今回のトップニュース

Bimensile d'informazione dell'Istituto Italiano di Cultura di Osaka
11 marzo 2015, ANNO II, 3 - In
questo numero:
Saluti del direttore
L'apporto dell'Islam alla cultura
occidentale, ieri e oggi イスラムが西
洋文化にもたらしたもの、 その過去と
現在
今回のトップニュース
イスラムが西洋文化にもたらしたもの 、
その過去と現在
3月25日
Seduzione senza tempo 永遠の誘惑
Piano Recital di Hiroko Morishita 森下裕子ピアノリサイタル
Scambio Musicale Giappone Italia
2015 日本・ イタリア 音楽家交流コン
サート 2015
Munetsugu Hall Sweets Time
Concert, Duo Tortorelli-Meluso 宗
次ホール・ スイーツタイムコンサート、
トルトレッリ&メルーソ デュオコンサ
ート
Concerto apertura Laboratorio
Musicale ラボラトーリオ・ ムジカーレ
オープニング コンサート
Festival Hall Opera, Rossini: Il
Viaggio a Reims ロッシーニ作曲オペ
ラ: ランスへの旅
L'APPORTO DELL'ISLAM ALLA CULTURA
OCCIDENTALE, IERI E OGGI
25 marzo
フェスティバルホールでオペラ
ロッシーニ作曲オペラ: ランスへの旅
4月18日
Stefano Bollani Piano Solo ステファ
ノ・ ボッラーニコンサート
Rubrica: Una notte all'opera オペラ
は踊る
Rubrica: Gli amici di Leonardo レオ
カードの友
Corso di Storia dell'Architettura
Italiana イタリア建築史講座
Corso di Storia dell'Arte Italiana イ
タリア美術史講座
Corso di Storia della Musica イタリ
ア音楽の歴史
Per leggere gli eventi in lingua italiana
qui, selezionare italiano
FESTIVAL HALL OPERA
ROSSINI: IL VIAGGIO A REIMS
18 APRILE
SALUTI DEL DIRETTORE
Cari amici,
nel mese di marzo avremo un importante ospite dall'Italia, la prof.ssa Francesca Corrao, esperta di lingua e
cultura araba e docente all'Università LUISS Guido Carli di Roma.
La professoressa non è solo una profonda conoscitrice della tradizione araba classica, ma segue con
attenzione la storia contemporanea di questa importante civiltà. E' autrice, tra l'altro, del saggio "Le rivoluzioni
arabe. La transizione mediterranea" , pubblicato nel 2011.
Possiamo, quindi, dire che, a differenza di molti autori che hanno, di questo argomento, una prospettiva
fondata prevalentemente sulla conoscenza della cronaca contemporanea, Francesca Corrao è in grado di
analizzare gli avvenimenti attuali in tutta la loro complessità e densità.
La conferenza sarà in italiano, con traduzione consecutiva in giapponese.
Ci auguriamo che i nostri amici sappiano apprezzare questa preziosa occasione di approfondimento di un
argomento in realtà molto poco conosciuto e su cui conosciamo spesso soltanto pochi luoghi comuni. Stefano Fossati
Direttore
Istituto Italiano di Cultura - Osaka
イタリア文化会館-大阪のお友だちの皆さまへ 3月にはイタリアから貴重なゲストをお迎えします。アラビア語・アラブ文化の専門家で、ローマ・LUISSグイド・カル
