頑張る!学生プロジェクト SAIKO EV Project ~EV カート制作~ ~第 20 回 Japan EV Festival~ 2014 年度活動報告書 目次 Ⅰ. 挨拶 ············································································································p.2 Ⅱ. プロジェクト名の変更·····················································································p.2 Ⅲ. 目的 ············································································································p.2 Ⅳ. 今年度の活動 ································································································p.2 Ⅴ. Japan EV Festival とは ··················································································p.3 Ⅵ. オープンキャンパスへの参加 ············································································p.4 Ⅶ. マシンの改良点 ·····························································································p.5 Ⅷ. Japan EV Festival 2014 ··················································································p.7 Ⅸ. メンバー ······································································································p.7 Ⅹ. 今後の活動 ···································································································p.8 1 Ⅰ. 挨拶 この度このような活動機会と予算を与えて頂き、プロジェクトメンバー一同心から感謝致し ます。 Ⅱ. プロジェクト名の変更 本プロジェクトでは、今年度、プロジェクト名を『S.I.T. EV Project』から『SAIKO EV Project』 に変更しました。これは、学園創立 110 周年に合わせたものです。また、プロジェクト名の略 称を『S.K.E.P.』とし、活動を行いました。 Ⅲ. 目的 私たち SAIKO EV Project はレーシングカートを電気カートに改造することによって、電気 システムの理解を高める事と、伝統ある日本 EV クラブ主催の Japan EV Festival への出場 をきっかけに埼玉工業大学の宣伝を含め、新たなモータースポーツの開発に携わることでたく さんの方との出会いや友人との交流を深める事を目的としています。 Ⅳ. 今年度の活動 今年度の活動としては、オープンキャンパスへの参加、マシンの改良、Japan EV Festival 2014 出場という大きく分けて 3 つの活動を行いました。 2 Ⅴ. Japan EV Festival とは 『Japan EV Festival』とは、電気自動車の祭典であり、毎年 11 月 3 日に筑波サーキットを 会場として日本 EV クラブ主催で開催されてきました。 日本 EV クラブとは、 ‘94 年 10 月に自動車評論家の舘内端氏を代表として設立された、市民 を基盤とする任意団体です。EV(電気自動車)に夢とロマンを持ち、EV や低公害車の普及と、 未来のモータリゼーションの創造、地球温暖化防止を私たち自身の問題として考え、主体的に 活動することを目的にしています。 Figure 1 Japan EV Festival 開催内容 3 Ⅵ. オープンキャンパスへの参加 埼玉工業大学では、今年度もオープンキャンパスが開催されました。私たちは、6 月 15 日に 行われた第 1 回から 10 月 11 日に行われた第 9 回までのオープンキャンパスに参加しました。 高校生に、私たちの製作した電気カートに実際に乗ってもらうことで、その力強さを体感して もらいました。アンケートなどを見ると好評だったようです。埼玉工業大学を受験する高校生 へのアピール、また、EV の普及において、少しでも貢献できていたらと思います。 Figure 2 操作方法の説明 Figure 3 乗車風景 4 Ⅶ. マシンの改良点 Japan EV Festival 2014 の車両規則ではチェーンガードの装着が義務付けられていたため、 チェーンガードの製作、取り付けを行いました。また、埼玉工業大学の宣伝を効果的に行うた め、カートフカニャン、そして、S.K.E.P.ロゴのステッカーを車体に張り付けました。 Figure 4 電気カートの基本構造 Figure 5 チェーンガード 5 Figure 6 Figure 7 カートフカニャン ステッカー貼付 6 Ⅷ. Japan EV Festival 2014 Japan EV Festival 2014 では、コンバート EV 1 時間ディスタンスチャレンジ、ERK 30 分ディスタンスチャレンジ、何でも EV 展示&デモンストレーション、自動車メーカー製 EV オーナーパレードラン、環境 EXPO/EV・エコカー試乗会などのイベントが行われました。 私たちは、マシンを完成させた後、昨年 11 月 3 日に開催された第 20 回 Japan EV Festival の ERK 30 分ディスタンスチャレンジに出場しました。これは手作りの電気カート(ERK)を 用いて 30 分間で走れる距離を競うものです。したがって、30 分間でサーキットを何周できる かを競うことになります。 結果としては、ERK30 分ディスタンスチャレンジでは完走できませんでした。バッテリー交 換後の 9 周目でマシンが止まりました。12 分ほどを残してのリタイアでした。リタイア前のペ ースで走っていたら、あと 5 周は走れるペースで、3 位入賞も見えていました。 原因は、バッテリーの取り付け方にありました。端子の接触面積が小さくなってしまい、そ こから発熱したことが原因だったようです。 Figure 8 Japan EV Festival 2014 結果 Ⅸ. メンバー 情報システム学科電子情報専攻 機械工学科機械工学専攻 機械工学科機械工学専攻 機械工学科機械工学専攻 情報システム学科 情報システム学科 1103048 1301021 1401019 1401129 1403060 1403061 亀井雄太 荻野大樹 小口模那 細沼真矢 小久保翰志 小島智太佳 7 Ⅹ. 今後の活動 今後の活動としては、出場する大会を Japan EV Festival から ERK Cup Japan に変更する 予定です。Japan EV Festival 2015 の開催が 5 月 3 日になったことで、学生プロジェクトの活 動開始時期に間に合わなくなったためです。ERK Cup Japan はフェスティカサーキット栃木 を主体に行われている ERK(電気カート)のレースです。 もちろん、Japan EV Festival 2014 で起こったマシンの不具合の解消にも努めます。原因が 分かっているため、対策を行い、私たちのマシンをより信頼性の高いものとするべく、開発を 続けていけたらと思います。 8
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