トランスフェクション試薬 製品ガイド

トランスフェクション試薬 製品ガイド
DNA / RNA トランスフェクション
エレクトロポレーション
2015年10月改訂版
◆ 低毒性かつ高い導入効率を実現
◆ 遺伝子発現解析やタンパク質生産に対応した多彩な製品ラインナップ
リポソーム/ポリマー
(陽電荷)
複合体形成
DNA/RNA
(陰電荷)
エンドサイトーシス
細胞質
リソソームとの融合や
浸透圧差により膜が開裂
核
ウェブサイト http://www.takara-bio.co.jp
THE TRANSFECTION EXPERTS
Mirus Bio 社は、
新たな
トランスフェクション試薬の開発と販売を目的として、
1995 年にウィスコンシン大学の 3 人の研究者、Jon A. Wolff、Vladimir Budker、
James E. Hagstrom らにより設立されました。設立から現在に至るまで、有機化学
者、分子生物学者、細胞生物学者、生物学者などのエキスパートで構成されたチームによ
る科学的な発見と開発に基き、高効率で細胞毒性の低いトランスフェクション試薬を提
供し続けています。
目次
P2∼3
DNA/siRNA/miRNAを培養細胞へトランスフェクション
P4∼7
DNAを培養細胞へトランスフェクション
P7
DNA/siRNAをマウス生体内へ導入
P7
mRNA/ウイルスRNAを培養細胞へトランスフェクション
P8(裏表紙)
エレクトロポレーション
TransIT-X2® Dynamic Delivery System
DNA / siRNA / miRNA
初代細胞を含む様々な細胞に、DNA および siRNA/miRNA を高効率に導入するための遺伝子導入試薬です。
DNA と siRNA/miRNA のコトランスフェクションにも使用することができます。
●
●
●
●
●
■
siRNA/miRNA やプラスミド DNA を導入可能
正常初代細胞など様々な細胞に使用可能
細胞毒性が低く、培地交換は不要
動物由来成分フリー
優れたコストパフォーマンス
IT-X2® Dynamic Delivery System は、様々な細胞で高い遺伝子発現レベルを示します。
IT-X2 または L 社試薬を用いてルシフェラーゼ発現プラスミド DNA を各
細胞にトランスフェクションし、24 時間後にルシフェラーゼアッセイを行った。
41 種類の細胞のうち 36 種類の細胞で、
IT-X2 は L 社試薬と同等以上の結
果を示した。そのうち 17 種類の細胞においては、L 社試薬の 2 倍以上の発現レベ
ルを得ることができた(‡を付した細胞)。
IT-X2® Dynamic Dalivery System
A549‡
AsPC-1
BHK-21‡
BJ‡
HCC38
HEK 293
‡
HMEC(epithelial)
HUVEC‡
(Mirus 社取得データ)
Immortalized Keratinocytes‡
FreeStyle™ 293-F
AU565
MDA-MB-468‡
BxPC-3
MDCK‡
COS-7
NHDF‡
HeLa
DI-TNC1
NIH3T3
HCT 116
DU-145
L929‡
MCF-7
HepG2‡
LNCaP‡
MDA-MB-231
HCC1143‡ PC-12
PC-3
RAW 264.7
T47D‡
BT-20
Caco-2
C2C12
CFPAC-1‡
CHO-K1‡
28
L社試薬
5
製 品 名
TransIT-X2 Dynamic Delivery System
®
2 Mirus 社 トランスフェクション試薬 製品ガイド
Keratinocytes‡
MDA-MB-453
Neuro-2a
SH-SY5Y
SK-N-MC
★ 無料サンプル配布中!
