すこやか長寿 健康いきいき心ときめき 〜私たちは、あなたの「はつらつ人生」を応援します〜 特報 第 回 すこやか長寿祭 スポーツ大会 健康はつらつゼミ 健康と温泉 26 67号 2015年7月 夏 すこやか長寿目次 67号 2015年7月 表紙の説明 第 26 回静岡県すこやか長寿祭スポーツ大会の総合開会式が平成 27 年5月16 日 に静岡県草薙総合運動場体育館 ( このはなアリーナ ) で開催されました。 総合開会式では、静岡県なぎなた連 盟の皆さんによる演武が行われました。 凛として、 声量豊かな眞田和恵さん の号令により、 迫力満点の演武が繰り 広げられました。 新体育館 「このはなアリーナ」 は、 木花咲耶姫 ( コノハナサクヤヒメ ) をイ メージしていますが、皆さんの演武は、 まさに、コノハナサクヤヒメが降臨した ようでした。 撮影 森嶋勝美さん 憩いの広場 長寿社会の医療 地方独立行政法人静岡県立病院機構 田中 一成 理事長… …… 3 特報 第 26 回静岡県すこやか長寿祭スポーツ大会 総合開会式… …………………………………………………………………………… 4 競技の様子… …………………………………………………………………………… 5 健康はつらつゼミ 健康と温泉 リハビリテーション中伊豆温泉病院 医師 石原義恕さん…………… 8 地域密着情報 特派員だより① 城山に人との関わりを訪ね歩く小ノ澤 秀一さん… ……………… 10 特派員だより② 日本一長寿ボウラーは 102 歳 中西 尚さん…………………………11 「熟年メッセージ」 グランプリ受賞者インタビュー 諸田 サヨさん………………………12 健康づくりのポイント シニア版ふじ 33 プログラムで健康長寿を目指そう! 静岡県健康福祉部健康増進課……………………………………… 13 熱中症の予防と対処法 7月1日から7月31日は熱中症予防強化月間です しずおか健康いきいきフォーラム 21………………………………… 14 財団会員事業レポート 3月 首都圏外郭放水路とグリコピア・イースト見学……………………………… 16 葛山もののふの里・梅の里歴史めぐりウォーキング… …………………… 16 金谷旧東海道石畳・諏訪原城址歴史めぐりウォーキング………………… 16 三池平古墳・興津坐漁荘歴史めぐりウォーキング………………………… 17 4月 椿山荘庭園と浜離宮~ゲートブリッジウォーク… ………………………… 17 5月 富士の山と天子ケ岳を眺めながらの平成棚田ウォーキング… ………… 17 粟ケ岳・阿波々神社歴史めぐりウォーキング…………………………………… 17 財団だより 作品募集(熟年メッセージ、美術展作品) 、講演会のご案内… …………………… 18 すこやか長寿 67号 2 憩いの広場 寿 の お 祝 い で は 以 前 は 古 希 を、 誇 る べ き 輝 か し い 実 績 で す。 長 健 康 長 寿 日 本 一 は、 静 岡 県 が 維 持 で き ず、 公 費 負 担 が %に 制 度、 実 際 に は 保 険 料 だ け で は 費 で す。 何 故 な ら、 国 民 皆 保 険 かという当然の疑問も湧きます。 らして在宅医療で乗り切れるの て い く 時 代 に、 病 院 や 病 床 を 減 る こ と を 稀 だ と 思 う 日 本 人 は、 歳で健康であ 最もよく耳にしたように思いま 品、 民 間 医 療 保 険 を 利 用 し た 高 が適用されない市販薬や健康食 て い る た め で す。 一 方 で、 保 険 も 及 び、 大 き な 財 政 負 担 に な っ 全や衛生が必ずしも保障されて 許可グループホームのような安 困 難 で す。 こ う し た 状 況 は、 無 な 環 境 で は、 在 宅 医 療 は 極 め て 特 に、 老 老 介 護 と い わ れ る よ う しょうか。 す が、 現 代 で は ほとんどいないのではないで 度 先 進 医 療 な ど に つ い て は、 国 いない施設が増える要因ともな く「 病 院 か ら 在 宅 へ 」 と い う 厚 大 き な 理 由 で す。 最 近、 よ く 聞 が社会問題となっていることが れ は、 医 療 費 な ど の 社 会 保 障 費 増 え て い る よ う に 思 い ま す。 こ メージの強い言葉で語ることが 齢 社 会 」 と い う、 マ イ ナ ス の イ と、静岡県内では 300 床の中 れ は、 国 の 基 準 を 守 ろ う と す る な い 2 万 8 千 床 と な り ま す。 こ 3 万 1 千 床 で は な く、 3 千 床 少 す る 必 要 な 病 床 数 は、 現 在 の 岡 県 の 場 合、 厚 生 労 働 省 が 算 定 基 準 に も 反 映 さ れ て い ま す。 静 国の病院の数や病床数の新たな 国 の 医 療 費 抑 制 政 策 は、 全 理的な判断で社会や個人に受け 制 度 の た め の 制 度 で は な く、 合 いでしょうか。 