平成27年度 事業計画

事 業 計 画 書
1.基本方針
定款の定めるところにより、 畜産物の供給の安 定と畜産経営の安 定を
図り、畜産の健全な発展と国民への畜産物の安定供給に資するため、次の
事業を実施することとする。
(1)配合飼料価格安定対策事業(公益目的事業1)
飼料穀物の国際価格の高騰等による配合飼料価格の大幅な値上がり
に対処するため、補塡発動の要件に該当する場合には、異常補塡交付金
の迅速かつ適正な交付を行うこと等により、畜産経営の安定に資する。
(2)飼料穀物備蓄対策事業(公益目的事業2)
飼料穀物の国際需給のひっ迫、天災等の不測の事態の発生による影響
を緩和し、輸入飼料穀物(とうもろこし、こうりゃん)の安定供給を確
保するため、国及び独立行政法人農畜産業振興機構の助成を受け、備蓄
飼料穀物の適切な保管等を行うとともに、事業の効率的運営に努める。
(3)調査事業(公益目的事業3)
上記 事業 の適 正円 滑な 実施 に資 する ため の飼 料の 需給 及び 価格 の動
向に関する調査、情報の収集及び提供を行う。
2.事業計画の概要
(1)配合飼料価格安定対策事業
①
異常補塡準備財産の造成
平成24年度に国から交 付を受けた配合飼 料価格安定対策費 補助
金に 対応 する 異常 補塡 積立 金に つい ては 平成 25 年度 から 平成 27
年度において、各契約基金から納付させることとし、平成27年度分
の異常補塡積立金については、生産局長が別に定める額に各契約基金
の異 常補 塡交 付金 交付 契約 数量 の割 合に 応じ て算 定し た額 を各 契約
基金から納付させる。
1
②
異常補塡準備財産の管理及び運用
異常補塡準備財産については、定款等の定めるところにより、適正
に管理運用することとし、異常補塡交付金の交付に支障のない範囲で、
できる限り安全かつ有利に運用する。
③
異常補塡交付金の交付事務
業務方法書の定めるところにより、異常補塡交付金の交付要件に該
当することとなる場合には、契約基金に対し速やかに異常補塡交付金
の交付を行う。
④
配合飼料価格安定制度に係る業務調査の実施
契約基金の協力を得て基金業務の調査指導を行う。
(2)飼料穀物備蓄対策事業
①
飼料穀物備蓄実施計画の作成
国が策定した飼料穀物備蓄計画に基づき、四半期ごとに生産局長の
承認を得て、飼料穀物備蓄実施計画を作成する。
②
飼料穀物の保管等事業の実施
ア
国及 び独立行 政法人 農 畜産業振 興機構 の 飼料穀物 備蓄対 策 事業
補助金の交付を受け、当該事業に係る経費の支払いに充当する。
イ
飼料穀物備蓄実施計画に基づき備蓄穀物 600 千トンの保管を行う
とともに、台風の襲来による本船の到着遅延等の緊急時において、
適時適切に売渡し又は貸付けを行う。また、事業の効率的な運営に
努める。
(3)調査事業
国内外における飼料穀物等について、調査、情報の収集を行うととも
に、会員、関係機関及び関係者に対し、「飼料月報」等により定期的に
情報を提供する。
(4)会議の開催
定款、業務方法書等に基づき、次の会議を開催する。
①
総会
②
理事会
③
運営委員会
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