プレ スキ ット

近年、
パリ地方、
ノルマンディー地方は、
「土地、歴史、文化
、地理」
などを活かしたプロジェクトを推進してきました。歴
史的にも地理的にも関係が深い2つの地方は、
お互いに
協力し、地方という枠組みを超えて、
メッセージを発信する
という目的で結ばれています。
外務省の呼びかけにより、
パリ、
イル・ド・フランス地方、
オ
ート・ノルマンディー地方、
バス・ノルマンディー地方は、
「ノ
ルマンディー・パリ、
イル・ド・フランス : 印象派の旅」
という
目的地協約を結びました。
この協約は、
自治体と企業が観光推進と地域発展のため
に協力して活動し、世界各地から訪れる方々の強いご要望
に応え、質の高い観光地を目指していくという目的で作ら
れました。
パリのオルセー美術館、,マルモッタン・モネ美術館、モン
マルトル美術館、オーベール・シュル・オワズ、バルビゾン
から、
ジベルニー、オンフルール、ルーアン、ル・アーブル、
カンやディエップなどの街でも、印象派にまつわる様々な
文化・観光イベントが企画されています。
このプレスキットは、19世紀にこの地から生まれた印象派
の様々な魅力をご紹介しています。
印象派の画家たちが描いたのは、
セーヌ川だけではありません。
鉄道が発達し、
ノルマンディーの海岸まで、
キャンバスを運び、
描くためにやってきたのです。
ディエップは特に彼らに愛された町でした。
ピエール=オーギュ
スト・ルノワール、
ギュスターヴ・クールベ、
クロード・モネ、
カミ
ーユ・ピサロが何度も足を運び、英国のアヴァンギャルド派の画
家たちに出会います。
ピサロは旧港を16点描きました。
ウージェーヌ・ブーダンは、
「海と空はこんなにも美しいのだか
ら」
とモネが若い時に、野外に出かけて描くことを勧めました。
クロード・モネは、
くり返しノルマンディー海岸に戻ってきます。
一人の時もあれば、
フレデリック・バジールと一緒に来ることも
ありました。夏に来たり、冬に来たり、
エトルタ、
フェカン、
トゥル
ーヴィル・シュル・メール、
プールヴィル・シュル・メール、
サンタ
ドレスと目的地も変わりました。
ウージェーヌ・ブーダンは特にトゥルーヴィル・シュル・メールの
傑作を多く残しています。
ベルト・モリゾは印象派の中で貴重な女性画家で、
シェルブー
ルやフェカンをよく描きました。傑作「ノルマンディーの藁葺屋
根の家」
は1865年の作品です。
Dieppe
Fécamp
S e i ne
Giverny
La Bouille
Vernon
Fotolia.com
Trouville-sur-Mer
プレスキット
ただそれを、青やピン
クの四角、緑の楕円
形、黄色の横線、頭の
中に浮かんだままを描
いてみたまえ。」
クロード・モネ
Sei
ne
印象派の画家たちは、
移ろいゆく瞬間を捉えようと、
形より
も色を優先させました。
光とモダニティの画家と呼ばれた印象派の画家たちは、
19
世紀の絵画芸術に革命を起こしたのです。
現在では、
美術
史の中でも世界的に大きな評価を受けています。
この絵画芸術は、
イギリスとフランスの風景画にとって偉大
な航跡を残しています。
リアリスムを求める画家たちは、
ア
トリエを捨て野外に出かけます。
バルビゾンに住み、
フォン
テーヌブローの森、
アルバートル海岸やフルーリー海岸の
海水浴場に集まりました。
開通した鉄道に乗ったり、
セーヌ河を船で下ったり、
印象派
の画家たちはパリからイル・ド・フランス、
ノルマンディーに
新しい画題を求めに行きました。
この広い地域に、
偉大な画家たちの足跡が残っています。
クロード・モネ、
オーギュスト・ルノワール、
エドガー・ドガ、
アルフレッド・シスレー、
フィンセント・ファン・ゴッホ…
これらの
「幸せな画家たち」
がキャンバスを置き、
描いた場
所に、
訪れる人々が思いを馳せるのです。
• 画家たちのゆかりの場所を訪れてみませんか。
クロード・
モネの家と庭、
オーベル・シュル・オワーズのファン・ゴッ
ホの家、
イエールのカイユボットのお屋敷、
バルビゾンの
ジャン=フランソワ・ミレーのアトリエ、
アーチストが集ま
ったジベルニーの村、
ブイユ、
オンフルール、
オーベール・
シュル・オワーズ、
バルビゾン…
ゆかりの地
Musée Malraux (MuMa) du Havre
ル・アーブル マルロー美術館 (MuMa)
休館 : 火曜、5/1、7/14
海に面したマルロー現代アート美術館は、300点を超える印象派の作
品を所蔵しています。
そのうち224点がウージェーヌ・ブーダンの作品
です。
クロード・モネの
「睡蓮」、
「ロンドン国会議事堂」、
エドガー・ドガ
の
「洗濯女」
ピエール=オーギュスト・ルノワールの
「ニニ・ロペズの肖
像画」
の他、
アルフレッド・シスレー、
カミーユ・ピサロ、
エドゥアール・マ
ネ、
ピエール・ボヌールの作品が鑑賞できます。MuMa美術館は、
パリの
オルセー美術館に次ぐ印象派のコレクションを誇っています。
ル・アーブルの街は、建築家オーギュスト・ペレ戦後再開発の町作りを
成功させ、
ユネスコの世界遺産に指定されました。美術館は、彼の弟
子によって1960年代に設計されました。海沿いの光に満ち溢れた優れ
た建築としても高い評価を受けています。
2 boulevard Clemenceau, Le Havre
www.muma-lehavre.fr
Le château-musée de Dieppe
ディエップ シャトー・ミュゼ
開館 : 6月∼9月毎日、10月∼5月は火曜休館 休館 : 1/1、11/1、12/25
ディエップのシャトー・ミュゼは、
街の歴史を語る博物館で、
絵画コレク
ションでは、
ウージェーヌ・ブーダン、
カミーユ・ピサロ、
ピエール=オー
ギュスト・ルノワール、
エヴァ・ゴンザレスなどの作品が収蔵されていま
す。
エヴァ・ゴンザレスは、
エドゥアール・マネの友人で、
1870年ディエッ
プを訪れ、
城からみた海岸を描きました。
Rue de Chastes, Dieppe
• 今では世界中で有名になった絵画が美術館で鑑賞でき
ます。
パリのオルセー美術館、
ルーアン美術館、
ル・アーブ
ルのMUMA美術館はフランスでの三大印象派コレクショ
ンとして知られています。
パリのマルモッタン・モネ美術館
は、
モネのコレクションでは世界一で、
かの有名な
「印象・
日の出」
をはじめ、
多くの作品が展示されています。
ノルマ
ンディーの他の美術館、
ヴェルノン、
オンフルール、
カン、
デ
ィエップ、
シェルブールなどでも印象派作品がご覧いただ
けます。
•「ノルマンディー 印象派フェステイバル」
は3年に一度行
われる大きなイベントです。
Le musée Eugène Boudin
ウージェーヌ・ブーダン美術館
休館 : 火曜、5/1、7/14
オンフルールを訪れた際には、
ウージェーヌ・ブーダン美術館は一見の
価値があります。
カミーユ・コローはブーダンを
「空の王様」
と呼びまし
た。多くのパステル画や、名高い
「トゥルーヴィルの海岸での会話」
も所
蔵しています。
同じ景色を描いた2人の画家の描き方の違いを見るのも楽しみの1つ
です。
ブーダンが描いた景色、聖キャトリーヌ教会の鐘楼をヨハン=バ
ルトルド・ヨンキントが描き、
トゥルーヴィルの海岸をギュスターヴ・ク
ールベ、
エトルタの岸壁をクロード・モネも描きました。
• ジベルニーの印象派美術館、
パリのマルモッタン・モネ
美術館やオルセー美術館、
イエールのカイユボットの家で
は、
素晴らしい企画展が行われています。
Les tables de lectures
解説パネル
揺らめく光、変わりやすい天候、美しい自然の風景や近代化された光
景、
ノルマンディーの海岸など、印象派の画家たちは、彼らの絵画に対
する情熱と鋭い観察眼を満足させる風景を求め集まってきました。
デ
ィエップ、
フェカン、
エトルタ、
ル・アーブル、
ルーアンでは、印象派の足跡
を辿る5つのルート、
11のゆかりの地に、
22枚の解説パネルが設置さ
