防 ごう !ノ ロウィル ス 感 染 ! ノロウィルスによる食中毒や 感染性胃腸炎は特に冬に発生し ます。昨年は全国で293件発 生していますが、その内252 件(86%)は冬から春先に発 生しています。 ノロウィルスには、人間の腸 の中で増えるウィルスで『おな かのインフルエンザ』と呼ばれ た事もあるほど感染力が強く、 下痢などの症状も強烈です。そ して、インフルエンザのように 予防のためのワクチンもなく、治療の特効薬もありません。 ≪予防方法≫ ① 最も重要で効果的な予防法は“流水・石けんに よる手洗い”です。帰宅時と食事前には家族全 員で“石けんで2度洗い”を習慣にしましょう。 ②貝類の内臓を含んだ生食は、 時にノロウィルス感染の原因 となることを知っておいて下さい。二枚貝の生食は 避け、中心部まで十分に加熱しましょう。発病しや すい高齢者や乳幼児は避ける方が無難です。 ② まな板は魚用・肉用・野菜用・未加熱食品用に分け 使用後は熱湯消毒や塩素消毒をしましょう。布巾も 洗剤で洗い、よくすすぎ、煮沸消毒後、十分に乾燥 させます。その他調理器具類も熱湯(85℃で 1 分 間以上)又は、次亜塩素酸ナトリウムで消毒してく ださい。次亜塩素酸ナトリウムの濃度については、 下痢、嘔吐物で汚染された可能性のある物や生カキ な ど の 調 理 に 使 用 し た 器 具 類 に つ い て は 0.1 % 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム で 消毒してください。アルコールなどによる消毒方法は、ほとんど効果 がありません。 栄養相談のすすめ! 新王子病院では、外来受診時(主に待ち時間など)に 栄養相談を行っています。色々な病気の原因は、食生活 や食習慣にあると言われています。一度食事の傾向を見 直してみられれませんか? お料理教室のご案内 11月は血液透析の方を対象にした教室を2回、エネル ギー・塩分を調整中の方を対象とした教室を1回開催し、 お節料理を作りました。 今 年 は 暖 冬 と 言 わ れ て い ま す が 、 1 2 月 か ら 来 年 の2 月 ま で お料 理 教 室 はお 休 み させ て 頂 きま す 。
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