接室にて高蔵寺高校・同窓会
長と記念撮影をした。
また、研修出発直前の生徒研修を行った。
バー
リア研修メン
(高蔵寺高
校・応接室に
て)
オーストラリア研修のしおりが完成し、
参加生徒に配布した。
校長のオーストラリア旅行体験記(5)
各生徒のホームステイ先については確定
したところから、生徒に連絡している。
どにあるようなフードコートがたくさん
シドニーには日本のアピタやイオンな
あります。旅行者、留学生にとってはも
ちろん、シドニーに住む人たちにとって
も欠かせない存在です。フードコートに
オーストラリア研修メンバー
は日本料理、中華料理、韓国料理、インド料理、欧米料理など、
2年女子 10名
1年女子
3名
いろんな種類のお店が集まっています。
1年男子 2名
㊧今回の研修の
日程表
私は、果敢にも
で店員さんとやりとりして、
好みのサンドウィッチ作りにチャレンジしました。
オーストラリアでの外食は日本に比べて値段が高くて驚きま
す。「お腹いっぱい」を目指すと、特に高級料理でなくても、す
語学研修に加え
て日系企業訪問
や現地校との交
流も予定してい
る。
ぐに 1,500~2,000 円になってしまいます。訪問先近くのハンバー
ガーショップでフィッシュバーガーと
オレンジジュースを注文したところ、
それぞれ5ドル 50 セント、2ドル 80
セント(当時1AUS ドル=100 円くら
い)で、合計およそ 830 円でした。サ
イズは少し大きめでしたが・・・・。
最終日には、せっかくオージービーフの本場に来たので、値段
次号は、現地オーストラリアから
を顧みずに高級、特大サイズのステーキを楽しみ、満足して帰国
(できたら)お届けする予定。
の途につきました。
大内さつき先生
書評
須賀敦子 全集
大阪大学の問題「クレールという女」を読み、感動。早速全集を買い込み、すっかりはまってしまっ
た。パリ大学留学中、夏休みのイタリア旅行ですっかり魅了され、29歳からの13年間をイタリア
で過ごしたらしい。そこで後に夫となるピッペーノと協力し、夏目漱石、谷崎潤一郎などなどをイタ
リア語に翻訳するという大きな仕事をされた。イタリアの日本文学学習者の中で須賀敦子を知らない
人はいないという。この話はイタリア人に聞いたのだから間違いない。
初めてイタリアへ行った時にはまず彼女が通ったペルージャ大学を訪ねた。駅から町へはエスカレ
ーターに乗って中世の遺跡の中を抜けていくというロマンチックな町にある、緑に包まれた美しい大学だった。
「統計を気にせず偶然にさらされよ」
「観光客のように生半可に調べて生半可に語ることで新たな言論の可能性が
生まれる」「旅によって人生に偶然を呼び込むのだ」と言った人がいた。素敵な言葉だ。
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