安全面でも安心できるのではな 足 す る 部 分 を 在 宅 に し た 方 が、 め た 施 設 を 認 可 し、 そ れ で も 不 院の従業員数や面積の基準を緩 の 提 供 を 可 能 に す る た め に、 病 在 宅 か で は な く、 経 済 的 な 医 療 り ま す。 現 在 の よ う に、 病 院 か 労省の方針も高齢者自身の希望 施設なくさなけれ が 抑 制 し た い の は、 あ く ま で 公 よ う に 感 じ ら れ ま す。 し か し 国 を抑制することは矛盾している 位 置 づ け て い ま す か ら、 医 療 費 は、 医 療 は 産 業 と し て 重 要 だ と 団塊の世代が後期高齢者になっ な施策かもしれません。しかし、 の で、 国 の 負 担 軽 減 化 に は 有 効 医療費は減少すると思われます 確かに、病院や病床を減らせば、 ば な ら な い こ と を 意 味 し ま す。 することだと思います。 入れられる社会保障制度を構築 我 々 が 取 り 組 む べ き こ と は、 だ け で は な く、 医 療 費 の 抑 制 が 規模病院を なると思います。 は積極的に推奨していくことに 38 大 き な 目 的 で す。 国 全 体 と し て 日本を「長寿社会」ではなく、「高 し か し、 マ ス コ ミ な ど で は、 70 的医療保険が病院に支払う医療 すこやか長寿 67号 3 10 田中 一成 理事長 地方独立行政法人静岡県立病院機構 た な か いっせい 長寿社会の医療 田中一成 理事長 プロフィール 略 歴 1950 年 福岡県生まれ 2001 年 新香里病院長(大阪府枚方市) 2013 年 静岡県立総合病院長 2014 年 地方独立行政法人 静岡県立病院機構 理事長 よ る マ ー チ ン グ 演 奏、 静 岡 県 リ ズ ム ム ー ブ メ ン ト 研 究 会 の「 す こ や か エ ブ リ デ ー」 体 操 が 開 会 式 を 大 い に 盛 り 上 げ ま し た。 ま 整列した選手の皆さん 御来賓の方々 髙副知事 なぎなたの演武 選手宣誓する鈴木雅巳さんと山口桂子さん(卓球) 入場行進する剣道選手団 チャッピーと東海大学静岡吹奏楽団の皆さん 「すこやかエブリデー」 で、準備体操 マーチング演奏 佐古しずおか健康長寿財団理事長の 開会宣言 4 すこやか長寿 67号 特報 第 回静岡県 すこやか長寿祭スポーツ大会 後、髙副知事が挨拶し、その後、 選 手 宣 誓 後、 静 岡 県 な ぎ な た 来賓の紹介がありました。 り、 参 加 選 手 間 の 交 流 促 進 を 目 連 盟 の 皆 さ ん に よ る、 な ぎ な た 的 と し た 総 合 大 会「 第 県すこやか長寿祭ス ポ ー ツ 大 会 」 (4月 日~6月7 日 ) が 開 催 さ れました。 総合開会式 月に開催 さ れ る「 ね ん り ん ピ ッ ク 山 口 た こ の 大 会 は、 今 年 日 に、 新 築 さ れ た 静 岡 県 草 薙 総 2 0 1 5」 の 選 手 選 考 会 を 兼 ね 時 折、 小 雨 の 降 る 中 、 5 月 合運動場体育館(このはなアリー 国 旗、 県 旗 及 び 財 団 旗 の 掲 揚 理事長が開会を宣言 し ま し た 。 ずおか健康長寿財団の佐古伊康 や 選 手 の 入 場 行 進 が 始 ま り、 し 加 の 下、 各 種 目 に 出 場 す る 役 員 者約600人を超える方々の参 来 賓、 選 手、 役 員 、 競 技 関 係 盛大に開催されまし た 。 ています。 10 26 ナ ) で、 本 大 会 の 総 合 開 会 式 が 16 の 演 武、 梨 花 幼 稚 園 の 皆 さ ん に 回静岡 者の健康づくりと生きがいづく スポーツ等を通じて県内高齢 26 25 25 ソフトテニス 5 月 23 日(土)開催 テニス 5 月 16 日(土)開催 ゲートボール 5 月 13 日(水)開催 ソフトボール 5 月 17 日(日) 、5 月 23 日(土)開催 ゴルフ 5 月 19 日(火)開催 ペタンク 5 月 23 日(土)開催 弓 道 5 月 9 日(土)開催 マラソン 4 月 25 日(土)開催 すこやか長寿 67号 競技の様子 今 年 の 大 会 は、 4 月 日のマラソンを皮切りに 6月7日のオリエンテー リ ン グ ま で、 昨 年 と 同 じ 種目の競技に約六千人 24 の 県 民 が 参 加 し、 草 薙 総 合運動場をはじめ県内 5 会場において熱戦が繰り 広げられました。 