POST-OPERATIVE MANAGEMENT SEMINAR 術後管理セミナー 2015 年 11 月 12 日(木) 8:00~17:00 チョーライ病院 A 講堂 平成 27 年度医療技術等国際展開推進事業で現在本院とベトナム・チョーライ病院との技術協⼒を実施しています。 その活動の主要イベントとして先⽉ 11 ⽉ 12 ⽇(⽊)に南部ベトナムの約 20 の省病院,ホーチミン市のいくつかのの病 院を対象に「術後管理セミナー」を開催しました。参加⼈数は 180 名を超え,筑波⼤学附属病院からの講師発表とともに チョーライ病院や省病院からの発表もあり,その後の質疑応答では活発な意⾒交換が⾏われました。 ICU,ICU 看護,⼼臓⾎管外科,脳外科,消化器外科と多岐にわたったものの,術後合併症防⽌のためにどのような 術後管理を⾏ったらよいかという点において多くの参加者が興味を持って議論に参加いただけことは⼤きな成果でした。 ベトナムでは⼿術⼿技などテクニックを重んじる傾向にあり,診断,治療(外科系では⼿術),術後管理,フォローアップ といった流れが患者中⼼に⾏われているとは⾔い難いところもあり,今回のセミナーでは患者の診断から治療,退院までのク リニカルパスを考えることの重要性について伝えることが出来たと思われます。 2008年協定締結以降外科分野を中⼼に切れ⽬のない交流を続けてきましたが,このセミナーを機に本院とチョーライ 病院との協⼒がさらに深まり,今後も共同研究や相互の研修などが継続的に実施されることが期待されます。 <スケジュール>2015 年 11 ⽉ 12 ⽇ 演題 08.00 – 08.30 発表者 チャン・ミン・チュォン チョーライ病院副院長 開会挨拶 筑波大学附属病院玉岡晃副院長 セッション1: 麻酔‐手術室‐ICU 8:30-10:45 座長; 星拓男筑波大学附属病院地域教育センター准教授 茨城県立中央病院 麻酔科部長 チョーライ病院麻酔科医長 ファム・ヴァン・ドン 08.30 – 08.45 ICU における術後管理 08.45 – 09.00 ICU における譫妄の評価と治療 09.00 – 09.15 チョーライ病院から 5 演題,ホーチミン市グエン・チ・フン病院から 1 演題 星拓男 茨城県立中央病院 麻酔科部長 卯野木健 筑波大学附属病院 救急・集中治療科看 護師長 心セッション2: 心臓血管外科 10:45-11:45 座長; 平松祐司 筑波大学附属病院心臓血管外科教授 チャン・クエット・ティエン チョーライ病院副院長 10.45 – 11.00 11.00 – 11.15 開心術後の抗凝固および抗血小板療法 榎本佳治 筑波大学附属病院心臓血管外科講師 心臓血管外科手術後の心肺機能補助装置(IABP, 古垣達也 筑波大学附属病院医療機器管理センター ECMO) の使用経験 臨床工学士 11.15 – 11.30 チョーライ病院から 2 演題 11.45 – 13.00 昼食 セッション 3: 脳外科 13.00 – 14.15 座長; 鶴田和太郎 筑波大学附属病院脳外科准教授 チャン・クワン・ヴィン チョーライ病院脳外科 ICU 医長 13.00 – 13.15 脳外科手術の周術期管理 13.15– 14.15 チョーライ病院から 2 演題,カントー中央病院から 1 演題,カインホア総合病院から 1 演題 鶴田和太郎 筑波大学附属病院脳外科准教授 セッション 4: 消化器外科 14.15 – 14.30 座長; 小田竜也 筑波大学附属病院消化器外科教授 グエン・ディン・ソン・フイ チョーライ病院肝腫瘍科医長 14.15 – 14.30 14.30 – 14.45 膵頭十二指腸切除後の手術死亡 ZERO の秘訣 小田竜也 筑波大学附属病院消化器外科教授 筑波大学附属病院における消化管手術の周術期 榎本剛史 筑波大学附属病院消化器外科講師 管理 14.45 – 17.00 チョーライ病院から 4 演題,グエン・ディン・チュー病院から 1 演題 17.15 – 17.30 総括 チョーライ病院 A 講堂 秋山稔 筑波大学附属病院国際連携推進室長 開会挨拶をする⽟岡晃筑波⼤学附属病院副院⻑ セミナー終了後記念撮影 (⼼臓⾎管外科チーム 平松教授,榎本講師,古垣臨床⼯学技師は⼼セッション終了後,⼿術指導のため記念撮影不参加)
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