~求められる支援とは~ 子 どもの貧 困 を考 える県 民 フォーラム 【開 催 要 綱 】 1 趣 旨 近年、厚生労働省から「子どもの6人に 1 人が貧困」との調査結果が出され、 「子 どもの貧困」が社会的に大きな問題となっています。 そこで、平成26年1月に子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右さ れることのないよう、また、貧困が世代を超えて連鎖することのないよう、必要な 環境整備と教育の機会均等等を図ることを目的として、「子どもの貧困対策推進法」 が施行され、同年8月には「子供の貧困対策に関する大綱」が策定されるなど、子 どもの貧困対策についての重点施策がまとめられました。 さらに、平成27年4月には大綱に基づき「子供の未来応援国民運動」が立ち上 げられ、子供の未来応援基金が設立されるなど、官民一体となった支援活動が始ま っています。 これらを踏まえ、本フォーラムは子どもの貧困問題に関する理解を深めるととも に、貧困状態にある子どもとその世帯が、社会的に孤立して必要な支援を受けるこ とが困難な状況に陥らないために、求められる福祉的視点での支援について考え、 県民及び関係者による共通認識を図ることを目的に開催します。 2 主 催 社会福祉法人 秋田県社会福祉協議会 3 後 援 社会福祉法人 秋田県共同募金会 4 期 日 平成28年3月14日(月) 5 会 場 秋田キャッスルホテル(秋田市中通一丁目 3-5 TEL018‐834‐1141) ※駐車できない可能性があるため、公共交通機関の御利用をお勧めいたします。 6 対 象 一般県民(子どもの貧困問題及び地域福祉に関心がある方) 7 定 員 200名(先着順/定員になり次第締め切らせていただきます) 8 経 費 ・参加費:無 料 ・昼食代:1,000円(希望者のみ) ※昼食は、2日前以降のキャンセル及び欠席の場合、後日経費を請求いたします。 ※会場内に昼食の持ち込みはできません。 9 申込方法 別紙申込書により3月10日(木)までにFAX又はメールでお申し込 みください。 10 内 容 9:45~10:20 受付 10:20~10:30 開会 10:30~12:00 基調講演 「子どもの貧困の現状と課題(仮題)」 講師:首都大学東京教授 阿部 彩 氏 国際連合、海外経済協力基金、国立社会保障・人口問題研究所を 経て、2015 年 4 月より現職。 2008 年に出版された著書『子どもの貧困‐日本の不公平を考える』 で、いち早く子どもの貧困問題について提唱している。 子どもの貧困の捉え方、子どもを取り巻く貧困の現状と課題、求 められる支援のありかたを考察する。 12:00~13:00 昼食・休憩 13:00~15:30 パネルディスカッション 「子どもの貧困と求められる支援のあり方を考える(仮題)」 コーディネーター/ ◆首都大学東京教授 阿部 彩 氏 パネリスト/ ◆ 秋田県中央児童相談所 児童虐待対策・相談班班長 鳥井 修 氏 18 歳に満たないすべての児童を対象とし、広く一般家庭その 他から子どもの福祉に関する様々な相談を受けている。必要に 応じて児童の家庭、地域状況、生活歴等について専門的な角度 から総合的に判断し、問題を解決していく相談機関。 ◆ スクールソーシャルワーカー 小田島 容子 氏 秋田県教育庁南教育事務所に勤務。不登校や問題行動等への 対応に関する学校及び児童生徒・保護者等の相談・訪問を通し、 教育の現場で子どものケアにあたっている。 ◆ NPO法人あきた子どもネット代表 後藤 節子 氏 児童健全育成を目指す団体・個人をネットワーク化し、より 幅広い支援活動の実現のため平成 17 年に設立。生活困窮世帯の 児童や学習困難者を対象にした学習支援や生活困窮家庭やひと り親家庭の児童など、孤食になりがちな子どもたちが、栄養を 考えた食事を作って食べる機会(子ども食堂)を提供している。 ◆ NPO法人インクルいわて理事長 山屋 理恵 氏 ひとり親世帯の当事者として、情報を共有し、同じ立場同士 のつながりで助け合い、力を分かち合う場を作りたいとの気持 ちからNPO法人を立ち上げる。社会の中で孤立しがちなひと り親とその子どもたちに寄り添い、共感できる場(インクルカフ ェ)の提供や就労支援を行っている。 11 問合わせ、申込み先 社会福祉法人 秋田県社会福祉協議会 地域・施設振興部 地域福祉・生活相談支援担当 / 鎌田、安田、煙山 〒010-0922 秋田市旭北栄町1-5 秋田県社会福祉会館1階 Tel:018-864-2714 Fax:018-864-2742 E-mail [email protected]
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