ローカルページ ★ 「主こそ贈り物」 キャンペーン動画 はこちらから↓ http://ul.lc/58xp February 2015 日常の小さな奇跡を分かち合う ─ホワイティング長老が語るウェブサイトのビジョン 2 013年11月，日本教会公式ウェブサイ ページに「いいね！」を押して，投稿の情報 小なりいろいろな奇跡が起きています。しか ト（ ldschurch.jp）がリニューアル公 を受け取れるようになった人は次第に増え， し，聖徒の皆さんにはそれを知るすべがあり 開された。以来1年あまりにわたり， 教会公式 12月中旬に3,000人を超えた。いわば，イ ません。そこで，インターネットを使ってそ フェイスブックページ（www.facebook. ンターネット上に3,000人が集う広場がで の手段を提供したいのです。 」 com/ldschurchjapan）とともに，日本 きたようなものである。 この地域会長会のビジョンの一環として， の聖徒に向けてさまざまな情報発信を続け この広場を今後どのように利用するか，ア 「リアホナ・ライターコンテスト」※ が開催さ てきた。ことに，昨年12月には「主こそ贈り ジア北地域会長会第二顧問のスコット・D・ れている。以下のサンプル作品のような，日 物」キャンペーンが繰り広げられ，クリスマ ホワイティング長 老（広報・メディア担 当） 常のささやかな，しかし神聖な奇跡を記して スの季節の間，毎日のようにメッセージや画 はこう提言する。 「主の業が速められている 応募し，インターネットの広場で分かち合う 像，動画が投稿された。このフェイスブック 中で，このアジア北地域においても，大なり ことができる。◆ ※応募要項は次ページにあります。 ◉ リアホナ・ライターコンテスト・サンプル作品 11 家族の行く末を変えた夜 まつなが すばる 松永 昴 兄弟 （武蔵野ステーク府中ワード） 年前，当時小学校高学年であった アニメのキャラクターをモチーフにして教え 昴くん※ の中には，二つの疑問が芽 られる救いの計画に興味津々で， 「神様は 生えていた。一つは幼い頃から母親にな いますよ」という片言の日本語を聞き，今ま ぜか，お茶とコーヒーを飲むなと勧められて で考えていた神様に対する思いが変わる。 すばる きたこと。もう一つは学校で時々「神様」 「それまでは，神様はいると思っていました という言葉が出るときになぜか，一つの彫 けど確信がなかったんです。その言葉を聞 像の映像が脳裏をよぎること。もちろん神 いたとき，そうなんだって素直に受け入れる 様について深く考えたことは一度もない。 ことができたのは，きっと彼らのことを子 供心に信頼していたのでしょう。 」 だが 友 達との 何気ない会 話の中でそう そして，ある写真を見せてもらったとき， いった単語が出てくるとき，彼の中の神様 「こんにちは，松永姉妹ですか？ わたし についてのイメージはいつだって，大きく両 たちは教会の者です。 」電車でよく見るよう 昴くんの口から思わず声が上がる。「この 腕を広げた真っ白な人だった。 なサラリーマン風スーツ姿の日本人から，柔 写真知ってる！」それはテンプルスクウェア らかい声が紡ぎだされる。少し話した後， にある真っ白なイエス様の像，神様と聞く ＊＊＊ 冬のある日のこと，表が暗くなり，夕食が 日曜日に教会でまた会う約束をして彼らは といつも思い描いていたイメージそのもの 出来てさぁ食べようというときに玄関のドア 帰って行った。ドアが閉まるや否や，昴く だった。 がノックされた。昴くんの母親は聴覚に障 んは母親に尋ねる。 「教会って？」すると， 害を持っており，彼と母親が一緒に玄関ま 7 年以上もの間行っていなかったが，以前 茶とコーヒーを飲まないように母親が勧め で赴く。ドアを開けると，まず目の前に飛 は家族で教会に集っていたというのだ。 てきた理由がやっと分かった。同時に，自 知恵の言葉について聞いたときには，お 分たちの家族は確かに教会に行っていたの び込んできたのは真っ黒なベルトと，真っ 久し振りに教会へ行くことになり，母親に 白なワイシャツ。見上げると，白い歯が全 同行した昴くんは白い建物を不思議そうに 部見えそうなくらい大きな笑顔を携えた外 見上げた。先日家に来てくれた本多兄弟と 国人の姿があり，さらにドアを開くともう一 宣教師の二人を交えて話す。母親の目はと 6 月に瑠菜ちゃんが 8 歳になるのを機に， 人の外国人。そしてドアを開け切ったとき ても輝いていて，手話通訳するたびに彼ら 昴くんと瑠菜ちゃんで一緒にバプテスマを に最後に見えた日本人。三人の見知らぬ人 の話に大きく頷いていた。 受けないかと。「どうしようか」母親に問 物の来訪に昴くんはどうしても笑顔を作れ け げん ず，怪訝な表情をしてしまう。 る な だと確信させられる。 レッスンが進む中，宣教師に尋ねられた。 ほどなく，昴くんと妹の瑠 菜ちゃんは宣 いかけると「バプテスマしたい？」とだけ手 教師からレッスンを受けるようになった。 話が返る。─それは自分で決めることな ※母親と自分が密接に関係する経験談のため，松永兄弟はあえて自分について客観視点（三人称）で書いています。 ライターコンテスト応募作の場合は，要項にあるように文体は問いません。 2 0 1 5 年 2 月 号 1 あのとき，実は 毎日神様に祈っていたのよ。 教会に行きたいです。 でも行く勇気がありません， って。 のだと理解した。 5 秒ほどの間を空けて彼 に行きたいです。