れています。画家たちがキャンバスを据えた場所で、19世紀と現代の景
色を比べてみてはいかがでしょうか。
「« Impressions de Seine maritime »セーヌ・マリティム県の印象派の足
跡」
のパンフレットをノルマンディー・ジベルニーの観光局でご用意し
ています。
• 徒歩や自転車での旅のコースを提案しています。
画家たち
が愛した場所、
キャンバスを置いた場所に絵画パネルが
設置されています。
• 今も芸術家たちにインスピレーションを与える場所です。
画家も多く集まり、
アート・ギャラリーが並んでいます。
Place Erik Satie, Honfleur
www.musees-honfleur.fr
Chatou
Marly-le-Roi
ゆかりの地
Maison et jardin de Claude Monet
クロード・モネの家と庭園
開館 : 4月∼11月の毎日
1966年、息子ミッシェル・モネは、父の家と作品を美術アカデミーに寄
贈しました。何年も放置状態だった家は、
ピンクの壁も剥げ落ち、
内部
も多くの改装工事が必要となっていましたが、1980年大改装後、公開
に至りました。
印象派の父、
モネの家は、
サロンや、
モネ、
アリス、
ブランシュ・オシュデ
の寝室が当時のように再現されました。
モネ自身の素晴らしい浮世絵
コレクションが展示されています。
ノルマンディーでは、
モン・サン=ミ
ッシェルに次いで2番目の観光客数となっています。
モネの家と庭園は
今も人々の心を惹きつけてやみません。
84 rue Claude Monet, Giverny
fondation-monet.com/ja
Caen
ルーアン、クロード・モネのアトリエで印象派の足
跡を辿って
クロード・モネがアトリエとして使っていた場所で、(現ルー
アン・ノルマンディー観光局の2階) 造形アーチストが、絵画を愛
する方をお待ちしています。
ルーアン大聖堂を描いたモネの情熱、
光の戯れを表現した絵画の秘密を語ります。
その後は貴方がキャ
ンバスに向かい、印象派になったつもりで大聖堂を描いてみる番
です。
アーチストによって明かされるモネの多くの逸話や、絵画の手ほ
どきで、
1日だけの参加者の方でも未知の世界に浸ることができ
るでしょう。
この絵画教室は予約制です。
www.rouentourisme.com
ルーアン、印象派の故郷
ルーアンは19世紀、印象派の絵画運動にとって重要な
役割を果たしました。偉大な画家、
アルフレッド・シスレー、
ポール・ゴーギャン、
カミーユ・ピサロ、
クロード・モネが街の様々
な風景、建物、
セーヌ河岸を描き、不朽のものにしました。
ルーア
ンを描いた多くの傑作が残っています。
ルーアン・ノルマンディー観光局は、多くのアーチストが愛し描い
た街の遺産、歴史地区などを発見していただくために、
日本語で
のガイドツアーを承っています。
ぜひご予約ください。
www.rouentourisme.com
ゆかりの地
1859年、
クロード・モネはル・アーブルからパリに引っ越します。
モネは、
パリを
「喧騒たる街」
と呼びました。
ナポレオン三世が第
二帝政を宣告した直後で、
パリ市はオスマン侯爵によって大改
造が行われていました。
パリ市民の生活様式も大きく変わりま
した。
カフェ、
カフェ・コンサート、
ブラッスリー、
ダンスホール、
サ
ーカス、公園などが次々と作られました。印象派の画家たちもこ
ういった場所に集まり、近代化された町に興味を抱き表現する
ようになります。
エドゥアール・マネ、
クロード・モネ、
エドガー・ドガ、
ピエール=
オーギュスト・ルノアール、
カミーユ・ピサロ、
ギュスターヴ・カイ
ユボットは、町の中、
日常生活の中に、新しいモチーフを発見し
ます。
首都パリには、多くの印象派絵画コレクションが展示されてい
ます。特にクロード・モネの作品、
また印象派にまつわる貴重な
遺産も見ることができます。
Mor
et
sur
Lo
ing
©
U
Musée des impressionnismes Giverny
ジベルニー 印象派美術館
開館 : 4月∼11月 毎日
期間展示入れ替えのため、2015.7/20∼7/30、2016.7/4∼7/13は閉
館
2009年にオープンした印象派美術館は、1年に3回の期間展示を企画
しています。印象派、
その先駆者から後継者に至るまで様々なテーマを
取り扱っています。
美術館の庭園もぜひご覧ください。誰もが賞賛する
「色のガーデン
です。美術館はクロード・モネが1891年に
「積みわら」
を描いた野原があ
った場所に建てられています。
ゆかりの地
オペラ・ガル二エ見学
Auberge Ravoux
ラヴ―亭
開館 : 水曜から日曜 :3月∼10月ゴッホの部屋 3月∼11月レスト
ラン
ゴッホが人生最後の70日間を過ごしたラヴ―の下宿では、今も画家の
魂が震えているようです。彼が住んだ5番の下宿部屋では、
ファン・ゴッ
ホの今の栄光とは一線を画した内奥的空間です。
食堂は、人間味にあふれ、芸術家が集うカフェのあたたかい雰囲気が
漂い、
シンプルで本物の料理を味わうことができます。
オーベルジュ・ラヴ― (ラヴ―亭)
Place de la Mairie, Auvers-sur-Oise
maisondevangogh.fr/en
Château d’Auvers-Sur-Oise
オーベール・シュル・オワズ城
休館 : 月曜 (祝日は除く)
「印象派の時代への旅」
というテーマの演出で、
お城の中を巡っていき
ます。光の巨匠の世界に浸り、19世紀終わりの変動する社会とその時
代に生まれた絵画運動、
オスマン大改造の時代のパリの様子を感じる
ことができるでしょう。
Rue de Léry, Auvers-sur-Oise
chateau-auvers.fr
Le sentier culturel
カルチャーロード
ジベルニーの歴史を発見する20枚のパネルが道沿いに、
フランス語と
英語で設置されました。
アメリカ人アーチスト達が訪れ、住み始めた時
代の話や、昔のポストカードで、
当時の生活やお祭りの様子が見られま
す。
この小さな町に500人ものアメリカ人アーチストが集まってきたの
です。
クロード・モネが彼らに与えた大きな影響を窺い知ることができ
るでしょう。
ノルマンディー・ジベルニー観光局/ユール県の各観光局で、
パンフレ
ットをご用意しています。
Maison du Dr Gachet
ガッシェ医師の家
入場無料
開館 : 4月∼10月末 水曜から日曜
ガッシェ医師は、知識人会の会員、
アマチュア画家、版画家などの顔を
持っていました。1872年にオーベール・シュル・オワズに、居住しました。
ポール・セザンヌやカミーユ・ピサロとも交流があり、一緒に絵や版画
の制作も行いました。
フィンセント・ファン・ゴッホがオーベールに来た
時から、彼の支えとなりました。
ファン・ゴッホはガッシェ医師の肖像画
を3枚描き、彼の姿を不朽にしました。今では、
ここも展示会が行われ
る思い出の場所となりました。
Ancien hôtel baudy
ホテル・ボーディー
レストランは、4月∼11月毎日営業
1887年、
アメリカ人画家がジベルニーに居住するための家を探してい
ました。
マダム・ボーディーは、
当時食料品とバーとして使われていた建
物をホテル・レストランに改装したのです。
クロード・モネ、
ポール・セザンヌ、
オーギュスト・ロダン、
ピエール=オ
ーギュスト・ルノワール、
ウィラード=ルロワ・メトカルフ、
テオドール・
ロビンソン、
コンソールなど芸術家たちが集い、楽しい夜を過ごしまし
た。
バラ園や、庭の画家アトリエ、
ミニチュア人形の展示などもぜひご
覧ください。
Musée des beaux-arts de Rouen
ルーアン美術館
休館 : 火曜、祝日
26歳未満入場無料
1909年、
フランソワ・ドポーはルーアン市と美術館にモネを含むプライ
ベートコレクションを寄贈しました。
モネの
「ルーアン大聖堂」
「サン・ド
ニ街、
1878年6月30日の記念日」
、
