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「第5次志免町総合計画後期基本計画(案)について」パブリックコメントの結果
資料1
☆意見等の募集期間:平成27年8月24日~平成27年9月24日
☆意見等の受付件数:2人 2件(提出方法の内訳:電子メール)
番号
項目
ご意見
まちの考え方
これまで志免町の各学校における外国語教育ではALTを配置しさらに諸先
生方の熱心な指導の成果として学力向上がなされていると思われます。
そこで、現在の体制を生かしつつ、さらなる飛躍のため私は下記の内容をご
意見差し上げます。
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<外国語教育について>
校外活動として子ども達が積極的にコミュニケーションできるような環境が必
要であると考えます。
具体的に(仮)志免町外国語スピーチ大会 として町内の小中高学習者の参
加希望に対し自ら考えた英語を使い発表する機会を提供し、学習者が一同
に会しお互いのレベルやコミュニケーションを確かめるだけでも、これらは大き
・政策2:未来の担い手と共に育つまち【子ども】 な励みとなり、また外国語学習の楽しさを肌で感じることもでき、学習熱がます
・まちづくりの目標6:子どもが活き活きと学び、 ます加速し高まっていくと考えらます。
生きる力を育むまちをつくる
・取り組み方針⇒国際化に対応する国際教育 <国際教育について>
や外国語教育の充実を図ります。
ユネスコ協会とユネスコスクール
現在、日本では939校(2015年6月現在)の幼稚園、小・中・高等学校及び大
学がユネスコスクールに加盟している。ユネスコスクールはESDを推進してお
り、国際理解教育に必要な各教材提供をはじめグローバルなネットワークを
活用し、世界中の学校と交流し情報や体験を分かち合うことができるとされて
いる。
そこで町内の義務教育機関で可能性があればユネスコスクールに加盟するこ
とにより子ども達が将来地球規模の諸問題に対処できる国際教育が期待でき
ると考えられます。
さらに教育機関だけではなく地域にてユネスコ協会支部を設立することにより
ユネスコスクール以外の高校生、大学生を含む全ての地域住民一体となりユ
ネスコ基本活動の一つとする「地域の貴重な文化伝統を守る」ことを再認識で
きさらに、教育、科学、文化、コミュニケーションの分野で国際協力を進め平
和を築くための活動が可能とされ、住民意識を変えることができる可能性があ
ると考えられます。
現在の計画について、災害時の食料備蓄についての記載がありませんでし
た。大規模災害に備え志免町では現在どのように食料備蓄がされているのか
回答願います。また、その中にアレルギー用食品の備蓄の割合はどれくらい
ありますか。
4年前に発生した東日本大震災では、発生当初に食物アレルギーの乳幼児
に与えるアレルギー用のミルクや食料がなかったり、アナフィラキシーなどの
アレルギー症状が発症する危険があるために救援物資や避難所の食事(成
分表示がないため)が食べられないとの状況があったとのことです。
そこで、次のようなアレルギー用食品の備蓄に関する提案もしたいと思いま
す。
2
・政策5:安全で快適に暮らせるまち【防犯・防
災・住環境】
・アレルギー対応のミルク(ニューMA-1、ミルフィなど)の備蓄
・まちづくりの目標6:災害に強いまちをつくる
・アルファー化米と特定原料7品目不使用の食品(ふりかけやカレーなど)の
・取り組み方針⇒町内企業等と災害時応援協定 備蓄
を締結し、災害時には物資の供給を受けられる
などの体制を確保します。
ミルクしか飲めない乳アレルギーのある子にとってアレルギー対応のミルクは
命綱です。
救援物資で届きやすいパンは、小麦・卵・乳アレルギーの子はたべられませ
ん。
アレルギー対応といっても、もちろんアレルギーのない子どもも大人もみんな
食べることができます。
(アレルギー対応のものでも、味はおいしいです)
ご意見いただいた国際教育については、後期基本計画の取り組みを進めるうえ
での参考とさせていただきます。また、外国語教育についても貴重なご意見あり
がとうございました。現在、志免町においては下記のとおりの取り組みを進めて
いるところです。
志免町教育委員会は、教育の基本目標を達成するため、毎年度主要施策を定
め、志免町小・中学校及び関係機関や団体と連携し、広く町民の理解と協力を
得ながら、積極的かつ着実に施策の推進に努めています。基本目標では、「人
間性」「創造性」「社会性」「国際性」をはぐくむことが重要としています。この中の
「国際性」については、国際社会の一員として自国及び他国の伝統・文化を理
解し、創造するとともに、世界の平和と繁栄を希求する町民の育成を目標とする
ものです。
豊かな社会性・国際性をはぐくむ教育の推進のため、国際化に対応する国際教
育や外国語教育の充実を図ることとしており、外国語指導助手を中学校に派遣
し、外国語教育の充実と小学校への派遣により外国語への興味と関心を高める
こととしています。また、中学校文化連盟が主催する外国語スピーチコンテスト
が開催され、毎年、各中学校の代表者が参加しています。
【後期基本計画の取り組み方針の変更】
「町内企業等と災害時応援協定を締結し、災害時には物資の供給を受けられる
などの体制を確保します。」
↓↓
「町内企業等と災害時応援協定を締結し、災害時での協力体制を整えます。ま
た、志免町備蓄基本計画に基づき、災害時での備蓄・調達を進めます。」
上記のように、備蓄についての取り組みに変更します。また、ご意見いただいた
ような備蓄品目については、志免町備蓄基本計画において具体的に定められ
ており、アレルギー対応粉ミルクや要配慮者(高齢者、障害者、乳幼児その他の
特に配慮を要する人)に配慮して飲みやすいものやアレルギー対応食品を含め
備蓄することとしておりますので、食物アレルギーの子どもなどへの備蓄の配慮
に努めます。
【現在の備蓄状況】
福岡県の「地震に関する防災アセスメント調査報告書」によると、志免町におい
て最も被害が大きいと想定される警固断層南東部地震(マグニチュード7.2、最
大震度6強)とされています。これによる避難者は187名とされ、この避難者数を
基に発災から3日間に必要な量を備蓄することとしています。そのうち、アレル
ギー対応食品は33.3%となっています。乳幼児向けの備蓄品については、早急
に購入する予定で、25%がアレルギー対応食品です。また、アレルギー対応粉
ミルクも早急に購入します。物資の保管については、志免町防災備蓄倉庫を集
自治体においては、種々の対応があるとおもいますが、住みよい安心した志 積拠点としています。
免町づくりにぜひともご参考にしていただきたいとおもいます。
災害時に食物アレルギーの子供たちが窮地に陥らないようにご配慮していた
だきますようお願いします。
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