卓 球 5 月 9 日(土)開催 29 グラウンド・ゴルフ 5 月 30 日(土)開催 剣 道 5 月 16 日(土)開催 ウォークラリー 5 月 17 日(日)開催 なぎなた 5 月 24 日(日)開催 ソフトバレーボール 5 月 16 日(土)開催 太極拳 5 月 24 日(日)開催 ダンススポーツ 5 月 24 日(日)開催 サッカー 5 月 16 日(土)開催 バウンドテニス 5 月 17 日(日)開催 ボウリング 5 月 23 日(土)開催 すこやか長寿 67号 6 7 ターゲット・バードゴルフ 5 月 17 日(日)開催 軟式野球 5 月 17 日(日) 5 月 23 日(土)開催 パークゴルフ 5 月 26 日(火)開催 オリエンテーリング 6 月 7 日(日)開催 囲 碁 4 月 29 日(水)開催 インディアカ 5 月 10 日(日)開催 健康マージャン 5 月 17 日(日)開催 将 棋 5 月 17 日(日)開催 かるた 5 月 24 日(日)開催 オセロ 5 月 16 日(土)開催 すこやか長寿 67号 健康はつらつゼミ 〈健康と予防医学〉 健康と温泉 さん リハビリテーション中伊豆温泉病院 義恕 いしはら よしひろ 医師 石原 寿命のみならず、生涯健康で暮らせる 状態を保ち、 アルコールは適度にとり、 バランスのとれた食事をとって栄養 い ま せ ん。 こ の 健 康 づ く り や 慢 性 疾 「健康寿命」も世界一になっています。 禁煙を守り、休養も上手にとり、十分 日本は世界でも有数の温泉国で身 高 血 圧、 糖 尿 病 等 ) の 時 代 に 変 わ っ その理由は医学の進歩と同時に日本人 な睡眠をとって病気にならない体を に 利 用 さ れ て き ま し た。 特 に 高 齢 者 〈温泉の保健・予防医学的効果〉 があげられています。 の個人個人の健康に対する努力が大き 近 に 温 泉 が あ り、 こ れ ま で 多 く の 人 関(WHO)では「健康とは単に病気 状態をいう」と定義しています。この 的、精神的並びに社会的に十分な良好 体力を増強し病気の発生を防ぐばかり 分に適した運動を積極的に行うことは 健康づくりとしての運動も大切で自 きています。 いたいと考えている人が多くなって く り や、 で き れ ば 病 気 の 治 療 に も 使 なるレジャーとしてではなく健康づ にとっては健康志向が強く温泉を単 健康状態を良好に保つことが大切で、 か、例え病気に罹っても健康への回復 が存在しないというだけでなく、身体 病気を予防する手段(予防医学)をも 力を向上させるのに役立ちます。 医学の進歩と同時に環境が整備さ と は い え な い 半 病 人 状 態 を 防 ぎ、 回 活 習 慣 病 の 慢 性 疾 患、 あ る い は 健 康 医 学 と し て 研 究 さ れ て い ま す が、 生 解 消 し、 暫 く 温 泉 地 で 保 養 す る こ と 養 の た め に 温 泉 に 入 り、 ス ト レ ス を 療 養 と 俗 に 三 養 と い わ れ て い て、 休 温泉の利用については休養・保養・ 〈三養について〉 れるに従って細菌やウイルスによる 復させる方法はいまだに見出されて これらの健康づくりの方策は予防 感染症の時代から生活習慣病(がん、 〈ライフ・スタイルの改善〉 う一度見直してみる必要があります。 〈積極的な運動〉 作り、老化を防ぐことが大切です。 患の予防や治療のひとつとして温泉 取大学医学部 鳥 卒業 自衛隊中央病院、東京大学 物療内科を経て1974年リハ ビリテーション中伊豆温泉 病院 勤務 日本温泉気候物理医学会 名誉会員 てきました。 1962年 いと考えています。しかし世界保健機 日本は超高齢社会に入っていて平均 石原 義恕さん プロフィール 8 すこやか長寿 67号 健康はつらつゼミ は、 健 康 増 進 と 病 気 の 予 防 に 効 果 が あ り、 ま た、 療 養 生 活 を 温 泉 地 で 過 ごすことは一層の効果を上げること が で き、 温 泉 を 上 手 に 利 用 し て 健 康 づくりに活用してほしいものです。 〈温泉の身体に対する効果〉 温泉の医学的効果は温泉に溶け込ん でいる成分の薬物作用、温泉水の圧力 や浮力の作用、および温泉の温度によ る作用が人の体に良い影響を与え、保 健・予防医学的効果を発揮します。そ の他に大事なことは、温泉に入ること によって身体のホルモンの分泌が盛ん になり、ストレスによって変調した自 律神経の働きを次第に正常な状態に戻 たって温泉を利用して大きな効果を リハビリテーションを行うに当 学 的 効 果 が あ る こ と を 強 調 し、 温 泉 た。 特 に 温 泉 が 健 康 づ く り、 予 防 医 以上健康と温泉について述べまし 院内温泉施設 水治療法訓練の様子 す効果があります。 上 げ て い ま す。 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン をもっと利用して健康寿命を延ばし 〈おわりに〉 中伊豆温泉病院はリウマチ患者さん ていけたらと願っています。 〈温泉とリハビリテーション〉 の関節の痛みを軽くして筋肉のこわ すこやか長寿 67号 9 ば り を と り、 身 体 の 動 き が よ く な る ので積極的に温泉を活用しています。 