「メッツ健康法」で健康長寿を目指しませんか? メッツ健康法考案者 Q1. 病気には生活習慣が影響すると言われていますが、遺伝 による影響度の方が大きいんですよね? A 東京都健康長寿医療センター研究所 老化制御研究チーム 副部長 医学博士 青 幸利 高血圧症や糖尿病などの生活習慣病と言われる病気でも、その発病 には「遺伝子」が関わっていると言われています。しかし、長寿に 関わる遺伝子(長寿遺伝子)が発見され、「生活習慣」改善を通じ てこの遺伝子のスイッチを入れることによって、健康で若々しくな り、長生きできる可能性が高まることが分かりました。結果的に、 「遺伝子」と「生活習慣」の発病への影響度は1対3程度であり、 「生活習慣」を改善することによって、病気の発症を抑えることが できるというわけです。 Q2. 「長寿遺伝子」のスイッチを入れるにはどうすれば良いです か? 先生 <中強度身体活動支援ツール> ●ポールウォーキング ●身体活動量計 (メディウォーク) A 最近の研究で、「適度な身体活動」によって「長寿遺伝子」のス イッチが入ることが分かりました。「適度な身体活動」とは、1日20 分以上の「中強度の身体活動」を2ヶ月以上続けることです。日常生 活における活動の程度は、低強度・中強度・高強度の3段階に分けら れますが、中でも中強度が免疫機能を高め、様々な生活習慣病の予 防や改善に最も適した活動だと言われています。 Q3. たくさん歩けば歩くほど、健康に良いのではな いのですか? A 例えば、毎日1万歩以上歩いていても、その中に中強度 の活動がなければ、健康効果はあまり期待できません。 10数年の研究結果から、1日8000歩を歩き、その中に20 分の中強度の活動が含まれていると、多くの病気の予防に とても効果的であることが分かりました。 Q4. 健康長寿のための「適度な身体活動」を無理なく習慣化するコ ツはありますか? A メッツ健康法がオススメです。まずは、活動量計を1週間装着して、い まの身体活動量を把握してください。そこから、自分のペースで、少し ずつ歩数と強度を増やしていきましょう。健康アップステーションでは、 いまの身体活動量を測定するお手伝いをします。是非、ご利用ください。
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