製品コード
価格(税別)
0.3 ml
容 量
MIR6003
¥21,000
1.5 ml
MIR6000
¥85,000
1.5 ml×5
MIR6005
¥362,000
■ 各種株化細胞および初代細胞へのトランスフェクションが高効率
100
IT-X2 を用いて、A549、CHO-K1、HepG2、MDCK、LNCaP、PC-12、
ヒト乳腺上皮細胞(HMEC)および正常ヒト皮膚線維芽細胞(NHDF)に EGFP
発現プラスミド DNA をトランスフェクションした。
トランスフェクションは 96 ウェルプレートで培養した各細胞に対して 0.2∼
0.4 μl の本試薬と 0.1 μg の DNA(試薬 : DNA 比=2:1、3:1 または
4:1)を用いて行い、48 時間後にフローサイトメーターを用いて測定を行っ
た(n=3)
。
90
EGFP Positive(%)
80
70
60
50
40
30
20
10
0
A549 CHO-K1 HepG2 MDCK LNCaP PC-12 HMEC* NHDF*
*indicates primary cell types
8,000,000
50
7,000,000
45
40
6,000,000
35
5,000,000
30
4,000,000
25
3,000,000
20
15
2,000,000
細胞障害性(%)
Luciferase(RLU)
■ 高い遺伝子発現効率と低い細胞毒性(他社試薬との比較)
10
1,000,000
5
0
2:1
3:1
4:1
5:1
1.5:1
IT-X2
3:1
4:1
5:1
1.5:2:1 2:2:1
他社試薬 A
3:2:1
他社試薬 B
0
4:2:1
CA
IT-X2 または他社トランスフェクション
試薬 A、B を用いて、ヒト肺胞基底上皮腺癌細胞
(A549)にルシフェラーゼ発現プラスミドをト
ランスフェクションした。
トランスフェクションには 96 ウェルプレート
で培養した細胞と 0.1 μg のプラスミド DNA を
使用した。横軸に試薬:DNA 比を示す。
ルシフェラーゼ発現(棒グラフ)と LDH 活性レベ
ル(折れ線:細胞障害性)はトランスフェクショ
ン 24 時間後に測定した。
RLU:Relative Light Units
(Mirus 社取得データ)
■ siRNA のノックダウン効率(他社試薬との比較)
100
GAPDH および AHA1 に対する siRNA とネガティブコントロール siRNA を
IT-X2 または他社試薬 A を用いて正常ヒト皮膚線維芽細胞(NHDF)にトラ
ンスフェクションした。
トランスフェクションは、6 ウェルプレートで培養した細胞に対して、4 μl の
IT-X2 または 6 μl の他社試薬 A と 25 nM の siRNA を使用して行った。
48 時間後、リアルタイム PCR にて 18S rRNA に対する GAPDH および AHA1
の相対発現量を測定し、ネガティブコントロールによりノーマライズを行った。
Knockdown(%)
90
80
70
60
50
40
30
(Mirus 社取得データ)
20
10
0
IT-X2
siRNA Target
他社試薬 A
GAPDH
IT-X2
他社試薬 A
AHA1
■ プラスミド DNA と siRNA のコトランスフェクションも可能
IT-X2 を用いて、Cy5 標識した核局在性 YFP 発現プラスミドと Cy3 標識
した siRNA を HeLa 細胞へコトランスフェクションした。
アクチンフィラメントを Alexa Fluor 350 Phalloidin により染色し、トランス
フェクション 24 時間後に共焦点顕微鏡により観察を行った(倍率 63 倍)。
黄:核局在性 YFP
赤:Cy3 標識 siRNA
青:Cy5 標識 DNA
緑:アクチンフィラメント
Mirus 社 トランスフェクション試薬 製品ガイド 3
TransIT®-LT1 Transfection Reagent
● 様々な細胞に DNA を高効率に導入可能
● 細胞毒性が低く、培地交換は不要
● 豊富な実績あり
DNA
★ 無料サンプル配布中!