中伊豆温泉病院の外観 地域密着情報 特派員だより① 天城山に人との 関わりを訪ね歩く ひでかず さん 索していたという話でした。 今だからこそ火薬に使われ る硫黄の必要性は理解でき るけど、当時の村人には知ら される筈もありません」 「またこの山はやんごとな う こ と で し た。 当 然 土 地 の おのざわ 小ノ澤 秀一 (東伊豆町) と云うんですヨ」と微笑む。 民 た ち は 勢 子( セ コ ) と し きお方のお狩場だったとい 小 ノ 澤 秀 一( オ ノ ザ ワ ヒ 「東京から来ていた鉄砲打 年近くも療養生活を強い 患いリハビリ期間も含めて 曾祖父から、銀を試掘していた 洞窟だと教えられていた て、 幼 少 の 頃 か ら 天 城 山 を 山に入る曾祖父に連れられ のみのりを採取するために ら れ る。 炭 焼 き や 山 菜・ 山 根付いた暮らしを続けてお 豆町白田に生まれて土地に だったんですネ。天城山が噴 山で必要とされたのは硫黄 官が歩いた道のことです。韮 の村を治めていた韮山の代 でもよく覚えているのは、こ 話を聞かされたものです。今 ちの猟師から、この辺りの昔 れ た 石 の 在 り か な ど も、 そ 築城石として伊豆から運ば た の で し ょ う ネ。 江 戸 城 の 川の様子なども熟知してい は天城山の木々の種類や谷 担 っ て い た 筈 で、 村 人 た ち て獲物を追い立てる役割を 山を歩いていて支流の小さ と良い空気が一番の薬です。 「自分には天城山の環境 くれると実感している。 や社会的な悩みを改善して を兼ねた山行は身体の痛み られた。体力回復と気分転換 が積み上げたとしか思えな 自分の庭の如く歩き回って のではないかと理解してい い石積みなどを見つけて昔 人の関わりを広く伝えてほ ます」と天城山と人との関 たものの、相次ぐ兄二人の他 しいものである。 人の生活を想うこの頃です」 界で家業の引き継ぎと母親 (賀茂地区いきがい特派員 土屋 寛) わりの深さに思いを馳せる。 の介護も重なって、胃潰瘍を 語 り 部 と し て、 天 城 山 と な水の落ち込みの脇に人間 を目にしながら、タケノコ・ ヤマウド・タラノ芽・アケビ・ クルミなどの山の幸に満た さ れ、 自 然 と の か か わ り 方 を身につけてきたという。 「天城山という大きな森の 麓に居るので、 屋号は『森下』 三男坊として生まれつい んな経験から知られていた 10 出させた硫黄の在りかを探 デカズ)さん( 歳) 、東伊 沢登りして歩む姿は、軽快そのもの き た。 四 季 折 々 の 山 の 風 情 64 10 すこやか長寿 67号 地域密着情報 特派員だより② たかし さん 百二歳! 日本一長寿ボウラ―は、 なかにし 中西 尚 (裾野市) 投じたボールはストライ ク!・・・。 足腰がしっかりとしてい てとても百二歳とは思えな い中西尚さんは、 アベレージ 120の腕前であり、 何事に おいても謙虚で、 隣にいる仲 間を大切に思い遣る心は人 康づくりに励んでいます。 格 が、周 り の 人 達 か ら 慕 わ を自分の事のように喜ぶ性 おおらかな性格、 ②たくさん 一倍強く、 相手の好スコアー の一角に全国長寿ボウラー 「みんなでやろうよ!と誘 れ、 心豊かな日々を過ごせる の友達を作り仲良く、 ③運動 仲間で得点を競いながら健 番 付 表 が 掲 げ ら れ て お り、 い合いながら集まり、 お互い のだと思います。 裾野市内のボウリング場 八十歳以上男性ボウラー を思いやる仲間がいるから と、笑 顔 で お 話 を し て く だ んですよ」 うと ために中西 尚さんに話を伺 健康長寿の秘訣を紐解く 自転車) 、④ 食 事 は 何 で も 食 ンク・ボウリング・テニス・ は 仲 間 と 一 緒 に 継 続( ペ タ 最上段に東の横綱 中西尚 さ ん( 一 〇 二 歳 裾 野 市 )の ( 沼津・北駿地区生きがい特派員 渡邊 英機) ただきました。 んに勇気づけられ元気をい 顔で答えてくれた中西 尚さ ものは何でもおいしいと笑 拵えて、 家族で一緒に食べる て摂るものはないが家庭で かさずに) 、特 に こ れ と 言 っ 牛 乳・ヨ ー グ ル ト は 毎 日 欠 べる (肉類・甘いものが好き、 さ っ た 中 西 尚 さ ん が、い ま ①何事もくよくよしない、 千八百四十七人の名前が刻 裾野市シニアクラブ「ペタンク大会」 名 前 が 掲 げ ら れ、そ の 下 段 には大関・小結・関脇・前頭 等、全国八十歳以上長寿ボウ ラーが名を連ねています。 中西尚さんは、市内高齢仲 間十一人と「せきれい会」を 結 成 し、毎 週 月 曜 日 に 行 う 定例会で、マイボール・マイ シューズを使い練習一ゲー ム、競技3ゲームを投げ合い すこやか長寿 67号 11 こそ楽しく長続きしている 「せきれい会」の定例会 (前列中央 中西さん) まれています。 