最終案内 - 豊明高等養護学校

第37回 北海道特別支援教育研究協議会
道央地区・南幌大会のご案内(最終案内)
平成27年度の北海道特別支援教育研究協議会道央地区大会・南幌大会を下記のように開催いたします。
この大会が、自己の実践を問い直す機会となり、明日への糧となることを願っています。
御多忙の折とは存じますが、多数の皆様に御参加いただきたく、御案内申し上げます。
平成27年6月
第37回北海道特別支援教育研究協議会道央地区研究大会実行委員長 嵯 峨
(北海道南幌養護学校長)
【大会主題】
趣
豪
地域社会で自分らしく生きる児童生徒を育てるために
~未来につながる魅力ある教育の実践~
旨
我が国は平成26年1月20日「障害者の権利に関する条約」に批准し、同年2月19日に発
行されました。この条約の目的は、
「障害者の人権・基本的自由の共有の確保、障害者の固有の尊
厳の尊重の促進」です。第24条では、教育についても触れられ、
「障害者を包容するあらゆる段
階の教育制度及び生涯学習を確保すること」や「個人に必要とされる合理的配慮が提供されるこ
と」などと対応が示されています。
この批准に向けて国内では、平成23年8月に障害者基本法が改定され、平成24年7月に、
文部科学省初等中等教育分科会報告「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築
のための特別支援教育の推進」
(以下、中教審報告)が示されました。また、平成25年6月障害
者差別解消法が成立(一部を除き平成28年4月1日から施行)し、学校教育法施行例が改正(9
月1日より実施)されました。中教審報告の内容には、
「共生社会の形成に向けたインクルーシブ
教育システムの構築」
、「早期からの教育相談・支援、就学先決定までの一貫した支援」、「障害の
ある子どもが十分に教育を受けられるための合理的配慮及び基礎的環境整備」、「多様な学び場の
整備と学校間連携の推進」
、「特別支援学校を充実させるための教職員の専門性の向上」などが示
され、特別支援学校の教職員として研修と実践を通じた授業力の向上が期待されています。
さらに、平成25年3月に北海道教育委員会が定めた、特別支援教育に関する基本方針(改訂
版)では、一貫した支援を目指した特別支援教育に向け「地域における特別支援教育の支援体制
の充実」についても示されています。
私たちは、障害のある子どもたちが、学校卒業後の主体的で豊かな地域生活ができるように、
生きる力を育成することが大切です。児童生徒が様々な集団や社会的な関係の中で自分らしさを
発揮し、自分らしい生き方を積み上げていくこと、地域社会において主体的に生きていくこと、
自分の役割を果たしていくこと、さらに成人期以降のライフステージにおいて自立した社会生活
を送ることなどのために、適切な指導や必要な支援を保障することが求められていいます。
そこで、第17次研究では研究期間を2カ年とし、
「地域社会で自分らしく生きる児童生徒を育
てるために~未来につながる魅力ある教育の実践~」を研究主題として、各地区の活動や研究紀
要の発行、調査研究及び研究大会を通し、本道の知的障害教育の充実、発展に寄与していきます。
このような趣旨のもと、本大会において協議が一層深まり、共に研鑽を深めながら、特別支援
教育の充実に邁進していきたいと考えます。
主
催
全日本特別支援教育研究連盟
北海道特別支援教育協議会
共
催
北海道南幌養護学校
後
援
北海道教育委員会、南幌町教育委員会、北海道特別支援学校長会、
北海道特別支援学校知的障害教育校長会、北海道特別支援学級設置学校長協会、
北海道特別支援学級教育研究連盟、北海道情緒障害教育研究会、北海道自閉症協会、
北海道特別支援学校副校長教頭会、北海道知的障害教育校 PTA 連合会、
北海道手をつなぐ育成会、公益財団法人日本教育公務員弘済会北海道支部、
期
日
平成27年7月27日(月)
会
場
北海道南幌養護学校
〒 069-0232 空知郡南幌町緑町5丁目1番1号
TEL(011)378-2313
FAX(011)378-2319
参加者
北海道特別支援教育研究協議会会員、教育関係者、特別支援教育に関心のある方
日
程
9:00 9:30
受
付
9:45
開会式