でも行く勇気がありませ はうなずき，妹もそれに続く。 ん，って。それで来てくれたのが本多兄弟 と宣教師だったの。 」昴兄弟にはすべてが 2003 年 6 月 15 日，武蔵野ステーク府中 初耳だった。 ワードで彼らはバプテスマを受けた。 「神様が導いてくれたからなんだ，そう思 その後しばらくして昴くんは母親から， 彼が赤ちゃんのときにユタ州のテンプルス いました。あの夜も，偶然か必然か本多兄 クウェアへ行ったことがあると聞かされた。 弟がいてくれた。もし彼がいなかったら， 彼自身に記憶はなかったのだが，そのとき 「わたしたちは，ある一人の姉妹が教会 わたしは大きい外国人が怖くて，何も言わ に見たであろうイエス様の像が彼の中に に来ていないにもかかわらず，教会の機関 ずにドアを閉めていたと思います。そうし 残っていたのだ。 誌を毎月購読していることに気がついたの たらわたしは今，こうして教会員になっては です。そうして行ってみることにしたのが いないし，伝道にも出ていないでしょう。 」 ＊＊＊ それから 10 年近くの月日が流れ，本多兄 天のお父様がいつ祈りにこたえられるの 松永家でした。 」 か，人の目には分からないかもしれない。 弟はビショップとなり，昴兄弟が専任宣教 そう，母親の松永姉妹は長い間教会から 師の召しの申請について本多ビショップと 足が遠のいていたが，信仰を捨ててはいな しかし，それは一番良いタイミングで訪れ 話す時が来た。その際，あの最初の訪問 かった。昴兄弟がビショップの話を伝える る。教会員と宣教師の協力が，一人の母親 の日についての新たな事実を聞かされるこ と，母親は笑って手話を返した。「あのと の祈りへの答えとなり，一つの家族を永遠 とになる。 き，実は毎日神様に祈っていたのよ。教会 の道へ導いたのだ。◆（1,999 文字） ★「わたしの家族」の人生を記憶に留める─ リアホナ・ライターコンクール：実録記事の作品を募集します ル ポ ル タ ー ジ ュ リアホナの記事を執筆する才能あるライターの発掘と，青少年の家族歴史活動を奨励するために，記事のコンクールを開催します 成人部門（19歳以上） 応募要項 あなたの周りの誰か（きょうだい，両親，祖父母や親しい会員な ど ）から話を聴き，人の心に訴えて信仰を鼓舞するような人生経 あかし 験や体験談・証を記録した，印象的なルポルタージュ（実録記事） を書いてください。ご自分だけの経験は記さないでください。 青少年部門（中学生・高校生） あなたの両親や祖父母から，信仰を鼓舞するような人生経験や 体験談を聴いて記録する印象的なルポルタージュを書いてくださ い。冊子『わたしの家族』やアプリ「Family Search-思い出 -」 に記録することをイメージして聞き書きしてください。 応募：以下のメールアドレスにお送りください。 [email protected] （担当：岡田） ＊タイトル，筆者名，所属ユニット，住所，年齢，職業，電話番号を明記 郵送の場合：〒 106-0047 東京都港区南麻布 5-10-30 リアホナ編集室宛（ルポコンテスト原稿在中，と明記してください） 結果発表：リアホナ 2015 年 6 月号ローカルページ誌上 （選考過程や結果についてのお問い合わせには応じられません） ＊郵送の場合の原稿は返却いたしません。コピーを取ってご応募くだ さい。作品は未発表のものに限り，応募は１人１作品までとします。 執筆上の注意 賞 ★実録記事（ルポルタージュ）とは，取材によって得た事実や証言，証 優秀賞：リアホナローカルページへの掲載，ほか副賞 拠を基に，一切の虚構を排して書かれる記事です。 特別賞：リアホナローカルページへの掲載，ほか副賞 ★事実関係に誤りがないかどうか，筆者の推測，憶測で書かれた部分 はないかをよく吟味してください。応募前に，出来上がった原稿を取 材先に読んでもらって確認するとよいでしょう。 ★文体は不問。最少文字数は 1,000 字，上限を 2,000 字とします。 （タイトル・著者名別） 2 締切：2015 年 3 月 1 日 リ ア ホ ナ 佳作：日本公式ウェブサイトへの掲載，ほか副賞 ＊成人部門優秀賞受賞者にはリアホナ編集室から専属ライター契約の オファーをさせていただきます。 ＊掲載時に，原稿を編集室にて若干，編集する場合があります。 ＊選外の作品でも，プロのライターが取材・加筆して 掲載させていただく場合があります。 ● お問い合わせ：（メール）[email protected] （電話）03-3440-2666 希望を見いだす 11 愛に教え導かれて，人は変わる たゆた こ え さし けん ─揺 蕩いの果てにたどり着いた教師への道 桐生ステーク前橋ワード 小枝指 健 兄弟 イ さもまた本当の自分だった。 スラエルの民は，モーセに導かれ ソフトテニスの成績は，団体戦で県 3 位。 てエジプトを出てから 40 年もの 間，荒 れ 野を旅した。 その軌 跡 充実していた部活も高校 3 年の夏の試合 を地図上で辿ると迷走しているようにも見 をもって終了した。 「これで，日曜日が空 える。しかしそこには，肥沃な約束の地カ いたなあ。」自然に湧いてきた思い。ふっ ナンに入るにあたってイスラエルの民を備 と空いた隙間の中で健兄弟は，矛盾する えさせようとする主の愛があった。 小枝指 健兄弟は 3 歳のときに母親を亡 行動を取る自分に不安定さを覚えるよう 木暮兄弟 になる。「すごく揺れていました。 どっ くし，満たされない思いを抱えて育った。 はファックスで行うことが多かった。 