二軸性結晶(CRE)のテスト 提供 (財)高輝度光科学研究センター 冨澤 宏光様 東京大学大学院 工学系研究科 前川 陽様 二軸性結晶(CRE)のテスト HeNeレーザー (633nm+546nm)での実験 Ti:Sapphireレーザー (792nm)での実験 白色光を用いた実験 実験体系 HeNeレーザー(633nm, 546nm)を光源として使用。 偏光子とフレネルロムでCREへの入射偏光を コントロールし、出射ビームプロファイルおよび 偏光状態を計測した。 HeNe laser + 偏光子: 直線偏光に規定 フレネルロム波長板: 直線偏光の偏光軸を回転する。(λ/2波長板) 直線偏光を円偏光に変換。 (λ/4波長板) HeNe laser 凸レンズ f=100mm CCD CRE 偏光子 フレネルロム波長板 CRE後の円環ビーム形成面での プロファイルを計測。 λ/4波長板を用いて円偏光を入射した場合 上:強度プロファイル 右:各偏光成分の強度プロファイル(図中の矢印が偏光方向を示す。) λ/2波長板を用いてCREへの入射偏光を回転させる。 入射偏光方向を変化させたときの強度プロファイル(角度は波長板の回転角を示す。) 入射偏光=垂直偏光 0deg 15deg 22.5deg 入射偏光=平行偏光 30deg 45deg 90deg 垂直偏光を入射した場合の出射偏光分布。 入射偏光=垂直偏光 上:強度プロファイル 右:各偏光成分の強度プロファイル(図中の矢印が偏光方向を示す。) 二軸性結晶(CRE)のテスト HeNeレーザー (633nm)での実験 Ti:Sapphireレーザー (792nm)での実験 白色光を用いた実験 実験体系 Ti:Sapphireレーザー(792nm)を光源として使用。 石英ロッドによりパルス幅を>1psまで伸ばしてCREに入射。 HeNeを用いた計測と同様、波長板によって入射偏光状態を 変化させて出射プロファイルを計測した。 石英ロッド Ti:Sapphire(792nm) フレネルロム波長板 CRE CCD 偏光子 凸レンズ f=100mm 凸レンズ f=80mm λ/4波長板を用いて円偏光を入射した場合 上:強度プロファイル 右:各偏光成分の強度プロファイル(図中の矢印が偏光方向を示す。) λ/2波長板を用いてCREへの入射偏光を回転させる。 入射偏光方向を変化させたときの強度プロファイル(角度は波長板の回転角を示す。) 入射偏光=垂直偏光 0deg 15deg 22.5deg 入射偏光=平行偏光 30deg 45deg 90deg vertical偏光を入射した場合の出射偏光分布。 入射偏光=垂直偏光 上:強度プロファイル 右:各偏光成分の強度プロファイル(図中の矢印が偏光方向を示す。) 二軸性結晶(CRE)のテスト HeNeレーザー (633nm+546nm)での実験 Ti:Sapphireレーザー (792nm)での実験 白色光を用いた実験 白色光を用いた実験結果 intensity [a.u.] 白色ファイバレーザー SC450 (Fianium, UK)を用いた実験 4 10 4 3 10 4 2 10 4 1 10 4 0 400 600 800 1000 wavelength [nm] レーザースペクトル 1200 実験体系 フレネルロムλ/2波長板 凸レンズ f=100mm 白色レーザー CCD CRE 偏光子 λ/2波長板を回転させて、直線偏光の偏光軸を回転させた。 波長板:0deg 波長板:22.5deg 波長板:45deg 波長板:67.5deg 波長板:90deg フレネルロムλ/2波長板 実験体系 白色レーザー 凸レンズ f=100mm CCD CRE 偏光子 フレネルロムλ/4波長板 λ/4波長板を用いて直線偏光を円偏光に変換する。 λ/2波長板を調整することで、λ/4波長板に入射する偏光状態を最適化した。 円偏光 楕円偏光 λ/2波長板:+5deg λ/2波長板:+10deg
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