キンギョソウ

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Colour in Life
キンギョソウ
Column
コラム
草丈の違いを利用すると幅が大きく広がるキンギョソウ
長日期には25∼30cmで収まります。
シンジェンタがお送りする中高性キンギョソウ「アロー」
約
25cm
シリーズは、季節によって草丈が大きく変わります。こ
れは「アロー」シリーズに限らず、キンギョソウ一般と
して、長日期には花芽が着きやすいために低位置で開
花、短日期には開花しにくいために高位置で開花するこ
とから、草丈が大きく異なるという特徴を持っているた
めです。草丈が大きく変化する特徴・条件を理解すると
「アロー」シリーズは使い方の幅が大きく広がります。
7月播種／9月開花
種子系／１年草
まず12月初めに播種をすると4月の開花期には60∼80㎝にもなり、切り花やかなり背が高く存在感がある植栽とな
ります。1月下旬に播種をすると50㎝程度になり、いわゆるニーハイ花壇苗としてのニーズにこたえます。7月に播種を
すると9月下旬には25㎝程度で開花します。秋にはわい性品種の草丈がさらに低くなるため、適度な高さを求める方
にはおすすめできる品種です。
春作では早く播種すると
草丈が高くなります。約
約
60cm
45cm
キンギョソウ
左：12月播種／4月開花右：1月播種／5月開花
上述の草丈、開花時期はいずれもノーピンチでのデータ
（弊社試験農場栽培：千葉県多古町）ですが、より高品
質を求める方には花芽が見えてきた時点でソフトピン
チをすると花芽が増えてより豪華に仕上がります。
大きく用途が広がるキンギョソウ、特徴を踏まえて中高
性種「アロー」わい性種「モンティゴ」を使い分けてくだ
さい。
左：ノーピンチ右：ソフトピンチ

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