金星製紙株式会社

<技術 PR レポート>
1.企業概要
会 社 名
事業内容
主要製品
住
所
電話/FAX 番号
資本金(百万円)
【業種】 紙・紙加工品製造業
竹之内 渉
白井 秀典
U R L
不織布製造および加工商品
http://www.kinseiseishi.co.jp/
食品 関 連、生 活関 連、医 療・衛 材 関連 フィルター分野 の不織 布 原反 および商品
高知県高知市井口町 63 番地
E-mail
088-822-8105 / 088-822-8108
[email protected]
設立年月
売上(百万円)
72
1951 年 6 月
4,200 従業員数
代表者名
金星製紙株式会社
2.技術概要
窓口担当
【技術大分類】 新機能材料
【技術名】 エアーレイド不織布の製造技術
『環境にやさしいECO PAL(エアーレイド不織布)――さらなる機能性向上へ』
(1) 技術の特徴・優位性
エアーレイド不織布とは-
 デニールの異なる繊維など最大4種類までを自由な選択で組合せ変更できる、積層不織布を構成でき
ますので、用途に応じて種々性能の素材提供が可能な技術です。
 基本構造、使用原料
 エアーレイドの基本構造 (右図参照)
① 原料である合成繊維を単独 または 合成繊維と天然素材の混
合物を空気で不織布形成装置に搬送する。
② 不織布形成装置(フォーミングドラム)から原料をネット上に積層
③ 積層物を熱処理機で繊維の熱固定を行い、形態の安定したシー
ト状の不織布を形成させる。
④ 必要があるときは、カレンダーロールで表面処理を行なう。
⑤ ワインダーで巻き取り、ロール状の不織布の原反ができる。
 使用原料
合成繊維(主に複合繊維) と パルプなど天然繊維
 優位性:
 18g/㎡~の薄物から高目付け物までさまざまなシートの生産が可能
 多重構造(4 層の積層体)の補足説明;各種繊維や太さ異なる繊維の
組合せで、多様な不織布の製造が可能なので多様な物性に対応が
可能。
エアーレイドの4層構造積層体
(2) 適用分野
適用例1
【用途、分野】
・食品分野(吸収体)
適用例 2
【用途、分野】
・化粧品素材分野
適用例 3
【用途、分野】
・フィルター分野
・衛材分野
 粉体を層間保持した機能性シートや複合化した機能性シート分野への適用が可能。
3.PR ポイント
 知財:製法及び使用用途に関する知財権保有/共同開発についても積極的に取組み可能。
 自社内で不織布を商品化; 食品吸収体、生活関連用品等の最終商品までの生産対応が可能。
 自社内でフィルム等の貼り合せ; 不織布―フィルム、不織布―不織布の多層貼り合せ加工が可能。
120