私たちの主イエス・キリストの御名を、至る所で呼び求めているすべての人々とともに、聖徒として召され、キリスト・イエスにあって聖なるものとされた方々へ。主は私たちの主であるとともに、そのすべての人々の主です。私たちの父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安があなたがたの上にありますように。（Ⅰコリント 1：2~3 ）新年おめでとうございます。2014 年にいただいた恵みを数えつつも、今年への期待に胸をふくらませておいででしょうか。本郷台キリスト教会では、新しい体制のスタートに立ち、皆が未知数の未来を見つめております。さて、12 月は退任される 4 名の 60~70 代の牧師方の最終礼拝メッセージを伺う時でした。7 日は月井博教育牧師による「勝利者として生きる」(イザヤ 9：6，7 より)、14 日は木島宣教牧師による「光は闇の中に輝いている」 (ヨハネ 1：1~5，9 より)、21 日は池田登喜子副牧師による「インマヌエルの神」（マタイ 1：18~25 より）、27 日は池田博主任牧師による「尽きない恵み」(詩篇 103：1，2 & 黙示録 2：10b より)でした。毎回第 2 礼拝後に、その週のメッセンジャーに信徒からの感謝を表す時が持たれ、それぞれの先生のお名前入りの記念のトロフィーと、信徒から個々の先生宛てに感謝の気持ちを書き込んだカード(名刺大)がファイルされたアルバムをお渡しし、その後、事前に希望を申し出ていた者たちは、講壇上で先生の両横に並んで、他の会衆は自分の席で起立して、讃美を共にしました(写真左)。 28 日の礼拝後に、上記の 4 人の牧師の退任記念感謝パーティーが（普段は飲食禁止の）チャペルで、特例として持たれました。主任牧師夫妻は 45 年間、木島師は 37 年、月井師は 35 年のご奉仕でした。大急ぎでチャペルの椅子が片付けられ、業者が会場をセッティング、立食パーティー会場となりました。岡田雄太兄のキューブを使った見事なジャグリング、登喜子師に憧れて声楽家の道を歩まれている、石井りりこ姉の歌。また、山崎維子姉は、4 牧師それぞれの一番好きなみ言葉と、個々の先生から受ける印象を合わせて、ピアノで即興的に曲を作って演奏されました。ご自分を現す曲を聴かれる牧師先生方のお顔も、会衆には注目の的でした。最後に先生方に花束が贈呈されました（写真右：左から、池田主任牧師、池田登喜子師、木島師、月井師）。参加者の中には、昔の教会学校の生徒がすっかり大人になった姿や、他県に移転された懐かしい元教会員たちも混ざっていましたので、あちこちで旧交を温める賑やかで楽しい光景が見られました。参加は 220 名でした。クリスマスの特別イベントとして、23 日には紫園香フルートコンサート：「ジョイフルクリスマスいのちの風が吹く」が、鎌倉芸術館小ホールで開催されました(写真左)。超一流の音楽家の演奏が、身近な場所で聞けると期待をもって集まった人々が、開演前に長い列を作って入場の時を待っていました。フルートで奏でられる曲は様々なジャンルのもので、皆が親しみ楽しめるように構成されていました。歌も 1 曲歌われ（大学時代に声楽を学ばれたそうです）、曲の合間に語られる、人生と信仰の証しや、曲の内容説明にも聴衆の心は引き寄せられて、舞台と聴衆が一つに溶け合い、感動の時間が流れました。紫園さんも気持ちよく時を過ごされたのか、1 時間半の予定が 2 時間ほどに延長されていました。涙を流した人が多かったようです。入場者は 400 名ほどでした。 6 日には、 NPO 法人のあインターナショナルスクール 10 周年記感謝会がダイヤモンドチャペルで開催されました。公立の学校に適応できず、不登校になった生徒の存在がチャーチスクールの設立のきっかけとなり、個性豊かで、しっかりした主張・目標を持つ生徒が育っているのを目の当たりにすることができました。個々の生徒や卒業生たちの今後の成長が楽しみです。 25 日には恒例のキャロリングが栄共済病院で行がわれました。車椅子が何台も集まり、点滴の袋を吊るした台と共に聴衆に混ざって座っておられた方など、病院ならではの光景でした。本郷台キリスト教会キャロリング隊が歌う曲の中には、ハレルヤコーラスもあり、ゴスペル化されながらも、同じような高揚感を聴衆に与えていました。また、色鮮やかな衣装で、ゆったりと舞うゴスペルフラに、何人もの患者さんがカメラを向けながら、皆それぞれに楽しまれている様子でした。大晦日の深夜 23 時から元旦の零時 30 分までの徹夜祈祷は終わり、一同は帰宅。元旦礼拝は 14 時から始まります。真新しい 2015 年、神様をより深く知り、より愛するようになって、主の恵みにいっぱいあずかることができますように！ 2015 年 1 月 1 日本郷台キリスト教会