【POWER EGG 導入事例】飛騨信用組合様

POWER EGG2.0
導入事例
飛騨信用組合 様
【企業プロフィール】
(注:企業データは2015年4月時点)
● 設立
1954年9月
● 本店所在地
岐阜県高山市
● 業務内容
● 展開エリア
● 店舗数
・預金業務、貸出業務
・金融商品や保険商品の売買業務
高山市、飛騨市、大野郡白川村
16店舗(出張所を含む)
● 預金高
2,178億円(2015年3月期)
● 融資残高
913億円 (2015年3月期)
● 役職員数
179名
● POWER EGG
導入時期
● 稼働ライセンス数
2014年4月 POWER EGG 2.0 Ver2.6導入
● 稼働機能
ベース300/グループウェア250/汎用申請ワークフロー250/
Webデータベース22
※ 販売パートナー
(2015年3月期)
300ライセンス
(株)電算システム
営業支援&業務効率化を目指してITシステム活用プロジェクト《E-Pro》がスタート。
その推進エンジン的グループウェアとして『全員参加&情報共有』を具現化する
POWER EGG2.0が、今や不可欠の存在に。
▼ 取材ご協力者
自然に恵まれた風光明媚な古都、飛騨高山を本拠として16店舗を展開する飛騨信用組合様
は、2014年9月に組合設立60周年を迎えられ本店がリニューアルされました。「太陽/雷鳥/
山/清流」といった飛騨高山の自然をモチーフにしたロゴマークが印象的な“ひだしん”様。コミュニ
ケーション活性化に積極的な“ひだしん”の皆様ですから、使いやすくて全組合的情報共有が図れ
るグループウェアPOWER EGG 2.0が導入されて以降、その運用定着&運用活性化には多くの
時間を必要とはしなかったようです。
POWER EGG2.0 導入の背景
(左)常勤理事 事務部長
(中)常勤理事 経営企画部長
(右)営業統括部営業統括課
河瀬 善博 氏
古里 圭史 氏
渡邊 香奈絵 氏
― 《E-Pro》が立ち上がる以前の課題
以前、“ひだしん”様では統合的なシステム化がほとんど行われていな
かったという。各部署で必要に応じて各自でソフトを導入して…という状
況で、職員「みんなで活用する」形にはなっていなかった。事務部門も
経営企画部も融資部もそれぞれの考え方に基づき、自部門で必要と
思うソフトを入れていたため、システム連携が無く、非効率が目立ってい
たようだ。
このような状況を打開するために発足した《E-Pro》。全組合的な経営
課題や従来業務の中にあった各部署の課題を取り上げ、電子化・シス
テム化により解決を図るため、《E-Pro》は常勤理事会に承認され正式
なプロジェクトとして発足した。
― 『紙とハンコの文化』からの脱却を目指して
《E-Pro》の目標は、ITによる営業力強化および業務効率化の推進
である。それは、組合内の従来業務『紙とハンコの文化』からの脱却を目
指そうということになる。例えば《自己査定支援システム》の場合は、年に
2回の期末時に大量集中する得意先査定書類ファイルを無くそうという
目標の下に、システム化によって業務効率化を実現する。
― 《E-Pro》推進エンジンとしてPOWER EGG2.0を活用
「《自己査定支援システム》の導入によって、
過去は大量の機械的作業だったものが、まさ
しく査定そのもの、本来的な主旨の業務にな
りました。とはいえ、このシステム自体は
POWER EGG2.0ではありません。しかしこう
したシステム実現を裏で支えた推進エンジンと
して、POWER EGG2.0が不可欠のポータル
となっています」
POWER EGG2.0の活用とは、具体的にはどういうことなのか?
古里部長 「《自己査定支援システム》が稼働した時
に、並行してPOWER EGG2.0の導入が始まりました。
例えばシステムでエラーが生じた時には営業店と何ら
かのやり取りが必要になります。例えば融資部に“一
次査定を終えてこれだけ問題案件が出たので、もう一
度査定をお願いします“というアラームを発する時も連
絡が必要です。しかしこれが電話連絡だと大変なんで
す。
その点、POWER EGG2.0の社内メールが本当に便利です。営業店か
らは、今やらねばならない案件リストがPOWER EGG2.0を使って送られ
てきます。融資部はそれを見ながら査定して、POWER EGG2.0で結果
を返送。営業店からの報告に 融資部・リスク統括部で不備を見つけたら、
POWER EGG2.0で“ここに不備があるから見直してください”と《作業依
頼》にて連絡できます。POWER EGG2.0を活用することで“電話する→
相手担当者がいない→じゃまた改めて連絡する→相手から電話が来た
が今度はこちらが離席中”といった行ったり来たりのやり取りが無くなり業務
連携がスムーズになりました」
All Rights Reserved Copyright© D-Circle Inc.