リ大学で教鞭をとっておられるフランチェスカ・コッラオ教授です。
教授はアラブの古典的伝統を深く理解しておられるだけでなく、この重要な文化の現代史をもたんねんに追っておられ
ます。おもな著書としては、2011年に出版された評論"Le rivoluzioni arabe. La transizione mediterranea"(アラブ
革命 地中海地域の変遷)があげられます。
ですからこのテーマについては、今の報道で知ったことに基づいた見方をしがちな多くの書き手と違って、フランチェス
カ・コッラオ先生は現在起こりつつあることを、その複雑さや密度をもあますところなく分析できる方だといえるでしょう。
講演はイタリア語で行われる予定で、日本語の逐語通訳がつきます。
その実態がほとんど知られておらず、月並みな言い方でしか知らないことが多いテーマについて理解を深めるこの貴
重な機会が、皆さんのお気に召せば幸いです。
イタリア文化会館-大阪
館長 ステファノ・フォッサーティ
イスラムが西洋文化にもたらしたもの 、その過去と現在
3月25日
L'apporto dell'Islam alla cultura occidentale, ieri e oggi
地中海世界は何千年もの昔から経済・文化の所産が取り交わされてきた最大の要地のひとつであ
り、フェニキア、ギリシア、ローマ、アラブ、オスマンなど、世界史上有数の文明が発展してきた
場所です。 イタリアは、この重要な地域の中心に位置するという恵まれた地理的条件のおかげ
で、さまざまな経緯で自分たちの領内を通過した諸民族の多様な影響を受け入れ、手を加えてき
ました。 イタリア文明の成り立ち全般においてはもちろん、文学の成立上でもアラブ文化は重要
な役割を果たしています。 フランチェスカ・マリア・コッラオ教授の講演はイタリアとアラブ世界の関
係の中でも特に後者をとりあげ、中世におけるそれらの源流から、フライアーノ、カルヴィーノ、シ
ャーシャといった現代文学の大家たちに至るまでの長大な時間枠の中で分析する予定です。
Read more
Una notte all'opera オペラは踊る
永遠の誘惑、サンゴとカメオの 過去
と今
di Edmondo Filippini
G.ROSSINI: IL VIAGGIO A REIMS
予告編
『ランスへの旅』
は、19世紀初頭の
偉大なオペラ作曲家
のひとりジョアッキー
ノ・ロッシーニの手腕
のおかげで、ついに
始まることのない旅
の物語です。
フランス国王シャルル十世の戴冠式用に
作曲され、短命に終わるべく計画された
(そのため本格的な序曲もありません)
「書きおろし」作品で、現にロッシーニ
は三度目の上演後はこれを表舞台からお
ろし、他の作品の素材として物色し、再
利用しています。1825年のフランス初演
では、このイタリア人作曲家を待望して
いたパリの聴衆の間でたちまち好評を博
しました。
緊迫した政治情勢の中、登場する人物
たちの国籍で当時の政治状況をかもしだ
すことに成功しつつ、「ペーザロの白
鳥」(ロッシーニの別称)はイタリアの
オペラ・ブッファの最上の伝統にのっとっ
て「ささやかな」祝祭オペラを書きあげ
ました。当初散逸していた楽譜は1977
年にローマのサンタ・チェチーリア音楽院
の図書室で再発見され、またたく間にベ
ルカントのヒット作となって皆を驚かせまし
たが、特に学生間で好評だった理由とし
ては、彼のオペラにふんだんに用いられ
がちな超絶技巧に、ロッシーニが節度を
示せていることがあげられます。
筋が一連の思い違いや交錯する恋を中
心としていて、現に一幕物となっている
ほど単純であることも、この作品を非常
に舞台化しやすく、演出家や美術担当者
が楽しい状況や場景を作り出す余地のあ
るものにしていますが、そのよい例がこ
の、2005年にパリ・シャトレ座で上演され
たたいへん愉快なアラン・マラトラ演出版
で、ファッションショーのキャットウォーク
や色鮮やかな衣装を用い、また特に若
手歌手たちを起用することで、このオペラ
を光彩を放つものに仕立てています。
ワレリー・ゲルギエフが指揮するマリイン
スキー劇場管弦楽団も白装束で舞台上
に登場し、あたかもこの喜劇の登場人物
になったかのように、何度も直接演技に
からんでいます。ロッシーニのレパートリ
ーの中でも最も軽妙なオペラのひとつに
数えられる本作で2時間を過ごすのにお
すすめの版です。
GLI AMICI DI
LEONARDO
レオカードの 友
di Maki Kuriyama
GELATERIA RAFFINATO
今回は " Ristorante Tredici "
3月13日 - 31日
Seduzione senza tempo: corallo e cammei tra memoria e
modernità
ナポリ の南、ヴェスヴィオ 火山の麓に
位置するトッレ・デル・グレーコ の街か
ら、熟練職人の手によるサンゴ・カメオ
作品がやってきます。中でも本邦初公
開の総手彫りカメオ『ナイル川から救わ
れるモーセ』(写真上)は、1853年
に有名作家ジョヴァンニ・サッバトが手
がけた世界で唯一の芸術作品で、これ
までに所有者デリア社の金庫から外へ
出たのは、ニューヨークのメトロポリタン
美術館の展覧会(1950年)とヴィチェ
ンツァでの展覧会(2015年)の際だけでした。
また、今回の展覧会では、サンゴやカメオが描かれた昔の絵画と現
