防 ごう !ノ ロウィル ス感 染 ! ノロウィルスによる食中毒や 感染性胃腸炎は特に冬に発生し ます。平成26年のノロウィル ス食中毒はは293件でしたが 去年は481件と発生件数が増 えています。発生場所は飲食店 が1番多く、2番目が旅館、3 番目は仕出し屋となっています。 例年11月くらいから発生し 1~3月に特に増加傾向がみら れるノロウィルスによる食中毒 ですが、ノロウィルスは人間の 腸 の 中 で 増 え る ウ ィ ル ス で『 お な か の イ ン フ ル エ ン ザ 』と 呼 ば れ た 事 も あ る ほ ど 感 染 力 が 強 く 、下 痢 な ど の 症 状 も 強 烈 で す 。 ノ ロ ウ ィ ル ス に は イ ン フ ル エンザのように予防のためのワクチンもなく、治療の特効薬もありません。 ≪予防方法≫ ① 最も重要で効果的な予防法は“流水・石けんに よる手洗い”です。帰宅時と食事前には家族全 員で“石けんで2度洗い”を習慣にしましょう。 ②内臓を含んだ魚介の生食は、 時にノロウィルス感染の原因 となることを知っておいて下 さい。二枚貝の生食は避け、 中心部まで十分に加熱しまし ょう。発病しやすい高齢者や 乳幼児は避ける方が無難です。 ② まな板は魚用・肉用・野菜用・未加熱食品用 に分け、使用後は熱湯消毒や塩素消毒をしま しょう。布巾も洗剤で洗ってよくすすぎ、煮 沸消毒後、十分に乾燥させます。その他調理 器具類も熱湯(85℃で 1 分間以上)又は、 次亜塩素酸ナトリウムで消毒してください。 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム の 濃 度 に つ い て は 、下 痢 、嘔 吐 物 で 汚 染 さ れ た 可 能 性 の あ る 物 や 生 カ キ な ど の 調 理 に 使 用 し た 器 具 類 に つ い て は 0.1% 次 亜 塩 素酸ナトリウムで消毒してください。アルコールなどによる消毒方法は、 ほとんど効果がありません。 栄養相談のすすめ! 新王子病院では、外来受診時(主に待ち時間など)に 栄養相談を行っています。色々な病気の原因は、食生活 や食習慣にあると言われています。一度食事の傾向を見 直してみられれませんか? お料理教室のご案内 11月は血液透析治療中の方を対象にした教室を2回と たんぱく質を塩分を調整中の方を対象とした教室を2回開 催し、お節料理を作りました。 か な り 気 温 の 高 い 秋 を 過 ぎ 冬 に 向 か っ て い ま す が 、12 月 か ら来 年 の2 月 ま でお 料 理 教 室 はお 休 み さ せて頂 き ま す。
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