瀬戸内市三世代同居等推進リフォーム補助金の手引き (PDF:496.8KB)

瀬⼾内市三世代同居等推進リフォーム補助⾦活用の手引き
(平成27年度版)
子どもを産み育てやすい環境づくりや高齢者の
孤⽴防⽌に寄与するとともに、定住⼈⼝の増加と
地域内経済の活性化を図るため、市内において、
三世代世帯が新たに同居又は近居するため、既存
住宅のリフォーム⼯事を⾏う場合にその費用の一
部を助成します。
1 同居・近居とは
同居
近居
親及び子と孫の世帯を基本とする三世代以上の直系親族で構成される同一世帯
が同一の住宅に住所を有し、居住すること
同一の区域(別表参照)又は直線距離で概ね1キロメートル以内に、親及び子と
孫の世帯が居住すること
※実質的に同居の場合も親世帯及び子と孫の世帯とが別世帯の場合は、近居とみなします。
2 補助⾦額
対象⼯事に要する費用の 2 分の 1(1,000 円未満は切り捨て。上限 30 万円)
3 対象となる方等(次の条件を全て満たす方が対象です。)
(1)対象となる住宅に居住し、その住宅に住⺠登録のある⽅
(実績報告書の提出までに登録を⾏う予定の⽅を含む。)
(2)申請⽇以降にリフォーム⼯事の対象となる住宅で同居または近居を開始しようとする
⽅、もしくは平成26年4⽉1⽇以降(4⽉1⽇を含む)に、当該住宅で同居または近
居を開始した⽅
(3)リフォーム⼯事の契約者
(4)過去にこの補助⾦の交付を受けていない⽅(対象者1回限りの活用とします)
(5)リフォーム⼯事に係る世帯全員が市税等(市県⺠税、固定資産税、軽⾃動⾞税、国⺠
健康保険税)を滞納していない⽅
1
4 対象となる住宅(次の条件を全て満たす住宅が対象です。)
(1)市内に現存する住宅
(2)三世代世帯に属する者が所有し、居住または実績報告書の提出までに居住予定の住宅
(3)過去にこの補助⾦の対象住宅となっていない住宅(対象住宅1回限りの活用とします)
【近居の場合の対象住宅の例(○は対象住宅を⽰す)】
親世帯
リフォーム対象住宅
同 一の区域 (
別表)
(補助⾦は1回限り)
対象住宅以外に居住する
親世帯居住宅
三世代世帯員居住宅
子と孫の世帯
直線 距離 1㎞圏内
瀬 ⼾内市内
三世代世帯員居住宅
直線 距離 1㎞以上
三世代世帯員居住宅
【近居の定義】
近居は、親及び子と孫の世帯が別表に定める同一の区域の対象住宅に居住することをい
います。
上記以外でも、直線距離で概ね1キロメートル以内に、親及び子と孫の世帯が居住する
場合も近居の適用を受けることができます。
2
別表(近居となる区域)
区域
区域に含まれる大字
牛窓東
牛窓町牛窓
牛窓西
牛窓町鹿忍、千手
牛窓北
牛窓町長浜
邑久
邑久町尾張、豊安、山田庄、山手
福田
邑久町福元、福中、豆田、百田、宗三
豊原
邑久町豊原、大窪、東谷
笠加
邑久町箕輪、上笠加、下笠加、北池
本庄
邑久町本庄、上山田、下山田
玉津
邑久町尻海、庄田
今城
邑久町大富、福山、向山、北島
裳掛
邑久町福谷、虫明
美和
長船町飯井、東須恵、西須恵
国府
長船町土師、福里、磯上、牛文
行幸
長船町福岡、服部、八日市、長船
5 対象となる工事(次のすべての条件を満たす工事が対象です)
(1) 補助⾦交付決定通知を受けた後に、対象⼯事に着手するものであって、申請年度の末
⽇までに実績報告書を提出することができる⼯事であること。
(2) 対象住宅の建物本体の居住部分に対して⾏うリフォーム⼯事であること。
(3) 建築基準法など法令の基準を満たす⼯事であること。
(4) 本市の他の補助制度の適用を受けていない⼯事であること。
(5) 市内業者(支店、営業所を含む。)が施⼯する対象経費が 10 万円以上の⼯事である
こと。
3
(6) ⼯事内容は次の表に掲げるものであること
対象となる工事
条件
□ 居住部分の増築工事
□ 屋根、外壁の改修、室内の改装、間取り変更
□ ベランダ、サンルームの増築・改修
□ 住宅の床フローリング張替え、畳の取替え
□
給排水衛生設備、空調設備、換気設備、
電気・ガス設備工事
設置、交換する部屋の内装工事(壁・
柱・床等の主要構造部の改修)を伴
う場合に限り対象とする
□ 浴室、トイレ、台所などの水まわり改修工事
給湯する居住部分の内装工事を伴う
□ 給湯設備の設置、交換
場合に限り対象とする
□ 室内建具、サッシ、玄関戸の取替え
□
住宅の改修を含む下水道接続又は合併浄化槽の
設置・交換工事
