コミュニティ・スクール太宰府西中学校の推進計画 H27.4.9 1 2 コミュニティ・スクール(地域とともにある学校)推進のねらい ○子どもが育つ地域基盤の形成 学校、家庭、地域がそれぞれの役割と責任を明確にし、課題・目標を共有して、三者 が 双 方 向 に 連 携 ( 貢 献 、 支 援 )、 協 働 す る こ と に よ り 、 子 ど も を 育 む 仕 組 み が コ ミ ュ ニティ・スクールである。コミュニティ・スクールを推進することが、学校、家庭、 地域それぞれの教育力の向上・発揮を促し、子どもが育つ地域基盤を形成することに つながる。 「まちづくりは、人づくりから」→コミュニティの再生(住民のつながり) 「人づくりは、まちづくりから」 コミュニティ・スクール太宰府西中学校の目標 (1)コミュニティ・スクールは、生徒の社会性や人間性を高める機会とする。 (2)学校で学んだ知識や技能を家庭や地域社会との関わりの中で活用する場とする。 ( 3 )学 校 の 特 色( 国 際 理 解 教 育 、環 境 ・ 福 祉 教 育 )を 活 か し 、持 続 可 能 な 取 組 を 行 う 。 3 学校・家庭・地域の目標と役割 学校:行きたい学校づくり・・・確かな学力、豊かな心、健やかな体の育成 家庭:帰りたい家庭づくり・・・基本的な生活習慣・学習習慣の育成 地域:住みたい地域づくり・・・安心・安全な地域づくり及び教育活動の支援 4 年次目標 1 年 目 ( 平 成 2 7 年 度 ): コ ミ ュ ニ テ ィ ・ ス ク ー ル へ の 理 解 を 深 め る 。 2 年 目 ( 平 成 2 8 年 度 ): 学 校 ・ 家 庭 ・ 地 域 の 協 力 体 制 を 構 築 す る 。 3 年 目 ( 平 成 2 9 年 度 ): コ ミ ュ ニ テ ィ ・ ス ク ー ル へ の 参 画 意 識 を 高 め る 。 ( 小 中 連 携 を 生 か し た 中 学 校 ブ ロ ッ ク C S を 開 始 す る 。) 5 活動内容 ○学校の教育目標(3つの重点目標)と関連し、小学校等の異校種や企業並びに地域団 体との連携・協働が可能な「柱となる取組・活動」を行う。 ○小中で系統的な指導が可能な取組や活動を行う。 ○「ほんもの体験」を重視した活動を行う。 (1)確かな学力・体力(基礎的な知識・技能を活用する能力)の育成 ○キャリア教育 ※社会人・職業人に必要な資質や能力・態度の基礎を養う。 1年:職業講話(卒業生や親等の職業人に聞く)1月 2年:職場体験(販売関連、教育関連、介護・福祉関連など)9月:3日間 3年:高校一日体験(親子)6月 (2)豊かな心(自他を大切にする心)の育成 ○国際理解教育 ※違いを認め合い、思いやりや感謝の心を養う。 ・姉妹校(韓国百済中学校)との交流活動(日常的な交流、相互訪問) ・他の国・地域からの留学生との交流活動(英語を共通語として) ・文化理解科(日本の伝統芸能、英語・韓国語)2・3年生 (3)郷土愛(地域を愛する態度)の育成 ○環境・福祉教育 ※地域に貢献することにより、ボランティア精神を養う。 ・おおさの川清掃(春5月、秋10月) ・地域行事の手伝い(夏祭り7~8月、もちつき会12月 等) ・樟蔭のつどい(バザー等 8月) ・ピックアップ登校(登校中のゴミ拾い) 6 教職員の役割 (1)キャリア部会 ・各学年部(PTA学年委員会担当:各学年主任)を中心に、PTA学年委員との連 絡・調整を行いながら、活動の企画・運営を行う。 ・各学年の生徒会学習委員会担当者は、各学年の専門委員とともに活動当日の運営を 行う。 ・研究指導部(CS担当:原)は、各学年部の意向を集約し、必要に応じて各自治会 担 当 者 や 「 げ ん こ つ の 会 ( お や じ の 会 )」 と の 連 絡 ・ 調 整 を 行 う 。 (2)グローバル部会 ・教育課程部(CS担当:島田)を中心に、PTA教養委員会担当者及びPTA教養 委員会と連携しながら、活動の企画・運営を行う。必要に応じて、各自治会担当者 や 「 ま い ん ど ク ラ ブ ( 太 西 小 国 際 交 流 の 会 )」 と の 連 絡 ・ 調 整 を 行 う 。 ・生徒会執行部・学級委員会・生活委員会担当者は、生徒会専門委員とともに活動当 日の運営を行う。 (3)ボランティア部会 ・生徒指導部・保健安全指導部(CS担当:永留)を中心に、PTA地域委員会担当 及び部活動顧問との連携を取りながら、PTA地域委員とともに活動の企画・運営 を行う。必要に応じて、各自治会担当者や「おおさの川を愛する会」との連絡・調 整を行う。 ・各学年の美化委員会・保給委員会担当者は、各学年の専門委員とともに活動当日の 運営を行う。 7 PTA役員への依頼事項 ○学年委員会:キャリア教育の推進 1 年 : 職 業 講 話 ( 1 月 )・ ・ 生 徒 の 希 望 を 基 に 学 校 側 が 選 ん だ 職 業 に つ い て お 話 を し ていただく講師を探して、学校へ紹介する。 2 年 : 職 場 体 験 ( 9 月 )・ ・ 生 徒 の 希 望 を 基 に 学 校 側 が 選 ん だ 職 場 へ の 内 諾 等 。 3 年 : 親 子 高 校 体 験 ( 6 月 )・ ・ 学 校 側 が 選 ん だ 高 校 体 験 に 参 加 す る 保 護 者 へ の 案 内 状の作成、当日の保護者の案内等。 ※これまでの活動(学級懇談の進行、花の水やり・花の植え替え、あいさつ運動) ○教養委員会:国際理解教育の推進 ・韓国姉妹校(百済中学校)等との交流・・訪問来校時の接待 ・留学生との交流・・・・・・・・・・・・留学生来校時の接待 ・文化理解科・・・・・・・・・・・・・・講師の先生の接待 ※これまでの活動(高校見学 6月、10月) ○地域委員会:環境・福祉教育の推進 ・ お お さ の 川 清 掃 ( 5 月 、 1 0 月 )・ ・ ・ ・ 保 護 者 参 加 の 呼 び か け ・ 地 域 行 事 の 手 伝 い ( 夏 祭 り 等 )・ ・ ・ ・ ・ 保 護 者 参 加 の 呼 び か け ・ ピ ッ ク ア ッ プ 登 校 ( 月 1 回 )・ ・ ・ 登 校 時 に 生 徒 が 拾 っ た ご み の 収 集 ・ 分 別 ・ 樟 蔭 の つ ど い ( 8 月 )・ ・ ・ ・ ・ ・ 保 護 者 、 地 域 へ の 呼 び か け ※これまでの活動(体育会テント張り、自治会長懇親会、登校観察) 8 CSの啓発方法 ・CSコーナー掲示板の作成(6月)→ 校長室前の廊下 各自治会だより、小学校だより、学校運営協議会委員の顔写真等の掲示 ・コミュニティ・カレンダーの作成・配布(9月) 学 校 行 事 ( 小 ・ 中 )、 地 域 行 事 等 の 年 間 ス ケ ジ ュ ー ル ・合同研修会の実施(夏季休業中) 教 職 員( 小 ・ 中 )、保 護 者 、自 治 会 合 同 で 、ワ ー ル ド カ フ ェ 形 式 で 交 流 し な が ら 、 CSについて相互理解を深める。 ・CSだよりの作成・配布(6月~) ・学校行事(体育会、文化発表会)に地域の人も参加して、楽しめる種目・演目を取 り入れる。
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