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365°報告書 (2015年5⽉月)
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設計演習A展
365°
-⽇日常への+5度-
報告書
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1.開催した展覧会の概要
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1.開催した展覧会の概要
2.総来場者数(1169⼈人)の内訳
3.展⽰示について
4.広報活動とその反響
5.トマソンについて
6.展覧会全般に関する意⾒見/感想
7.予算使途
8.展覧会として良かった点/改善点
9.出展協⼒力者
10.運営スタッフ
11.さいごに
名称: 365°-⽇日常への+5度期間: 2015年5⽉月2⽇日-6⽇日(会期中無休/計5⽇日間)
場所: 恵⽐比寿ギャラリーコウゲツ(東京都渋⾕谷区恵⽐比寿1-5-2)
⺫⽬目的: 設計演習A履修者による作品を通し、来場者が普段とは違う観点で⽇日常を再考察
できる機会をつくる。
総来場者数: 1169⼈人
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2.総来場者数(1169⼈人)の内訳
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(a)男⼥女⽐比
(b)年代による内訳
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60代
1%
40代
11%
⼥女性
48%
男性
52%
50代
8%
10代
26%
30代
14%
20代
39%
男性
⼥女性
10代
50代
20代
60代
30代
40代
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(c)⽇日数による内訳
(d)所属による内訳
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312
320
12%
277
240
8%
2%
1%
224
52%
5%
(⼈人)
192
160
164
11%
9%
80
0
早稲⽥田建築
他⼤大建築
SFC関係
デザイン関係
早稲⽥田⼤大学(建築を除く)
社会⼈人(建築/デザイン関係者を除く)
その他⼤大学⽣生(建築/デザイン関係者を除く)
その他・未記⼊入
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day1 day2 day3 day4 day5
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3.展⽰示について
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(a)展⽰示内容
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設計演習A全課題を通して⽣生まれた作品の中から、授業内での評価に関わらず、そ
れが持つインパクトや本展覧会趣旨との兼ね合いを吟味した上で選定し、展⽰示しま
した。
また、設計演習Aという背景についてはあえて展⽰示せず、別途パンフレットを配布
することで説明しました。会場では「⽇日常への+5度」を感じ考えることに集中して
もらいたかったためです。
(b)展⽰示⽅方法概要
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展⽰示場の形やギャラリーの備品を最⼤大
限利⽤用した上で、⽴立体的な展⽰示構成に努
めました。なお、⼈人によって興味の対象
や各作品鑑賞にかける時間は異なると考
え、あえて明確な動線は設定しませんで
した。
また、全ての作品についてキャプショ
ンを制作し、各⼈人が⾃自由に作品を理解で
きるよう⼯工夫しました。しかしそれでも
作品によっては意図が伝わりにくいもの
も多いため、会場ではスタッフが臨機応
変に声をかけ解説するよう⼼心がけました。
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(c)各課題の展⽰示⽅方法
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各作品の魅⼒力を最⼤大限引き出す展⽰示⽅方法を模索しました。
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○地形の顕在化: ⼤大学周辺の地形模型を制作し、作品の題材となった箇所が分かるよ
うにした。
○ペットボトルを持ち上げる架構: 下から光を当てることで造形の美しさが強調され
るよう⼯工夫した。
○鞄の中の建築: 作品の題材となった建築物の写真とともに展⽰示することで、作者が
踏んだプロセスをイメージしやすいようにした。
○表出する内⾯面性: ほぼ全ての履修者の作品を展⽰示し、それぞれの個性や学年のカ
ラーを表現した。
○想起するモノ: 内容を読み上げる⾳音声を聞きながら椅⼦子に座って鑑賞することで、
来場者ひとりひとりが作品と向き合えるようにした。
○新しい鑑賞ガイド/地図/マッピング: ⾃自由に⼿手に取って鑑賞できるようにした。
○宇宙⼈人⽇日記: キッチンに展⽰示することで、作品の内容と⽇日常の関係をイメージしや
すいようにした。
○役に⽴立たない機械: 作品現物とともに講評会の映像を投影することで、実演を伴っ
てはじめて⽣生まれる魅⼒力や、講評会の雰囲気が伝わるようにした。
○その他平⾯面作品: スチレンボードで補強した上で黒い台紙上に配置し、ひとつひと
つの作品が映えるようにした。
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(d)来場者の主な意⾒見/感想(アンケートより)
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○映像の雰囲気や案内してくれた⼈人から授業の空気がすごく良いことが伺えた。