1 週 ちつかずの自分に。教会には行っていな 彼のたどった道は，周囲の目には奇跡とも 間分をざっとまとめて提出すると，教師の かったし，好きでもなかった。でも，微妙 映る転進と変化の連続である。それは，揺 木暮博次兄弟が丁寧にコメントを書いてく に戒めを守っていたりして。自分の態度 れる心に迷い苦しみながら，進むべき道を れる。 「それなのに何も見ずに， （返して） も も中途半端だったから揺れていて……。 正され，備えられ，より肥沃な場所へと，主 らったらぽいっ，でした。福音に全然関心 どっちかについて楽になりたいという思い の愛により導かれていく道のりだった。 がなかったんですよね。」木暮兄弟が高齢 がありました。」その頃，健兄弟は指導者 で病気がちということも知っていた。が， からステーク若い男性のキャンプに誘わ 心臓が悪いのを押してまで教師をしてく れ，参加することになる。 どうにか卒業したセミナリー こ ぐれひろつぐ 「子供のときから教会が好きではありま れることに何の感謝の気持ちもなかった。 せんでした 」という健兄弟。親に連れら それどころか， 「来たくもないのに，来てあ れてしぶしぶ毎 週，高崎ワードに通って げているんだ」という思い上がりがあった キャンプでは健 兄 弟が 唯一の 18 歳で いたものの，中学生となりソフトテニス部 という。「卒業させてあげるから，クラス 最年長だった。健兄弟が班長に選ばれた に入部すると部活を優先するようになる。 に出なさい。」健兄弟の尊大な態度にもか 班の中に 16 歳の子がいた。「彼はアロン 「何で教会に行くのか，よく理 解していな かわらず，木暮兄弟は出席数の足りない彼 神権の祭司でした。すごい，こっちはまだ かったんですよね。 」教会は面白くなかっ のために，クラスが終講した後も引き続き 教師だよ，と思いました。」健兄弟は彼の た。多くの青少年がいても今一つ仲も良く 1 対 1 での補習を行ってくれた。そのクラ 人となりに衝撃を受ける。 「人間的に大人 スさえも平気ですっぽかしたことがある。 びていて，こういう子もいるんだと驚きま ない。部活の方が楽しいし，部活がある日 人生の岐路 に教会を休むのは当然だとも思っていた。 「一人のためにやっているんだから，頑張っ した。けっこうショックだった。話すこと 部活のない日には教会に集っていたもの てくれ。」命がけで教えてくれている教師 もすることもしっかりしていて，周りを気 の，次第に足が遠のいていった。 の本当の気持ちなど考える由もなかった。 遣うことができる。態度とかもかっこよく そして中学 3 年。父親から「セミナリー だけは出なさい」と勧められる。当時，高 よし どっちつかずの自分で揺れていた て，すごく優しい。普通にやっているのに そういうことができる。 崎ワードでは週 1 回，土曜日の朝 6 時から 健兄弟は，12 歳から 18 歳までほとんど 教会でクラスが開かれていた。そのクラス 教会に行かなかったが，知恵の言葉や純潔 と思いました。 に健 兄 弟は 4 年間 在 籍することになる。 の律法はずっと守ってきたという。友達か 彼が真の班 土曜日のクラスに出ると，クラス終了後に らコーヒーを飲むよう誘われても， 「これ， 長 のようで 父の車で部活のある高校まで送ってもら 嫌いなんだよね 」と言葉を濁し，絶対口に し た。」 そ えるというメリットもあった。「行くのも しなかった。誰に言われたのでもない。 れ に 引き換 楽だったし。」自分のことしか考えなかっ 心の内側で，正しいことをするようにと制 え，い ま だ に た。「あまり出席しなかったんですよ。休 御する自分がいた。ふてくされた態度では 歩む道が定まら みがちで，行っても遅刻。 6 時から始まる あってもセミナリーは何とか卒業する。祈 ず，どっちつかず のに，6 時半頃行ったりして。本当に失礼 りも聖典の勉強もしないが， 「悪いことはや の 生き方 で 揺れ な生徒でした。ぼくだったら，あんな態度 りたくない。福音を抜きにしても，悪いこと 動 く自 分 ……「彼 をやられたら怒りますよ。」課題のやり取り をする子とは関わりたくない」というまじめ は教 会 に来て いるか 人 間 的 に すご い 2 0 1 5 年 2 月 号 小枝指 健 兄弟 3 ◉ 希望を見いだす 朝早く起きて夜更かしをしない， 聖典を勉強してから一日を始める， 時間を大切に使う…… 伝道中に身につけた習慣が 全て役立ちました らこうなれたのかな。祭司だから大人っ とは神権の義務です。」……言い逃れの 兄弟も連日の残業とクレーム対応に追わ ぽいのかな。自分も祭司になったらそう 余地のない率直なメッセージ。預言者が れる。事態が落ち着くのを待ったが，状況 なれるのかな。」その一挙一動に，16 歳に 直接自分へ勧告したように感じた。 同じ頃，ビショップによる面接があっ は思い切って上司に告げた。 「仕事を辞め と感じ，否応なく自分を振り返らされるこ た。就職して間もないことを承知のうえで ようと思います。」2011年 5 月1日，この時 との連続だった。─キャンプから帰ると， ビショップはあえて尋ねる。 「伝道をどう 期に伝えるのは本意ではなかった。 アルバイトを始めるに当たり日曜日も働く 考えていますか。」─ 健兄弟は訥々と答 「本 当に 考えたの か。」突 然 の 辞 意に かどうか考えた。そのとき，教会に戻るか えた。 「出たらいいんじゃないかな，って考 驚いた上司は思いとどまるよう説得する。 