データシート サーバ SUSE® Linux Enterprise Server 12 データセンターマネージャとして必要なのは、 サービスのアップタイムを向上させ、運用効率を最大限 に高め、 エンタープライズ品質のイノベーションを迅速に取り入れることが可能なサーバOSです。信 頼性、 スケーラビリティ、 セキュリティに優れたサーバOSであるSUSE® Linux Enterprise Serverなら、競 争力を効果的に高めることができます。 また、物理、仮想、 およびクラウド環境に、可用性の高いエンタ ープライズクラスのITサービスを効率的に導入できます。マルチプラットフォーム環境向けに設計され ているため、 テクノロジの陳腐化やベンダロックインといったリスクを軽減しながら最高のパフォーマン スを実現可能です。 製品の概要 SUSE Linux Enterprise Server 12は、 信頼性、 スケ ーラビリティ、セキュリティに優れたサーバOS です。物理、仮想、およびクラウド環境に、可用 性の高いエンタープライズクラスのITサービス を効率的に導入できます。マルチプラットフォ ーム環境向けに設計されているため、テクノロ ジの陳腐化やベンダロックインといったリスク を軽減しながら最高のパフォーマンスを実現可 能です。 マイクロソフト、SAP社、VMware社が推奨する 唯一のエンタープライズLinuxとして、 SUSE Linux Enterprise Server 12は、 ミッションクリティカルな サービスとクラウド、および仮想ホストをハイパ フォーマンスで提供するよう最適化されていま す。さらに、インフラのワークロードとサービス を最適に処理します。 SUSE Linux Enterprise Server 12は、モジュール 構成の汎用OSであり、 3つのプロセッサアーキテ クチャで実行できます。主要なハイパーバイザ 上での実行向けに最適化されており、1つの物 理システムにつき1つのサブスクリプションで無 制限の仮想マシンゲストをサポートするため、 仮想およびクラウドコンピューティングにおける 理想的なゲストです。 主な利点 アップタイムの向上。計画されたダウンタ イムと計画外のダウンタイムの両方を最低 限に抑え、サービスの可用性を最大限に高 めます。信頼性と災害耐性を備えたSUSE Linux Enterprise Serverなら、SLAの条件を 満たし、ビジネスを継続できます。 運用効率の向上。IT管理を簡素化および自 動化することで、時間とコストを節約します。 SUSE Linux Enterprise Serverの柔軟な選択 肢を活用すれば、 リソース使用率を最適化 することが可能です。 イノベーションの加速。豊富に用意されてい るオープンソーステクノロジやパートナーの イノベーションに、迅速かつ簡単にアクセス できます。これらはいずれもSUSE認定のエ ンタープライズ品質を備え、容易に統合可能 なため、価値を早期に創出できます。 システム要件 インストールに必要なLinuxサーバの最低 システム要件: 512MiBのRAM (512MiBのスワップを推奨) ハードディスク: 2GiB以上(すべてをインストールする 場合8.5GiB以上を推奨)、OSのスナップショット/ロール バック用に16GiB 800x600以上の画面解像度(1024x768以上を推奨) 対応プロセッサプラットフォーム*: Intel 64/AMD64 IBM POWER8 LE IBM System z 製品仕様とシステム要件の詳細については、 www.suse.com/products/server/ をご覧ください。 * x86、Itanium、IBM POWERはSUSE Linux Enterprise Server 11でサポートされています。 主な特長 フルシステムロールバック。この新機能は、 システムのスナップショット(カーネルファイ ルなど)を取得してロールバックすることによ り、災害耐性を高めます。 ハードウェアのRASの活用。SUSE Linux Enterprise Server 12は、Intel社やIBM社の CPUなどの基盤となるハードウェアと連動し て、 より優れたエラー報告およびエラー処理 機能を提供し、システムのアップタイムを向 上させます。 SUSE Linux Enterprise Live Patchingへの 対応。SUSE Linux Enterprise Server 12には SUSE Linux Enterprise Live Patching用のイ ンフラが内蔵されているため、計画ダウンタ イムの必要性を減らせます。 新しいYaST®。YaSTは、使いやすいローカル システム管理フレームワークです。