0629 熊田康則さんの話

平成27年6月29日(月) 熊田康則さんの話
一昨日は、今年度2回目の土曜公開日でしたが、朝早くから大勢のお父さん・お母さん、そして地域
の方に来ていただき、皆さんがしっかり勉強する姿を見ていただきました。1年生は、お父さん・お母
さんに学校の案内をしてくれていましたね。もうすっかり学校になれて、鈴木小のいろいろなことを知
っているので、お父さん・お母さんは驚いたのではないでしょうか。お家に帰ってから、お父さん・お
母さんからどんなお話しがあったでしょう。よかったらあとで聞かせてください。
そして、3時間目には、元バレーボール男子日本代表で1988年のソウルオリンピックに出場され
た熊田康則さんをお招きして5,6年生とお父さん・お母さん方が一緒にお話を伺いました。
5.6年生の皆さんは、熊田さんが体育館に入ってきたとき「大きい!」と驚いていましたね。それ
もそのはず、熊田さんの身長は、193㎝もあったんです。その大きな体で、選手の頃は、1m10㎝
以上もジャンプができたと聞いて、また、みんな驚いてしまいました。
その熊田さんからは、夢を持つことの大切さ、その夢を叶えるためには、小さな夢をたくさん持って、
その小さな夢を1つ1つ叶えていくことが大事だということを教えてもらいました。そして、夢を叶え
ていくためには、自分で何をしたらいいか考えて、コツコツとやり続ける子が大切だということも教わ
りました。それともう一つ、チームワークも大事だということも話していただきました。
熊田さんは、2020年の東京オリンピックを楽しみにされていましたが、熊田さんから「みんなの
中で、東京オリンピックに出場するのをめざしている子はいるかな?」と聞かれたとき、6年生の土屋
君が手を挙げたことがとっても頼もしくうれしく思いました。2020年の東京オリンピックの時、6
年生は高校2年生ですね。熊田さんが日本代表に選ばれたのは高校3年生の時だったそうですから、高
校2年でも十分可能性はあると思います。ぜひ頑張ってほしいと思います。応援しています。
また、熊田さんは、選手ではなくてもボランティアとして東京オリンピックに参加することにも積極
的にチャレンジしてほしいといっていました。
正式なボランティアになるには、皆さんの年齢では、ちょっと難しいかもしれませんが、オリンピッ
クの時には、各国の選手をはじめ大勢の外国の方々が日本やってきます。そうした人たちに、日本のよ
いところを見てもらったり感じてもらったりできるように、そして、少しでも気持ちよく日本で過ごし
てもらえるようにすることだったら、皆さんにもできることがきっとあるはずです。
街の清掃活動に参加すること、花壇に花を植えること、簡単な英会話を覚えて、進んで外国の人に話
しかけてみること、どんなことでもいいのです。あなたができる「おもてなし」を自分で考え、ぜひチ
ャレンジしてほしいと思います。
2020年東京オリンピック、ただ見ているだけではもったいないです。ぜひ、自分から参加する気
持を持って楽しみましょう。