ノゝ 丑と ここ言 ロ 第40回日本大腸肛門病学会九州地方会 第31回九州ストーマリハビリテーション研究会 謹啓若葉の候、皆様におかれましては益々ご活躍のこととお慶び申し上げます。 この度、第40回日本大腸肛門病学会九州地方会ならびに第31回九州ストーマリハビリテーション研究 会を下記の要領で開催する運びとなりました。多数の皆様のご参加をお待ちしております。 謹白 平成27年5月吉日 第40回日本大腸肛門病学会九州地方会 第31回九州ストーマリハビリテーション研究会 会長 西巻 正(琉球大学大学院消化器・腫瘍外科学講座教授) 会 期:平成27年9月26日(土) 会 場:沖縄県市町村自治会館 〒900−0029 沖縄県那覇市旭町116−37 TEL O98−862−8181/FAX O98−862−8183 1.第40回日本大腸肛門病学会九州地方会 (1)シンポジウム:炎症性腸疾患に合併する癌のサーベイランスと手術に関する現況と諸問題(公募) 昨今の治療法の進歩により、炎症性腸疾患は内科的管理が奏功し長期経過例が多くなっている。 潰瘍性大腸炎では慢性炎症を背景に長期経過で発がんリスクが高くなることが知られており、早 期発見を目的としたサーベイランスが重要であるが、色素法、拡大観察、画像強調法、targetま たはrandom biopsyなどの方法を用いてもdysplasiaや癌の発見・診断は容易ではない。また、 クローン病では肛門病変による肛門狭窄や腸管の狭窄・療孔部位に発がんするため検索が困難で あり、進行した状態で発見される症例が多い。ここではUC,CDに関連したdysplasia・癌のサー ベイランス方法の工夫や,さらに発見されたdysplasia・癌の手術適応に関する諸問題について討 論して頂きたい。 (2)パネルディスカッション:切除可能StageIV大腸癌の治療戦略(公募) 大腸癌は遠隔転移を伴う症例でもRO切除ができれば予後改善が見込める癌種である。肝転移単独 症例であれば切除後約40%、肺転移であれば約30%の5年生存率が期待できると報告されており、 2000年以降の大腸癌化学療法の進歩により考慮すると更なる成績の向上を目指したいところであ る。しかし、海外における切除可能肝転移に対する術前後治療の臨床試験は逆に成績を悪化させ 早期中止となっており、術前・術後治療の是非、regimenの選択、手術のタイミングなどはまだ議 論の余地がある。ここでは肝・肺転移をはじめ遠隔リンパ節転移や腹膜転移も含めて、これらの 成績をよくするにはどのような治療が有効か、各施設での経験からその戦略を論じて頂きたい。 (3)ワークショップ:痔湊の診断と治療=up tO date=(一部指定) 痔癌はcrypt−glandularinfectionにより起こった肛門周囲膿瘍が外科的治療または治癒機転よ り療痕化し療管を形成したものである。かつては肛門指診が最も信頼される診断法とされていた が、現在では超音波検査や撤Ⅰ検査による診断も行われており、痔壕の診断も変化している。外 科治療においては手術そのものが肛門周囲組織の破壊を伴うため、根治性を保ちつつ術後の肛門 機能温存を図らなければならない難しさがある。ここでは痔療発生の病態及び肛門の解剖から、 正確な診断法と肛門機能を温存できる根治性の高い術式とは如何なるものか論じていただきたい。 (4)ランチョンセミナー:調整中 (5)一般演題:大腸肛門疾患に関する研究、症例報告などをお願いします。 2.第31回九州ストーマリハビリテーション研究会 (1)シンポジウム:地域へ質の高いストーマケアの広がりをめざして 医療制度のさまざまな変化やストーマ保有者の高齢化に伴い地域、在宅におけるストーマケアの 問題が多々あるのが現状です。本シンポジウムでは、地域における施設間の連携や課題、訪問診 療・看護におけるストーマケアの現状と課題、高齢者へのセルフケアの工夫、など幅広い額域か らの意見をいただき、質の高いストーマケアのひろがりについて討議したいと考える。 (2)教育講演 演者:熊谷 英子(むぢた日帰り外科手術・WOCクリニック統括看護部長) (3)一般演題:ストーマ額域に関する研究、症例報告などをお願いします。 ≪演題申し込み方法≫ 演題の申し込みはオンライン登録となります。 学会ホームページ(http://www.okinawa−COngre.CO.jp/40jscpk31sksr/)より演題画面にお入りくだ さい。また、発表内容に関しては対象となる患者様について個人や該当施設の特定ができないように する等の倫理的配慮をお願いします。 演題登録開始 平成27年5月18日(月)正午 演題登録締切 平成27年6月19日(金)正午 ※発表者は会員に限ります。末入会の場合には下記学会事務局にて入会手続きをお願いします。 日本大腸肛門病学会九州支部 九州ストーマリハビリテーション研究会 事務局 〒862−0924 熊本市中央区布山4丁目2−88 社会医療法人社団 高野会 高野病院内 TEL:096−384−1011 FAX:096−384−1061 E−mail:retakano@magtna.jp 第40回日本大腸肛門病学会九州地方会 第31回九州ストーマリハビリテーション研究会 事務局 〒903−0215 沖縄県中頭郡西原町字上原207番地 琉球大学大学院 消化器・腫瘍外科学(第一外科)■ TEL O98−895−1163 /FAX O98−895−1421 Email:hironori−Samura@ryukyu−Surgl.org 担当:佐村 博範
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