新宿歌舞伎町 大型店グランドオープンによる市場の変化(スロット)

Vol.12.1
2015年5月29日発行
新宿歌舞伎町 大型店グランドオープンによる市場の変化(スロット)
ゴールデンウィーク前の4月20日に業界でも話題性の高かった新宿歌舞伎町に大型店がグランドオープンした。
今回はこのグランドオープンの影響でスロット市場にどれだけのお客様が増え、どのような市場の変化があったのか見ていきたい。 ※1
新宿駅周辺
店舗名(20円S)
設置台数
A(新規大型店舗)
B(リニューアル店舗)
C
D(地域一番店)※2
E
F
G
H
456
244
152
641
285
130
140
354
2,402
合計
市場稼働人数指数(基準4/13~4/19)
4/13~4/19
4/20~4/26
4/27~5/3
5/4~5/10
稼働率 占有率
稼働率 占有率
88.1%
28.7%
71.6%
12.5%
57.5%
6.3%
57.4%
26.3%
34.6%
7.1%
14.5%
1.4%
39.4%
3.9%
54.5%
13.8%
58.2% 100.0%
稼働率 占有率
62.5%
23.1%
42.4%
8.4%
53.2%
6.6%
57.5%
29.9%
35.9%
8.3%
15.3%
1.6%
39.6%
4.5%
61.5%
17.7%
51.3% 100.0%
稼働率 占有率
49.7%
19.8%
28.9%
6.2%
46.4%
6.2%
58.6%
32.9%
37.6%
9.4%
15.9%
1.8%
38.9%
4.8%
61.4%
19.0%
47.6% 100.0%
180.4%
159.1%
147.6%
51.4%
48.7%
34.6%
15.8%
40.4%
58.8%
32.2%
10.1%
40.3%
12.7%
2.7%
7.3%
26.9%
100.0%
100.0%
※2 お店全体(PS合計)の稼働率において、地域一番店
スロット推移表を見ると、パチンコ同様※1、グランドオープン前の稼働人数に比べて、グランドオープン週は約2倍(1.8倍)の
市場人数となった。パチンコとは違った点は、8店舗中、3店舗の稼働人数、稼働率が減っていることが分かった。
その3店舗はいずれも新規店舗から距離が離れており、近隣店舗のみグランドオープンの恩恵を受ける結果となった。
しかし、スロットもパチンコ同様※1に新規店舗においてはグランドオープン3週目にして20円S稼働率が大幅に低下し、
49.7%(オープン週比較▲38.4%)と厳しい状況となっている。
※1 エンタープライズ通信 Vol.12.0を参照ください。
新宿駅周辺
4/13~4/19
4/20~4/26
4/27~5/3
5/4~5/10
店舗名(20円S-Aタイプ) 設置台数
稼働率 占有率
稼働率 占有率
88.9%
51.7%
65.5%
48.3%
75.8% 100.0%
稼働率 占有率
59.6%
40.7%
62.6%
59.3%
61.3% 100.0%
稼働率 占有率
45.0%
32.3%
68.3%
67.7%
58.5% 100.0%
A(新規大型店舗)
D(地域一番店)
合計
141
169→195
310→336
65.6%
65.6%
100.0%
100.0%
そこで、分析項目「商圏」を使って、要因を探っていくと、Aタイプの稼働低下(88.9→45.0%)が見えてくる。
しかし、地域一番店はグランドオープン後も、Aタイプを増台しつつも、稼働率を上げ続けている。(65.6→68.3%)
市場の20円スロットの支持を受けるためには、Aタイプの影響力をしっかりと考慮する必要があったのだろう。
グランドオープンやリニューアルといった方法では、永続的に集客ができないことを多くの企業が実感している。
射幸性のみではなく、ユーザーがどんな環境を求めているのかに敏感になる必要があるのではないだろうか。