代の有名ファッションブランドの作品を写真パネルにおさめ比較対象す
ることによって、サンゴという『永遠の誘惑』が世界の服飾の歴史に
どのような影響を与えてきたのかを紹介します。
Read more
森下裕子ピアノリサイタル
3月28日
Piano Recital di Hiroko Morishita
長年、仕事と生活の拠点を置いてい
た、イタリアを2年余り前に引き上げて
きて、今回日本での再スタートのリサ
イタルをイタリア総領事館及びイタリア
文化会館の主催にて、神戸北野の神
戸倶楽部で開催いたします。 ナポリ
生まれの音楽史上、鍵盤音楽の先駆
者といえる、スカルラッティと、ポーラ
ンド生まれのピアノの独特の世界観を
創り出したショパンという、ふたりの天才作曲家をとりあげ、あらため
て、この時代、文化の違う二人の鍵盤音楽の巨匠に焦点を当てまし
た。
Read more
日本・イタリア 音楽家交流 コンサート
2015
4月4日
Scambio musicale Giappone-Italia 2015
追手門学院は、2016年に大学創立50周年
を迎え、記念事業としてファミリークラシック
コンサートを開催します。プログラム: 門田
展弥: クラリネット、ヴァイオリン、ピアノの
為の三重奏曲、ヴェルディ: 運命の力、シ
ヴォーリ: ナポリの花、ポンキエッリ: 三
重奏曲 「パオロとヴィルジニア」 ほか。マ
ウロ・トルトレッリ (ヴァイオリン)アンジェ
ラ・メルーゾ (ピアノ)ロムアルド・バローネ (クラリネット)
Read more
宗次ホール・ スイーツタイムコンサー
ト、トルトレッリ &メルーソ デュオコ
ンサート
4月7日
Sweets Time Concert: Duo Tortorelli-Meluso
華麗なるイタリアのバイオリン芸術
パガニーニの唯一の弟子シヴォリ、そし
てまたその弟子スカレロ・・・。歴史に埋
もれた奇才ヴァイオリニストたちの作品の
発掘に情熱を注ぐ2 人が名古屋とトリノ
の姉妹都市提携10周年を記念してスイ
ーツタイムコンサートに特別出演!
Read more
リストランテ トレディチは神戸北野のトア
ロード沿いに位置するこだわりイタリアン
レストランです。
オーナーシェフの宮澤氏自らがイタリアの
ネットワークを使い、ワインやオリーブオ
イル、バルサミコやチーズを個人輸入し
ています。イタリアのその町や村で消費
される完全オーガニックの素材にこだわ
り、当レストランでしか味わえない本物を
ご提供。
こちらではカルタレオナルドの提示で、会
員を含むグループの皆さまがアルコール
を含むワンドリンク無料サービスを受けら
れます!
2006年3月3日にオープンし、来年は開
店10周年記念ということで、料理界の
ダ・ヴィンチとも言われる料理人"クリスト
フォロ・ディ・メッシスブーゴ"の料理を再現
される予定です。おそらく日本初の試み
なのではないでしょうか!?
また、2019年の13周年記念(Tredici)
が、レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年で
もあり、宮澤シェフはダ・ヴィンチが食べ
たとされる料理の再現を企画していると
のことです!
昨年の7周年記念の際はメディチ家の料
理を再現したりと珍しい料理イベントを
次々に企画している注目レストランです。
ここは『パスポートのいらない小さなイタ
リア』です。
Ristorante Tredici
TEL 078-231-5770 OPEN 昼:
11:30〜15:00(LO14:30)、夜:17:
30〜22:00(LO20:00)
定休日:火曜日
兵庫県神戸市中央区山本通3-14-14 トー
アハイツ1F
ラボラトーリオ・ムジカーレ オープニ
ング コンサート
4月17日
Concerto apertura Laboratorio Musicale
マウロ・イウラート氏とジュゼッペ・マリ
オッティ氏の二人は、ヨーロッパでも名
門のウィーン国立音楽大学にて研鑽を
積んだ優秀なイタリア人アーティストで
す。こうした芸術的経歴と、運命の導
きにより彼らは日本に来ることになり、
この日本の地で多忙な演奏活動や教
育活動を通じ、芸術性を表現し発信し
ています。一年を通じて行われる二人
のマエストロによるこのマスタークラス
は、その道のスペシャリストだけでな
く、音楽に情熱を持って取り組んでいる人も対象にしており、このプロ
ジェクトを通じ芸術性を深めるだけでなく、社会性、および人間性も培
われるでしょう。
Read more
フェスティバルホールでオペラ
ロッシーニ作曲オペラ: ランスへの旅
4月18日
Festival Hall Opera, Rossini: Il Viaggio a Reims
フェスティバルホールでオペラ
2015年春は、イタリアのベルカン
ト・オペラの金字塔、ロッシーニ作
曲オペラ「ランスへの旅」(新演
出)を皆さまにご披露します。大阪
国際フェスティバルとフェスティバル
ホール、大阪音楽大学ザ・カレッ
ジ・オペラハウス、日本オペラ振興
会(藤原歌劇団)、日生劇場(東
京公 演)、東京フィルハーモニー交響楽団(東京公演)が結集し、
新たなロッシーニ芸術の共同制作にチャレ ンジします。
Read more
レオカード
ステファノ・ボッラーニ・コンサート
4月22日
Stefano Bollani Piano Solo
京都・フィレンツェ姉妹都市50周年イ