○その作品を最⼤大限⽣生かした展⽰示の⽅方法が⼯工夫されていた。
○展⽰示計画においては過去最⾼高だった。
○スタッフの説明により楽しい⾒見学になった。
○キャプションがおもしろく、なるほどなと思った。
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○ペットボトルを持ち上げる架構の下からスポットをあてるのが効果的だった。
○地形の顕在化の模型が素晴らしかった。イメージがわきやすい。
○⾃自画像、飛び出てきそうな迫⼒力があり、それぞれの個性も感じることができた。
○ダイレクトに作品に触れられるのはおもしろかった。
○役に⽴立たない機械の実演動画がよかった。ないと使い⽅方が分からなかった。
○トイレやキッチンにまで展⽰示していて隅々までたのしめた。
○「想起させるモノ」はじっくり鑑賞でき感動を覚えた。
○「宇宙⼈人⽇日記」は展⽰示⽅方法も気が利いている。
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○それぞれの作品に対する先⽣生のコメントも⾒見たい。
○歴代の課題の変遷が⾒見てみたい。
○説明する⼈人が展⽰示作品ごとにいてもいい。
○キャプションのレイアウトが惜しい(フォントの配置や余⽩白など)。
○出題意図がわからず⾯面⽩白さが半減していた。
○各課題の制作時間を知りたかった。
○動線は確保したほうがいい。⼈人とぶつかって⾒見にくい。
○僕のヨネミツが壊れてるのが悲しかった。
○地形の顕在化は縮⼩小印刷されており少し⾒見づらかった。
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(e)来場者が⾯面⽩白いと思った課題
700
350
その他
⼿手
群れ
おみやげ
想起
新しい
採集
リズム
機械
宇宙⼈人
時間
掛け軸
マップ
⾃自画像
0
地形
175
ペット
(⼈人)
525
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4.広報活動とその反響
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(a)⾏行った広報活動
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普段建築やデザインとあまり関わりを持たない⽅方にも情報が⾏行き届くよう努めまし
た。具体的な広報活動として、以下があげられます。
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○Twitter運営
○Facebook運営
○ホームページ運営
○建築学科の有無を問わず、⾸首都圏の⼤大学など(計45カ所)にチラシ/ポスター設置
○デイリーポータルZでの記事掲載(同年5⽉月1⽇日より)
○建築稲⾨門会ホームページでの広告掲載
○早稲⽥田⼤大学創造理⼯工学部ホームページでの広告掲載
○Architecture-hackホームページでの広告掲載
○駅前での看板提⽰示
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(b)来場者が本展覧会を知った理由
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チラシ/ポスター
6%
デイリーポータル
12%
Twitter
26%
先⽣生の紹介
4%
Facebook
7%
友⼈人の紹介
39%
展覧会ホームページ
5%
Twitter
展覧会ホームページ
先⽣生の紹介
チラシ/ポスター
Facebook
友⼈人の紹介
デイリーポータル
5.トマソンについて
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本展覧会の会場にて発⾒見されたトマソンは⼤大変好評であったため、本年6⽉月7⽇日に開催
される「トマソン認定会」にて申請する予定です。
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6.展覧会全般に関する意⾒見/感想
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来場者のアンケートより
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○「365度」というタイトルがシンプルで、かつコンセプトをよく表していて良い。
○いつもとは違う観点で物事をみるという点においてこの展覧会はその⺫⽬目的を達成し
ていると思った。
○建築に関係ないレベルでの視点を共有できる場は重要だと思った。
○新しいモノの⾒見⽅方が増えた。
○⽇日常を様々な⺫⽬目線で切り取るというのを私も実践してみようと思う。
○とてもインスピレーションが湧いた。
○ポスター/チラシのデザインがとても良かった。展⽰示会の内容が凝縮してあって⾒見る
ほどに発⾒見があった。
○⼀一つ⼀一つの回答でそれぞれのセンスが光っていてとても濃密な体験だった。
○お客さんと主催者/作品が⼀一体となった素晴らしい展⽰示会だと思う。
○駅から近くて良い。
○建築学科に対するイメージが変わった。
○課題を出している先⽣生のアイデアと愛がすごい。
○早稲⽥田に⼊入りたくなった。
○早稲⽥田建築健在でうれしくなった。
○⾯面⽩白かったので続けて欲しい。来年もぜひ開催してください。
○既存の魅⼒力を引き出す操作を今のうちに練習できるのは素晴らしいと思う。
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○展覧会のコンセプトを会場でも明確に打ち出すべき。
○商業的成功を意識した展⽰示会とか⾯面⽩白そうだと思った。
○次回はもっと会場の規模を⼤大きくして欲しい。
○ギャラリーの場所が分かりにくかった。
○ホームページ等で作品をアーカイブ化してほしい。
○地⽅方遠征を考えてほしい。
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7.予算使途
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○印刷費: 25,598円
○模型/画材など: 60,175円
○広報費:13,545円
