平成 27 年 10 月 新渡戸文化中学高等学校 木の葉も少しずつ色づきはじめ秋も深まってきました。 『スポーツの秋』 、 『読書の秋』といわれるように 何をするにも気持ちのいい季節です。そして、なんといっても『実りの秋』 『食欲の秋』です。 秋には、おいしいものがたくさん収穫されます。旬のものをおいしくいただきましょう。 さんま 秋といえばさんまですね。秋のさんまは脂がのり、 味だけでなく栄養もたっぷり含まれています。 さんまは、EPAやDHAが豊富に含まれていて、 頭の働きをよくしたり、血液をサラサラにする 働きがあります。 鉄や血液を作る作用のあるビタミン B12 も 多く含まれているので、貧血の予防や疲れを とりのぞきます。 秋が旬の野菜は糖質や脂質が多く含まれていて、 寒い冬にそなえてエネルギー源となる食材が 多くあります。 きのこ類 きのこは、秋が旬の食べ物です。 最近では人工栽培などで一年中食べることが できるようになりました。 低カロリーで食物繊維が豊富です。 独特な味や、歯触りやぬめりがありますが それらをいかすように調理すると、おいしさが ひきたちます。 柿 奈良時代から栽培されているなじみの果物です。 ビタミン C や食物繊維を多く含み、風邪予防や 貧血の予防に効果があります。皮にハリとツヤが あり、色が濃くて実全体が平均的に色づいて いるものがおいしいといわれています。 その他の秋が旬の食材 新米・さば・鮭・さつまいも・なす にんじん・れんこん・栗・りんご、 ぶどうなど 昔から、秋は一年のうちで最も月がきれいな季節といわれてきました。お月見は、昔の暦の 8月15日に月を鑑賞する十五夜という行事で、お団子や里芋、旬の果物、ススキなどをお供えし 月をながめます。また、昔の暦の9月13日にもお月見をする風習があり、こちらは十三夜と いわれます。米や芋など、たくさんの作物の収穫時期を迎えることから、収穫の感謝の気持ちをこめて、 旬の作物をお供えし、お祝いするという意味もあるようです。 今年の十三夜は10月25日です。是非お月見をしてみてはいかがでしょうか。 10.10 を横にすると人の顔に眉と目の形になるので10月10日が目の愛護デーになりました。 現代は、テレビやテレビゲーム、パソコン、携帯電話のメールなどで目をつかいすぎることが増えて います。姿勢に気をつけ、明るさにも注意し、目が疲れたら休むようにしましょう。健康な目を守る ために目に優しい生活について考えて見ましょう。 ビタミンAは目の粘膜に関係の深い栄養素です。薄暗い所で目が慣れるのや、目の乾燥を防ぐのに ビタミンAが大きくかかわっています。不足すると薄暗いところでよく見えない、涙が出にくい、 目が乾燥するなどとなります。 ビタミンAが多く含まれる食品 その他の栄養素・・・ ビタミンB群 ビタミンC ビタミンE → ビタミンB₁、B₂が不足すると、疲れ目 や充血などになりやすくなります。 目の老化や見づらくなるのを予防する 働きがあります。 老化を予防する働きがあります。 *この他にも、魚に含まれるDHAや、ブルーベリーなどに含まれるアントシアニンは、 こ う か 目の疲労回復などに効果があるといわれています。 毎月 19 日は、食育の日として特別メニューを行っています。 9 月はお彼岸にちなんで『おはぎ』のセレクトを行いました。 『ごま』または『きなこ』を選びました。 ・カレーうどん ・えのきと小松菜のおひたし ・おはぎ ごまorきな粉 ・牛乳 中学生、 高校生共に きな粉の方が 人気が ありました。 10月の食育の日は 季節の食材を取り入れた メニューです! <献立> ・季節のごはんのセレクト きのこの炊き込みごはんor さつまいもごはん ・鮭の竜田揚げ ・白菜のおひたし ・じゃが芋のスープ ・柿 たの お楽しみに。
© Copyright 2024 ExpyDoc