11:45 12:15
講
演
(休憩、質疑応答含)
時 間
9:00~9:30
9:00~9:45
9:45~11:45
11:45~12:15
12:15~13:00
13:00~14:50
諸
連
絡
昼
13:00
食
14:50 15:00
部 会
(研究協議)
移動
休憩
15:30
閉会式
総会
内
容
受付
開会式
講演
演題:
「すべての子どもが、自分らしく共に生きる教育の在り方」
講師:学校法人大藤学園 あいの里大藤幼稚園長 大坂 克之 氏
諸連絡(部会打ち合わせ)
14:50~15:00
昼食
部会協議(各部会に分かれ、ワークショップ形式の研究協議)
1部会:小学部会 2部会:中学部会 3部会:義務併設高等部会
4部会:重度重複・訪問部会 5部会:単置高等部会①
6部会:単置高等部会① 7部会:寄宿舎部会
移動
15:00~15:30
15:30~
閉会式
総会
部会協議
○第1部会 小学部会
部会テーマ
自分の気持ちや考え方を上手に伝えることができるようになるために
助言者
北海道白樺高等養護学校
教頭
今井
章文 氏
○第2部会 中学部会
部会テーマ
生徒が「主体的」に学び、意欲的な活動につながる学習指導
~将来の豊かな生活に生かす指導の工夫~
助言者
北海道札幌養護学校
教頭
田近
憲二 氏
○第3部会 義務併設高等部会
地域社会で生きる生徒を育てるために、義務併置高等部(普通科)の教育課程で改善
部会テーマ
しなければならないことは何か
助言者
北海道星置養護学校ほしみ高等学園 教頭
倉科
辰男 氏
原田
稔 氏
○第4部会 重度重複・訪問部会
部会テーマ
心が動く授業、その気になる教材
助言者
北海道余市養護学校
教頭
○第5部会 単置高等部会①
部会テーマ
「現実度」を追求するための実践教育課程と授業づくり
助言者
北海道札幌高等養護学校
教頭
立田
俊治 氏
○第6部会 単置高等部会②
部会テーマ
よりよい進路決定のための現場実習の在り方について
助言者
北海道小樽高等支援学校
教頭
星野
健史 氏
○第7部会 寄宿舎部会
今も将来もより豊かに地域で暮らすための寄宿舎生活づくり
部会テーマ
~個々の教育的ニーズに応じた生活指導の在り方~
助言者
北海道夕張高等養護学校
教頭
洞ヶ瀬岩雄 氏
参加費
北特研会員、準会員:無料
会 員 以 外 の 方 :1,000円
※会員以外の方で研究紀要を希望される方は一冊2,000円(送料込)を当日受付にてお支払い
ください。
昼
食
弁当を700円(飲み物付)で斡旋しますので、御希望の方は参加申込書に御記入ください。なお、
代金は当日受付にてお支払いください。
申込方法
大会参加を希望される方は、別紙「参加申込書」に必要事項を記入の上、7月10日(金)までに郵
送、メール、または FAX にてお申し込みください。
その他
・講演の中で「音楽ムーブメント」の実技でピアノ演奏に乗せて体を動かす活動を予定しています。
そのため、クールビズかつ体が多少動かせる服装での来校をお願いいたします。また、上靴は御
持参いただくようお願いいたします。
・駐車スペースが限られていますので、できるだけ乗り合わせで来校くださるようお願いいたしま
す。
会場案内図
至国道12号
線
南幌病院
南幌高校
北町
南幌中学校
郵便局
入口
消防署
町役場
南幌養護学校
柳陽公園
1009
南幌神社
430
エーコープ
緑町
ローソン
~
337
乗り継ぎバス
・JR バス(北広島経由) 札幌駅発-南幌行乗車 大谷地発-南幌行乗車 「南幌消防署前」下車 徒
歩8分
・夕鉄バス(江別経由) 札幌大通発-栗山行乗車 新さっぽろ発-栗山行乗車「南幌消防署前」下車
徒歩8分
・中央バス 江別ターミナル発-南幌行乗車 「南幌消防署前」下車 徒歩8分 札幌駅前発-夕張・
栗山行(高速)乗車 「南幌消防署前」下車 徒歩8分
(大会事務局)
〒069-0232 空知郡南幌町緑町5丁目1番1号 北海道南幌養護学校
実行委員長 北海道南幌養護学校
校 長 嵯峨
豪
事務局長
北海道南幌養護学校
教 頭 菅原 康之
事 務 局 北海道南幌養護学校
教 諭 飯田
弘 河内
崇 山崎龍太郎
TEL(011)3780-2313
FAX(011)378-2319
E-mail [email protected]