カミーユ・ピサロの
「ボワルデユー橋」
、
ギュスターヴ・カイユボットやアルフレッド・シスレー、
そして印象派の
時代に活躍した地元の画家たち、
ロベール=アントワーヌ・パンション
やレオン=ジュール・ルメートルなどの珠玉の作品が揃っています。
ル
ーアン美術館は、
ル・アーブルのマルロー美術館( MuMa)と並び、地方
で最大級のの印象派コレクションを誇っています。
La tombe de Claude Monet
クロード・モネの墓
無料
クロード・モネは、
ジベルニーの墓地にアーネスト・オシュデ、
アリス(二
人目の妻)、息子ジャン・モネの隣に眠っています。
ジョルジュ・クレマン
ソーは、
モネの埋葬にはどうしても行かなければと、密かに参列しまし
た。
クレマンソーは、
モネの棺にかけられた黒い布を取り、
「モネに黒は
いけない」
と言ったそうです。
Esplanade Marcel Duchamp, Rouen
www.mbarouen.fr
聖ロドゴンド教会
Eglise Saint Radegonde, Giverny
Cathédrale Notre-Dame de Rouen
ルーアン・ノートルダム大聖堂
閉門 :月曜午前中
無料
大時計と旧市街のすぐそば、街の中心に聳え立つノートルダム大聖堂
は、
中世の時代、数世紀にわたって建設され、
1506年に完成しました。
1892年2月12日に、
クロード・モネはその後28枚にもなる連作に取りか
かりました。朝早くから日が暮れるまでの大聖堂正面の光の変化を追
い求めました。
Le musée AG Poulain
AGプーラン美術館
休館 :月曜
ジベルニーの町から5㎞の場所に、素晴らしいアニマルアートのコレク
ションを誇る美術館があります。
この美術館は、
クロード・モネの
「睡蓮」
連作の円形の作品、
「トンド」
も収蔵しています。世界中4点のうちの1
点です。
その他、
テオドール・バトラー、
ブランシュ・オシュデ=モネの作
品や、
ピエール・ボヌール、
エドゥアール・ヴュイヤールなど後期印象派
の作品もご覧いただけます。
Place de la cathédrale, Rouen
12 rue du pont, Vernon
81 rue Claude Monet, Giverny
自由見学 : 毎日10時∼17時 午後に公演がある場合
は10時∼13時
休館 : 1/1、5/1
Yerres
Mus
ée d
’Or
sa
y
99 rue Claude Monet, Giverny
www.mdig.fr
www.normandie-giverny.fr
www.cape-tourisme.fr
ファン・ゴッホは1886年から1888年の2年間をモンマルト
ルで過ごしました。小高い丘がインスピレーションの源だっ
たのです。
モンマルトルには、
ファン・ゴッホのパネルが5ヶ所に設置されて
います。
ソール通りや、
レストラン
「ラ・ボンヌフランケット」
の前な
どです。
ゴッホはここで
「ラ・ガンゲット」
を描きました。
モンマルト
ルでの画家の過ごした日々を、
ここで描かれた絵のパネルととも
に思い描くことができるでしょう。
モンマルトル観光案内所では、
ガイド講師による
「モンマルトルで
の、
ファン・ゴッホの足跡を訪ねて」
というツアーを行っています。
モンマルトルの風景が画家の才能を引き出し、素晴らしい作品が
生まれるきっかけとなったのです。
サン・ジョルジュ地区から、
モン
マルトルの上のムーランまで、街とのどかな田舎が混在した風景
に触れ、知られざるモンマルトルの歴史を発見する散策ツアーで
す。
モンマルトル観光案内所
21 place du Tertre - Paris
www.montmartre-guide.com
ie Boegly, Mu
s
é
e
Soph
d’O
rsa
y
AN ATH
JON
畑があったとしよう。
「ファン・ゴッホの足跡を訪ねて」
という文化シーズンにち
なみ、
パリ北駅からオーベールまでの直行電車が、2015
年4月4日から11月1日まで、毎土曜、
日曜、祝日に特別に臨
時発車しています。
行き パリ北駅発 9 : 38 オーベール・シュル・オワズ着 10 :19
帰り オーベール・シュル・オワズ発 18 :25 パリ北駅着 18 :51
時刻表が変更になることがあります。 詳しくはこちら。
www.transilien.com
de
Ro
n©
ue
Honfleur
喧騒たる街、パリ
モンマルトルでのファン・ゴッホの足跡を訪ねて
世界的に有名なオペラ座ガル二エは、
1875年、
オスマン男爵の大
改造で作られたパリで最も華やかな通りの奥に建てられました。
音楽とダンスを愛したエドガー・ドガも、
よくオペラに通い、舞台
裏や稽古場や舞台でのリハーサルを好んで描きました。
オペラ座
内の見学で、
その場の雰囲気を感じてみてください。
s©
ari
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Cath
édr
ale
Sainte-Adresse
Le Havre
www.lehavretourisme.com
印象派
クロード・モネは、
アルジャントゥイユからヴェトゥイユ、
ジベル
ニーへと、
セーヌ川を西へと移動していきます。
ギュスターヴ・カイユボットは、
パリの西イエールの家族の館で
インスピレーションを得て、何点かの作品を残しています。
フィンセント・ファン・ゴッホは、
モンマルトルに住んだ後、
オーベ
ール・シュル・オワズで人生最後の日々を過ごし、
その3ヶ月の
間に80点を超す作品を描きました。
PARIS
Deauville
「君の前に、木、家、
新しく変化したパリの街は印象派の画家たちに多くのインスピ
レーションを与えました。
そして鉄道が発達し、
チューブ絵具な
ど画材も便利になり、余暇を楽しむ人が増えたことなども、首
都から郊外に絵画のモチーフを探しに行くきっかけとなりまし
た。
セーヌ川湾曲部近くにある小村や河岸では、喧騒を離れ楽しい
舞踏会や、
ボート遊びを楽しむ人たちでにぎわっていました。
ク
ロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワールは、
「舟遊び
の昼食」
や
「ラ・グルヌイエール」
に見られるように、
その喜びに
溢れる光景を描きました。
y
Givern
net,
Mo
Rouen
ル・アーブルで、モネの料理教室
La Manche
e
ud
Cla
n
io
at
nd
ファン・ゴッホは、
「オーベールは、驚くほどの美しさだ」
と弟テオ
宛の手紙に書いています。
コロー、
カミーユ・ピサロ、
ポール・セ
ザンヌも訪れたこの地オーベール・シュル・オワズに、
フィンセン
ト・ファン・ゴッホは、1890年、隔離病棟にいた南フランスから移
り住みました。
ガッシェ医師がゴッホの身元受け入れのような
役割を果たしました。
ゴッホはここで、人生最後の70日間、最も
凝縮された日々をすごしました。
ここで
「オーベール・シュル・オ
ワズの教会」他80点の作品を残しています。
彼の死は今も謎に包まれていますが、弟のテオと共に村の墓地
に眠っています。
オーベール・シュル・オワズは、今も牧歌的で絵画的な風景に包
まれた野外美術館のようです。
2015年4月4日から9月20日まで、
ファン・ゴッホのオーベール・シ
ュル・オワズ滞在125周年を記念し、
オマージュを捧げる様々な
文化イベントが企画されました。
印象派 パリの扉
Auvers-sur-Oise
Étretat
クロード・モネの大聖堂連作は、世界的に有名になりま
したが、
あまり知られていないのが、
「モネのレシピノート」
です。
マダム レジヌ・ボワダンは自宅で、
クロード・モネの料理ノート
に想を得た料理教室を開いています。季節の食材を使い、色と味
とニュアンスが調和された料理を作ってみませんか。(講習 : 3∼
4時間)
1883年、
当時ヴェトゥイユに住んでいたクロード・モネは、
ヴェル
ノンからガスニーへ行く電車に乗りました。窓からジベルニー
