ボクの観戦記 (2015年7月12日 対正則学園戦)

ボクの観戦記 (2015年7月12日 対正則学園戦)
5年後に迫ったオリンピック開催のため、神宮球場に隣接する国立競技場が取り壊され、新国立競技場の建設
準備が進められている工事現場を横目に、神宮第2球場へ向かう。
対正則学園高校戦が真夏の大会にふさわしい灼熱の太陽のもと、神宮第2球場で行われた。ボクにとって母校
観戦は昨年4月4日の江戸川球場での対上野学園高校との試合以来となる。
強風吹きすさぶ昨年4月4日、東京スカイツリーが臨める江戸川球場での試合は、応援むなしく残念な結果に
終わってしまったが、今日こそはどうしても勝って欲しいとの思いで球場に足を運ぶ。
と言うのは、試合後に17期の川村オーナーが経営する天ぷら福屋で「暑気払いをやりましょう」と、18期
OB諸君からの誘いを受け、残念会で終わらせたくなかったからだ。応援の甲斐あって、願い通りの祝勝会にな
ったことは勿論である。
城北高校応援席の3塁側スタンド入口で、ブルーのTシャツに身を包んだ父母会のお母さまから応援の団扇、飲
料水の入ったペットボトル、あめ玉の3点セットをいただく。
大きなポリ製バケツに水を満たし、応援席と給水場を行ったり来たりするお母さま方。そのご苦労には頭が下
がる。ボクたちの時代、城北高校野球部の父母では考えられない光景だ。
応援席にはOB会のオフィシャルキャップをかぶった野球部OBも増えてきて、盛んに声援を送っていた。(キ
ャップはOB会事務局に申し込めば送料別2000円で送ってくれるそうだ)
白色のオフィシャルキャップでスタンドをうめ尽くしたら一体感が生まれ、応援にも力が入るのではないか。
試合が日曜日と言うこともあって、スタンドはほぼ満席。吹奏楽部のリードがやけに心地よい試合であった。
野球部マークをあしらった白の野球帽は何とも懐かしい。ところで、ボクが知る限り伝統の白色帽子はそのま
まだが、昨年の4月4日の試合からバッターボックスに立つ選手のヘルメットが黒(濃紺?)になっているのに気
がついたのは何人いるだろうか。
(2015年7月20日投稿 16期生 神子誠)
スタンドを埋め
尽くした応援団。
城北高校野球部
OBキャップをか
ぶり応援する0B。
3塁側スタンド入口で配られた団扇と水とアメ。(写真左)
白い帽子の城北野球部マークが何とも懐しい。(写真左)