製品コード
価格(税別)
0.4 ml
容 量
MIR2304
¥33,000
1 ml
MIR2300
¥50,000
1 ml×5
MIR2305
¥205,000
1 ml×10
MIR2306
¥383,000
操作フロー
1 本のチューブで試薬と DNA を混合し(20 分程度)、完全培地(血清含)で培養している細胞(50∼70% コンフルエントが望ま
しい)に添加するだけです。培地交換の必要はありません。
■ 高い発現効率と低い細胞毒性
40
2,500,000
Luciferase(RLU)
2,000,000
30
25
1,500,000
20
1,000,000
15
10
500,000
細胞障害性(%)
35
IT-LT1 と他社トランスフェクション試薬を用い
て、HepG2 細胞にルシフェラーゼ発現プラスミドをト
ランスフェクションした。
トランスフェクションは、96 ウェルプレート培養した細
胞と 0.1 μg のプラスミドを使用して行った。横軸に、試
薬:DNA 比を示す。
ルシフェラーゼの発現(棒グラフ)と LDH 活性レベル(折
れ線:細胞障害性)をトランスフェクション 24 時間後に
測定した。
5
0
2:1
細胞
のみ
3:1
4:1
1.5:1
3:1
5:1
他社製品 A
IT-LT1
0
1.5:1 3:1:1 5:1:1 1.5:1 2:5:1 3:5:1
他社製品 C
(Mirus 社取得データ)
他社製品 D
■ 血清を含む完全培地でも高いパフォーマンスを示す
HepG2
NIH3T3
4.0×109
IT-LT1 Transfection Reagent を用いて、ルシ
フェラーゼ遺伝子をコードするプラスミドを、HepG2 細
胞または NIH3T3 細胞に以下の 3 種類の培地条件でトラ
ンスフェクションした。
3.5×109
2.0×109
RLU/35 mm well
RLU/35 mm well
2.5×109
1.5×109
1.0×109
0.5×109
3.0×109
2.5×109
2.0×109
1.5×109
1.0×109
0.5×109
0
0
1
2
3
1
2
3
トランスフェクション時の培地
培地交換
1 無血清培地
2 完全培地
3 完全培地
4 時間後に交換
4 時間後に交換
なし
トランスフェクションから 48 時間後に、各ウェルのルシ
フェラーゼの活性を測定した。
いずれの細胞株においても、完全培地でトランスフェク
ションを行い、培地交換を行わない場合に最も高いルシ
フェラーゼ活性が得られた。
★ お客様より良好な結果報告のあった細胞種一覧
A1847, AR42ce4, ARP1, 3T3-L1, C2C12, CHO-K1, corneal endothelium, COS-1, COS-7, chicken embryo fibroblast, CV-1, CVEC,
ECV 304, HCT-116, HEC-1A, HEC-1B, HEK 293, HeLa, HepG2, H1299, Hs578T, human bladder carcinoma, HUVEC, LLC-PK,
M19, MA-10, MC3T3-E1, MCF-7, MDA-MB-231, MDA-MB-435, MDCK, melanocyte, Mv 1 Lu, myometrial, neuroepithelial, NIH3T3,
OV-1063, ovarian cancer, OVCAR3, OVCAR4, OVCAR7, OVCAR8, OVCAR10, PC3, PC-12, PE01, PE04, primary human
astrocytes, primary human melanoma cells, primary human skin fibroblasts, primary mouse embryonic cells, primary mouse
fibroblasts, primary mouse hepatocytes, primary mouse myotubles, primary mouse thymocytes, primary rat osteoblasts, rat smooth
muscle cells, RAW 264.7, RBL-2H3, RBL, SJPL, SK-BR-3, SKOV3, U266, U20S, UPN251, Vero, WB rat liver epithelial cells, WiDr
4 Mirus 社 トランスフェクション試薬 製品ガイド
TransIT®-293 Transfection Reagent
DNA
● HEK 293 細胞に最適化したトランスフェクション試薬
● 75∼85%の遺伝子導入効率を実現
● 組換えレトロウイルスやレンチウイルス作製に使用可能
★ 無料サンプル配布中!
容 量
適用できる細胞株や細胞のタイプ
HEK 293, HEK 293T
製品コード
価格(税別)
0.4 ml
MIR2704
¥36,000
1 ml
MIR2700
¥55,000
1 ml×5
MIR2705
¥238,000
1 ml×10
MIR2706
¥438,000
遺伝子導入効率
75 ∼ 85%
IT®-293 を用いて、完全培地中で HEK 293 細胞に GFP(緑色蛍光タンパク質)発現
プラスミドをトランスフェクションし、24 時間後に蛍光顕微鏡を用いて GFP の発現を確
認した。
■ その他、細胞株に特化したトランスフェクション試薬
製 品 名
適用できる細胞株や細胞タイプ
★ 無料サンプル配布中!
