紹 介 項 目 ① 講義の目的と範囲 ⑤ 関連科目 ② 講義方法 (事前履修・同時履修・展開履修科目の提示) ③ 講義計画 ⑥ 評価の方法 ④ 教 材 ⑦ その他の要望事項 民法第 1 部 第28回 予備日 第 1 部( 2 回生以上)後期 4 単位 ④ 教科書は特に指定しない。参考書として以下のものを 金丸 義衡 挙げるが、詳しくは第 1 回のガイダンスにおいて説明す る。 ① 本講義は、民法第 1 編、総則部分を取り扱う。民法典 の通則として定められた総則には、権利義務の主体およ び客体、権利変動原因としての法律行為、代理制度、時 効制度がある。ここでの規律は、物権法および債権法の 規定群と切り離して理解されるものではないが、本講義 では、典型的な法律行為である契約の事例を念頭に、民 法総則の理解を図り、私的自治の原則に代表される民法 典の諸原則の理解を基礎として、各規定の趣旨、成立要 件および法律効果、典型的な事例への適用を学ぶ。 ② レジュメを配布し、講義形式で行なう。 ③ 概ね、以下の順序で説明を進める。 第 1 回 ガイダンス ◦永田眞三郎=松本恒雄=松岡久和『民法入門・総則 エッセンシャル民法* 1 第 4 版』(2008年・有斐閣) ◦佐久間毅=石田剛=山下純司=原田昌和『リーガルク エスト 民法I 総則』(2010年・有斐閣) ◦四宮和夫=能見善久『民法総則 第 8 版』(2010年・弘 文堂) ◦佐久間毅『民法の基礎 1 総則 第 3 版』(2008年・有 斐閣) ◦山本敬三『民法講義I 総則 第 3 版』(2011年・有斐 閣) ◦内田貴『民法I 総則・物権総論 第 4 版』(2008年・東 京大学出版会) 第 2 回 民法の基本構造 ⑤ 民法第 4 部( 1 回生配当科目)をすでに履修している 第 3 回 民法の基本原理 こと(単位の未・既修得にかかわらず、基本的知識を有 第 4 回 権利能力・意思能力 していること)。 第 5 回 行為能力・法人 ⑥ 期末試験によって評価する。 第 6 回 権利の客体 ⑦ 講義には六法を持参すること。その他の点については、 第 7 回 法律行為総論( 1 ) 第 8 回 法律行為総論( 2 ) 第 9 回 法律行為総論( 3 ) 第10回 無効・取消 第11回 公序良俗論 第12回 消費者契約法 第13回 心裡留保・虚偽表示( 1 ) 第14回 虚偽表示( 2 )・錯誤( 1 ) 第15回 錯誤( 2 ) 第16回 錯誤( 3 ) 第17回 詐欺・強迫 第18回 代理総論 第19回 有権代理 第20回 無権代理 第21回 表見代理( 1 ) 第22回 表見代理( 2 ) 第23回 表見代理( 3 ) 第24回 時効総論 第25回 消滅時効 第26回 取得時効 第27回 一般条項・まとめ 第 1 回のガイダンスにおいて説明する。
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