科目名 数の世界

2015 年度 前期 2単位
科目名
数の世界
対 象 学 科 ・ 学 年:
人間学部共通科目 1年
時
間:
金曜日 5 時限(16:20~17:50)
教
室:
教
科
書:
(未定)
なし
1.担当教員
(1) 名前: 山口榮一(やまぐちえいいち)
(2) 研究室: 5号館4階
(3) 連絡先
(4) オフィスアワー: 火曜日 12:00~13:00、木曜日 12:00~13:00
(5) 主な研究・教育業績
小学館通信教材ドラゼミ「算数」の監修と執筆、
「おり紙算数図形パズル」、
「きり紙
算数図形パズル」ディスカヴァートウェンティワン、
「授業のデザイン」玉川大学出版
部、玉川大学教職大学院、教育学部などで「授業のデザイン」
「教科教育・算数」など
を担当。
2.授業の目的
(1) 授業の目的
算数・数学の基礎的な概念を問い直し、楽しさを味わう。
(2) 到達目標
① 算数、数学のおもしろさを知る
② 論理・数学的な思考を喚起する。
3.授業の概要
このコースでは、折り紙や算数パズルを通して、数の世界を味わいます。算数・数学で
は、できる、できないことよりも、身体を使い、イメージを駆使し、論理的に考えること
が大切なのです。毎回、身近な題材から、何題かのパズル的な問題に挑戦します。できな
いからだめだ、ということでなく、むずかしいから、おもしろいのです。算数パズルに挑
戦しましょう。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1) 予習の仕方
コースでは、授業でのプリントによる演習と解説(学生による)が主たる活動にな
る。したがって、前もって配布される宿題を解いてくることが求められる。
(2) 授業の受け方
配布する問題を解くという活動になるので、講義と演習が時間内で繰り返し行う。
また、学生との対話を重視するので、静かに聴く、ということはできない。また、完
全に理解する必要はないが、論理的に考えることへの参加を望む。
1
(3) 復習の仕方
予習を重視するので、特に復習はいらない。ただ、やり残した問題は解いてほしい。
5.受講にあたってのルール
(1) ネットで解き方を検索することは禁止。
(2) 遅刻は3回で欠席 1 回となる。出席は本学の規定である 3 分の2以上。
(3) 折り紙やハサミなどは必要に応じて指示する。
6.授業計画
回 月日 テーマ・内容
1
4/10 オリエンテーション
2
4/17
3
4/24
4
5/01
5
5/08
6
5/15
7
5/24
8
9
10
11
12
13
14
15
予習・復習
算数・数学恐怖症の起源をさぐる
折り紙算数パズル①
江戸切り絵と図形の一刀切り
折り紙算数パズル②
三角形、四角形、多角形の一刀切り
生活と数字
生活の数、尺貫法とメートル法
ピタゴラスの世界①
折り紙で平方数を考える
ピタゴラスの世界
図形の何分の1を折る
立体パズル①:
1升マスで測る
5/29 立体パズル②
立体の切り口と体積(1)
6/05 立体のパズル③
立体の切り口と体積(2)
6/12 立体のパズル④
立体の問題を楽しむ
6/19 物差しを考える①
尺度のいろいろ
6/26 知能を測る②
見えないものの測り方
7/03 パズルの世界①
カンタベリーパズルほか
7/10 パズルの世界②
カンタベリーパズルほか
7/17 パズルの世界③
カンタベリーパズルほか
7/24 定期試験
備考
プリント①
プリント②
プリント③
プリント④
プリント⑤
プリント⑥
プリント⑦
プリント⑧
プリント⑨
プリント➉
プリント⑪
プリント⑫
プリント⑬
プリント⑭
※ 授業の展開によって変更する場合には随時お知らせします。
7.評価方法
(1) 試験(40%)
…客観テスト
(2) 受講態度(45%)…出席(毎回のプリント提出)1回を3点として 45 点。
(3) 課題レポート(15%)…期末レポート(授業の感想程度)
。
2
8.参考図書・文献
山口『おり紙図形パズル』
、
『きり紙図形パズル』ディスカヴァー21。ディドニー『カ
ンタベリーパズル』ちくま学芸文庫。『塵劫記』岩波文庫など。
9.履修上の注意
(1) 前提科目や履修条件
: なし。
(2) 資格要件
: なし。
(3) 特別な配慮を要する学生: 計算の苦手な人は計算機使用可能。
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