事後評価シート 加茂地区(PDF 499KB)

様式2
都市再生整備計画 事後評価シート
加茂地区
平成23年3月
岐阜県北方町
様式2-1 評価結果のまとめ
都道府県名
岐阜県
市町村名
北方町
地区名
交付期間
平成18年度~平成22年度
事後評価実施時期
平成22年度
交付対象事業費
当初計画に
位置づけ、
実施した事業
1)事業の実施状況
当初計画
から
削除した
事業
加茂地区
762百万円
面積
国費率
事業名
道路事業((都)街路運動場加茂線(東ルート)、(都)街路運動場加茂線(西ルート))、公園事業(加茂1号公園、加茂2号公園、八切公園)、地域生活基盤施設(多目的広場、防災行政無線、防災備蓄倉庫、防火水槽、防災
基幹事業 非常発電設備、避難地看板)、土地区画整理事業(加茂地区)
提案事業 地域創造支援事業(防災移動無線機整備), まちづくり活動推進事業(防災パンフッレット作成)
事業名
削除/追加の理由
削除/追加による目標、指標、数値目標への影響
基幹事業 なし
提案事業 地域創造支援事業(消火栓ボックス設置事業)
平成22年3月に基幹事業の地域生活基盤施設に移行
影響なし
①整備目標である「安心安全で災害に強い町の実現」をより効果的
①地域生活基盤施設(公民館(避難所)耐震補強事業)、②地域生活基盤施設(消火
①町有特定建築物の耐震化率を指標に設定、100%を目標とす
に達成するために追加。②平成22年3月に提案事業の地域創造支
基幹事業 栓ボックス設置事業)
る。②影響なし
援事業から移行。
新たに追加し
た事業
①整備目標を効果的に達成するため、利便性のある公共交通網を
①地域創造支援事業(バスターミナル整備事業)、②事業活用調査(事業効果分析
①住環境の向上を通して人口定着に関連するが、指標及び数値
構築するために追加。②事後評価が円滑かつ確実に進むよう、評
提案事業 調査)
目標は据え置く。②影響なし
価項目の計測又は確認の検討作業を事業に追加。
交付期間
の変更
当 初
平成18年度から21年度
変 更
平成18年度から22年度
指 標
公民館(避難所)耐震補強事業を追加し、安心安全で災害に強いまちの実現の達成度を上げるため、1年の期間延長を行っ
た。そして、町有建築物(特定建築物)における耐震化率の指標を新たに追加し、その数値目標を100%とした。他の指標と数値
目標は据え置き、変更はない。
目標値
数 値
目標
1年以内の
効果発現要因
フォローアップ
達成度
達成見込み
(総合所見)
予定時期
目標年度 モニタリング
評価値
交付期間の変更による事業、
指標、数値目標への影響
従前値
基準年度
単位
あり
指標1
地区内居住人口
人
6,023
H17
6,340
H22
5,935
△
なし
2)都市再生整備計画
に記載した目標を
定量化する指標
の達成状況
4)定性的な効果
発現状況
公園の居住利用者人口
人
1,828
H17
4,170
H22
4,002
△
なし
指標3
備蓄倉庫までの時間
分
13
H17
8
H22
8
○
指標4
町有特定建築物耐震化率
%
75.0
-
100.0
H22
100.0
○
単位
従前値
基準年度
目標値
目標年度
数 値
モニタリング
評価値
その他の
数値指標1
土地区画整理事業関連区
域の人口
人
1642
H17
1,709
その他の
数値指標2
地区内人口一人当たりの
公園面積
㎡/人
1.43
H17
3.21
目標
達成度※1
●
あり
なし
あり
なし
1年以内の
達成見込み
豊かで住み良い生活環境の確保を目指す事業
により、従前値以前の減少率が交付以降に緩
和されたという効果発現があったが、経済不況
の影響による公民の住宅建設の低迷や遅延に
より目標値未達成となった。
ゆとりと潤いのある環境の確保を目指す事業に
より、従前値以前の減少傾向が交付以降に増
加傾向に転じたという効果発現があったが、経
済不況の影響による公民の住宅建設の低迷や
遅延、また地区内の公園事業がすでに完了し、
今年度末までには公園利用圏域が増加しない
ことにより目標値未達成となった。
H23年4月
H23年4月
備蓄倉庫を町役場から近い位置に新設したこと
で目標値が達成され、安心安全で災害に強い
町の実現の達成に寄与した。
―
庁舎と公民館(避難所)の一体的な耐震化により
目標値が達成され、安心安全で災害に強い町