Rubyで記 述されるようになったことでオープン性が高 まり、 より効率的なカスタマイズが可能にな りました。 Wicked。この新しいローカルネットワーク 管理ツールによって、VLAN、仮想化、 ブリッ ジ接続、ボンディング、IPv6など、複雑化の進 むネットワーク設定を容易に管理できます。 KIWIのフルサポート。この汎用性に優れた ツールを用いると多様な出力形式を作成し て、 「ゴールデンイメージ」の導入プロセスを 簡素化できます。 Linuxコンテナ。SUSE Linux Enterprise Server 12は、一般的な仮想化フレームワ ーク(libvirt)に緊密に統合されているた め、Linuxコンテナの管理性を向上させます。 Docker。テクノロジプレビューとして含まれ ているDockerは、 ソフトウェアコンテナ内の アプリケーションの導入を自動化するオープ ンソーステクノロジです。 サーバサイドコピーを改善するSamba 4。Samba 4はbtrfsと組み合わせること で、Windowsユーザ向けにサーバ側でのコ ピーパフォーマンスを向上させることが可 能です。 高度なネットワーク機能。SUSE Linux Enterprise Server 12はIPv6をサポート し、Open Fabrics Enterprise Distribution (OFED)を備えています。さらに、SANおよび LANのトラフィックを同一リンクで実行する ためのFibre Channel over Ethernet (FCoE) およびData Centre Bridging (DCB)もサポー トしています。 VMwareツールの統合。VMwareのドライバ とツール(open-vm-tools)がフルサポートさ れ、オールインワンパッケージとして統合さ れており、パフォーマンスも微調整されてい ます。 簡素化されたサブスクリプション管理。新 しいSCC (SUSEカスタマセンター)とSMT (Subscription Management Tool)によって、 サーバサブスクリプションとサポートエンタイ トルメントの管理がさらに容易になります。 インタラクティブな無人アップグレード。 SUSE Linux Enterpriseは、(手動の)主要バー ジョンアップグレードを10年間以上サポー www.suse.com トします。YaSTで適切なプロファイルをイン タラクティブに準備し、AutoYaSTでサーバグ ループを自動的にアップグレードできます。 モジュール。ベースサーバOSに加え、SUSE Linux Enterprise Server 12のサブスクリプ ションには、5つのオプションモジュールが 含まれています。このモジュールは、SCCと SMTを通じて独自のメンテナンスチャネルに グループ化されたパッケージセットであり、 サービスパックのライフサイクルとは無関 係に更新されます。モジュールの内容は、次 のとおりです。 – Webおよびスクリプトモジュール – レガシモジュール – パブリッククラウドモジュール – ツールチェーンモジュール – 高度システム管理モジュール セキュリティ標準に対するコンプライアンス。 SUSE Linux Enterprise Server 12は、次の共通 基準(CC)認定に向けた準備をしています。 ま た、FIPS 140-2認証を受けるために、複数の セキュリティモジュールをNISTへ提出済みで す。このモジュールには、OpenSSL、OpenSSH クライアントおよびサーバ、Strongswan (IPSecベースのVPN)、およびKernel Crypto APIなどがあります。 260-AP2505-001 | 11/14 | © 2014 SUSE LLC. All rights reserved. SUSE、SUSEロゴ、およびYaSTは、米国およびその他の国におけるSUSE LLCの登録商標です。 全ての第三者の商標は、それぞれの商標権者に帰属します。 お近くのソリューションプロバイダ、 または次のお問い合 わせ先までお電話ください。 オーストラリア 1-800-500-164 中国 400-120-3101 香港 800-906-194 インド 91-80-4002-2300 日本 0120-948-059 マレーシア 60-3-7722-6100 ニュージーランド 0800-441-671 シンガポール 65-6395-6888 韓国 82-11-3131-464 台湾 886-2-23760000 SUSE Maxfeldstrasse 5 90409 Nuremberg Germany
© Copyright 2025 ExpyDoc