の景色が天国の片隅のように見えました。
モネは、
「これほど美
しいところは他に見つけられないだろう。」
とこの地に一目惚れ
したのです。
まずは借家として、1890年には購入したピンクの壁で知られた
この家で、
モネは庭を作り、水を引いて池を作り、睡蓮を育てま
した。
クロード・モネは、
このジベルニーで43年間生活し、喜びや悲し
みを感じ、病気や家族の死にも苦しむこともありました。
ジョル
ジュ・クレマンソーとの友情を育み、睡蓮の連作の成功も目の当
たりにします。
ジベルニーはまた、
モネが日本の芸術を心から愛
していたことを私たちに教えてくれる場所でもあります。北斎や
広重、歌麿などの素晴らしい浮世絵のコレクションが壁に飾ら
れ、水の庭では東洋の植物が生育し、
日本橋が架けられていま
す。
オーベール・シュル・
オワズ ヴァン・ゴッ
ホの足跡を訪ねて
SL
ge M
ma
d’I
クロード・モネ「印象・日の出」(部分),1872年, 油絵, 50 x 65 cm,
マルモッタン・モネ美術館, パリ
© Christian Baraja
セーヌ川の湾曲部の入り込んだ位置にあるルーアンの街は、古
くから芸術家たちを魅了してきました。偉大な画家たち(ジョゼ
フ=マヨルド=ウィリアム・ターナー、
カミーユ・ピサロ、
ポール・
ゴーギャン)がセーヌ河岸の風景に惹かれ、
キャンバスを置いた
のです。
クロード・モネは、
1892年ルーアンにやってきます。
サント・キャ
トリーヌの丘に上り、街を眺めながら、
この街を描く夢と大きな
可能性を感じました。
特に気に入ったのが大聖堂だったのです。
モネは大聖堂の正面、現在の観光局の2階に描くための部屋を
借ります。大聖堂を描くには理想のアングルでした。毎日11時間
、
同時に9枚ものキャンバスを並べ描きました。
モネは、
この作品
に執着し、
「夜中に悪夢を見た。大伽藍が崩れかかってきたのだ
、
それが青やピンクや黄色に見えた。」
と語りました。
ルーアン大
聖堂は、印象派の父によって世界で最も知られた連作となりま
した。
(1日の時間や天候によって変化するファサードを28枚描
きました。)
ノルマンディー、ジベ
ルニーとヴェルノンで
印象派を巡る旅
rre
Te
ne
ル・アーブルはセーヌ川の河口に位置し、画家たちの創造力を
刺激する場所となりました。
ジャン=フランソワ・ミレー、
ウージ
ェーヌ・ブーダンの他、
クロード・モネも青年時代を過ごしまし
た。
花に溢れた港町オンフルールは、画家だけではなく、
ミュージシ
ャンや小説家なども多く集まってきました。
1860年代、
サン・シ
メオン農場の宿には、
クロード・モネやその友人ウージェーヌ・
ブーダン、
ギュスターヴ・クールべ、
フレデリック・バジール、
ヨハ
ン=バルトルド・ヨンキントが集いました。現在は、
セーヌ河口を
見下ろす素晴らしい眺めのルレ&シャトー5ツ星ホテルになっ
ています。
旧港の周りには、
カラフルな木骨組の細い家が立ち並
びます。
ここは、
ノルマンディーの景色の代表となるほど、多くの
画家に描かれました。
ウージェーヌ・ブーダン美術館は、
旧礼拝
堂の建物に置かれています。
ブーダンは19世紀、
ノルマンディ
ー地方を愛し、多くの作品を残しています。
ルーアン・セーヌ渓谷 :
印象派の故郷
Fo
パリ地方観光協会とノルマンディー地方観光協会は、
フラ
ンスへの旅のPRとして、印象派の旅の魅力を発信し、地方
という枠組みを超え一体となって、
このテーマを盛り上げ
ていきたいと考えています。
印象的なノルマンディ
ーの海岸
Giver
ny N
ym
ph
éa
s©
印象派の地へ :
世界で憧れの旅行先
78 rue du Docteur Gachet, Auvers-sur-Oise
valdoise-tourisme.com/index-en.php
Place de l'Opéra - Paris
www.operadeparis.fr
Barbizon
Moret-sur-Loing
ゆかりの地
Le chemin des impressionnistes,
4 parcours touristiques de Chatou à Bougival
印象派の足跡、シャトゥーからブジヴァル
地図は、印象派の故郷 観光局でご用意しています。また、ダウ
ンロードもできます。
ピエール=オーギュスト・ルノワール、
アルフレッド・シスレー、
クロード・
モネ、
カミーユ・ピサロが描いた風景を、画家たちが描いた場所からご
覧いただくために、
30枚の絵画パネルを設置しています。画家の足跡
や、
その周辺の見どころなどを記した地図をご用意しています。
2 avenue des combattants - Marly-Le-Roi
pays-des-impressionnistes.fr/en
Maison Fournaise
メゾン・フルネーズ
レストラン毎日営業
フルネーズ美術館、水曜から日曜開館
ピエール=オーギュスト・ルノワールは、
メゾン・フルネーズを
「パリの
周りで一番きれいなところだ。」
と度々褒めていたと言います。河岸での
舞踏会ガンゲットに多くの人が集まり踊ったり騒いだり、画家たちも描
くテーマを求めてやってきました。
レストランは当時の雰囲気をそのまま残しています。
ピエール=オーギ
ュスト・ルノワールが描いた
「舟遊びの昼食」
のセーヌ川沿いテラスで、
フランス伝統料理がご賞味いただけます。
お食事の後は、美術館で版画や、写真、
ローボートやヨット、蒸気船な
どのコレクションをご覧いただきながら、和やかで歓びに満ちた印象派
時代に想いを巡らせてはいかがでしょうか。
3 rue du bac - Chatou
La tombe de Van Gogh
ファン・ゴッホの墓
無料
フィンセント・ファン・ゴッホは1890年7月29日に、
ラヴー亭で亡くなり、
村の墓地に埋葬されました。
6ヶ月後弟のテオが亡くなり、彼の妻は兄
弟が再会するようにと、遺体をオーベール・シュル・オワズの墓地に送
りました。二つの墓を結ぶ蔦の葉はガッシェ医師の庭から移されたも
のです。
Musée des peintres de Barbizon
バルビゾン派美術館
休館 : 火曜、5/1、12/24、1/1
フォンテーヌブローの森の境、
バルビゾンに寄り道をして、印象派の先
駆者といわれる風景画家の足跡を辿ってみましょう。
(ジャン=フラン
ソワ・ミレーやエチエンヌ=ピエール=テオドール・ルソーなど) 19世
紀、
野外で描いた芸術家たちの人生を辿る2つの場所をご紹介します。
その他、
オーベルジュ・ガンヌでは、
当時絵画に描かれた家具、調度品、
100点あまりの作品がご覧いただけます。
オーベール・シュル・オワズ墓地
Cimetière d'Auvers-sur-Oise, Auvers-sur-Oise
92 Grande rue - Barbizon
Musée de l’Absinthe
アブサン博物館
開館 : 3月∼11月は週末と祝日のみ、7月、8月は水曜から日曜
19世紀の社会で、
アブサンが日常生活でも、
文化的にも重要な要素で
あったということが発見できる博物館です。
世界的にも珍しいアブサン
にまつわる様々な製品のコレクションがご覧いただけます。
宣伝のデッ
サン、
版画、
絵画なども展示されています。
庭園では、
アブサンの材料と
なったハーブが栽培されています。
アブサンの試飲をしていただけます。
44, rue Callé, Auvers-sur-Oise
Balade impressionniste sur les pas de Van Gogh, Paul Cézanne,
Camille Pissarro
印象派を巡る散策道。ファン・ゴッホ、ポール・セザンヌ、カミ
ーユ・ピサロの足跡を訪ねて
オーベール・シュル・オワズで70日間の滞在の間に、
80点もの作品
を描いたフィンセント・ファン・ゴッホは、
この街に永続的な思い出を残
しました。
オーベール・シュル・オワズで、
ファン・ゴッホをはじめ、