POWER EGG2.0選定の経緯
― POWER EGG2.0の画面で『チャット会議室』
“ひだしん”様がPOWER EGG2.0をどのようにして知り、選定に至ったの
か、その経緯をご紹介しよう。
《E-Pro》の推進には、全員参加で情報共有を促す使いやすい情報ポー
タルが必要となる。
検討のポイントは次の4点である。
①組合職員のだれもがITリテラシーに関係なく使いこなせる
シンプルなもの。
②情報共有・情報交換がしやすいもの。
③カスタマイズしなくてもいい汎用性のあるもの。
④タブレット上でも活用できるもの。
古里部長 「社内メールのコメント機能はとても便利ですね。チャットのよ
うな感じの電子会議が可能になりました。よく考えると、今すぐ開催しなけ
ればならない会議、関係者全員が打ち揃わないとダメな会議がある一方
で、別に一堂に集まって顔合わせする必要がない会議もあると思うんです。
要は会議の切り分けです。例えば経営企画部ではメールのタイトルを1
つのタスク(会議テーマ)の名前にしてみんなに回す。メールの中のコメン
ト機能を使って、いつでもどこでも自由にチャットのような感じで会議が行
われるんです」
河瀬部長も 「みんな席にいないことが多いが、それでもPOWER
EGG2.0があるとチャット会議が可能になる」から日常業務をこなしながら
の会議もできると言う。
河瀬部長 「デモで画面を見た時も、直感的に使いやすそうだなと思いま
した。ワークフローなど決裁機能も、すんなり金融機関で使えそうな印象
を受けました。ただ実際にその金融機関で、正行員以外のパートさんまで
みんなが端末を持ってごく当たり前にグループウェアやワークフローを使って
いるのを見てびっくりしましたね。まさしくこれが、“ひだしん”の《E-Pro》がや
りたかったことでした。ワークフローを回して迅速かつ確実に決裁を行う。グ
ループウェアでスケジュールを管理し、互いに確認もできる。社内メールを
使い、情報共有もスムーズに… 紙とハンコの文化から脱却し、一元化さ
れた電子文化に変えて行く… この金融機関の事例を実際に見て、自分
たちもPOWER EGG2.0で同じ状況を実現したいと強く思いました」
POWER EGG2.0の活用
― POWER EGG2.0の画面と使われ方
“ひだしん”様のPOWER EGG2.0は《I's=アイズ》と呼ばれている。『私
の』とか『(見える化の)目』とか『たくさんの愛が集まる』『合図』などの意
味を持つ。
― 《スケジュール》活用で電話連絡・伝言業務を大幅削減
河瀬部長 「そう言えば、机上に置かれる大量の紙の伝言メモはなくなりま
した。考えてみればこれだけでも、電話する人の手間、電話を取り次ぐ人
の手間、電話を受ける手間、紙の伝言メモを作成してハンコを押す手間
など、無駄な作業時間が大幅に削減されています」
渡邊さん 「連絡したことに関して“見たか、見てないか”の証跡が残るのも
私たちからすれば助かりますね。」
会議の実施要項も設定・案内しやすくなった。『来週の会議』というスレッ
ドを立てれば、そこですべて解決する。会議に関する最新情報を関係者
全員で同時共有できるので、新たな書き込みや変更があってもその案
内・確認は容易。式次第、場所、時間などもそこで最新情報を確認でき
る。参加者の顔ぶれも分かる。
POWER EGG2.0に対する評価
河瀬部長 「みんなPOWER EGG2.0を普通に使っていますね。《スケ
ジュール》《社内メール》《作業》《掲示板》などが活用され、社内報は紙で
回しながら《掲示板》にもストックしています。《作業(ToDo)》の活用に
より、依頼を投げっ放しにしない“作業依頼の見える化”という習慣も根
付きました。スケジュールはPOWER EGG2.0で管理するようになって、
最近はホワイトボードの予定表はほとんど使われていないですね」
古里部長 「情報共有がしやすいことが、経営陣には評価されているよう
です。例えば営業店から上がって来た案件など、関係者間の情報共有
が図りやすくなりました。また経営陣から出されたオーダーも、組合内に一
気通貫しやすくなりました。従来は口頭だったものが、今は権限のある関
係者は見られる情報として『見える化』され、指示も対応も証跡を伴う記
録として残ります。経営陣からすると非常に望ましい状態でしょうね」
ワークフローの運用とルール作り。これが当面《E-Pro》のメンバーたちの新
たな課題となる。タブレット端末の導入により、経営陣からパートを含む全
職員まで全員のITインフラが整備される。2014年4月の導入から約1年、
“ひだしん”様のPOWER EGG2.0《I's》はいよいよ組合業務にとって不可
欠の情報ポータルとして真価を発揮することになるだろう。
ディサークル株式会社
取り扱いパートナー
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-36-1
住友不動産千代田ファーストウイング
TEL:03-3514-6060 FAX:03-3514-6069
http://www.d-circle.com/
※POWER EGGはディサークル株式会社の登録商標です。
※その他記載されている会社名、製品名およびサービス名等は各社の登録商標または商標です。
※本事例に記載された情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性が
あることをご了承ください。
All Rights Reserved Copyright© D-Circle Inc.