御礼とご報告 富山大学人文学部日本語学研究室 中井精一 2013 年 6 月 院生・上級生による関西合宿にて 平成 20 年春に採択された科学研究補助金(基盤研究(B)(1)) 「都市の地域中心性と敬語行動」研究代表:中 井精一 研究課題番号:22320078)にて、わが国の伝統的地方である三重県伊賀市旧上野地区を中心に伊賀市 域一円にて、真田信治(大阪大学名誉教授・奈良大学教授) ・岸江信介(徳島大学大学院教授) ・髙岡弘幸(福岡 大学教授) ・岡田浩樹(神戸大学大学院教授) ・島村恭則(関西学院大学教授)・大西拓一郎(国立国語研究所教 授) ・ダニエル・ロング(首都大学東京教授) ・朝日祥之(国立国語研究所准教授) ・松丸真大(滋賀大学准教授)・ 鳥谷善史(天理大学講師) ・阿部貴人(統計数理研究所客員准教授)・高木千恵(大阪大学大学院准教授)・市島 佑起子(鹿児島大学講師) ・乾誠二(天理大学天理参考館学芸員) ・加田芳英(鉄道研究家) ・平松豊作(JR 西日 本社員) ・張守祥(ジャムス大学教授)等の研究者ならびに富山大学人文学部日本語学研究室の学生たちととも に方言調査を実施してきました。 調査に際しては、伊賀市内の各公民館・自治協議会ならびに伊賀市上野老人クラブ連合会に並々ならぬご支援 をたまわりました。ご支援のおかげで、今春、その成果を「伊賀方言番付」や『伊賀上野言語地図』としてまと めることがかない、今後は、これらを資料として本格的な分析・検討をすすめる予定をしています。また、伊賀 市教育委員会と連携し、生涯学習講座等にて報告を行ない、広く研究の成果を発信する計画も進行中です。 平成18 年度の予備調査からはじまった第一期の調査は5年余におよび、本年からは第二期調査も開始しまし たが、今後も学生たちとともに伊賀市域にて方言の調査を継続するつもりでいます。 御世話になったみなさまに、略儀ながら研究成果の一部をここに報告するとともに、この5年間のご支援に研 究室を代表して御礼申し上げたく存じます。 1 2 3 4
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