の実現の達成に寄与した。
H23年4月
効果発現要因
(総合所見)
フォローアップ
予定時期
土地区画整理事業区域での宅地供給と道路、
公園等の施設整備事業により、土地区画整理
事業関連区域の人口の従前値以前の減少傾向
が交付以降に増加傾向に転じ、豊かで住み良
い生活環境の確保の達成に寄与した。
四つの公園や広場の整備により地区内の人口
一人当たりの公園面積を倍増させ、ゆとりと潤
いのある環境の確保の達成に寄与した。
H23年4月
H23年4月
町民代表から構成される町政策審議会から整備されたバスターミナルを活用し鉄道駅との間にシャトルバスを運行することが提案され検討が進められており、目標1の豊かで住み良い生活環境の確保の達成に寄与している。同じく、整備された公園
が、都市緑化の拠点だけでなく高齢者と子供の交流の場となるよう提案され検討が進められており、目標2のゆとりと潤いのある環境の確保の達成に寄与している。
実施内容
5)実施過程の評価
●
あり
指標2
指 標
3)その他の数値指標
(当初設定した数値
目標以外の指標)に
よる効果発現状況
128ha
0.417
モニタリング
なし
住民参加
プロセス
なし
持続的なまちづくり
体制の構築
なし
実施状況
都市再生整備計画に記載し、実施できた
都市再生整備計画に記載はなかったが、実施した
都市再生整備計画に記載したが、実施できなかった
都市再生整備計画に記載し、実施できた
都市再生整備計画に記載はなかったが、実施した
都市再生整備計画に記載したが、実施できなかった
都市再生整備計画に記載し、実施できた
都市再生整備計画に記載はなかったが、実施した
都市再生整備計画に記載したが、実施できなかった
今後の対応方針等
様式2-2 地区の概要
加茂地区(岐阜県北方町) 都市再生整備計画事業の成果概要
まちづくりの目標
大目標:ゆとりある良好な住環境の創造と、安心して生活できるまちづくり
目標1:豊かで住み良い生活環境の確保
目標2:ゆとりと憩いのある環境の確保
目標3:安心安全で災害に強い町の実現
目標を定量化する指標
従前値
目標値
評価値
地区内居住人口
単位:人
6,023
H17
6,340
H22
5,935
H22
公園の居住利用者人口
単位:人
1,828
H17
4,170
H22
4,002
H22
備蓄倉庫までの時間
単位:分
13
H17
8
H22
8
H22
町有特定建築物耐震化率
単位:%
75.0
H17
100.0
H22
100.0
H22
土地区画整理事業関連区域の人口
単位:人
1,642
H17
1,709
H22
地区内人口一人当たりの公園面積
単位:㎡/人
1.43
H17
3.21
H22
・地区内居住人口については従前の減少率が緩和されたが、人口増加を図る土地区画整理事業区域の住宅立地の促進と全域での居住人口の減少抑止が課題である。
・骨格となる避難路・物資輸送路がネットワーク化され、庁舎からの物資輸送路の走行時間も短縮されたが、地区外の都市計画道路網の整備が課題である。
まちの課題の変化 ・浸水危険区域解消のため部分的に河川改修が進捗したが、依然として浸水区域が残ることの不安解消が課題である。
・バスターミナルを拠点としたバス路線の再編と統一が完了し、バス路線の錯綜が解消された。
・庁舎と公民館の一体的な耐震化により、避難場所の耐震安全性が確保された。
今後のまちづくり
の方策
(改善策を含む)
・人口減少抑止のため、土地区画整理事業の事業促進により生活環境整備効果の早期発現を図り住宅立地を促進する。またソフト施策として、長年のまちづくり成果としてのゆとりある良好な住環境と安心して生活できるまちであるこ
と、また歴史文化豊かなコンパクトシティであること等の総合的魅力を町内外に情報発信し、既存人口の定着化と町外からの人口誘致を図る。
・浸水危険区域が残存することによる不安解消のため、河川改修の早期完成を働きかけるとともに、災害時の連絡・避難体制を周知徹底する。
・避難場所や備蓄倉庫の整備効果を有効活用するため、地区内から防災備蓄倉庫や町役場・公民館に至る避難経路や物資輸送路を明示して町民に周知を図る。
・バスターミナル整備により再編し統一されたバス路線を維持・存続するため、バス利用者の増加を図る。
・地区外の都市計画道路網を完成させ骨格としての避難路・物資輸送路、緊急車両の走行路にネットワークとしての効用を発揮させる。