学校だより6(4/22)

学校だより 「菜根」
No.6
【発行者:校長
味原悦雄】《発行日:平成 27 年 4 月 22 日》
『自立』(主体性の確立)~「共感」と「肯定」
郡山第一中学校ヒューマンパワーアップ作戦
「あ」 明るく元気にさわやかに
「い」 いつでも どこでも 誰にでも
「さ」 先に 相手より早く
「つ」 続けて 心をつなぐまで
履き物をそろえることを徹底していきたいと思います!
~ご家庭でのご理解とご協力をよろしくお願いします!
子どもたちが登校した後の下駄箱を見ると、履き物の入れ方が、かかとをき
ちんとそろえてあるもの、下駄箱の奥に入れてあるもの、左右が横にずれてあ
るもの、左右が前後にずれてあるもの、・・・といろいろです。
永平寺・道元禅師の「教え」に以下のことがあります。
はきものをそろえると
こころがそろうと
こころもそろう
はきものもそろう
ぬぐときにそろえておくと
はくときに心がみだれない
だれかがみだしておいたら
だまってそろえておいてあげよう
そうすればきっと
世界中の人の心も
そろうでしょう
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履き物をそろえることには深い意味があるようです。
真偽は定かではありませんが、ある本に<履き物をそろえる効果に>ついて
以下のように書いてありました。
○地に足のついた生活をしている。
○学校(家)が助け合いを大切にしている。
○頭脳がクリアになり、知的レベルが上がり、賢い子が育つ。
○良気を発し、訪問者の良気が表出する。
等
きやつかしようこ
禅寺の玄関(廊下)などに『脚下照顧(照顧脚下、看脚下)』という札が立
ててあります。足下に気をつけなさい、靴を揃えなさい、という日常の言葉と
して使っていますが、これは自分自身のことを顧みるのを忘れないように、と
いう深い意味があります。
例えば、上へ上へと昇っていく時、上だけ見ていたのでは、足下の岩を踏み
外してしまいます。だから「進みたい」と思った時には自分の足下を見ること
が大切です。一歩を踏み出すのは自分自身であり、一歩一歩、自分の足で丁寧
にゆっくり歩き出せばいいということです。靴をそろえるのは次なる行動のた
めでもあります。
学校では、今後下駄箱の履き物の入れ方について、かかとを下駄箱の面にき
ちんとそろえるように指導していきたいと思います。
ご家庭でのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
どんなに忙しい時でも、急を要する時でも、ほんの数秒です。玄関で、一呼
吸おいて靴をそろえるようにしたいものです。
履き物を脱いだら、かか
とをそろえる習慣を身に
付けさせたいです!
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