ポー
ル・セザンヌ、
カミーユ・ピサロ、
ガッシェ医師、
シャルル=フランソワ・ド
ービニーの足跡を訪ねてみましょう。
オーベール・シュル・オワズ観光局
Office de tourisme d’Auvers-sur-Oise, Parc Van Gogh, Auvers-sur-Oise
tourisme-auverssuroise.fr
Propriété Caillebotte
カイユボットの家
ギュスターヴ・カイユボットが、両親とイエールの館に越してきたのは
12歳の時でした。
その後も夏休みの別荘として訪れます。1875年から
1879年、
この地で何枚かの作品を描きました。
お屋敷は、母屋、幾つか
の離れ、
川沿いの11ヘクタールある大きな庭、工房と畑がある広大な
敷地で、
ギュスターヴ・カイユボットが暮らしていた時代の面影を残し
ています。
8 rue de Concy - Yerres
Parcours « Sur les pas de Sisley »
シスレーの足跡を訪ねて
英国に生まれたアルフレッド・シスレーは、
パリで絵を学び、若い芸術
家たちのグループに参加します。
その中には、
ピエール=オーギュスト・
ルノワール、
クロード・モネ、
カミーユ・ピサロがいました。
1880年にモレ・
シュル・ロワンに住み、亡くなるまでの20年を過ごしました。
この小さな
中世の町の魅力を表現し不朽のものとしました。
モレや周辺で描いた
アルフレッド・シスレーのゆかりの場所を訪ねる5つのルートが記され
た地図をご用意しています。
モレ・シュル・ロワン観光局でシスレーゆかりの場所の地図をご用意し
ています。
4 bis place de Samois - Moret-Sur-Loing
ゆかりの地 Musée d’Orsay
オルセー美術館
休館 :月曜 、5/1、12/25
1900年パリ万博のために作られた駅を改造して1986年美術館となり
ました。1848年から1914年の美術品を展示しています。
美術館らしからぬ建物の中には、
偉大な印象派の作品が並んでいます。
エドゥアール・マネの
「オランピア」、
「草上の昼食」、
エドガー・ドガの
「ア
イロンをかける女たち」、
「ムーラン・ドゥ・ラ・ガレット」、
ピエール=オ
ーギュスト・ルノワールの
「ブランコ」、
クロード・モネの
「ロンドン国会
議事堂」
「ルーアン大聖堂」
などの傑作が揃っています。
その中には、
フ
ィンセント・ファン・ゴッホの
「星月夜」
「オーベール・シュル・オワーズの
教会」
も見られます。
1 rue de la légion d’honneur - Paris
musee-orsay.fr/en
Musée de l’Orangerie
オランジュリー美術館
休館 :火曜、5/1、7/14午前、12/25
オルセー美術館・オランジュリー美術館共通パスポート券
このパスポート券は、常設展と期間展示にご利用いただけます。
-ご購入された美術館で、同日入場
-もう一方の美術館は、購入日から4日間以内有効
アンドレ・マッソンは、
この場所を
「印象派にとってのシックスティーン
礼拝堂」、
と呼びました。
フランス国家に寄贈されたクロード・モネの傑
作「睡蓮」
の連作が壁一面に展示されています。
22枚のパネルで8つに
構成された作品が、
2つの楕円型の部屋に飾られ、天窓から入る自然
光に包まれています。
美術館では、
その他の傑作もご覧いただけます。20世紀初期10年の貴
重なウォルター・ギヨームコレクションです。画商ポール・ギヨームは若
いアーチストの才能を見出し、友として支え、少しずつコレクションを
増やしていきました。
このコレクションには彼の妻も協力しました。
セザ
ンヌ15点、
ルノワール24点、
ドゥラン29点、
スーティン22点(ヨーロッパ
最大のコレクション)、
ピカソ12点、
マチス10点、
ユトリロ19点という類ま
れなコレクションを誇っています。
Place de la concorde - Paris
musee-orangerie.fr
Musée Marmottan Monet
モネ・マルモッタン美術館
休館 :月曜
モネの象徴的作品「印象・日の出」
はこの美術館でご覧いただけます。
トロカデロ広場からほど近い場所に残る元貴族館に、
クロード・モネ
の次男によって寄贈された作品が展示されています。
200㎡の部屋で、
巨匠モネがノルマンディーの海岸、
自宅ジベルニーの庭、
ロンドン滞在
で描きあげた作品に囲まれる夢のような空間です。
エドゥアール・マネ、
ピエール=オーギュスト・ルノワール、
アルフレッド・シスレー、
カミーユ・
ピサロなどの画家たちの傑作、油絵から水彩画、
パステル、
デッサン、
印象派の代表女性画家ベルト・モリゾの作品も鑑賞できます。
2 rue Louis Boilly - Paris
marmottan.fr/uk
Musée de Montmartre - Jardins Renoir
モンマルトル美術館-ルノワールの庭
開館 :毎日
ブドウ畑とセーヌ河を見下ろす17世紀、18世紀の建物に、
ピエール=オ
ーギュスト・ルノワールのアトリエがありました。
(「ムーラン・ドゥ・ラ・
ギャレット」
や
「ブランコ」
はここで描かれました。)一時代を画したモン
マルトルに生きたのです。絵画、
ポスター、楽譜など、
モンマルトルのキ
ャバレーで活躍していたアーチストたちの姿を描いた作品が並びます。
美術館を囲む3つの庭園はピエール=オーギュスト・ルノワールの絵
画を基に作られています。
2014年10月から、
シュザンヌ・ヴァラドンと息子のモーリス・ユトリロの
アトリエ・アパルトマンも公開されています。
12 rue Cortot - Paris
museedemontmartre.fr/museum-gardens
MUSÉE D’ORSAY
オルセー美術館
Pierre Bonnard, peindre l’Arcadie
「ピエール・ボナール アルカディアを描く」展 2015. 3/17∼7/19
オルセー美術館で、
ピエール・ボナールの全創作時代を通した
回顧展が行われます。
ボナールは、
いろいろな様式で作品を制作する中で、装飾的な
美を追求し、鋭い観察力とユーモアを反映させた日常性の高い
画題を描き、独自の表現を確立しました。
サイズも様々で、
肖像画から静物画、親密なシーンからのどか
な田舎の光景、近代化された街から古い街の風景、
ボナールの
作品は彼の直観的で繊細な感性に溢れています。
鮮やかで、明るい彼の色彩は、
モダンアートの主要素であり、
ア
ルカディア派の流れを汲んでいます。
MUSÉE MARMOTTAN MONET
マルモッタン・モネ美術館
La toilette, naissance de l’intime
「身だしなみと親密性概念の誕生」
2015. 2/12∼ 7/5
マルモッタン・モネ美術館は、
「身だしなみと親密性概念の誕生」
というかつてないテーマで特別展を企画しました。15世紀から
現代までのアーチストがこのテーマで、清潔、空間、所作などを
様々に描いた作品が集められました。
これまで扱われることのなかったテーマですが、
オリジナルかつ
避けて通れない題材です。概して平凡だと思われる日常生活を
反映する作品ですが、鑑賞するうちに、意外に奥深いテーマで
あることに驚くことでしょう。
多くの有名美術館や、国内外のコレクションが、
この企画に強
い興味を抱き、賛同し、作品の貸出に応じてくれました。創作さ
れて以来、未発表初公開の作品もあります。
100点ほどの絵画、
彫刻、版画、写真、連続写真(クロノフォトグラフィー)などが鑑
賞でき、注目度の高い展示会です。
デュレールの版画シリーズから始まり、
プリマティッチョ、
クルー
エなどフォンテーヌブロー派の絵画、
ジョルジュ・ドゥ・ラトゥー
ルの
「蚤をとる女」、
フランソワ・ブーシェが描いた、
アンシャン・
レジーム(旧体制)の時代ヨーロッパでの身だしなみの場所とし
ぐさを見ることができる珍しい作品などもご覧いただけます。
