「食文化と味覚」

第 10 回
五感の学校 at
広尾 ~脳のアソビバ!~
各界の第一人者による オトナの知的好奇心を満たす
トークやワークショップ 講座の数々
脳のアソビを ぜひご一緒にどうぞ!
「食文化と味覚」
~中国の食文化と味覚
マーラー
四川料理・麻辣の魔味を例として~
2015 年
10月 9 日(金)
18:00~20:00
MuCuL(ミュウカル)スタジオ(恵比寿)
講師
てんぷ
重森貝崙
ひゃくさいひゃくみ
映画『中国の食文化・四川「天府の国の百 菜 百 味 」』(重森貝崙監督作品)上映予定
四川料理は、なぜあんなに、舌がしびれるほど山椒を使うのか。なぜあんなに、頭が爆発しそうなほど
ラープウパー
パープウラー
辛いのか。 辣 不 怕 (辛いのはこわくない)、 怕 不 辣 (辛くないのがこわい)。これは四川人の心情を
表した言葉だそうである。
我々日本の映画スタッフは「これはものすごくカライ、でもカライけどウマイ」
シュェイヂュウニウロウ
と「 水
マアボォドウフゥ
煮 牛 肉 」や「 麻 婆 豆 腐 」を泣きながら食べていた。
味覚の世界というのは、まことに一筋縄ではいかない厄介なシロモノらしい。
ゴワイウェイ
川菜(四川料理)には、「 怪
味 」などという味付けもある。川菜がなぜあんなモノスゴイ味付けなのか、四川人
はなぜあんなモノスゴイ味付けを好むのか、依然として謎としか言いようがないのである。
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■ 講師プロフィール 重森貝崙(しげもり・ばいろん) 文化記録映像監督
1938 年、京都市生まれ。日本庭園作家・重森三玲(しげもり・みれい)は父。1960 年、慶應義塾大学
文学部文学科卒業(中国文学専攻)、同年岩波映画製作所に入社し、記録映画を演出。代表作は「中華人
民共和国の農業」(教育映画祭最優秀賞受賞)、「中国の食文化・五部作」、「世界の食事と健康シリー
ズ 20 本」など。現在、フリー映像作家。最近作は「平均寿命世界第二位 長寿学博士が解く香港の長寿
せいめいじょうがず
べんけい
かん か
こ そ
の謎」
(監修・家森幸男)、「清明上河圖 ―北宋 首都・汴 京 繁盛記」、「乾 貨の食文化」、「姑蘇繁華
そうきぎょとう
圖―18 世紀蘇州の光と影」、「桑基魚塘―クワとサカナのものがたり」等を演出・制作。一般社団法人
中日文化研究所 専務理事。
■
司会進行:森 正樹
(出版企画・編集者。NPO e-コミュニケーション・コンソーシアム理事・事務局長、静岡大学客員教授、
㈱ITSC/静岡学術出版顧問。科学技術系の出版社オーム社に 40 数年勤め、大学教科書、専門書の企画開
発。『ロボコンマガジン』、『バイオニクス』『New Generation Computing』など創刊にも立ち会う。代
表取締役専務歴任、電子出版開発に従事、2011 年退職。現在に至る)
■ 演奏:佐藤慶子
(作曲家、ピアニスト、ヴォイス・アーティスト、MuCuL 代表)独自の音楽観《五感の音楽》を提唱し Visual
MUSIC 映像、音具製作を国内外で展開。近年はオリジナル曲「万葉集からの弾き語り」コンサートに力を注
ぐ。並行して《声力》メソードの講師をカルチャーセンターなどで務め、心に寄り添う指導は広く支持さ
れる。またろう者と享受可能な音楽活動は高い評価を得る。ほかに映画音楽作曲、著述など。受賞:キリ
ンアートアワード賞
■
日本文化藝術財団賞
日本絵本賞
食事会開催のお知らせ
今回は料理を扱うプログラムのため、ミュウカルスタジオでのパーティはありません。ワークショップ後、
出演者とご希望者の方で近くの中華レストランでコース料理をいただきます。
お料理をご希望の方はレストランの都合上 9 月 25 日までにお申込の上、
事前振込みをお願いいたします。
■ 参加費:¥2,000(レクチャーのみ)
参加費+中華コース料理(2 時間飲み放題つき):¥9,500
振込先:三井住友銀行
恵比寿支店
普通
7843483
(株)ミュウカル
■ 申込み先:MuCuL(ミュウカル)※準備の都合上、事前のお申込みをお願いいたします。
E-mail:[email protected]
http://www.e-mucul.com
■ 会場:住所 150-0013 東京都渋谷区恵比寿 2-21-3
■ アドヴァイザー
森正樹
臼井支朗
■ 協力
山中修
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事務局
■ 主宰
佐藤慶子
■
主催
湯川敬弘
Tel03-3446-2618
MuCuL スタジオ
大岩元
飯田吉秋
佐藤直陽
MuCuL(ミュウカル)
●《五感の学校 at 広尾》では、みなさまのご希望の講座、講師の方々を募集しています。
メールにてどうぞお知らせください。お待ちしております。
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特定の政治運動、宗教勧誘などの活動についてはお断りしております。ご了承ください。
《五感の学校 at 広尾》とは
《授業(レクチャー)+休み時間(休憩の音楽)+ホームルーム(茶・酒・話会)》で構成されています。
脳を柔軟かつゆたかに育むことは、人生の再発見につながります。“五感”を中心としたサイエンス(理学・工学・医学)から、
音楽・美術・文学・映画などの幅広い分野まで興味ある話題を採り上げ、レクチャー、ワークショップや討論をもとに、アインシ
ュタインが「音楽で物事を考える」といったとおり音楽演奏を交えて、コミュニケーションを高揚させる場を提供します。
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MuCuL スタジオ
※恵比寿駅からのアクセスは、上記ミュウカル HP をごらんください。