栄養部11月のお知らせ

 防 ごう !ノ ロウィル ス 感 染 !
ノロウィルスによる食中毒や
感染性胃腸炎は特に冬に発生し
ます。昨年は全国で293件発
生していますが、その内252
件(86%)は冬から春先に発
生しています。
ノロウィルスには、人間の腸
の中で増えるウィルスで『おな
かのインフルエンザ』と呼ばれ
た事もあるほど感染力が強く、
下痢などの症状も強烈です。そ
して、インフルエンザのように
予防のためのワクチンもなく、治療の特効薬もありません。
≪予防方法≫
① 最も重要で効果的な予防法は“流水・石けんに
よる手洗い”です。帰宅時と食事前には家族全
員で“石けんで2度洗い”を習慣にしましょう。
②貝類の内臓を含んだ生食は、
時にノロウィルス感染の原因
となることを知っておいて下さい。二枚貝の生食は
避け、中心部まで十分に加熱しましょう。発病しや
すい高齢者や乳幼児は避ける方が無難です。
② まな板は魚用・肉用・野菜用・未加熱食品用に分け
使用後は熱湯消毒や塩素消毒をしましょう。布巾も
洗剤で洗い、よくすすぎ、煮沸消毒後、十分に乾燥
させます。その他調理器具類も熱湯(85℃で 1 分
間以上)又は、次亜塩素酸ナトリウムで消毒してく
ださい。次亜塩素酸ナトリウムの濃度については、
下痢、嘔吐物で汚染された可能性のある物や生カキ
な ど の 調 理 に 使 用 し た 器 具 類 に つ い て は 0.1 % 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム で
消毒してください。アルコールなどによる消毒方法は、ほとんど効果
がありません。
 栄養相談のすすめ!
新王子病院では、外来受診時(主に待ち時間など)に
栄養相談を行っています。色々な病気の原因は、食生活
や食習慣にあると言われています。一度食事の傾向を見
直してみられれませんか?
 お料理教室のご案内
11月は血液透析の方を対象にした教室を2回、エネル
ギー・塩分を調整中の方を対象とした教室を1回開催し、
お節料理を作りました。
今 年 は 暖 冬 と 言 わ れ て い ま す が 、 1 2 月 か ら 来 年 の2 月 ま で
お料 理 教 室 はお 休 み させ て 頂 きま す 。