展示の2部の作品で、19世紀になり、衛生の手段や道具が大き
く変化した様子が理解できるでしょう。浴室が作られるように
なり、
その用途も増えました。水に溢れた空間で マネやベル
ト・モリゾ、
ドガ、
トゥールーズ・ロートレック他の画家たちが、
そ
れまで描かれることのなかった女性の浴槽や桶で顔や体を洗
う様子が画題となりました。
しぐさが変わり、閉ざされた空間が
完全な親密性を生み、
自分を維持する様子を描くことで、親密
性とモダニティの奥深い印象が表現されています。
最終章は、見たことがあるようで意表をつく、
モダンで機能的
な浴室のイメージに驚くことでしょう。
ピエール・ボナールの作
品のごとく
「我々に許された場所は、他人の視点や街の騒音か
ら離れたところにあり、
自分自身をくつろぎと夢の世界に連れて
行ってくれる」
ことでしょう。
Villa Flora. Les temps enchantés. Manet, Renoir, Cézanne, Van
Gogh, Bonnard, Vuillard, Vallotton, Matisse…
ヴィラ・フローラ「enchanted temps」展 : マネ、
ルノワール、
セザンヌ、
ファン・ゴッホ、
ボナール、
ヴュイヤール、
ヴァロットン、
マチス他… ハーンローザー ‒ ビュラー・個人コレクションか
ら
2015. 9/10∼2016.2/7
マルモッタン・モネ美術館は、元々がコレクショナーによって作
られていますので、今もプライベートコレクションからの傑作を
公開するという役割を果たしています。今回、
ヘディ、
アルチュー
ル・ハーンローザー夫婦からの作品が主要となっています。
チュ
ーリッヒから近いウィンタートールの街に、
1906年から1936年、
このスイス人夫婦は自宅のヴィラ・フローラに飾る作品を収集
しました。
マルモッタン・モネ美術館はフランスで初めてこのコ
レクションを展示することができました。80点近くの傑作、
ボナ
ール、
ヴァロットン、
ヴュイヤール、
ファン・ゴッホ、
セザンヌ、
ルノ
ワールからマチス、
マンギャン、
マルケなどが、
スイスを離れパリ
のポール・マルモッタンのお屋敷に展示されます。
この期間展示
で、
ハーンローザー・ビュラーコレクションの珠玉の作品をぜひ
ご鑑賞ください。
« L’Enfance de l’art »
「子供のアート」
2016. 3/10∼ 7/3
フランス絵画史において昔から
「子供」
というテーマは多く描か
れてきました。時代を経て、表現方法も社会や様々な絵画様式
の影響によって変遷してきました。
マルモッタン・モネ美術館で
は2016年の企画展で、造形学的、人類学的な変遷に伴い広が
った子供の絵画の役割への考察を分析し、紹介したいと考えて
います。
16世紀から20世紀に渡る長い絵画史の中で、聖子の聖父から
の流出、王朝、貴族、
ブルジョワの子供たちの公式で格式ばった
表現と、貧しい子供たちがレアリスム的に演出され表現されて
きた多くの絵画との対比、
こういった表現方法がどのように続
き、重なり、混ざり合ってきたのかを、作品を通して捉えること
ができるように構成されています。
また、絵画の主題、対象として、
もっと大きくとらえると、子供の
表現は、
ただのモチーフを超越したものであることが理解でき
るでしょう。
カタログには様々な分野の専門家が解説をしてい
ます。監修のジャック・ジェリは、美術史家、
パリ第8大学の近代
史教授で、子供に関する多くの出版をしています。
PROPRIÉTÉ CAILLEBOTTE
カイユボットの家
Les Rouart, de l’impressionnisme au réalisme magique
「ルアール家、印象派から神秘のレアリスムへ」
2015. 3/28∼7/5
この展示会は、
ルアール家の並外れた絵画を巡る冒険を、多く
の人々に紹介する目的で企画されました。3世代によって描か
れた130点を超す作品が展示されます。
コレクショナー、
メセヌ、
アーチストでもあったルアール家の人々は、
コローの弟子だっ
たアンリ・ルアール(1833-1912)、
その息子で、
ドガの弟子、
ジュリ
ー・マネ(ベルト・モリゾの娘)の夫アーネスト(1874-1942)、
アンリ・
ルアールの孫オーギュスタン・ルアール(1907-1997)は1930年代
のモダニストモーリス・ドニの友人でした。
この3人同時の伝記
的な回顧展は初企画です。油絵、水彩、
デッサン、厚紙へのテン
ペラ、
リトグラフ、写真等は、
オルセー美術館、
マルモッタン・モ
ネ美術館、30年代博物館などの公共コレクションや、個人コレ
クションから来ています。
アンリ・ルアールの30点ほどの作品は、
風景画、特に木を描いた作品が多く、
その他愛する家族を描い
た美しい肖像画も含まれています。
アーネスト・ルアールの30点
ほどの作品は多くが肖像画で、弟ウージェーヌ・ルアールや、友
人ポール・ヴァレリーを描いた傑作があります。
オーギュスト・
ルアールは印象派と離れ、独自の世界を創造しました。風景画、
肖像画、静物画など43点が展示されています。
ジャックマール・アンドレ美術館
Monet, Renoir, Pissaro, Boudin, Gauguin… en Normandie
L’atelier en plein air
ノルマンディーでのモネ、
ルノワール、
ピサロ、
ブーダン、
ゴー
ギャン・野外のアトリエ」
2016.3/18∼7/25
19世紀に、新しい絵画のジャンルが現われました。野外で描く
風景画です。
この絵画革命により、
ノルマンディー地方は1世紀
もの間、
アヴァンギャルド画家や印象派の画家たちの最も愛
する旅先となりました。
ノルマンディーは、画家たちを惹きつける魅力に溢れていま
す。風景の美しさと多様性、様々な様式の建築遺産、海水浴の
流行、当時の2大芸術の都ロンドン、パリからのアクセスの良
さなどです。
ノルマンディーの各地は印象派画家の愛する野
外アトリエとなり、才能を開花させ、
また進化させました。
この展示会では、
ノルマンディーが印象派の絵画運動の 誕生
に大きな役割を果たしたこと、
フランスと英国の風景画家た
ちとの交友を通して自然派が発達したこと、サン・シメオン農
場での出会いなども紹介しています。歴史的アプローチから
地理的アプローチまで、
ノルマンディーの光が印象派の偉大
な画家たちを惹きつける力を持っていたことを、様々な角度
から感じられる展示会となることでしょう。
AUVERS-SUR-OISE
オーベール・シュル・オワズ
Saison culturelle 2015 Sur les pas de Van Gogh 「2015年文化イベント ファン・ゴッホの足跡を訪ねて 」
2015. 4/4∼ 9/20
www.surlespasdevangogh.eu
2015年は、
フィンセント=ファン・ゴッホ没後125年(1890年7月29
日没)を記念して、
ヨーロッパ各地で展示会、
イベントが行われ
ています。
「ファン・ゴッホの足跡を訪ねて」
というテーマで、
オーベール・
シュル・オワズでは、
パリ・レジヨン・ツーリスト・ボード(パリ地
方観光協会)とパートナーを組み、様々なイベントを企画してい
ます。
オーベール城で
「The Gogh Experience」、
ガッシェ医師の
家で、
「出版と画商のグピル ジェロームからファン・ゴッホ兄
弟へ」(4/4∼7/5) 、
ドービニー美術館で
「フィンセント・ファン・ゴ
ッホ、
ある視点から ミネリ、黒澤、
ピアラ」、
アブサン博物館で、
「映画の中でのアブサン : ファン・ゴッホ、
ルノワール、
コッポラ」
などの企画展が開催されます。
オーベール・シュル・オワズは、町全体が
「博物館」
です。
ゴッホ
が最後に住んだ家、
ラヴ―亭が当時のまま残り、
内部見学でき
ます。
ノルマンディー印象
派フェスティバルの
6つの大きな展示会
2016年4/16∼9/26
MUSÉE DES IMPRESSIONNISMES GIVERNY
ジベルニー印象派美術館