DNA
導入効率
TranslT -BrCa Transfection Reagent
容 量
製品コード
価格(税別)
0.4 ml
MIR5504
¥38,000
1 ml
MIR5500
¥58,000
1 ml×5
MIR5505
¥250,000
1 ml×10
MIR5506
¥480,000
0.4 ml
MIR2174
¥38,000
1 ml
MIR2170
¥58,000
1 ml×5
MIR2175
¥253,000
1 ml×10
MIR2176
¥467,000
0.4 ml
MIR2904
¥38,000
1 ml
MIR2900
¥58,000
1 ml×5
MIR2905
¥253,000
1 ml×10
MIR2906
¥467,000
0.4 ml
MIR2124
¥38,000
1 ml
MIR2120
¥58,000
1 ml×5
MIR2125
¥253,000
1 ml×10
MIR2126
¥467,000
0.4 ml
MIR2804
¥36,000
1 ml
MIR2800
¥56,000
1 ml×5
MIR2805
¥238,000
1 ml×10
MIR2806
¥445,000
0.4 ml
MIR6104
¥22,000
1 ml
MIR6100
¥45,000
1 ml×5
MIR6105
¥186,000
1 ml×10
MIR6106
¥341,000
®
MCF-7, MDA-MB-231,
MDA-MB-453, MDA-MB-468,
T47D
40-80%
TranslT®-CHO Transfection Kit
CHO-K1 and related
50-60%
TransIT-HeLaMONSTER Transfection Kit
®
HeLa and related
50-60%
TranslT -Jurkat Transfection Reagent
®
Jurkat, Jurkat-E6, RAW264.7,
THP-1, K562, and
other lymphoid cell lines
10-25%
TranslT -Keratinocyte Transfection Reagent
®
Immortalized Keratinocyte
20-30%
TranslT®-Insect Transfection Reagent
High Five, S2, Sf9
−
Mirus 社 トランスフェクション試薬 製品ガイド 5
TransIT-PRO® Transfection Kit
DNA
★ 無料サンプル配布中!
● 浮遊培養の CHO 細胞、HEK 293 細胞用
● 少ない条件検討で再現性の高いタンパク質発現を実現
● 優れたコストパフォーマンス
■
容 量
製品コード
価格(税別)
1 ml
MIR5700
¥61,000
10 ml
MIR5760
¥485,000
IT-PRO® Transfection Kit を使用したヒト IgG1 の高発現例
A.
400
浮遊培養 CHO 細胞での高タイター抗体生産
Day 3
Human Fc (µg/L)
Day 5
IT-PRO : PRO Boost Reagent : DNA(1:1:1)、25 kDa
linear PEI : DNA(6:1)
、
FreeStyle MAX : DNA(1:1)
の各条件で、
FreeStyle CHO-S 細胞に一過性に遺伝子導入してヒト IgG1 を産生させ
た。
プラスミド DNA
(CMV プロモーター下で発現)
は 1 ml 培養液につき 1
μgを使用し、
0.5×106 細胞 / mlでトランスフェクションを行った。
Day 7
300
200
パネル A:3、5、7 日後に培養上清を human IgG-Fc sandwich ELISA
により測定 100
パネル B: 7 日後の上清をウェスタンブロット法により解析。S1、S2、
S3 は IgG スタンダード 1.6 mg/L、3.2 mg/L、6.3 mg/L
を示す。
0
TransIT-PRO+
PRO Booster Reagent
B.