どうかの岐路に立っている自分に気づく。 えています。でも働いているんで ……。」 が，健兄弟の決意は揺るがない。「初め 健兄弟は教会を選んだ。 伝道に出たいと思う反面，心のどこかが常 て自分でやりたいことが見つかりました。 とつとつ しかし，いざ教会に行ってみると，屈託 に満たされず不安な自分を一生支えてく 伝道したいというよりも，神様が言われて のない周囲の皆との間に壁を感じる孤独な れるであろう，せっかくつかんだ安定した いることに従いたい。それが一番の気持 時期が長く続く。「つらかったです。でも， 職を捨てる気持ちにはなれなかった。 ちでした。」彼の意志が堅いことが分かる 教会は正しいと思い始めていたので，教会 しかしながらその日から，大管長の言 と上司は言い放った。「分 かった。お前 に行きたくないとか行かないとかは考えな 葉が心を離れず，健兄弟の頭をぐるぐる駆 とは縁を切る。二度とこの職場に戻れな かった。神様はいるのだと心の底では感じ け巡る。 「やっぱり伝道に出るべきなのか いことは知っていてほしい。」 ていたと思います。というより，すでに信じ な。自分は福音を信じている。福音は真 ていた自分に気づき始めていました。」 実だよなあ。 」自分に問いかけるたびに， 道部への召しが届き，9 月にユタ州プロボ より明瞭に力強く返ってくる証。欺くこと の宣教師訓練センターへ入った。 秋には，東京電力への就職が内定した。 あかし 高 卒で 就 職できる最も恵まれた就 職 先 のできない内なる声。何を選ぶべきかは だった。翌年 4 月に就職。仕事は自分に 初めから分かっていたのだ。 6月 30 日付で退職。 7月には名古屋伝 福音の神髄は愛 合っているし，先輩も優しい。給料も良く ほどなくして，伝道に出るという思いに 伝道は楽しかったが，つらいことも多かっ 将来性もある。 「一生これでいけるんじゃ 傾くと，今度は「会社に迷惑をかける心苦 た。「自分の弱さを見詰めないといけない ないかな」 と思っていた。贅沢や安楽を求 しさにさいなまれました。」１年かけて大事 ことが結構つらかったです。 」たとえば，ど めたわけではない。寄る辺ない思いを抱え に育ててもらい，これから自分も戦力にな うすればより良い同僚関係を築くことがで た幼いときから，ごく普通の安定した生活 るはずだった。就職したら勤め上げなけ きるのか─ 結構まじめに働いた，という を求めてやまなかった。高校を選ぶとき ればならない，恩を返さないといけないと 健兄弟は，従順であろうと努力するときに も就職に有利な商業高校を選んだ。しか も思っていた。申し訳ない気持ちが強まり， ルールに重きを置いている自分に気づい し，安定した仕事に就きながらも，健兄弟 どうすることもできないつらさに押し潰さ た。先輩後輩のけじめやルールを重んじる の心はより激しく揺さぶられていく。 れそうになりながら，祈り，聖典を読む毎日 体育会系の発想だった。しかし……「人を …… 笑った記憶は久しくなく，うつ病に近 愛するなら，ルールを守りつつも違う方法 い状態だった，と健兄弟は振り返る。苦し があると思います。自分の愛のなさに気づ んだ挙句，ようやく退職を決意した。 いてからは，従順という言葉に縛られなく ぜいたく 初めてやりたいことが見つかりました 就 職して半 年 後 の 2010 年 10月 ─ 4 は悪化するばかり。─ やむなく，健兄弟 してすでに自分よりはるか先を行っている 教会に戻って約 1 年がたっていた。19 歳 ところが，辞意を告げようとした矢先に なりました。イエス・キリストの福音って になった健兄弟は，周りの兄弟たちを見 東日本大震災が発生する。深刻な被害が すごく大きいものだと思う。小さいことに て伝道に出ることを意識するようになる。 生じ，会社は危機 真っ只中となった。健 縛られていた自分にショックを受けました。 そんなある日，彼のことを気 遣っ …… 福音って全部が正解なのかな， てくれていた兄 弟からモンソン大 とも思うようになりました。不思議 管長の説 教のコピーをもらった。 な考え方だけど。 」最後から２人目の 「ふさわしく，能力がある全ての若 同僚は，伝道に出たばかりでルール い男性は伝道に出る準備をするべ をあまり知らなかった。が，彼の人 きです。宣教師として奉仕するこ 間性にとても癒やされ，福音につい リ ア ホ ナ 伝道に出る直前の小枝指 健 兄弟 とし お 右端が父親の小枝指 敏夫兄弟 て深く考えさせられた。 伝道が終わる半年前から健兄弟は，伝 道を終えたら何をしようかと考えるように もう迷いはなかった。 主の方法で挑戦する のどきどきは就職試験の発表だった。当時 は，それで一生が決まると思っていた。そし て今は，教師になれる一歩を踏み出せるか なる。仕事を失い，不安を抱きながら伝道 朝 6 時半起床，聖典を読み，朝食を済 否かの瞬間を息をのんで待っている。たと に出た。今後，自分にできる仕事などない ませると 8 時に家を出る生活が始まった。 え落ちても，受かるまで勉強を続ける覚悟 とも感じていた。しかし，子供英会話に集 二つの図書館を利用して，朝 9 時から夜 はあった。本気だった。 う子供たちを見て心を動かされる。 「子供 8 時まで勉強に打ち込む毎日。15 分間の たちの目が好きです。彼らは純粋に『早く 昼食と小休止以外はひたすら，5 教科 7 科 画面を開き，合格者一覧を目で辿る。─ 教えて。学ぶことが楽しい』とまっすぐな 目の記憶の定着を目指した。