« Sorolla et Paris »
「パリでのソロージャ」
2016.7/14∼9/6
1906年、
スペイン画家ホアキン・ソロージャはパリ、
ジョルジュ・
プチのアートギャラリーで初の個展を開きます。
ジョルジュ・プ
チは当時印象派画家の主要な奨励者の1人でした。
この展覧会
は成功を収め、
ソロージャは国際的な名声を得ました。光の効
果の表現から印象派画家の1人とされています。
19世紀後半のパリで、
どのように彼独特の斬新なスタイルを確
立していったのかが、
これらの作品を通して理解していただける
でしょう。
100点あまりの絵画、
うち40点程の粗描、風景画、
肖像画、彼の
名声を博した海辺を描いた作品などが展示されます。
この展示会は、
ミュンヘンのヒポ文化財団(Kunsthalle der-Hypo
Kulturstiftung)とマドリードのソロージャ美術館(Museo
Sorolla)の協力で企画されました。
MUSÉE DES BEAUX-ARTS DE CAEN
カン美術館
« Frits Thaulow (1847-1906), paysagiste par nature »
「フリッツ・タヴロウ、生まれながらの風景画家」
2016. 4/16 ∼9/26
フリッツ・タヴロウは、
ノルウェー人の画家で、
エドヴァルド・ム
ンクの従兄、
ポール・ゴーギャンの義弟です。彼は1874年初の
印象派展が行われた年に、
パリを訪れ、
クロード・モネによって
導かれた絵画革命を目の当たりにします。
その後独自のスタイ
ルを確立し、野外の画家、
「大気」
を描いた画家として頭角を現
します。
エコロジカルかつヒューマニストの視点から描いた作
品は、程なく成功を収めることになります。
カン美術館は、西洋近代風景画の歴史の中で大きな影響を与
えた印象派、後期印象派の時代にフランスで活躍した知られざ
るノルウェー画家の軌跡を紹介します。
この回顧展では、
自然
を詩的に表現した画家の、
ヨーロッパやアメリカでの作品が集
められました。
モネが1895年ノルウェーに旅行したように、
同
時代の外国の芸術家の才能にも敏感に目を向け影響を与え合
っていたのです。
MUSÉE EUGÈNE BOUDIN À HONFLEUR
オンフルール ウージェーヌ・ブーダン美術館
第3回ノル
マンディー
印象派フェ
スティバル
2016. 4/16∼9/26
フェスティバルは老若男女問わず、誰もが楽しめる文化
イベントです。印象派発祥の地において制作された作品
に触れ、素晴らしい史跡や名所を訪れることのできる絶
好の機会です。
ノルマンディー印象派フェスティバルはフランスでも最
大規模を誇るフェスティバルで、絵画、現代アート、音楽、
映画、演劇、
ダンス、写真、
ビデオ、文学、史跡の壁への映
像投影、草上の昼食、
ダンスホールでのガンゲットなど
600を超えるイベントが繰り広げられ、
あらゆる切り口か
ら印象派に触れることができます。
ノルマンディーの日本人観光客のプロフィール
- 滞在日数 : 平均1,2泊
- モン・サン=ミッシェル : ノルマンディーでの有料施設で1位
120万人来場。
日本人観光客は外国人来場者の16%を占めて
います。
- ジベルニー(クロード・モネの家と庭)では、外国人来場者の
2位。2014年4万人弱の方が訪れました。
出典 : INSEE-DGE(フランス国立統計経済研究所) 以下の施設でのア
ンケートを基にした統計です。
ホテル・レストラン、
民宿などの予約施設、
モンサンミッシェル修道院、
歴史的建造物センター、
クロード・モネ財団
印象派の手により、対象が女性であれ男性であれ、
肖像
画が近代絵画や写真芸術へとつながる現代絵画の流れ
の中で大きな位置を占めるようになったのです。
www.normandie-impressionniste.eu
« Etre jeune au temps des impressionnistes (1860-1910) »
「印象派の時代に生きた若者たち」
2016. 6/25 ∼10/3
パリ・レジオン・ツーリスト・ボー
ド/パリ地方観光協会
ノルマンディー・ツーリスト・ボー
ド /ノルマンディー観光推進局
… は、
パリとイル・ド・フランスへの旅の観光推進、発展を目的と
した機関です。旅の情報や手段、観光のプロとのネットワークを
使い、
お客様の希望に合わせ、新しく質の高い旅のお手伝いを
していきたいと考えています。
… は、
ノルマンディー地方、
フランス、
グローバルな観点で、観光
産業を推進するという目的を持った機関です。
また、観光にまつ
わるアクティビティーの監修の役割も担っています。国とその実
務機関オペレーターATOUT France(フランス観光開発機構)との
密接な関係を結び、観光産業に携わる企業、協会、
アソシエー
ションとも協力し、観光事業の振興に寄与するというミッション
を掲げています
連絡先 :
Catherine BARNOUIN プレス・イベント担当
[email protected]
この展示会では、
肖像画から風俗画まで、若さをテーマにした
作品が集められました。母の腕の中、未来の配偶者まで、
1860
年から1910年に描かれた様々な画題、特にノルマンディー地方
に関する作品が並びます。
当時、
それ以前の伝統表現がありました。18世紀の継承、華々
しい肖像画が神話や聖書のヒーローをモデルに描かれました。
そこに新しい自然主義の美が現われ、子供や若者が様々な角
度から描かれるようになります。
この2つの極端に違った表現の時代に、表現と美意識について
考え直す機会を与えたのが印象派だったのです。
pro.visitparisregion.com
www.visitparisregion.com
Facebook: Paris Tourisme
Twitter: @VisitParisIdf
Instagram: @paris_tourisme
Media Library: media.visitparisregion.com
注釈 ート美術館
ウージェーヌ・ブーダンは、人生を通して、手紙やメモ、
日記、短
い自伝まで、書くことを好みました。
それらを通じ、
ブーダンの
人となり、他の画家や画商、
コレクショナーとの関係、彼の仕事
の様子や芸術への渇望などを窺い知ることができます。
この展示会では、印象派の先駆者と言われるブーダンの書き
残した文章からその作品への表現や欲求などの考察を作品を
鑑賞しながら理解できるように構成されています。
自然の光を
捉えようと描き続け、
その追求が彼を純粋芸術の境界にまで導
きました。
ル・アーブル美術館は、
ブーダンが芸術家として歩んだ道を辿
ります。
画家たちに幾度も描かれてきたル・アーブルの港の入口、
港に面して建てられ美術館は、作品と実在の景色に、
自由に目
を向けることができるモダンな設計で、
セーヌ河口特有な光の
中に溶け込んでいます。
アーチストがインスピレーションを受けた地で、
当美術館の所
蔵328点の中の選ばれた作品と、個人蔵と世界中の美術館から
集められた100点ほどの作品がご覧いただけるまたとない機会
です。
MUSÉE DES BEAUX-ARTS DE ROUEN
ルーアン美術館
« Scènes de la vie impressionniste »
「印象派の日常」
2016. 4/16∼9/26
印象派とは、野外の画家と言われていますが、初期の作品から
室内表現も多く、
モダンなアパルトマン、
同時代に出来た新しい
社交の場所などを描くことも好みました。
こういった場所を描く
のも、
アトリエを出る機会であり、産業革命や変わりゆく社会、
文化の影響で、家族的な世界や人々の交流が大きく変化する
ことに対する新しい視点が得られるという利点がありました。
この展示会では、
フランスの社会性や家族性の歴史的観点か
らも興味深く構成されています。
100点余りの絵画(エドゥアール・マネ、
クロード・モネ、
ピエール
=オーギュスト・ルノワール、
ポール・セザンヌ、
エドガー・ドガ、
ギュスターヴ・カイユボット、