□ 耐震補強工事
耐震効果が確実にあがるものに限る
□ 断熱改修工事
□
手すり設置、段差解消などの住宅内のバリア
フリー工事
4
※次に掲げる⼯事は対象になりません。
□
賃貸用住宅の工事
□
災害等による保険給付金の対象となる工事
□
公共事業に伴う補償費の対象となる工事
□
三世代世帯に属するものが自ら施工する工事(三世代世帯に属するものが代表とな
る法人事業者が施工するものも含む。)
□
敷地造成、門、塀、その他の外構工事
□
物置、車庫などの設置等
□
建物の解体のみ行う工事
□
住宅の新築工事
□
店舗、事務所、作業所の工事
□
造園工事
□
合併浄化槽のみの設置、交換
□
管路のみの下水道接続工事
□
太陽光発電装置、太陽熱温水装置の設置
□
家具、家庭用電気機械器具等の設置・交換
□
防犯・防災機器の設置・交換
□
障子、ふすま紙、カーペットの張り替え、畳の表替え又は裏返し
□
白アリ駆除等の消毒、薬剤散布
□
ハウスクリーニング、配水管の清掃
□
その他補助の対象として不適当と認めるもの
5
6 提出書類
(1)交付申請時に必要な書類【各1部】
以下の書類を審査し、補助⾦交付決定を⾏います。交付決定後に⼯事着手して下さい。
提出書類
□
交付申請書
備考
・同居又は近居予定の世帯員が多くて書ききれない場合は、
別紙で提出して下さい。
母子健康手帳の写し
・妊娠している方がいることが確認できること
(該当者のみ)
・妊娠している方の氏名・住所が確認できること
□
固定資産評価証明書
・対象住宅の所有関係を確認できるもの
□
工事見積書の写し
□
・積算内容の内訳が分かるもの
・対象工事と対象外工事が分かるもの
・対象住宅の位置図(リフォーム工事を行う住宅が分かる
□
位置図・工事図面
よう明示すること)
・リフォーム工事の内容が分かる工事図面
□
現況写真(カラー)
・工事を行う住宅の全体写真
・リフォーム工事部分の工事着工前の写真
・世帯全員が市税の滞納がないことを確認できるもの
個人ごとで発行されます。本庁総合窓口又は支所・出張所
□
完納証明書
窓口で取得して下さい。転入者の場合は、転入前の住所地
の市区町村で取得して下さい。
※取得先の市区町村によって、証明書の名称等が違う場合
があります。
・同居又は近居予定の世帯全員の現住所が確認できるもの
本庁総合窓口又は支所・出張所窓口で取得してください。
□
世帯全員の住民票の写
し
転入者の場合は、転入前の住所地の市区町村で取得して下
さい。
・すでに居住している対象住宅に対して補助金を申請する
場合の対象となる方は、平成26年4月1日以降に同居ま
たは近居を開始した方となります。
その他市長が必要と認める書類
□
その他(該当者のみ)
上記以外に補助金交付の審査に必要な資料を求めることが
あります。
6
(2)実績報告時に必要な書類【各1部】
以下の書類を審査し、補助⾦確定通知を⾏います。確定通知後は補助⾦請求書を提出
して下さい。
提出書類
実績報告書
世帯全員の住民票の
写し
備考
・工事完了後1か月以内に提出して下さい。
・対象住宅に居住する全ての方が記載され、続柄が確認できる
もの
・本庁総合窓口又は支所・出張所窓口で取得してください。
母子健康手帳の写し
(申請時と同様の場
合は不要)
・妊娠している方がいることが確認できること
・妊娠している方の氏名・住所が確認できること
・発注者(申請者)に対して発行された領収証であること
工事代金の領収書
・収入印紙が貼付され、消印があること
・ただし書きで対象工事の領収書であることが確認できるもの
・工事を実施したことが確認できる写真
完了写真(カラー)
・交付申請時に提出した工事着工前写真とできるだけ同じアン
グルで撮影して下さい。
工事図面等
(申請時と変更があ
・変更内容が確認できるもの(図面・変更見積書など)
った場合のみ)
その他市長が必要と認める書類
その他(該当者のみ) 上記以外に補助金交付の審査に必要な資料を求めることがあ
ります。
(3)補助⾦請求時に必要な書類【各1部】
補助⾦の確定通知後は、以下の書類を提出して下さい。
提出書類
補助金等請求書
補助金確定通知書の
写し
備考
振込先の名義人は、申請者と同一としてください。
交付された補助金確定通知書の写しを提出して下さい。
7
7 ⼿続きの流れ
申請者が⾏う手続き
市が⾏う手続き
交付申請書提出
申請書内容審査・受理
1〜2 週間程度