保健体育の 「あった！」 自分の受 験 番号を見つけて， 目で伝えてくれます。 」子供を教える教師に 教師も目指したかったので，夜は 5 キロか やったぞ！ と声にならない叫びを上げる。 なれたら，と思うようになった。健兄弟は伝 ら10 キロのランニングで体を鍛えた。 すぐに，仕事先の父に電話をした。 「お父 発表当日，どきどきしながらパソコンの 道の経験を通して，人の気持ちを考え，相 その勉強法は，解説本を読んでは問題 さん，受かったよ！」息子からの吉報を聴 手の知りたいことを察してそれを教えるこ を解く，この繰り返しだ。 「本気で集中して くと父は泣き出した。 「本当によかったな とができる自分の一面を知った。 やりました。答えと理由が一瞬で言えるま あ……」涙で声にならない。健兄 弟の頑 同僚との関係を通じて，ルールを重んじ で，とにかく読んでは解くことを徹底してや 張りを見守り，ずっと応援してくれた父。 て愛がおろそかになりがちな自分の傾向を りました。……実は，伝道中に英語を習得 泣いて喜んでくれる父の愛を感じ，健兄弟 知り，克服しようと苦しみながら，何が福音 するために使った方法なんですよね 」と健 は幸福な思いに満たされた。 の本質かを突き詰めて考えていった。それ 兄弟は打ち明ける。朝早く起きて夜更か もまた，人を理解し，その人に寄り添い導く しをしない，聖典を勉強してから一日を始 こうして 2014 年 3 月，わずか半年の受 教師となる準備であったように思える。 める，時間を大切に使う─ 伝道中に身に 験準備の末，群馬大学教育学部保健体育 思えば，自分が教会に戻って来られたの つけた習慣が全て勉強に役立った。 「いっ 専攻に合格。現在，小学校の教諭，保健体 は木暮兄弟がいてくれたからで，彼は健兄 たんやると決めたら，やり遂げようと突っ走 育の教諭を目指して勉強している。週の大 弟にとって教師像の原点である。 「木暮兄 る」のも，仕事を辞めて伝道に出たときと 半は 4 時半に起き，朝のバイトを済ませて 弟が教会との唯一の接点でした。木暮兄 同じである。 から登校する。放課後は手話，ソフトテニ ＊＊＊ 弟がいなければぼくは，教会から完全に離 最後まで拭いきれなかった不安に対して れていたと思います。 」数々の失礼な態度 は神様にすがった。親にはこれ以上の負 を悔い，受けた愛の大きさに感謝の気持 担はかけたくなかった。 「神様，助けてくだ ちが込み上げる。自分を善に駆り立てた さい。このままこの道を進みたいんです。 」 慈愛を一番に求めつつ，全ての戒めを大 16 歳の祭司の優しさも，子供たちがほとん よく神様に語りかけた。健兄弟は，ほぼゼ 事にしたいと思っている。 「悔い改めとは ど集まらなくても毎晩続けてくれた家族の ロからの学習を予備校にも頼らずたった独 心が変わることだと思います。福音の原則 聖典勉強も，どれもルールや形式ではなく りで，最後までリズムを崩さず黙々とやり遂 に即した行動を自然に行えるようになりた 愛に価値を置いた行いだった。 げる。理解が増し加わり， 「これだけやっ い。伝道に出て幾らか心が柔らかく，強く たんだ」という満足感を味わった。 なってきたと感じます。課題は山積みです ＊＊＊ 2013 年 8 月末 に伝 道より帰 還 すると， スのサークルと柔道部に所属し，将来，子 供たちに教えるために備えている。 今，健 兄 弟が目指 すのは心の 変化だ。 前期入試の定員枠 12人には 40人ほどが が，少しずつでも成長していきたいと思い 教員免許を得られる大学を目指して猛勉 志望する。倍率 3.3 倍の狭き門。センター試 ます。」物事の本質をまじめに追い求める 強を始めた。商業高校を卒業し，大学進 験では，直前に勉強した内容が多く出題さ 姿に，教師としての資質が垣間見える。知 学を考えたこともなかったので，受験勉強 れ十分な手ごたえを感じた。最善を尽くす らず知らずに受けてきた経験や訓練。不安 をするのも初めてである。周囲の目にも たびに差し延べられる主の御手に圧倒され の中から導かれてたどり着いた，より堅固 それは，無謀なチャレンジと映った。しか る思いで，健兄弟は試験会場を後にする。 な土台と平安。健兄弟は，信仰と学問のど し，神様が言われていることに従いたい， 二次試験の小論文と体育実技試験を終え， ちらも大事にしつつ，教育も福音の中で大 と心から願ったときと同じく，健兄弟は本 インターネットでの合格発表を待った。 「人 きく捉え，主が望まれるような教師になり 当になりたいものを見つけたのだ。そこに 生 2 番目のどきどき感でした。 」─１番目 たいと思っている。◆ 2 0 1 5 年 2 月 号 5 2014年度ローカルページ索引 1月号 アジア北地域会長会 年頭メッセージ（スコット・D・ホワイティング長老） 新年に向け，自らの務めを果たすことを決心しましょう！ 1頁 シリーズ：救いの業を速める 日本人が「救いの業を速める」には（青柳弘一長老） 2頁 カントリー・コミュニケーション・ページが公開されました！ 4頁 シリーズ：隣人に仕える 1 （地域福祉部） 5頁 主の倉─わたしたちは皆，協力を求められています！ シリーズ：この町に末日聖徒 22 人生というレースの伴走者を得て（森 幸春兄弟） 6頁 教会が各国大使館関係者を招いて夕食会を開催 9頁 お詫びと訂正 9頁 日本社会と家族の変化を映した15年─ブリガム・ヤング大学ハワイ校 第15回全国高校生英語スピーチコンテスト全国大会 10頁 専任宣教師 2013年9月プロボMTC入所 5人 2013年10月プロボMTC入所 10人，海外3人 12頁 神殿宣教師 1組 12頁 役員の異動（2013年9月12日〜10月20日） 12頁 2月号 怒濤のように増加する主の軍勢 1頁 ─日本においても宣教師数が著しく増える シリーズ：救いの業を速める 自分の意志で，考え，霊感を受け，決めて，行う（青柳弘一長老） 2頁 主の御手に使われる─慰めの天使として（下地美智子姉妹） 4頁 シリーズ：福音のキーワード【Agency】選択の自由─行動を選ぶ自由 （デレック・リン・ウェスマン兄弟） 5頁 2013年度ローカルページ索引 6頁 専任宣教師 2013年11月プロボMTC入所 17人，海外5人 8頁 神殿宣教師 1組 8頁 役員の異動（2013年10月21日〜11月9日） 8頁 3月号 3日間で1,705人の訪問者 1頁 ─横浜ステーク山手ワードのクリスマスオープンハウス 東北支援を継続するヘルピングハンズ 武蔵野ステークと福島ワード 2頁 ─東日本大震災から3回目のクリスマス 子供たちの変化と未来を見据えて 宮城県石巻市北上町仮設住宅へ 2頁 ─子供たちに思い出を贈る「遊び支援」活動 文具キットを贈り続けて13年 カンボジアの子供たちへ 4頁 ─福岡ステークの息の長い奉仕活動 専任宣教師がやって来た！ 4頁 ─積年の願いがかなった新潟地方部佐渡支部 シリーズ：希望を見いだす 9 家族の平安を取り戻してくれた試練 父の病気が教えてくれたこと（木前 葵姉妹） 5頁 専任宣教師 2013年12月プロボMTC入所 2人，海外3人， 2014年1月プロボMTC入所 4人，夫婦宣教師 1組 8頁 役員の異動（2013年11月10日〜2014年1月20日） 8頁 4月号 教会の女性の組織に始まった大きな変化 若い女性中央管理会の 一員が日本から召される（山口めぐみ姉妹） 1頁 シリーズ：隣人に仕える 2 ◉特集：精神疾患に対するわたしたちの固定観念を克服する 2頁 ─キリストを中心としたコミュニティーを築くために 教会は病院です （LDSファミリーサービス 下川健一兄弟） 3頁 6 リ ア ホ ナ 精神疾患に関する俗説（アレクサンダー・B・モリソン長老） 専任宣教師 2014年1月プロボMTC入所 5人 2014年2月プロボMTC入所 1人，海外1人 夫婦宣教師 1組 神殿宣教師 3組 役員の異動（2014年1月21日〜2月17日） 神殿結婚のためのカンファレンス情報2014 Before After カンファレンス2014（町田ステーク主催） 日本公式ウェブサイトでカラー版ローカルページがご覧になれます 5頁 8頁 8頁 8頁 8頁 8頁 5月号 教会のニュース 総大会で述べられた神殿の発展と新たに支持を受けた役員 132頁 芸術家たち，コンテストへの参加を奨励される 133頁 LDS.ORGで利用できるようになる補助組織指導者訓練 133頁 133頁 モルモンを知るきっかけを作る新しい映画 キリストの模範に従って教会で教える（タッド・R・カリスター） 134頁 視聴者が増え続けるモルモンチャンネル 134頁 総大会を世界中に伝えるテクノロジーとソーシャルメディアの拡大 135頁 奉仕と信仰について伝えるウェブサイト 136頁 再オープンした，メキシコシティー神殿訪問者センター 137頁 救いの業を速める宣教師訓練センター 138頁 教会，フィリピンの復興に福祉の原則を生かす 139頁 アフリカの数百万人を支援する浄水プロジェクト 140頁 リン・G・ロビンズ長老 七十人会長会 141頁 ヨーク・クレビンガット長老 七十人第一定員会 141頁 黄（サム）志康長老 七十人第一定員会 142頁 ラリー・S・ケーチャー長老 七十人第二定員会 142頁 ヒューゴ・E・マルチネス長老 七十人第二定員会 143頁 タッド・R・カリスター 中央日曜学校会長 143頁 ジョン・S・タナー 中央日曜学校会長会第一顧問 144頁 デビン・G・デュラント 中央日曜学校会長会第二顧問 144頁 6月号 シリーズ：Agency─行動を選ぶ自由 起業家は，荒れ野に出ていく民です 自由で困難な道を主に頼って歩む（田渕裕哉兄弟） 1頁 シリーズ：隣人に仕える 3 慈愛のある社会を育む 8頁 ─違いを尊重し受け入れることを学ぶ（下川健一兄弟） いじめに関する新しいモルモンメッセージ，世界中の人々の心に響く ─ウークトドルフ管長の話を基に，教会が制作した短編ビデオ 6頁 日本最大の敷地面積を持つ集会場を沖縄で奉献─宜野湾ステーク 沖縄ワード，沖縄軍人地方部嘉手納支部・具志川支部 7頁 シリーズ：希望を見いだす 10 「さあ，早く，最上の着物を…… この子に着せ」 主のもとに帰還した息子（田口雅規兄弟） 8頁 専任宣教師 2014年3月プロボMTC入所 19人， 2014年4月プロボMTC入所 21人，海外4人， 夫婦宣教師 2組 11頁 結婚のためのカンファレンス情報2014 富士登山カンファレンス（静岡ステーク富士ワード主催） 12頁 7月号 新たに召された地域七十人 （青葉太一長老，恩田 豊長老，鄭 泰杰長老） 日本を訪れた中央補助組織会長─中央扶助協会会長の バートン姉妹，中央若い女性会長のオスカーソン姉妹 1頁 1頁 日本へのメッセージ 主のパーティーに招かれたら ─中央若い女性会長 ボニー・L・オスカーソン姉妹 聖約が心に刻まれるとき ─中央扶助協会会長 リンダ・K・バートン姉妹 シリーズ：隣人に仕える 4 「通訳者」になる ─障がいのある人を理解するために （松井利幸長老） シリーズ：門戸を開く 1 大使夫人との昼食会 ─世界のオピニオンリーダーと手を携えて（地域広報部） 専任宣教師 2014年4月プロボMTC入所 15人，海外1人 役員の異動（2014年3月4日〜3月14日） 2頁 4頁 6頁 7頁 8頁 8頁 8月号 二人の使徒が日本を訪問する─クエンティン・L・クック長老と D・トッド・クリストファーソン長老 1頁 クック長老，日本のリーダーと会談 ─立正佼成会の川端理事長，また下村文部科学大臣を訪問する 1頁 クリストファーソン長老，札幌神殿建設現場を視察 2頁 ─神殿建設が着々と進捗する 2013年度セミナリーマスター聖句100暗唱達成者 3頁 神殿結婚のためのカンファレンス情報2014 50代のための富士山ふもとカンファレンス（静岡ステーク主催） 3頁 日本へのメッセージ 主は， できる限りの祝福を与えようとしておられます （D・トッド・クリストファーソン長老） 4頁 神殿と儀式の驚くべき祝福 （クエンティン・L・クック長老， D・トッド・クリストファーソン長老，青柳弘一長老， リチャード・J・メインズ長老） 6頁 シリーズ：隣人に仕える 5 「世のものではない」教会の自立支援 ─先行き不透明な時代の確かな原則（地域自立支援サービス）10頁 シリーズ：門戸を開く 2 宗教指導者との夕食会 11頁 ─信仰や信条が異なる中での一致（地域広報部） 専任宣教師 2014年5月プロボMTC入所 8人，海外8人， 青年教会奉仕宣教師 1人，夫婦宣教師 2組 12頁 神殿宣教師 1組 12頁 役員の異動（2014年3月15日〜5月17日） 12頁 お詫びと訂正 12頁 9月号 日本の全伝道部で宣教師がタブレット端末を使用へ ─宣教師管理部のデビッド・F・エバンズ長老， 教会の伝道への取り組みに関する最近の状況について語る 1頁 アジア北地域に自立支援センターがオープン ─日本・韓国・グアムに同時開設， 霊的な自立によって経済的に自立することを支援する 2頁 シリーズ：救い主のように教える 作用される者ではなく，作用する者に 4頁 ─「反転授業」を実践する山梨大学教授の森澤正之兄弟 シリーズ：隣人に仕える 6 人の話に耳を傾けることの力 ─ファミリーサービス宣教師の働き（岡村雅博長老，寿美子姉妹）7頁 日本で初めて家族歴史フェアを開催 ルーツテックの熱気を日本で─ 東京ステークを皮切りに，全国各地で開催へ（地域家族歴史部）10頁 シリーズ：門戸を開く 3 東京国際ブックフェア 11頁 ─開かれた門戸がどこにあるか知らせる（地域広報部） 専任宣教師 2014年6月プロボMTC入所 15人，海外3人，夫婦宣教師 2組 12頁 役員の異動（2014年5月18日〜6月25日） 12頁 お詫びと訂正 12頁 10月号 宮城県漁協に漁船の補修設備を寄贈─東日本大震災から3年， 教会の復興支援プロジェクトが一段落する 1頁 2頁 新たに召された伝道部会長─2014年7月1日着任 シリーズ：門戸を開く 4 GOEIGO英会話 ─地域社会に根ざした教会へ（菅原史子姉妹，地域広報部） 3頁 シリーズ：隣人に仕える 7 現場の家族力をトレーニングする─リソースクラスの活用法 （地域福祉部・LDSファミリーサービス） 4頁 シリーズ：救い主のように教える 安息日のみならず，日常の青少年に教える 6頁 ─教室の外で青少年に耳を傾ける山下太郎兄弟 奉仕宣教師という選択 天国って，こんな感じのところでしょうか 9頁 ─アジア北地域広報部奉仕宣教師，大庭慎也長老 神殿結婚のためのカンファレンス情報2014 SA2014 みちのく夢カンファレンス（仙台ステーク・東北の地方部主催）11頁 専任宣教師 2014年7月プロボMTC入所 8人， 2014年8月プロボMTC入所 5人，海外2人， 12頁 神殿宣教師 2組 12頁 役員の異動（2014年6月26日〜7月31日） 12頁 11月号 教会のニュース 「霊感あふれるメッセージに耳を傾ける輝かしい2日間」 125頁 ジョセフ・スミスに関する映画がHuluに 125頁 神殿建設の業，さらに前進する 126頁 「仕え，教え，導くためのリソース」， 評議会構成員による利用が可能に 126頁 愛する人の依存症に悩む人のためのリソース 127頁 ヤングアダルト対象のディボーショナルの変更，1月より実施 127頁 LDS慈善事業団による支援 128頁 12月号 非常時に即応する聖徒たちの助けの手─福知山広域水害， 広島大規模土砂災害の現場に学ぶ，奉仕の業の実際 1頁 助けの手を伸べる よきサマリヤ人のように 1頁 ─モルモン・ヘルピングハンズ活動が組織されるとき 受ける側も助ける側も神様の力を感じて ─広島ステーク安古市支部，危機的状況から安全な場所へ 導かれた宮本ご夫妻，災害に即応して行動した西山支部会長 3頁 シリーズ：心を向ける，心を変える 「わたしのおばあちゃん」の思い出を1万5,500人が共有 5頁 ─教会が世界に向けて家族歴史キャンペーンを実施 家族歴史が，日本の人々の心を変えます ─伝道と家族歴史（ライアン・デビッド・ロックウッド長老） 5頁 日本札幌神殿を待ち望む青少年たち ─厚別ワードから神殿建設現場までの道のりを清掃ボランティア 9頁 リアホナ・ライターコンクール：実録記事の作品を募集します 9頁 救いの業を速める情報技術 義と真理のメッセージで洪水のように 地を満たす─「デジタルミッション訓練集会」を 東京・千葉・名古屋・大阪で開催 10頁 専任宣教師 2014年8月プロボMTC入所 9人， 2014年9月プロボMTC入所 7人，海外2人， 12頁 役員の異動（2014年8月1日〜10月24日） 12頁 LDS テンプレート＋（プラス）を公開！ 