ー
25 kDa linear PEI
PRO PEI
FS
S1
FreeStyle MAX
S2
IT-PRO を用いた遺伝子導入により、FreeStyle MAX を用いて遺
伝子導入した場合と同等以上のヒト IgG1 高発現が認められた。
S3
hlgG1
新製品のご紹介
優れたコストパフォーマンスでタンパク質大量生産に最適
CHOgro® Expression System
●
●
●
●
●
DNA
浮遊培養の CHO 細胞用
条件検討不要で高いタンパク質発現が可能
トランスフェクション試薬、細胞培養用培地などを含むオールインワン
全てのコンポーネントが動物由来成分フリー
優れたコストパフォーマンス
■ 浮遊 CHO 細胞において高密度培養が可能
100
90
12
80
10
70
60
8
50
6
40
30
4
20
2
0
Viability(%, dotted lines)
Million cells / ml(solid lines)
14
CHOgro Growth
FreeStyle CHO Growth
CHOgro Viability
FreeStyle CHO Viability
浮遊 CHO 細胞(FreeStyle CHO-S cells)を CHOgro Expression
Medium または FreeStyle CHO Expression Medium に、細胞密度
0.5×106 cells/ml にて 40 ml 分培養した(125 ml フラスコ使用)。
細胞数のカウントと細胞生存数(ヨウ化プロピジウム染色による)の計
測結果を左図に示す。
10
0
1
2
3
4
5
Day post seeding
6
製 品 名
CHOgro® Expression
System
7
8
0
内 容
・CHOgro Expression Medium
・CHOgro Complex Formation Solution
・Poloxamer 188 Solution
・L-Glutamine
・
IT-PRO Transfection Reagent
1 L×2
100 ml
100 ml
100 ml
1 ml
容 量
製品コード
価格(税別)
1 Kit
MIR6260
¥95,000
※細胞とタンパク質発現ベクターは別途ご準備ください。
6 Mirus 社 トランスフェクション試薬 製品ガイド
●
●
●
DNA
トランスフェクションが困難な細胞や初代細胞などにも
高効率で導入
細胞毒性が低く、培地交換は不要
動物由来成分フリー
★ 無料サンプル配布中!
容 量
■ 初代ヒト小気道上皮細胞への高効率導入
製品コード
価格(税別)
0.4 ml
MIR5404
¥33,000
1 ml
MIR5400
¥66,000
1 ml×5
MIR5405
¥285,000
1 ml×10
MIR5406
¥530,000
900,000
IT-2020 を用いて、初代ヒト小気道上皮細胞
(HSAEpic)に GFP 発現プラスミドをトランスフェク
ションし、24 時間後に蛍光顕微鏡を用いて GFP の発
現を確認した。
70
■ 高い発現効率と低い細胞毒性
IT-2020 と他社トランスフェクション試薬を用いて、ヒト臍帯静脈内皮細胞
(HUVEC)
にルシフェラーゼ発現プラスミドをトランスフェクションした。
トランスフェクションは、96 ウェルプレート培養した細胞と 0.1 μg のプラスミド
を使用して行った。横軸に、試薬:DNA 比を示す。
ルシフェラーゼの発現(棒グラフ)と LDH 活性レベル(折れ線:細胞障害性)をトラン
スフェクション 24 時間後に測定した。
(Mirus 社取得データ)
Luciferase(RLU)
800,000
60
700,000
50
600,000
500,000
40
400,000
30
300,000
20
200,000
10
100,000
TransIT® Hydrodynamic Delivery System
0
細胞障害性(%)
TransIT
IT®-2020 Transfection Reagent
2:1
3:1
4:1
1.5:1 3:1
5:1
1.5:1:1 3:1:1 5:1:1
他社製品 A
IT-2020
0
他社製品 C
DNA / siRNA
● マウスの尾静脈に注射するだけの簡単な手法で、マウス生体内のさまざまな組織に核酸(DNA、siRNA)
を効率よく、再現性良く導入可能
● 肝臓で高い発現が期待できるほか、脾臓、腎臓、肺、心臓などの実質細胞への導入も可能
★ 無料サンプル配布中!
