工事施工の問題点及び解決 島田地区 株式会社グロージオ 大池 浩之 技術者番号 139752 工事名平成26年度(国)473号舗装補修(道路維持)工事(舗装工) 工事箇所 島田市 島地内 工期 平成26年12月26日~ 平成27年 5月29日 請負金額 ¥15,928,000 (税込) 発注者静岡県島田土木事務所 工事内容 道路修繕工 道路土工 掘削 50m3 残土処分 50m3 舗装工 舗装打換え工 路面切削 全面切削6cm 超え12cm以 837m2 下 L=1.5Km以下 殻運搬 100m3 L=1.5Km以下 殻処分 100m3 不陸整正工 837m2 上層路盤工(車道) 837m2 国1バイパス大代IC上りオン・オフランプ通行止め規制について (再生瀝青安定処理(30-0)) 基層工(車道) 837m2 (再生粗粒AS(20)A配合) 表層(車道) 837m2 (密粒ギャップAS(13)改質Ⅰ型B配合) 道路付属施設工 区画線工 溶融式区画線 1式 高視認性区画線 1式 本工事は(国)473号国1バイパス大代IC上りオンオフランプ出入り口付近の 舗装工路面切削工事であります。 交通量が多い所であり、1日の舗装計画交通量は250台以上1000台未満(台/日・方向)の 交通量区分のN5である。 既設舗装は表層t=6cm 基層t=6 路盤(砕石)t=6cmである。 着手前 施工起点付近 国1バイパス大代IC上り線 オン・オフランプ付近 完成 施工上の問題点 ① 当初設計は既設舗装撤去路盤掘削が、t=31cmと翌朝の確実な交通開放が 困難であることが判明した為、舗装構成及び既設舗装方法を協議した結果 以下の通りに変更しました。路面切削t=(6~12)t=(6)とし 舗装工は表層(密粒ASギャップ)B配合=5cm 基層(再生粗粒AS(20)t=5cm 路盤(安定処理) t=8cmに変更し施工しました。 当初設計 変更設計 道路修繕 道路土工掘削 170m3 掘削 50m3 残土処理工 170m3 残土処理工 50m3 舗装打換え 舗装打ち換え 殻運搬工 110m3 100m3 工 処分 110m3 100m3 t=(6~12)0m2 路面切削 路面切削 837m2 t=6~12 t=(6) 0m2 舗装版切断 0m 舗装工 舗装版切断 t=15cm以下 110m 不陸整正工 900m2 不陸整正工 837m2 下層路盤 下層路盤 (下層路盤 (下層路盤 下層路盤工 900m2 0m2 材) t= 材) t= 15 15 瀝青安定 瀝青安定 上層路盤工 (30~ 900m2 (30~0) 837m2 0) t= t=8 粗粒As 粗粒As 基層工 900m2 837m2 t=5 t=5 再生密粒 再生密粒 表層工 (20) 900m2 (20) 837m2 At=5 At=5 道路付 溶融式区 溶融式区 区画線工 1式 1式 属施設 画線 画線 ② 当初は(国)473号片側交互通行規制についてのみの施工で5日間で施工するつもりで いましたが、工事が掛り過ぎるとの県からの移行で、警察(島田警察署規制係) との打合せにより、(国交省掛川維持出張所)に2日間だけ国1バイパス オン・オフランプ通行止めにして施工してはどうかと言われ、規制を変更し 規制計画を立て直し、大代ICオン・オフランプ閉鎖に伴いまた設計の方でも、 路面切削t=12cm、掘削t=6cmで協議を行い施工することなりました。 施工方法としては 1日目は(下り線)切削~上層工~基層工までを国473号を片側通行に規制して施工し、 特に解放時には、開放温度を50℃以下としまた起点・終点の擦り付けには5cm以下に 施工し標識看板を段差ありを多く設置し第三者に促しました。 起点付近 終点付近 2日目も(上り線)を国1バイパス大代ICを通行止めにし切削~上層~基層までを施工し 起点・終点の擦り付けには特に注意し表層工前には、仮ラインを施工し交通の支障の 無い様に工夫し施工しました。 看板設置状況 擦り付け部 5cm以下 3日目も表層工・区画線を国バイパス大代ICを通行止めに規制し施工しました。 施工順序全景 起点から終点を望む 3日目 表層工・区画線 1日目施工順序 2日目施工順序 まとめ 施工前には、各所轄島田警察署・藤枝警察署・掛川警察署及び島田市役所等に連絡し 規制前規制後に連絡調整しました。又道の駅等にも連絡お知らせ等を配り調整しました。 以上の結果既設の舗装版破砕工に伴う路面切削の変更により、重機作業が少なくなり重機 による災害が低くなる。また作業量も少なくなるので、1日で施工出来る工程を可能になる。 以上のことから発注者にも了解していただき無事故で施工できました。
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