危険物積載「対物賠償」限度額(10億円) 危険物積載「対物賠償」限度額

危険物積載「対物賠償」限度額(10億円)特
危険物積載「対物賠償」限度額(10億円)特約
<用語のご説明-定義>
この特約において使用される次の用語は、それぞれ次の定義によります。
(1)
対物事故
普通保険約款対物賠償責任条項第1条[保険金をお支払いする場合]に定める対物事故
をいいます。
(2)
危険物
道路運送車両の保安基準(昭和 26 年運輸省令第 67 号)第1条(用語の定義)に定め
る高圧ガス、火薬類もしくは危険物、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(平成
14 年国土交通省告示第 619 号)第2条(定義)に定める可燃物、または毒物及び劇物
取締法(昭和 25 年法律第 303 号)第2条(定義)に定める毒物もしくは劇物をいいま
す。
第1条[この特約の付帯条件]
この特約は、次の①および②の条件をいずれも満たす場合に付帯されます。
①
②
この保険契約に普通保険約款対物賠償責任条項の適用があること。
この保険契約の対物保険金額が 10 億円を超えていること。
第2条[危険物積載事故の限度額]
(1)
当社は、この特約により、普通保険約款対物賠償責任条項第4条[お支払いする保険金の
計算](1)ただし書の規定にかかわらず、次の①または②のいずれかに該当する対物事故に
より、被保険者が法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害に対しては、1回
の対物事故につき当社の支払う対物賠償保険金の限度額を 10 億円とします。
① 借用自動車に業務(家事を除きます。以下この条において同様とします。)として積載
されている危険物の火災、爆発または漏えいに起因する対物事故
けん
けん
けん
②
借用自動車が被牽引自動車を牽引中に発生した、被牽引自動車に業務として積載されて
いる危険物の火災、爆発または漏えいに起因する対物事故
(2) 当社は、本条(1)の規定を適用する対物事故に対しては、10 億円を対物保険金額とみなし
て、普通保険約款対物賠償責任条項第7条[当社による解決](3)①、同条項第8条[損害
賠償請求権者の直接請求権](6)、同条項第 11 条[仮払金および供託金の貸付け等](1)お
よび同条項第 13 条[損害賠償請求権者の権利と被保険者の権利の調整]の規定を適用しま
す。