TRACE 32 ® デバッグ&トレース ARM® ARM® サポート概要 ARM デバッガにおける 17 年以上の経験により、ARM ベースシステムのた めのクラス最高のデバッグおよびトレースツールを提供します: • マルチコアデバッグ / マルチコアトレース (ARM と DSP の混在 ) • SoC 全体のデバッグおよびトレースを可能とする全 CoreSight コンポーネ ントサポート • 関数およびタスクの強力なコードカバレッジおよび実行時間解析 • 一般的に利用されているほぼ全ての OS のカーネル、ライブラリ、タスク デバッグが可能な OS 認識機能 ARM® ベースシステムのデバッグ ARM 用デバッグツールは、インストラクション・セット・シミュレータやバーチャルプロトタイプ上でのデバッグによ るプリシリコンフェーズおよびボード立ち上げから、最終製品での品質および保守に至る全ての開発プロセスを通し て活用できます。 装備されている機能は、基本的なステップ / 実行 / 停止、オンチップ Flash、外部 NAND/eMMC/ パラレルおよび シリアル NOR Flash のプログラミング、NEON および VFP ユニットのサポートから、32bit および 64bit マルチコア システム用の OS 認識デバッグおよびトレースにまでおよびます。 チップ上の周辺レジスタ はロジカルレベルで表示 されます。各機能ビット は簡 単に理 解でき、 変 更も可能です。プルダウ ンメニューから候補を選 択して変更できます。 ペリフェラルレジスタ TRACE32 は、1台のデ バッグツールでホモジニ アス / ヘテロジニアスの マルチコア / マルチプロ セッサシステムの同時デ バッグおよびトレースを サポートします。 マルチコアデバッグ Core 0 Core 1 コアのスタート / ストッ プの同期とトレースデー タの時 間 相 関 表 示によ り、システムの状態とコ ア間の相互作用を全体 的に観察することができ ます。 2 OS 認識デバッグとトレース 一般的に利用されているほぼ全てのオペレーティングシステムのシステムアプリケーションソフトウェアのデバッグ: • ストップモードデバッグ:システム全体の状態を解析するために全システムを停止 • ランモードデバッグ:カーネルとその他のプロセスは動作させたまま、デバッグ対象プロセスだけを停止 • SMP、AMP マルチコアデバッグ • タスクリストやその他のカーネル情報への CPU コア動作に影響を与えることのないアクセス • 待ちタスクのスタックカバレッジとコールヒエラルキー • タスクおよび関数実行時間の統計 / グラフィック表示 プロセスリスト パフォーマンスモニタの利用 多くの ARM ベースデバイスは、特定の種類の命令の実行、キャッシュや TLB イベント、特別な理由によるストー ルサイクルのような特別なハードウェアイベントをカウントすることができるハードウェアカウンタを実装しています。 TRACE32 は周期的にこれらのカウンタをサンプルできます。また結果をプログラムトレース情報と相関させることも 可能です。これにより、ボトルネックの検出やアプリケーションのチューニングを行うためのシステムパフォーマンス およびシステム動作の統計結果を提供します。 デュアルコアシステムのキャッシュミス 関数によるデータキャッシュミス ARM® CoreSightTM テクノロジをフルサポート ARM CoreSight テクノロジは、システムオンチップ全体のデバッグおよびトレースを目的とし、コアのデバッグ機能 を拡張するために様々なチップデザインコンポーネントを用意しています。ジョイント JTAG やシリアルワイヤデバッ グインタフェースは、オンチップバスへのリアルタイムアクセスや、コアおよび CoreSight システム自体の制御を可能 とします。共通のトレースバスは、プロセッサのプログラムおよびデータトレース、システムトレース情報とメモリバ スへのアクセス等の複数のトレースソースからのトレースデータを結合します。TRACE32 は、オンチップメモリ上に 蓄積されたトレース結果や共通のトレースポートから送出されたトレースデータ等、複数のソースからのトレースを 時間相関で表示できます。 CTM JTAG-AP AHB/AXI ARM9 Cortex-A15 PTM CTI ETM9 CS DSP CTI CTI DSP ETM STM/ ITM CTI Bus Trace APB ATB TF REP DAP ETB/ETR TPIU SWO (ITM only) Trace Port One Wire Trace Port JTAG/SWD Debug Port バックワードデバッグ トレースベースデバッグによって、開発者は特定のトレースサンプリングポイントのコアの内容の再構築ができます。 トレースプログラムセクションの再構築や、メモリ、レジスタ変数の変化の推移を見ることが可能です。さらにステッ プバックやレジスタとスタック変数を表示する高級言語トレースリストでの追跡もできます。 前方および後方へのデバッグ機能 ローカル変数を参照可能なソースレベルトレース表示 4 www.jp.lauterbach.com/bdmarm_j.html トレースとプロファイル 強力なトレースフィルタとトリガ機能は、 数キロバイトのオンチップトレースメモリ若しくは、 最大 4GByte の TRACE32 オフチップトレースメモリに取得したいトレース情報を取得できます。長時間トレースでは、ストリーミング モードが使われ、トレースデータをハードディスクに直接またはホスト上で実行中のアプリケーションに、データ収集 中に転送します。 これはリアルタイムで実行中にのみ現れるようなバグをサーチする能力を提供します。加えて、関数 / タスク実行時 間統計、関数ネストの解析、キャッシュパフォーマンスといった様々な解析機能があります。 関数実行時間の統計表示 コーラーグラフ トレースベースコードカバレッジ 統合化されたリアルタイムコードカバレッジ機能は、事前のコードインスツルメンテーションなしで、ステートメントと ディシジョン / ブランチカバレッジをベリファイします。ISO26262, DO-178C, IEC61508 および IEC62304 に準拠し た安全関連システムのソフトウェア開発支援に適しています。 マルチレベルコードカバレッジ表示 高級言語とアセンブラでの詳細な解析 5 ARM® 用デバッガ&トレース Power Debug USB3 デバッガ JTAGおよびSWDデバッグ接続 オプションでオンチップトーレースをサポート (ETB, TMC) 省サイズトレースポート用デバッグ&トレース Cortex®-Mベースのデバイスに最適であり、その 他のデバイスにも対応 またはシステ 最大4ビット幅のCortex®-M TPIU、 ムトレースポートをキャプチャ Power Trace デバッグ&トレース パラレルトレースポート (TPIU)用の デバッグ&トレースソリューション 高性能デバッグ&トレース 高速パラレルポート (TPIU) 、 またはシリアル トレースポート (HSSTP)用の大容量トレース メモリのデバッグ&トレースソリューション µTrace® Combi Probe Power Trace II Cortex®-M 用 デバッグ&トレース 費用対効果の高いCortex®-Mシリーズ専用 オールインワンソリューション TRACE32 Debugger 仮想ターゲット用デバッガ Virtual Target 最初のハードウェアプロトタイプが使用可能 になる前でも、SynopsysまたはARMといった ソフトウェアモデル上でTRACE32を使用して デバッグが可能 FrontEnd 詳しい情報はホームページをご覧ください。 http://www.jp.lauterbach.com/bdmarm_j.html 日本ローターバッハ株式会社 〒 222-0033 横浜市港北区新横浜 3-8-8 日総第 16 ビル 4F TEL.045-477-4511 FAX.045-477-4519
© Copyright 2024 ExpyDoc