補助金交付決定通知
(交付決定後)工事着工~完了
実績報告書提出
実績報告書内容審査・受理
1〜2 週間程度
補助金額の確定通知
補助金請求書提出
補助金支払(概ね 1 ヶ月後に入金)
8 お問い合わせ先
瀬⼾内市総合政策部企画振興課
〒701-4292 瀬⼾内市⾢久町尾張 300-1
電話 0869-22-1031/FAX 0869-22-3304
※申請に必要な様式やこの手引きは、瀬⼾内市のホームページからダウンロ
ードすることができます。
ホームページ URL:http://www.city.setouchi.lg.jp/
8
記入例
様式第1号(第7条関係)
(表)
瀬戸内市三世代同居等推進リフォーム補助金交付申請書
同居
同居・近居の別
・
近居
リフォームを行う住宅(○付)
対象となる住宅の所在地
対象となる
住宅
①
瀬戸内市邑久町尾張 300-1
②
瀬戸内市邑久町尾張 465-1
○
③
ふりがな
氏
名
せ と う ち
瀬戸内
せ と う ち
同居又は近居
予定世帯員
(申請者含む)
花子
せ と う ち
いちろう
瀬戸内
せ と う ち
リフォーム
施工業者
はなこ
瀬戸内
瀬戸内
出産予定の場合は、氏名
欄に「出産予定」と、生
年月日欄に「出産予定日」
を記入してください
たろう
太郎
せ と う ち
一郎
まさこ
正子
じろう
瀬戸内
二郎
せ と う ち
りょうこ
瀬戸内
良子
生年月日(年齢)
申請者との
続柄
住宅所有者
①
S21.4.1
69 歳
本人
S25.5.2
65 歳
妻
S55.6.3
35 歳
息子
S56.7.4
34 歳
息子の妻
H20.8.5
7歳
孫
H24.9.6
3歳
孫
瀬戸内市牛窓町牛窓 4911
牛窓工務店
牛窓 次郎
(電話番号 0869-22-1111
※業者が複数の場合は、裏面の余白に記入すること。
・廊下の拡幅
・トイレの段差解消
・バリアフリー対応の浴室へ改修
リフォーム
の工期
平成27年8月1日から平成27年12月20日まで(予定)
総事業費
助成対象工事の
費用を記入して下さい
助成対象経費
補助要件の
確認
②
所在地又は住所
名称
代表者氏名
リフォーム
の内容
他の補助事業
の適用の有無
備考
(番号を記入)
□無
□有
3,600,000円(税込みの見込金額)
3,150,000円(税込みの見込金額)
有の場合の補助事業名(
)
申請者自身が確認の上、以下に必ずチェックを入れてください。
□本制度について、今回がはじめての申請です。
□世帯全員が市税等を滞納していません。
□申請年度の末日までに実績報告書を提出します。
□申請書に記載した内容に虚偽はありません。
瀬戸内
瀬戸内市三世代同居等推進リフォーム補助金の交付を受けたいので、関係書類を添えて申請します。
平成27年7月15日
申請日は工事着工前の
瀬戸内市長 様
日付となります
(申請者)
必ず申請者本人が助成要
住所 瀬戸内市邑久町尾張465-1
件を満たすことを確認
氏名 瀬戸内 太郎
㊞
し、チェックして下さい
電話番号( 0869 – 22 – 1031 )
9
)
記入例
様式第2号(第8条関係)
瀬戸内市三世代同居等推進リフォーム補助金交付辞退届
平成27年
瀬戸内市長
9月
1日
様
(申請者)
瀬戸内市邑久町尾張465-1
氏名
瀬戸内 太郎
瀬戸内
住所
㊞
電話番号( 0869 – 22 – 1031 )
下記の申請を取り下げたいので、瀬戸内市三世代同居等推進リフォーム補助金交付要綱
第8条の規定により届け出ます。
記
1
交付申請日
平成27年7月15日
2
交付決定通知書
平成27年7月15日付け
3
瀬戸内指令企第
号
対象住宅の所在地
瀬戸内市邑久町尾張 300-1
4
取下げ理由
平成28年3月までに子・孫世帯との近居が実現できなくなったため
10
記入例
様式第3号(第9条関係)
瀬戸内市三世代同居等推進リフォーム補助金実績報告書
同居
同居・近居の別
・
近居
リフォームを行う住宅(○付)
対象となる住宅の所在地
対象となる
住宅
④
瀬戸内市邑久町尾張 300-1
⑤
瀬戸内市邑久町尾張 465-1
○
⑥
ふりがな
氏
名
せ と う ち
瀬戸内
せ と う ち
同居又は近居
予定世帯員
(申請者含む)
花子
せ と う ち
いちろう
瀬戸内
せ と う ち
せ と う ち
一郎
まさこ
正子
じろう
瀬戸内
二郎
せ と う ち
りょうこ
瀬戸内