製 品 名
導入可能な核酸
特 徴
容 量
製品コード
価格(税別)
TransIT®-QR Hydrodynamic
Delivery Starter Kit
siRNA、DNA
尾静脈注射後のマウスの心拍出量
の減少を最小限にし、マウスを迅
速に回復
10回
MIR5210
¥24,000
TransIT®-EE Hydrodynamic
Delivery Starter Kit
DNA
上記製品に比べて約2∼3倍の高い遺
伝子発現レベルだが、
マウス回復に
要する時間がやや長い。
10回
MIR5310
¥26,000
45,000
Total Luciferase Activity
/Organ(ng)
Total Luciferase Activity
/Liver(ng)
■ 各臓器への導入効率の比較
40,000
35,000
30,000
25,000
20,000
15,000
10,000
5,000
0
IT-QR
IT-EE
10
IT-EE と
IT-QR Hydrodynamic Delivery
Solution を用いて、ルシフェラーゼ遺伝子を搭載した発現プ
ラスミド DNA(pCIluc、CMV プロモーター使用)10 μg をマ
ウスの尾静脈から注射し、24 時間後の各臓器(肝臓、脾臓、肺、
心臓、腎臓)におけるルシフェラーゼ活性を測定した。
8
6
4
2
0
Spleen
Lung
IT-QR
Heart
Kidney
IT-EE
TransIT®-mRNA Transfection Kit
mRNA / viral RNA
● mRNA やウイルス RNA など、様々な RNA の導入が可能
● 細胞毒性が低く、培地交換は不要
● 血清を含む培地でも使用可能
製品コード
価格(税別)
0.4 ml
容 量
MIR2225
¥60,000
1 ml
MIR2250
¥105,000
1 ml×5
MIR2255
¥440,000
Mirus 社 トランスフェクション試薬 製品ガイド 7
Ingenio® Electroporation Kit
DNA / RNA
● 遺伝子導入困難な細胞への高効率なエレクトロポレーションを実現
● キュベット式エレクトロポレーション装置のほとんどに適合
● 優れたコストパフォーマンス
Ingenio® Electroporation Kit は、核酸導入が困難な哺乳類細胞、特に初代細胞に対して、高い核酸導入効率と低毒性を実現する独自
のエレクトロポレーション用試薬です。キットには 0.2 cm または 0.4 cm のキュベット、Cell Dropper が含まれます。
12-72 hours
細胞を採取して数を計測。
遠心分離し、Ingenio エレクト
ロポレーション試薬に再懸濁
DNAを添加して、
DNAと細胞の混合液
をキュベットに移す
エレクトポレーション後、
すぐに細胞を培地に移す
12 ∼ 72 時間培養
アッセイを行う
★ 無料サンプル配布中!
製 品 名
Ingenio Electroporation Kit with 0.2 cm cuvettes
Ingenio® Electroporation Kit with 0.4 cm cuvettes
Ingenio® Electroporation Solution
®
容 量
製品コード
価格(税別)
50回
MIR50115
¥64,000
50回
MIR50116
¥64,000
50回
MIR50114
¥40,000
Ingenio Electroporation Kit は、Lonza 社(amaxa Nucleofector Device)、Bio-Rad 社(Gene Pulser Xcell Electroporator)、BTX 社、
Eppendolf 社などが販売するキュベット式エレクトロポレーション装置に適合します。詳細はウェブカタログをご覧ください。
オンラインツール ウェブサイトのタイトル(下記の青字)で検索、もしくは、以下の QR コードを読み取り、アクセスしてください。
『遺伝子導入試薬 選択ガイド(Mirus 社)』
実験目的別に、標的細胞に最適な試薬がぱっとわかる表を掲載!
無料サンプルお申込みフォームともリンクしています。
Search Reagent Agent ®
The Mirus Transfection Datebase
『
IT® シリーズ 無料サンプルお申込みフォーム』
Enter Cell Type:
小容量サイズを無料でお試しいただけます。
複数の種類のお申込みも可能です。
Select Nucleic Acid:
『遺伝子導入試薬 検索ツール Reagent Agent』
Show Recommendations
細胞と導入する核酸の種類を選択して入力すれば、推奨試薬を表示します。
※
IT シリーズの各製品ページからご利用いただけます。
・本パンフレットで紹介した製品はすべて研究用として販売しております。
ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。
また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
・タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
・ライセンスに関する情報は弊社ウェブサイトでご確認ください。
・本パンフレットに記載された社名および製品名は、特に記載がなくても各社の商標または登録商標です。
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