函南原生林・柿田川報告 - 里山ウォーキングクラブ

函南原生林・柿田川報告
2115年2月7日
報告者中島悌子
里山ウォーキングクラブ 御中
上記イベントにつき、下記のとおり終了したので、ご報告いたします。
テーマ 江戸時代より禁伐採として大切にされてきた多種多様な樹木
集合
2015年 2月7日
:阿佐谷駅南口 7:00
レベル 歩行
リーダー 中島て
参加者 柏原
行程
中島あ
玉村
海妻
中島と
松井
見上
中塚
玉村車
中島車
時間 高低差
亀江
平山
平山
飯島
m
矢部
阿佐谷駅南口ロータリー 7:10 = 富士箱根ランド 9:20 〜
原生林入口 9:35 〜 展望台(大ブナ跡)10:40-10:50 〜 不抜の森 〜
11:00 原生の森公園(昼食) 11:20−12:20 〜 函南原生林入口 出発
13:05 = 柿田川湧水群
初めての車2台によるウォーキング。諸々の打合せをし順調に出発する。
函南原生林は箱根峠の少し南、国道1号線と県道20号線の間に広がる、
面積223ヘクタールの森林で標高400mから600mのところにある。
江戸時代に水源質を確保しようと関係者が樹木を保護した。現在は静岡
県と函南町が大切に守っていると、森の説明にある。歩きはじめてすぐ
に傾斜のきつい丸太の階段を下りる。沢を渡ると登り返す尾根までの急
登がある。雪道になるのでアイゼンの心配もしたが凍ったところもなく
その必要はなかった。ヒメシャラ、こぶがあちこちについているブナ、
巨木の多くが何とも言い難い風情を出している。ずっと傍にいたいなぁ
と想わせるオーラがある。昼食は大きな池のある芝生の広場にする。風
のない温かな陽に照らされた幸せな一時。約3時間の行程だった。
木漏れ日にフカフカの落ち葉を踏んで
雪道で一休み
柿田川は、柿田川公園から湧き出す湧水を源とする清流で、国指定の天然記
念物、名水百選に選定されている。富士山に降った雨や雪どけ水が三島溶岩
流に浸透し、その先端の柿田川 公園で湧きだしたもの、とガイドのおじさ
んの説明があり、そのままトルマリンハンカチ等 お土産モードの説明には
いる。 聞いているこちらは何となく退けてくる。
柿田川最上部からは十数か所の澄 んだ
水が湧いている。富士山から100年を掛け
て湧いてくるとか。公園内の周遊コース
散策するが、お目当ての梅花藻が見えな
い。梅花藻は15℃の川底に咲く白い梅
ような藻、年中咲いていると聞くがやはり開
花時期があるのだろうか。
真の井戸は昔、紡績工場が井戸として利
していたわき水で、日の光と砂がおもわぬ水
の色を作り出している。じっと見ていると吸
いこまれそうだ。最後に皆でコーヒー、
甘酒をいただく。
函南原生林マップ
紡績工場跡の井戸