ベントフォスコ・マライーニ氏 「海女
の島」展に伴いイタリア文化会館と
KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭
がステファノ・ボッラーニ、ピアノ・ソ
ロコンサートをお届けします。
Read more
Official Partner
イタリア建築史講座
1月21日 - 3月25日
Corso di Storia dell'Architettura Italiana
街全体が美術館のように美しい。イタリアはそんな 絵になる風景に満ちています。
もしその街並みを 形づくる建物について、ちょっとた知識を持ち合わせていたら、旅はもっと充実
するはず 。この講座 では、ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアという三つの建築都市を(ちょっと
寄り道もし ながら)皆さんとともに探訪します。
Read more
イタリア美術史講座
1月23日 - 4月4日
Corso di Storia dell'Arte Italiana
*イタリアの名画でよむキリスト教の物語* ヨーロッパの教会や国内外の美術館で西洋絵画を見
るとき、「この絵はとても美しいけれど、描かれているのは誰なんだろう?」「表されているのが
どんな場面かよくわからない」と思ったことはありませんか?西洋絵画のほとんどはキリスト教か
ギリシア・ローマ神話の物語に題材を得ており、これらは日本人にあまり馴染みのないものです。
これらの物語を知れば、西洋絵画を味わう時間はこれまでよりずっと楽しく豊かなものになるでしょ
う。この講座では、西洋絵画の2大テーマの1つであるキリスト教の様々なエピソードをイタリアの
名画とともにたどります。
Read More
イタリア音楽の歴史
2月18日 - 3月25日
Corso di Storia della Musica Italiana
パレストリーナ、モンテヴェルディ、ヴィヴァルディ、プッチーニを筆頭に、様々な作曲家や音楽家
の手で紡がれてきたイタリア音楽の歴史。
彼らの人生や時代背景を知り、作品への理解を深める音楽史の旅に出ませんか。
授業は日本語で行われ、オーディオ映像機器を使用し、作曲家の特徴をつかむ上で重要な楽曲
に触れていきます。
Read More
Istituto Italiano di Cultura - Osaka
イタリア文化会館-大阪 Nakanoshima Festival Tower 17F, Nakanoshima 2-3-18, Kita-ku, Osaka 530-0005
Giappone
〒530-0005 大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー17F Tel: 06-6227-8556(講座専用番号)
Tel: 06-6229-0066(お問い合わせ番号)
Fax: 06-6229-0067 E-mail:
[email protected] (講座)
[email protected] (インフォメーション、留学)
[email protected] (文化催事)
開館時間:
月曜日・金曜日 10:00-13:00 / 14:00-18:30
火曜日~木曜日 10:00-13:00 / 14:00-18:00
休館日 土・日(但しイタリア語コースは土曜日も開講しています) Direttore responsabile: Stefano Fossati 編集責任者 ステファノ・フォッサーティ
Grafica: Edphil デザイン エッドフィル
Il notiziario viene inviato agli studenti dell'IIC di Osaka e a tutti coloro che ci hanno
comunicato il proprio indirizzo di posta elettronica. Chi non desiderasse più riceverlo, potrà
cancellarsi dal nostro indirizzario cliccando sul tasto "SafeUnsubscribe".
このニュースレターは、イタリア文化会館-大阪の受講生と、当館にe-mailアドレスを提供くださっ
た方々にお送りしています。ニュースレターの受信をご希望されない場合は、SafeUnsubscribe
をクリックすることで、当館のアドレス帳からご自身のe-mailアドレスを削除することができます。 STAY CONNECTED
Forw ard th i s emai l
Questa mail è stata inviata a [email protected], da parte di [email protected] | Aggiorna profilo/indirizzo e-mail | Rimozione istantanea con SafeUnsubscribe™ | Informativa sulla privacy.
Istituto Italiano di Cultura Osaka | Nakanoshima Festival Tower 17F, | 2-3-18 Nakanoshima, Kita-ku, | Osaka |
Japan | 530-0005 | Japan