試合前の練習風景 平成 26 年度すこやか長寿祭健康ふれあい交流会 「熟年メッセージ」 グランプリ受賞者インタビュー A 高齢者のために惣菜を提供 喜びもひとしおですね Q 受賞おめでとうございます。 い 段 階 か ら 自 分 の力 で 生 き て A 大 勢の家 族の中で育 ち、 早 切さ」 を痛感されたのは? Q そもそも 「食べることの大 品 目 を 食べ、 持 続 可 能 な 健 言ってくれて、 逆に励まされま 強い。自分も頑張りたい」等々 ご馳走。心配してくれていて心 心強さを感じます。 百 万の味 方 を 得ている よ う な です。 家 族の理 解 と 応 援には 夫婦との電話での「家族会議」 作 り、 また、 同 じ 献 立 が続 か ないように工夫しています。 Q 熟 年 メッセ ー ジ を 聞 く と お聞かせください。 A 抜 里 駅に「サヨばあ ちゃん の 休 憩 所 」の 看 板 が 掲 げ ら れ とされたきっかけは Q 他の方に食事を提供しよう ん ” が 届 けて く れ るの を 待っ Q 大勢の方が惣菜を “サヨさ びました。 康 体 を 作ることの大 切 さを 学 向 きで責 任 ある生 き 方 が大 切 が今に繋がっています。 常に前 ま し た。 長い人 生の積 み 重 ね からないとの思いが何時もあり いと考えています。大 変な事を ていま す。 ここで三 人の仲 間と 職を機に、 自分のやってみたい ていてくれるんですね。 と 思いま す。 ま た、 根 本に繋 やり遂 げてこその成 功であり、 今では 他 県で生 活 する 息 子 (志太・榛北地区生きがい特派員 萩原 孝子) 生み出せると思っています。 近い将 来、 この三 人に任せた 道を開いてきました。 く、新しい出 会いを大 切にして ます。チームワークがとても良 一緒に惣 菜を作り、提 供してい 事を始めようと思いました。 A はい。 外 出できないな どの がる思いは家 族です。 若い頃、 大 変 だ か らこそ 新 しいこと を 60 A 敗 戦の時、いつ死 ぬかもわ 高 齢 化 に 伴い 三 度 の食 事 に 理 由で、 お 届 けが必 要 な 方 が きょうだい同士で「家族会議」 年前の 歳の頃、 定年退 困 る 方 が 増 えるのでは、 と 他 います。 自 宅に伺い、一人一人 を行ってきました。 A 人 事 とは 思 えない事に気 が 付 に声を掛けながら届けるこの活 “生き方” に触れていますね Q おしまいに今後への思いを す。 野 菜 は 出 来る だ け 自 分で 声掛けしながらお弁当を宅配 き ま し た。 そこで、 高 齢 者の お惣菜つくりの仲間と サ 「 ヨばあちゃんの休憩所 」 さよ さん するという 自 分の考 えや 目 標 ゆ かね ば、 と 思っていました。 歳) が間違いなかったと証明された 「しっかり 生 きるには 食こそ一 もろた 諸田 サヨ 思いです。また、周りの方々に 番」との考えに至り、一日 ~ (島田市 感謝しています。 78 20 動は十年になります。「お話も 30 ための惣菜作りをしたのです。 18 12 すこやか長寿 67号 健康づくりのポイント シニア版ふじ プログラムで 健康長寿を目指そう! シニア版の開発 分 野 に 着 目 し、 働 き 盛 り 世 代 の 生 活 習 静 岡 県 で は「 運 動・ 食 生 活・ 社 会 参 加 」 の プログラム」を の項目を追加しています。 食生活:低栄養予防やバランス良く食べ ることを中心としています。 社会参加:外に出ることや人と話をする ことを主な項目としています。 プログラムの普及 プログラムガイドブック」を作成しま プ ロ グ ラ ム の 普 及 の た め、 「シニア版ふ じ 教室の効果の主なものとして、体力では バ ラ ン ス を み る「 開 眼 片 足 立 ち 」 、そして 自分が健康であると思える「主観的健康感」 に効果が見られました。 皆 さ ん も、 地 域 や 趣 味 の 仲 間 と と も に、 このプログラムを活用して自分自身の生活 習慣を見直し、いつまでも元気で毎日過ご しましょう。 教室 終了時 慣 の 改 善 を 目 指 す「 ふ じ 60 した。地域で実践指導者の育成、教室の開 催、講演会の開催等で普及を進めていく予 定です。 65 平成 年度 に 開 発 し 、 普 及 し て い ま す 。 普 及 を 進 め る 中 で、 シ ニ ア 世 代 を 対 象 と 歳以上の方 したプログラムを作ってほしいとの要望が 寄 せ ら れ ま し た。 そ の た め、 を対象とした「シニア版ふじ プログラム」 を開発しま し た 。 シニア版の特徴 分野の 教室の効果 人の方が このプログラムを開発するに当たり、平 年度モデル教室を開催し、 ■健康である ■まあまあ健康である 「 運 動・ 食 生 活 ・ 社 会 参 加 」 の 自己チェック票により生活習慣を振り返っ 人 か月間実践する方法はこれまでのプ た 上 で 行 動 メ ニ ュ ー の 設 定 を 行 い、 組で ロ グ ラ ム と 同 様 で す が、 チ ェ ッ ク 項 目 は、 成 教室を終了しました。 