クリック - センチュリー・フレンドは

デジタルコーヒーロースター
オートモード焙煎プロセス
(ハゼをコントロールする)
有)センチュリー・フレンド
坂下伸一
IMEX が開発したカフェロースト PRO シリーズは、ハロゲンランプと電熱コイルのダブル熱源でコーヒー豆を
焙煎する電気式、無煙ロースターとして、おかげさまで多くの自家焙煎店さまに導入して頂いております。カ
フェローストがどのようにコーヒー豆を焙煎しているか、この紙面をお借りして簡単ではありますがご説明
いたします。
<オートモードプログラムの設定ポイント>
■ ドラム温度 :予熱(Pre) → → → →最終温度(Target)
○ 豆温度
:
その他
:
■予熱設定
1st → 2nd → 3rd
→ → → → → → → 蒸らし → 冷却
/ 最終温度設定 (設定可能範囲 150℃~250℃)
豆投入前にドラムを温め予熱を持たせます。150 度から 250 度まで 1 度きざみで設定が可能です。
長時間低温焙煎:
160 度~180 度の低温から焙煎を始めますと、豆の水分とえぐみをゆっくり飛ばし、膨ら
みを押さえた香味のある味わいが得られます。
短時間高温焙煎: 200 度~230 度の高温から豆の焙煎を始めますと、しわが伸び膨張した豆になります。
味わいは酸味が取れ苦味もスッキリとし、シャープな味わいが得られます。
○ 1st 設定 (目安として 160℃~180℃に設定)
これは 1 ハゼが始まった豆に水シャワー機能とハロゲンの光量を落とし豆の温度を下げてハゼを強制的に
止める設定です。1 ハゼの長さを短く押さえると苦味が無く酸味と甘味を残したやさしい味わいに仕上げる
事ができます。逆にハゼを長く伸ばすと苦味のある深い味わいが得られるでしょう。
○ 2nd 設定(目安として 173℃~185℃に設定)
単純に 2 ハゼを迎えた豆の温度を下げてハゼを止めます。(2 ハゼを迎える前に焙煎を終了させるミディア
ム、ミディアムハイでは 1 ハゼと同じ設定にして 2 ハゼに進まないようにします。)
○ 3rd 設定 (目安として172℃~200℃に設定)
この設定は最終的に豆をシナモンからイタリアンまでのどの焙煎度にするか決定する温度設定です。
このようにドラムの温度上昇を低温長時間か高温短時間かに設定し、更に豆のハゼに合わせて温度を管理
する焙煎でお好みの焙煎がデジタル設定できるのが、デジタルコーヒーロースターの大きな特徴です。
IMEX カフェロースト PRO シリーズは低温長時間焙煎をお好みでプログラムし後は自動でロースト、
更にハゼをコントロールすることで珈琲の味わいを探求するロースターです。
カフェロースト PRO1 焙煎プロセス
設定画面
W: 投入豆重量
1 キロ or 1.2 キロ
D: ドラム温度
Type:生豆タイプ
160~226℃
Col:焙煎度合い
1st :-8℃ 2nd : -4℃
3rd: +00
B: 1st 温度設定(172℃) 2nd 温度設定(178℃) 3rd 温度設定(187℃)
AW;水シャワー時間 設定 6 秒
数値は全て任意で設定いただけます。