○運搬費: 1,200円 計: 100,518円
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8.展覧会として良かった点/改善点
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(a)良かった点
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○ギャラリーへのアクセスが良かった。
○統⼀一感のある展⽰示会となった。
○会場構成や展⽰示⽅方法などが好評であった。
○Facebook/Twitterでの広報が⾮非常に効果的であった(下図: Facebookでの反響)。
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○デイリーポータルZの三⼟土様に会期前の取材を⾏行って頂いたことで、来場者数が⼤大
幅に増えた。
○フライヤーデザインがより多くの⼈人の⺫⽬目を引くことに成功していた。
○会場でスタッフが説明することで、作品に対してより深い理解を得てくれる⽅方が
増えたと同時に、授業の雰囲気も伝わった。
○駅前で看板を提⽰示することで、今まで全く関係のなかった⽅方が来るきっかけとなっ
た。
○建築にあまりなじみのない⽅方にも多く来て頂いた。
(b)改善点
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○会場にて展覧会のコンセプトをもっと明確に提⽰示するべきだった。
○予想を上回る来場者数ということもあり、ギャラリーが⼗十分な広さでは無かった(作
品数に対しては適切な広さだった)。
○各作品に関する出題側の情報(出題意図/与えられた製作時間/評価ポイントなど)が
不⾜足していた。
○動線が無いことにより、鑑賞し忘れたり、⼈人とぶつかったりする事案があった。
○会場でのスタッフによる説明に関して、運営側で明確なルールをつくっていなかっ
た。
○会期中に壊れてしまう可能性がある作品に関して、その想定と対策が⼗十分ではな
かった。
○縮⼩小印刷などは、作品そのものの質感や迫⼒力を無くしてしまっていた。
○アンケートに「建築関係の学校/職業に所属しているか」という項⺫⽬目が無かった。
○ポスター/フライヤーの印刷と郵送に最も多くの予算を割り当てたが、効果は予想
以上に⼩小さかった。
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9.出展協⼒力者
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以下の⽅方々から出展のご協⼒力をいただきました。
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糟⾕谷拓海/森⽥田健太郎/江頭樹/原⽥田都⽊木⼦子/黒沼舜/宮原萌/板垣翔⼤大/吉川⼤大輔/鷲尾拓哉/
桑⽥田芙貴⼦子/軽部蘭/戸⽥田弘志/百武天/根本悠希/⼩小⾕谷春花/鈴⽊木奈実/⽊木内星良/⽥田中七瀬/
⻘青⽊木⽇日向⼦子/⻲亀⽥田康平/阿南朱⾳音/梅原令/⼩小野緋呂美/北村佳恋/黒川源/松本悠⾥里/森伽原/
中莖まりな/浦⽥田愛永/加藤嵩貴/後藤⼣夕希奈/⻫斉藤隼/⻫斉吉⼤大河/福井亮介/真⽊木友哉/
松永幹⽣生/⾦金⼦子亮介/平井周介/森菜穂美/吉本桐⼦子/古垣ゆかり/渡邉陽介/荻野智樹/
⼭山本圭太/永井拓実/堀井秀哉/辻駿/齋藤拓⼈人/鈴⽊木優也/⽇日野涼/陳佳慧/⽯石井海⾔言/
河畑淳⼦子/緒⽅方貴啓/舩⽊木⾥里菜/藤⼭山紗⽮矢佳/藪下玲央/柳⽣生千晶/稲葉智志/⽥田中玲/⻘青⽊木陸/
⽶米満光平/松尾恵吾/森⼀一之助/宮原萌/松原知也/⽵竹本成輝/宮崎⼤大輔/梅原令/⼤大⽊木玲奈/内
⽥田瑞⽣生/市原将吾/濃添ゆうな(順不同、敬称略)
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10.運営スタッフ
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設計演習A履修者の中の有志学⽣生23名により運営されました。
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○代表:百武天
○総務:板垣翔⼤大
糟⾕谷拓海
太⽥田歩
○会計:宮原萌
加藤進介
○広報:古垣ゆかり
江頭樹
河畑淳⼦子
森⼀一之助
森伽原
⼭山本圭太
⻘青⽊木陸
⾦金⼦子亮介
○作品選定/収集/加⼯工:⻲亀⽥田康平
陳佳慧
桑⽥田芙貴⼦子
⽊木内星良
軽部蘭
阿南朱⾳音
加藤嵩貴
⿑齊藤実紀
後藤英⾥里佳
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11.さいごに
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この度は、本展覧会開催にあたり多⼤大なるご理解/ご協⼒力を頂き、本当にありがとう
ございました。展覧会を運営するにあたり、多くの⼈人と協⼒力して1つのものをつくるこ
との⼤大変さや⾯面⽩白さを学ぶことができました。また、無批判に通り過ぎようとしてい
た授業を改めて⾒見つめ直すことで、新たな発⾒見もうまれました。
このような実りある素晴らしい機会に恵まれたことに感謝する⼀一⽅方、私にはただ1つ
⼼心残りがあります。それは、今回の展覧会での私たち運営メンバーは「作品」と「来
場者」をつなぐバイパスに過ぎなかった、ということです。これに関しては企画段階
から私たちの中でも葛藤がありましたが、やはり出来上がったものは、過去2回の展覧
会の延⾧長線上にあるものに過ぎないと感じてしまいます。
今後もし、授業に関する展覧会を企画しようとしている後輩がいましたら、このよ
うにゴールが⾒見えていることに本当に挑戦するのか、本報告書をよく読んで吟味して
欲しいです。
そして何より、次は私たちが、バイパスとしてではなく私たちとして、何かをつく
り、表現したいと思います。その時まで⼀一丸となって精進してまいりますので、これ
からも何卒、よろしくお願いいたします。
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設計演習A展「365 」代表 百武 天