80 教室 開始時 (秒) 80.0 100.0 60.0 70 62.3 18.0 40.0 20.0 % 0.0 シ ニ ア 層 の 生 活 習 慣 を 基 に 見 直 し、 簡 略 化 しています 。 参加者の皆さんからは、運動の実技指導 すこやか長寿 67号 13 運動:メタボ予防だけでなく、ロコモティ n=68 人 84.4 90 n=68 人 P<0.05 開眼片足立ち 主観的健康感の変化 73.7 75 16.3% 増加 教室 終了時 1 10.7 秒 改善 85 52.5 3 3 や 人グループの仲間づくりが好評でした。 参加者の結果について 33 ブ シ ン ド ロ ー ム( 運 動 器 症 候 群 ) チ ェ ッ ク 3 11.5 教室 開始時 〈問い合わせ先〉 静岡県健康福祉部健康増進課 総合健康班 電話 055-973-7002 68 33 65 33 26 33 3 24 3 熱中症の予防と対処法 ~7月1日から7月 31 日は熱中症予防強化月間です~ 熱中症は、スポーツや労働時だけでなく日常の様々な環境下で体内の水分や塩分のバランスが崩れ、 体温調節が出来なくなることで起こります。 乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層に発症します。 梅雨明けの蒸し暑く急に気温のあがる時期は、身体が暑さに慣れていない為特に起こりやすくなり ます。 ※熱中症による死亡者のうち、半数は70歳以上の高齢者です これは、高齢者が若年者より体内の水分量が少なく、暑さや寒さを感じるセンサーの働きが低下 すること、発汗など体から熱を逃がす機能が低下することによるものです。 熱中症が疑われる症状 軽 めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗がとまらない 中 頭痛、吐き気、身体がだるい、虚脱感 重 意識がない、けいれん、高い体温、呼びかけた時返事がおかしい、 まっすぐ歩けない、走れない ※熱中症発生には、その日の体調が影響します 特に注意が必要なのは… ① 風邪をひいている ② 熱がある ③ 下痢をしている ④ 肥満者 ⑤ 子ども、高齢者 ⑥基礎疾患(高血圧、心疾患、慢性肺疾患、肝臓病、腎臓病、内分泌疾患など) がある ⑦ 薬を飲んでいる(自律神経、循環機能に影響する薬) すこやか長寿 67号 14 予防の3つのポイント (1) 体温上昇を抑える 〇暑さを避けましょう 行動面の工夫 住まいの工夫 衣服の工夫 ●暑い日は決して無理をしない ●猛暑日や熱帯夜が3~4日続いた後は注意する ●外出に際しては、日陰を選んで歩く ●外からの熱や日差しを遮る(カーテン、すだれ等の工夫) ●風通しを良くし、我慢せずに空調設備を利用する(窓を開ける、扇風機・うちわ・エアコンを使う) ●部屋の温度や湿度をこまめに測る(28 度以上になると熱中症の危険性が高まる) ●通気性がよく吸汗や速乾性素材の衣服、襟元が開いたゆったりした衣服、熱を 吸収しやすい黒色は避ける ●帽子や日傘を利用する (2) 脱水の予防 〇こまめに水分補給をしましょう ●のどの渇きを感じる前に補給する ●汗をかいた時は水分と塩分も補給する ●起床時や入浴前後に水分補給する ●空調装置使用時は水分が多く失われる ●尿量がいつもより少ない時、尿の色がいつもより濃い時は要注意 ●アルコールは利尿作用があり、脱水が進行するので注意する (3) 暑さに備えた体づくりをしましょう 〇普段からウォーキングなど、汗をかく運動習慣で体を暑さにならす ● 「ややきつい」 と感じる(少し汗をかくくらいの)運動を 1 日 30 分、1 ~ 8 週間実施する ●運動直後にたんぱく質と炭水化物を多く含んだ食品(牛乳など)を摂取するとより効果的 〇食欲がない時は口当たりの良いものを選び、食事を欠かさない 熱中症予防法チェック表 これらを参考に、健やかな毎日を過ごしましょう 15 すこやか長寿 67号 (環境省:熱中症環境保健マニュアルより) 財団会員事業 レポート 3月2日、9日、 日 首都圏外郭放水路と グリコピア・イースト見学 「首都圏外郭放水路」は、学校 関係などの利益を目的としない団 体のみ予約が出来るという貴重な 月にオ ー プンし 楽 しむこと が 出 来 た」 と、 参 加者に好評でした。 (森嶋スタッフ) 葛山もののふの里・ 諏訪原城址歴史めぐり 金谷旧東海道石畳・ 日 梅の里歴史めぐり ウォーキング 月 ウォーキング すべらず地蔵のお蔭で石畳も 3月4日 地 元 裾 野 市の「 葛 山 城 址 保 無 事 滑 ら ず、 全 員 坂 を 登 り 切 歳)が 藤美佐緒先生の講座など、盛り 当、 葛 山 饅 頭、 運 動 指 導 士 伊 「仙 年 寺」 住 職のお話、 地 元 弁 (今回の企画・運営は、吉田スタッ 良かったです。 