12頁 2 0 1 5 年 2 月 号 7 役員の異動 MTC／お知らせ 2014 年 11 月 25 日 か ら 12 月 16 日ま で に 管理本部会員統計記録課に通知のあった 役員の異動（敬称略） ●上から氏名，任地（伝道地），出身ユニット，MTC 入所日 れい お がわ ウエスト 嶺 福岡伝道部 東京ステーク 渋谷ワード 2014 年 11 月 18 日 プロボ MTC 入所 しず か 小川 静香 福岡伝道部 岡山ステーク 鳥取支部 2014 年 11 月 18 日 プロボ MTC 入所 かね こ あきら 金子 晶 名古屋伝道部 鹿児島地方部 谷山支部 2014 年 11 月 18 日 プロボ MTC 入所 こん の ゆ き 紺野 由樹 名古屋伝道部 仙台ステーク 泉ワード 2014 年 11 月 18 日 プロボ MTC 入所 ふく だ ひかる 福田 光 福岡伝道部 旭川ステーク 篠路ワード 2014 年 11 月 18 日 プロボ MTC 入所 ● 千葉ステーク千葉ワード あお やぎ あき ひろ ビショップ：青柳明弘 ● 日本松戸ステーク かわ ね やす し 祝福師：川根泰史 ● 大阪北ステーク茨木ワード お がわ さだ お ビショップ：小川貞夫 ● 日本長野地方部 うえ はら とも ひろ 会長：植原友祐 にし はら ゆう じ 第一顧問：西原雄二 やま ぐち けい すけ 第二顧問：山口啓輔 伝道に召された宣教師（神殿宣教師， 奉仕宣教師を含む） の皆様へのお願い けん や きし 溝口 堅也 福岡伝道部 京都ステーク 下鴨ワード 2014 年 11 月 18 日 プロボ MTC 入所 なか むら てん けい 札幌伝道部 沖縄ステーク 普天間ワード 2014 年 12 月 2 日 プロボ MTC 入所 むら かみ みのる 札幌伝道部 東京ステーク 小岩ワード 2014 年 12 月 2 日 プロボ MTC 入所 な は ゆ こう や 小出 光矢 仙台伝道部 熊本ステーク 長嶺ワード 2014 年 12 月 2 日 プロボ MTC 入所 みつ ほ 西山 光穂 よ 東京伝道部 沖縄ステーク 那覇第二ワード 2014 年 12 月 2 日 プロボ MTC 入所 こ いで 仙台伝道部 熊本ステーク 坪井ワード 2014 年 12 月 2 日 プロボ MTC 入所 にし やま 仲村 天啓 村上 稔 しゅ え 岸 種恵 ひょうどう まな み 兵藤 愛満 仙台伝道部 名古屋東ステーク 刈谷ワード 2014 年 12 月 2 日 プロボ MTC 入所 さ とう てる ひこ 佐藤 熙彦 東京伝道部 仙台ステーク 泉ワード 2014 年 12 月 2 日 プロボ MTC 入所 ふな と たけ ひろ 船戸 丈寛 札幌伝道部 さいたまステーク 春日部ワード 2014 年 12 月 2 日 プロボ MTC 入所 い 与那覇優衣 正：永友裕会長，栄子メイトロン補佐 関係各位には大変，ご迷惑をおかけいたし ました。心よりお詫びし，訂正いたします。 8 8 リ ア ア ホ ホ ナ ナ リ 東京伝道部 熊本ステーク 長嶺ワード 2014 年 12 月 2 日 プロボ MTC 入所 みち おか ゆう た 道岡 悠太 仙台伝道部 神戸ステーク 姫路ワード 2014 年 12 月 2 日 プロボ MTC 入所 任地の海外・日本国内を問わず，日本か ら召される宣教師をリアホナで紹介いたし ます。 あなたの氏 名とふりが な，出 身ス テーク／地方部，ワード／支部，任地の伝 道部／神殿名，MTC 入所日を明記のうえ， （宣教師推薦書添付写真とは別個に）直接 『リアホナ』編 集室 宛 てに写 真をお送り ください。 写真は，安息日の服装・髪型，無帽，正面 向きで，明るく単純な背景になるべく大き くはっきりと写っているものが適切です。 なお，デジタルカメラでお撮りになった画像 データ（ JPEG）を添付しての電子メール入 稿（下記アドレス宛て） も歓 迎いたします。 そ の 際 は 可 能 な 限り画 質 の 高 い 撮 影 （ 200 キロバイト以上） でお願いします。 ◎末日聖徒イエス・キリスト教会 『リアホナ』編集室 〒 106 − 0047 東京都港区南麻布 5 −10 − 30 お詫びと訂正 誤：長友裕会長，英子メイトロン補佐 れい 髙橋 黎 皆様の情報をご提供ください 東京伝道部 沖縄ステーク 石垣支部 2014 年 12 月 2 日 プロボ MTC 入所 ◉リアホナ 2015 年 1 月号ローカルページ， 4 ページ，日本福岡神殿会長会を再組織， の項で，以下のように誤りがありました。 たか はし ひ さか きよし 日 坂 潔 ・ きよこ 日本東京神殿 名古屋東ステーク名東ワード 2014 年 10 月 13 日着任 TEL. 03− 3440 −2666 FAX.03− 3440 − 3275 電子メール：[email protected] ◎国際機関誌 『リアホナ』のお届け，その 他商品に関するお問い合わせ─ 教会配送センター TEL. 03− 5668 − 3391 FAX.03− 5668 − 3392 ASIA NORTH AREA (JAPANESE) みぞ ぐち
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