申請後に変更
した内容
はなこ
瀬戸内
瀬戸内
リフォーム
の工期
たろう
太郎
良子
生年月日(年齢)
補助金額
住宅所有者
①
S21.4.1
69 歳
本人
S25.5.2
65 歳
妻
S55.6.3
35 歳
息子
S56.7.4
34 歳
息子の妻
H20.8.5
7歳
孫
H24.9.6
3歳
孫
備考
(番号を記入)
②
平成27年8月1日から平成27年12月20日まで
手すりの設置(追加)
総事業費
補助対象経費
申請者との
続柄
3,700,000円(税込みの見込金額)
補助対象経費の 1/2(千円未満
切り捨て)と 30 万円のいずれ
か低い額を記入
3,200,000円(税込みの見込金額)
300,000円
※補助対象経費に2分の1を乗じて得た額(その額に1,000円未満の端数が生じた
ときは、これを切り捨てた額)と30万円を比較していずれか低い額。
瀬戸内市三世代同居等推進リフォーム補助金について、事業が完了したので報告します。
なお、本報告書及び添付書類に記載の事項は事実に相違ありません。
平成28年1月15日
事業完了後、1ヶ月以内かつ申
瀬戸内市長 様
請年度の末日(3月31日)ま
でに提出して下さい。
瀬戸内
(申請者)
住所 瀬戸内市邑久町尾張465-1
氏名 瀬戸内 太郎
㊞
電話番号( 0869 – 22 – 1031
)
※この実績報告書に次の書類を添付してください。
・続柄関係が確認できる世帯全員の住民票の写し
・対象工事に係る領収書の写し
・対象住宅の対象工事部分の工事完了後の写真
・交付申請時と工事内容の変更がある場合は、その変更内容の分かる図面等
・その他市が指示した書類
※本報告書が提出された後、内容を審査した上で額の確定を行い、後日補助金確定額を通知します。
※審査の結果、本報告書に記載された額と確定額が相違する場合があります。
11
記入例
様式第4号(第 10 条関係)
瀬戸内市三世代同居等推進リフォーム補助金請求書
平成28年
瀬戸内市長
2月
5日
様
(申請者)
住所
瀬戸内市邑久町尾張465-1
氏名
瀬戸内 太郎
瀬戸内
業者名ではありません
㊞
電話番号( 0869 – 22 – 1031 )
瀬戸内市三世代同居等推進リフォーム補助金交付要綱第10条の規定により、次のとお
り補助金を請求します。
補助金請求額
300,000円
補助金交付決定通知額
300,000円
補助金確定通知額
300,000円
補助金確定通知書
平成28年1月25日付け
金融機関名
瀬戸内
口座名義人が申請者と同一の
口座を記入してください
銀行
農協
金庫
組合
普通
預金種別
振込口座
瀬戸内市指令企第100号
口座番号
邑久
出張所
・
当座
1234587
セトウチ
フリガナ
口座名義人
瀬戸内
タロウ
太郎
※この請求書に次の書類を添付してください。
・補助金確定通知書の写し
※補助金確定通知書の欄は、補助金確定通知書の年月日及び番号を記入してください。
12
本・支店
Q&A
Q&A
集
Q1.不動産会社が⾏うリフォームは対象となりますか?
本制度は、定住支援策として、三世代同居等の推進や地域経済の活性化を目
的としていることから、三世代世帯に属するものが施主となるリフォーム⼯事
であって、その⼯事は、住宅関連の⼯事を業としている市内業者(本店、支店、
営業所)が⼯事を施⼯するものを対象としていますので、不動産会社によるリ
フォーム⼯事は対象となりません。
Q2.⾃宅付近にある空き家を息子夫婦が居住する住宅として借上げしたい
-
が、その住宅のリフォームは対象となりますか?
本制度は、定住支援の一環として⾏っている制度であることから、その対象
となる住宅は、三世代世帯に属する⽅いずれかの所有物件であることが条件と
なります。
よって、三世代世帯の世帯員以外の第三者が所有する物件のリフォーム⼯事
は対象となりません。
Q3.⾃宅付近にある別の住宅に息子が住むためのリフォーム工事と親世帯
の暮らす住宅2軒同時にリフォームする場合は対象となりますか?
近居の場合は、両住宅が補助⾦の対象住宅となることから、リフォーム⼯事
の対象となります。ただし、対象住宅に対して、補助⾦を受けることができる
のは、1回のみですので、2軒同時にリフォーム⼯事を計画する場合は、1回
の申請で⾏ってください。
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