ファンタン・ラトゥール、
ベルト・モ
リゾ、
マリー・カサット他) 、彫刻、写真、手紙も合わせてご覧いた
だき、偉大な画家たちの私生活の世界が垣間見える作品が集
められています。
ルーアン美術館は、
フランスの公共コレクションの中でも、
絵画、
彫刻、
デッサン、様々な様式のアートオブジェなど、時代も15世
紀から現代まで、屈指の傑作が揃っています。
MUSÉE DES IMPRESSIONNISMES GIVERNY
長くアマチュア画家、
コレクショナー、印象派画家のメセナと言
われてきたギュスターヴ・カイユボットは、現在では印象派の主
要グループの1人として認められています。
オスマンによって改
造されたパリを独特の切り口で描いたことでも有名ですが、庭
園から想起した作品にも力を注ぎました。
100点ほどの絵画、
デッサン、彫刻が集められ、
オスマンのパリか
らイエール、
セーヌ川沿いの小さなジュヌヴィリエの街、
彼の庭、
クロード・モネとの友情など、
カイユボットの芸術に近づきます。
この展示会はマドリードのティッセン=ボルネミッサ美術館と
の協力で企画されました。
2014年は、
ノルマンディーのホテル業界への日本人観光客数
が飛躍的に増加しました。
2013年度と比較すると、来場者数+27%、宿泊数+26%と
なりました。
2014年、
モン・サン=ミッシェル修道院の日本人入場者数は、外
国入場者の中で1位を占め、
12万人に上りました。
ジベルニー
はアメリカ人に次いで2位を占めています。
- ノルマンディーの地方の宿泊施設、商店の外国人来場者数 580万人2013年度比較+1.1%
- ノルマンディー地方の宿泊施設での外国人宿泊数 1190万
2013年度比較+2.5%
- ノルマンディー地方の宿泊施設での
日本人来場者数 7万 8000人 日本人宿泊数 9万
6400 2013年度比較+26.4%
出典 : CRT Paris Ile-de France (2014年の統計) 飛行場や電車、高速イン
ターで行われたアンケートより。
印象派の画家たちは肖像画に新風を巻き起こしました。
ルノワールは花と共に若い娘たちの優美な表情を描くこ
とを好み、
ドガは婦人帽子店の売り子や洗濯女、
ピサロ
は農家の娘を題材にしました。
« Eugène Boudin, l’atelier de la lumière »
「ウージェーヌ・ブーダン 光のアトリエ」
2016. 4/16∼9/26
« Gustave Caillebotte, peintre et jardinier »
「ギュスターヴ・カイユボット、画家、庭師」
2016. 3/24∼7/3
パリ地方は、現在年間4600万人が訪れる世界一の観光地に
なっています。
この地域では、50万人の雇用と210億ユーロの
経済効果があると言われています。
- パリ地方のホテルの外国人来場者数 1570万人
- パリ地方のホテルの外国人宿泊数 3830万
- パリ地方イル・ド・フランス、ホテルの日本人来場者数 70万6000人
- パリ地方の日本人宿泊数 168万6000
パートナー
第3回となる2015年のフェスティバルのテーマは
「印象派
による肖像画」。人間性の核心に迫るテーマで、印象派を
別の角度から見る好機となることでしょう。
MUMA – MUSÉE D’ART MODERNE ANDRÉ
MALRAUX, LE HAVRE
MUMA – ル・アーブル アンドレ・マルロー現代ア
ジベルニー印象派美術館
ノルマンディー地方の観
光に関する統計 (2014年)
パリ地方の日本人観光客のプロフィール
- 43,0% リピーター
- 57,0% 初めての訪問
- 滞在期間 : 平均5,1泊
- 人気のスポット« Top 5 » : ルーブル美術館、エッフェル塔、凱
旋門、パリ・ノートル・ダム大聖堂、オルセー美術館
- 人気のアクティビティ« Top 5 » : 美術館・博物館巡り、街歩き、
ショッピング、
ガイドツアー、
ガストロノミー、
テーマパーク来館
- 88,6% の方が旅行後、周囲の人たちにパリの旅をおすすめ
しています。
ノルマンディー印象派フェスティバルはノルマンディー全
域で3年に1回開催されています。2010年の第1回、2013
年の第2回のフェスティバル開催中には150万人もの集
客がありました。
クロード・モネ「印象・日の出」,1872年, 油絵, 50 x 65 cm, マルモッタン・モネ美術館, パリ © Christian Baraja
2015年、2016年に開
催される主要な印象
派展
MUSÉE JACQUEMART ANDRÉ
パリ地方の観光に関する
統計(2014年)
「ノルマンディーとパリ地方へ印象派の旅」企画の表紙に、
クロ
ード・モネの
「印象、
日の出」
を選びました。
この作品は、美術の
新しい動きに名を与え、
この地にとっての象徴ともなりました。
ノルマンディーのル・アーブルで生まれた画家モネの
「印象・日
の出」
は、
マルモッタン美術館でご覧いただけます。
クロード・モネの遺産を引き継いだマルモッタン・モネ美術館は
、印象派の創始者と言われるモネの作品の世界一のコレクショ
ンを誇り、100点近く所蔵しています。
このプレスリリースの制作ににあたり、
パリ地方観光協会とノル
マンディー地方観光協会より、
ノルマンディー・ジベルニー観光
局のご協力に感謝の意を表したいと思います。
連絡先 :
Jérôme MERCIER PAPIN 観光推進担当責任者
[email protected]
画像のご使用について
以下の画像は、
パリ地方、
ノルマンディー地方の旅行企画、
プロモーショ
ンに限りご使用していただけます。
06.05.2015 - 029-Eglise
Auvers-sur-Oise…
Auvers-sur-Oise
© Tripelon, CRT IDF
06.05.2015 - Chateau
d'Auvers…
06.05.2015 CRT_04742.JPEG
06.05.2015 - MON-957259.J…
06.05.2015 - 010-Champ
de c...
Musée d’Orsay
© Boegly
Moulin de la galette
© Tripelon, CRT IDF
06.05.2015 - Musee
Montmart...
P. des Impressionnistes,
Rueil-Malmaison 2012
© D Blondin, CRT PIdF
Chatou, Maison
Fournaise
© Blondin, CRTIDF
3137-Saint-Cenéri-LeGerei2
© E. Tessier
06.05.2015 CRT_04006.JPEG
776-Jardin Giverny
© S.Rigoulet CRT
Normandie
6631-Traversé de la Baie
du Mont-Saint-Michel
© Kate Riley
841-Deauville villa
Strassburger colombage
© CDT Calvados
3880-Etretat nuit
© Christelle Guibert
4186-Les Andelys
© H. Rousseau CRT
6555-Le Havre le Muma
© D.Dumas
3760-Port Honfleur
© L. Belither
3699-Rouen colombage
© CRT
アトゥー・フランス
Edouard Valère マーケット担当責任者
[email protected]
アトゥー・フランス/フランス観光開発機構は、様々なおもてなし
体制や情報をご提供できるよう、皆様のご要望をフランス各地
へつなぐお手伝いをいたします。
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連絡先 :
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