B4 古口眞 2015/10/13 ウェアラブルデバイスを用いた 非常時体調管理システム 岩手県立大学 ソフトウェア情報学部 情報環境デザイン学講座 0312012055 古口眞 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 1 背景 • 避難所で体調を崩す人が多い[1] • 避難所での健康管理は困難[1] – 大勢の人 – パニックが続く環境 – 医療従事者の不足[2] • ウェアラブルデバイスの進化 – スマートウォッチ 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 2 1 B4 古口眞 2015/10/13 ウェアラブルデバイスについて • 身体に装着して利用するデバイス • 本研究ではスマートウォッチを用いて体調管 理に必要なデータの測定を行う • 腕時計型なので常にデータを取り続けること が可能 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 3 エプソンPS-500B • 搭載されているリアルタイム脈拍メーターを使 用 • スマホ・PCで管理可能 • Bluetoothでスマホと通信 • スマホからサーバに送る • リアルタイム測定を使用 するAPIが配信されている 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 4 2 B4 古口眞 2015/10/13 エプソンPS-500B 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 5 関連研究1 • スマートヘルスケアのための身体活動レコメ ンドシステム [3] – 健康管理を行う – 天候などさまざまな環境を考慮 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 6 3 B4 古口眞 2015/10/13 関連研究2 • 「eTriage: A Wireless Communication Service Platform for Advanced Rescue Operations」 Teruo Higashino, Akira Uchiyama, Keiichi Yasumoto[4] 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 7 これまでの研究の問題点 • 研究1 – 複数人の管理不可 – 災害時などの非常時に対応していない • 研究2 – その場限りの管理 – よりウェアラブルな機器で測定 – 登録手続きについて – 一人ひとりの体調管理に徹していない 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 8 4 B4 古口眞 2015/10/13 本研究の目的 • ウェアラブルデバイスを用いてリアルタイムで 体調監視を可能とする • 避難所での環境を考慮する – 複数人の健康状態監視システム • 異常時に医療従事者に通知 – 一人ひとりの体調の変化に対応する – 確実に個人を見分ける – 医療従事者に効率のよい医療環境の提供する 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 9 本研究の特徴 • ウェアラブルデバイスを用いて心拍数などの 数値を測定 – 常に測定し続ける – EPSONが配信されているAPIを使用 • 複数人の健康を管理 – 異常者を検知し、医療従事者に通知 • 登録手続き簡易化 – 災害時・避難所という環境を考慮 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 10 5 B4 古口眞 2015/10/13 システム概要 PS-500B Bluetooth PS-500B データベース メール 医療従事者 端末 心拍数データ Bluetooth 患者情報 Bluetooth PS-500B 2015/10/13 11 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 プロトタイプ図(登録時) 登録 データベース Bluetooth接続 PS-500B スマートフォン 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 12 6 B4 古口眞 2015/10/13 プロトタイプ図(通常時) スマートフォン 測定データ Bluetooth PS-500B データ送信 過去データ受信 データベース 2015/10/13 13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 プロトタイプ図(異常時) 位置情報取得 Bluetooth GPS衛星 メール送信 データ送信 過去データ受信 連絡先受信 データベース 医療従事者端末 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 14 7 B4 古口眞 2015/10/13 システムアーキテクチャ Smart Watch Heart rate Information GET Smart Phone Heart rate Information SEND SP Heart rate Information RECEIVE Heart rate Information MINITORING DB Heart rate Information CHECK Patient Information Registration Heart rate Information Heart rate Information SEND DB Internet GPS server Send Mail Get GPS Paramedic Terminal Receive Mail Data monitoring 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 15 モジュール構成(1/3) • Smart Watch – Heart rate Information GET • 心拍数を測定 – Heart rate Information SEND SP • 測定した心拍数情報をSmart Phoneに送信(Bluetooh) • Smart Phone – Registration • 患者基本情報を登録 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 16 8 B4 古口眞 2015/10/13 モジュール構成(2/3) – Heart rate Information