きました。サポーター役として 6人挑戦、全員が無事に踏破で 歳 代( 最 高 齢 者 だくさんの交流がありました。 タッフが担当) フ、井出看護スタッフが担当) てくださり、 また、 公民館での 存会」メンバーの長谷川博様が 5 り、諏訪原城址へ。 3 仙年寺裏手の葛山城址を案内し ノルディック・ウォークで、もののふの里から景ケ島渓谷へ ( 今 回の企 画・ 運 営は、 森 嶋ス 88 体 験。 世 界 最 大 級の巨 大 地 下 放 水路は、 階段約 100 段を降り た、まさしく地下宮殿のようでし た。 参加者からは、「期待通りの 施設、設備だった。普段体験でき ない貴重な体験でした。説明もと ても良かった」 などの声が聞けま した。 2012 年 「グリコピア・イースト」は、 グリコのおまけの歴史コーナーで く、 クイズが予 想 外 だったが、 ト リ ー!「 説 明 も わ か り や す 知る・ 学べる、 わくわくファク 施 設。 お 菓 子 の 世 界 を 見 る・ 合 体 し たユニー クな工 場 見 学 た、工場と企業ミュージアムが 10 80 16 地下宮殿のような放水路 撮影 森嶋勝美さん 諏訪原城址にて 16 すこやか長寿 67号 財団会員事業レポート 5月 日 粟ケ岳・阿波々神社 5月8日 富士の山と天子ケ岳を 歴史めぐりウォーキング 4月6日・8日 椿山荘庭園と 眺めながらの平成 日 三池平古墳・興津 浜離宮~ゲート 月 坐漁荘歴史めぐり 棚田ウォーキング 事、 将 軍 家の別 邸 か ら 皇 室の離 歴史あるホテル椿山荘での御食 らは、「 キロも 歩 ける かなと 棚田を散策しました。参加者か 富士宮市白糸・原にある平成 わわ)神社まで、 御神木・太古の森・ 「いっぷく処」 から 山 頂の阿 波 々( あ 1 3 0 mの「茶」 文 字 が 目 印。 麓の 粟 ヶ岳 の 斜 面 に 描 か れ た 縦 横 約 宮となった浜離宮恩賜庭園、特徴 (今 回の企 画・ 運 営は、 井 出 看 い」 との、 声が聞けました。 場 を 企 画 し て く れて と て も 良 初 め て 来 た。 財 団 は 隠 れ た 穴 なかった。名前は聞いていたが、 もこ うい う 施 設 や 古 墳 は 知 ら 積極的に行程をこなされた参加者 からは、「悪天候にもかかわらず、 り ま し た。 初 めて 参 加 し た 職 員 日常的な世界を満喫する一日とな ゲートブリッジの上を散策、と非 的 な ト ラス 構 造 を 採 用 し た 東 京 大変気持ちの良い汗でした」 な です。体力に自信を持ちました。 踏 破 することができ嬉しかった もらいながら、 すべての行 程を 少なく、 新鮮な自然のパワーを 心 配でしたが、 アップダウンも えた 後は、「いっぷく処」 で掛 川 東 山 差 4 0 0 m、 7 k mの距 離 を 歩 き 終 んの説明を聞き、 無間の井戸へ。 高低 クで楽しみました。神社では、宮司さ ら、往復の急坂をノルディック・ウォー 磐座と東山の神聖なパワーを感じなが 棚田の水面から天に昇るかのような鯉のぼり 撮影 小林禎子さん ( 今 回 の企 画 運 営 は、 吉 田 ス タッフ、 増田スタッフが担当) 阿波々神社で一休み ( 今 回の企 画・ 運 営は、 吉 田ス 茶と茶饅頭が出迎えてくれました。 護スタッフが担当) 驚きの声が上がりました。 大都会の雑踏を離れ、 非日常を味わう浜離宮恩賜庭園 どの声が聞けました。 参 加 者 か らは、「 近 くにいて 区にあります。 三 池 平 古 墳 は、 静 岡 市 清 水 ブリッジウォーク 28 ウォーキング 12 の皆様の元気ぶりに感心した」と、 6 タッフ、 増田スタッフが担当) すこやか長寿 67号 17 3 三池平古墳 ( 前方後円墳 ) を登る フォーマンスで発表しませんか。 や生きがいなど。あなたの言葉やパ 人生を彩ってきた様々な感動や喜 び、これからの人生を輝かせる目標 第 回熟年メッセージ 大会作品募集 者の創作する作品を募集します。 高齢者の文化活動の促進とふれあ いと生きがいづくりを目的に、高齢 第 回すこやか長寿祭 美術展作品募集 1 第3回ふじのくに 健康長寿サミット 参加者募集 健康長寿について学んでみませ んか。ぜひご家族、お友達とお誘 30 9 日( 土 ) い合わせの上、ご来場ください。 ● 日 時 平 成 年 月 時 分~ 時 分 15 27 12 場高校によるファッションショー 月 日( 土 ) 日(日)申込の全作品を静岡 県立美術館県民ギャラリーに展示 (注・展示作品の入れ替えあり) ● 表 彰 優 秀 作 品 に 賞 状 と ト ロ フィーを授与 ℡054・221・2779 ●その他 入場無料 ●主催・問合せ 静岡県健康増進課 ナー、物産販売など(予定) 藤昌一氏○展示、試食・体験コー …座長・御殿場市医師会会長齋 所長川 島 隆 太氏○先 進事例 発 表 講師・東北大学加齢医学研究所 ● 応 募 方 法 出 品 申 込 書 に 必 要 事 項を記入し提出 ●出品料 二千円 平成 年1月 ● 展 示 ● 応 募 期 限 平 成 年 (金)当日消印有効 ○基調 講 演( 食と脳の健 康 )… 医科大学教授尾島俊之氏○御殿 ● 内 容 ○地域の活動事例シンポ ジウム…コーディネーター・浜松 大ホール ●会場 小山町総合文化会館 30 日 ●募集部門 日本画、洋画、彫刻、 工芸、書、写真の 部門 チュアの方 月 ● 応 募 資 格 県 内 在 住 で 昭 和 年 日以前に生まれたアマ 「 ね ん り ん ピ ッ ク 長 崎 2 0 1 6」 の選考会も兼ねます。 ●応募資格 県内在住者で、ご自 身を熟年と思う方、グループで の参加も可能 ●募集テーマ 特に定めなし ●応募形式 文章(二千文字以内、 原稿用紙 × )映像(DVD・ 分以内)音声 32 30 ビデオテープで 10 19 4 ~ 10 16 分以内) 明記した用紙を添付 6 27 (CD・MD で 日 か長寿祭健康ふれあい交流会」に 月 て表彰状を授与、作品発表あり ● 応 募 期 限 平 成 年 (土)当日消印有効 31 ●その他 応募の際に題名、氏名、 年齢、性別、住所、電話番号を 10 28 ● 審 査 一 次 審 査( 書 面 ) を 通 過 した応募者に二次審査として オーディションを実施 ●表彰 平成 年 月 日(土)に 30 応募お待ちしてま∼す ホームページ http://www.sukoyaka.or.jp(財団) http://www.kenkouikigai.jp(生きがい・仲間づくり情報) 電子メール [email protected] 〒420-0856 静岡市葵区駿府町1番70号 Tel 054-253-4221 Fax 054-253-4222 16 グランシップで開催する「すこや 1 27 24 20 10 10 20 28 公益財団法人しずおか健康長寿財団 財団だより 18 すこやか長寿 67号 19 すこやか長寿 67号 発行元:公益財団法人 しずおか健康長寿財団 〒420-0856 静岡市葵区駿府町1番70号 県総合社会福祉会館内 TEL.054-253-4221 FAX.054-253-4222 URL:http://www.sukoyaka.or.jp/ 発行日 平成27年7月1日 こんにちは、シルバー人材センター「チエブクロー」です。 人口 660 万人とその突出した人口構成から、良くも悪くも社会のありよ うに多大な影響を及ぼしている「団塊の世代(昭和 22 年~ 24 年)」が、 高齢者(65 歳以上)に仲間入りし、少子化の進展も手伝って、日本の労 働人口は今後減少していきます。 人口減少社会の中で、社会の活力を維持し、持続的な成長を実現して いくためには、年齢にかかわりなく健康で意欲と能力がある限り、誰もが 生涯現役で活躍し続けられる社会環境を整えていくことが必要であります。 県内には約 22,000 人がシルバー人材センターに会員登録しています。今回、その中より小山町シルバー 人材センター会員の「 山本芳男さん 」の活動状況をご紹介します。 山本芳男さん(右写真中央)は、トレードマークのバンダナが良く似 合う 91 歳。旧国鉄を定年退職後、平成 3 年小山町シルバー人材センター 設立当初より 24 年間在籍するシルバーの知恵袋的な存在です。 理事と支部長を 1 期就任しました。就業面では障子張りのリーダーと して、仲間と一緒に作業に励んでいます。うれしいことに昨年 10 月より、 後継者となるべく息子さん (写真右キャップ着装)が会員登録されました。 親子でする作業風景は、微笑ましく、また羨ましくもあります。 作業風景 山本さんのきちんとした仕事は、依頼されたお客様からも大変喜ば れ、センター事務局としても安心して仕事を依頼できる会員です。 また、趣味としての「生け花」は師範の腕前。展覧会ではご自身の 背丈より大きな草木を活け、来場者を圧倒しました。 これからも経験豊かなシルバー会員として、後継者の指導を中心に 元気一杯活躍していただきたいと思います。 就業仲間と一緒に! 会員数 (人) 静岡県のシルバー会員数の推移 会員募集中 23,500 23,000 あなたも、シルバー人材センターの会員に 22,500 なって、生涯現役社会づくりに参加してみま 22,000 せんか。 21,500 お住まいの市町シルバー人材センターへお 21,000 定価150円 (税込) 20,500 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 問い合わせください。 公益社団法人 静岡県シルバー人材センター連合会 http://shizuoka-ksjc.ne.jp 静岡県静岡市葵区黒金町 5 番地の 1 静岡県勤労者総合会館 4 階 TEL 054-254-7240
© Copyright 2024 ExpyDoc