Linear Algebras 2 Problem Set 1 November 2013 [1] R2 で次の点の移動を考える。そのうち線形変換と思われるものを選び、それを標準基底に 関して表現する行列を求めよ。 (1) 原点中心に反時計回りに 90◦ 回転させる。 (2) x− 軸方向に1平行移動させる。 (3) 直線 x + y = 3 に関して対称移動させる。 (4) 原点に関して点対称移動させる。 [2] 線形変換 f : R3 → R3 を次式で定義する。 1 2 3 x x f y = 2 3 4 y z 1 1 1 z (1) 平面 x − y + z = 0 はどのような図形に移されるかしらべよ。 (2) 平面 x − y + z = 1 はどのような図形に移されるかしらべよ。 (3) 平面 x + y + z = 1 はどのような図形に移されるかしらべよ。 [3] 次の線形写像 medskip T の与えられた基底に関する表現行列を求めよ。 2 4 1 X : R3 −→ R2 (1) T (X) = 1 5 3 [( 1 ) ( 1 ) ( 0 )] [ ] R3 の基底 0 , 2 , 1 , R2 の基底 ( 12 ) , ( 23 ) 1 (2) 2 1 2 4 3 1 T (X) = 0 −3 1 1 X : R4 −→ R3 1 2 1 0 R4 の基底 [( 1 ) ( 1 ) ( 1 ) ( 1 )] [( 1 ) ( 1 ) ( 0 )] 3 の基底 0 , 1 1 , 1 , 1 , 0 , 1 、 R −1 0 1 1 2 1 0 0 0 1 0 [4] 次の線形変換 T の与えられた基底に関する表現行列を求めよ。 [( 1 ) ( 2 ) ( 3 )] ( 2 0 1) (1) T (X) = −1 −3 1 X : R3 −→ R3 , R3 の基底 1 , 1 , 1 、 ( (2) T (X) = 2 5 2 1 −1 0 ) 1 −2 1 X −2 4 3 : R3 −→ R3 , 0 1 1 0 1 1 [( 0 ) ( 1 ) ( 2 )] R3 の基底 1 , 0 , 1 、 1 2 (3) [ ] T (f )(x) = 2f 0 (x) + 3f (x) : P2 [x] −→ P2 [x]、P2 [x] の基底 1, x, x2 (4) [ ] T (f )(x) = 2f 0 (x) + 3f (x) : P2 [x] −→ P2 [x]、P2 [x] の基底 1 + x, x + x2 , 1 − x2 [5] R3 から R3 への次の線形写像 φ が同型となる為の a の条件を求めよ。 x1 a 1 1 ( ) φ x2 = x1 1 + x2 a + x3 1 1 1 a x3 [6] 2 4 3 1 A = 0 0 1 1 に対して線形写像 TA : R4 −→ R3 の核 KerTA 、像 ImTA の基底と次 1 2 1 0 元を求めよ。 (1) 1 −2 1 0 1 −2 1 0 (2) A = −2 4 −2 0 1 −1 2 1 基底と次元を求めよ。 0 1 に対して線形写像 TA : R5 −→ R4 の核 KerTA 、像 ImTA の 2 1 0 1 1 1 3 −1 −2 −5 −1 −4 (3) A = 1 1 4 0 1 1 −1 2 −2 −5 の基底と次元を求めよ。 に対して線形写像 TA : R5 −→ R4 の核 KerTA 、像 ImTA [7] 2 次の正方行列全体の為すベクトル空間を M2 とする。A = (a b) c d ∈ M2 とし、写像 fA : M2 −→ M2 を fA (X) = AX, X ∈ M2 で定義する。 [( ) ( ) ( ) ( )] M2 の基底 10 00 , 00 10 , 01 00 , 00 01 に関する fA の表現行列を求めよ。 3 [8] n 次正方行列全体の作るベクトル空間を Mn とする。 (1) A = (aij ) ∈ Mn に対して T r : Mn → R を次式で定義する。 T r(A) = a11 + a22 + · · · + ann このとき T r は線形写像であることを示せ。 (2) A ∈ Mn に対して φA : Mn → R を φA (X) = T r(AX) で定義する。φA は線形であることを 示せ。 (3) 任意の線形写像 ψ : Mn → R は適当な A を用いて ψ = φA と書ける。n = 2, 3 のときこのこ とを示せ。
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