RECEIVE • 心拍数情報をSmart Watchから受信 – Heart rate Information MINITORING • 心拍数情報をSmart Phoneで表示 – Heart rate Information CHECK • 心拍数情報が基準範囲内か確認 – Heart rate Information SEND DB • 心拍数情報をDBに送信 – Send Mail • メールを送信するモジュール – Get GPS • メールに添付する位置情報を取得 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 17 モジュール構成(3/3) • DB – Patient Information • 登録時の患者の基本情報 – Heart rate Information • 心拍数情報 • Paramedic Terminal – Receive Mail • メール受信 – Data monitoring • データをモニタリング 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 18 9 B4 古口眞 2015/10/13 患者の基本情報 • • • • • • • • 氏名 性別 年齢 生年月日 血液型 設定心拍数 緊急連絡先 持病など 2015/10/13 19 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 データフロー(登録時) スマートフォン DB 情報登録 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 20 10 B4 古口眞 2015/10/13 データフロー(通常時) スマートフォン PS-500B DB 測定データ送信 Check 測定データ送信 データ受信 2015/10/13 21 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 データフロー(異常時) スマートフォン PS-500B DB 医療従事者端末 測定データ送信 Bluetooth Check 測定データ送信 データ受信 連絡先受信 登録連絡先にメール送信 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 22 11 B4 古口眞 2015/10/13 進捗状況(1/2) • 文献調査 – 奈良女子大学・梅田先生 – 基準値を決めるための臨床論文 • 技術調査 – センサ調査 • 研究の方向性決定 • ウェアラブルデバイスの調査 • APIについての調査 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 23 進捗状況(2/2) • 登録機能のプロトタイプ作成 – DBと接続 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 24 12 B4 古口眞 2015/10/13 検討項目 • • • • • • • APIについて調査 画面構成 登録手続きについて 評価方法 患者情報の詳細 背景・目的 ウェアラブルデバイスの有効性 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 25 まとめ • 本研究は避難所などで複数人の体調管理を 行うシステムの提案・開発 • 離れていても管理できる環境の提供 • 医療従事者にとって効率の良い治療ができ る環境を提供 • 避難所という特殊な環境を考慮 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 26 13 B4 古口眞 2015/10/13 スケジュール • 10月 – 卒業研究中間発表(10/13) – 実装 • スマートウォッチと接続 • DB設計 • データをスマートフォン・DB に送信受信 • スマートフォンに表示 • 11月 – 発表資料作成(#3) – 研究発表ゼミ#3(11/16) – 実装 • 登録機能 • 心拍数判定機能 • DB設計 2015/10/13 • 12月 – 実装 • タブレットからDBに アクセス • メール通知機能 • GPS情報取得 – 論文執筆 – 第1回目研究室論 文提出期(12/24(木) 12:00まで) 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 27 スケジュール • 1月 – – – – – 研究室内最終論文提出期限(1/7(木) 12:00まで) 卒業論文要旨提出締め切り(1/7(木)~1/14(木) 16:00まで) 卒業論文執筆 発表資料作成(#4) 研究発表ゼミ#4(1/25(月)) • 2月 – – – – 卒業研究成果発表会(2/10(水)) 卒業論文最終提出締め切り(2/12(金)~2/23(火) 16:00まで) 成果発表会資料作成 卒業論文執筆 • 3月 – 最終デモンストレーション 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 28 14 B4 古口眞 2015/10/13 参考文献 • [1]避難所における感染対策マニュアル (http://www.kansensho.or.jp/disaster/disaster _con_5.pdf)2015.07.13確認 • [2]河北新報社「(1)崩壊の現場/医師不足、 被災地で加速/復旧長期化、続く難局」 (http://blog.kahoku.co.jp/saisei/2012/04/post -41.html)2015.07.13確認 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 29 参考文献 • [3]「スマートヘルスケアのための身体活動レ コメンドシステム」 (http://sigswo.org/papers/SIG-SWOA1303/SIG-SWO-A1303-02.pdf) 2015.07.13確認 • [4] eTriage: A Wireless Communication Service Platform for Advanced Rescue Operations:Teruo Higashino, Akira Uchiyama, Keiichi Yasumoto 2015.07.13確認 2015/10/13 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 2015後期卒業研究ゼミ中間発表 30 15
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