「官民連携による対話型意見聴取会(サウンディング調査)」の

「官民連携による対話型意見聴取会(サウンディング調査)」の
実施要領
1 調査の名称
官民連携による対話型意見聴取会(サウンディング調査)(※)
(※)対話型意見聴取会(サウンディング調査)とは、市有地等の有効活用に向けた検
討にあたって、その活用方法について、民間事業者から広く意見、提案を求め、対
話を通じて市場性を検討する調査のことです。
2 調査の対象
旧深野北小学校の土地・建物
(所在地:大東市深野3丁目64-5 敷地面積:約14,127 ㎡公簿 実測15,687㎡)
用途区分:準居住地域および第1種中高層住居専用地域
3 調査の目的等
(1)対話型意見聴取会(サウンディング調査)を実施する背景
これまで行政では、保有資産の活用方法や公募条件を、内部での検討により設定して
きました。今回、「官民連携による対話型意見聴取会(サウンディング調査)」をモデ
ル的に実施することで、活用検討の段階や事業者選定前の段階で、公募により民間事業
者と直接対話する場を設け、資産の市場性や活用アイデアなどを把握し、民間事業者が
参入しやすい条件の設定を行うとともに、地域課題や配慮事項を事前に伝え、より優れ
た事業提案を促すなどの取組を行います。
(2)調査の目的と期待される効果
現在、平成25年4月に閉校となった旧深野北小学校の土地・建物について、どこにで
もある街から、
「大東でしか体験できない」付加価値の高い暮らし方ができる街へと
「官民連携」でまちづくりを進めていくことを目的として活用の検討を行っているとこ
ろです。
そのリードプロジェクトとして、深野北小学校跡地で、「スポーツ・歴史文化・食」
をテーマとした地域活動の拠点として活用するための民間事業者の提案や参入条件を調
査するものです。
このことにより、次のような効果が期待できると考えています。
① 地域の状況や行政課題を提示して“対話”をすることで、課題の解決に向け、民間
事業者のノウハウを生かした活用案の検討が可能になります。
② 官民連携でどこにでもある街から、
「大東でしか体験できない」付加価値の高い暮ら
し方ができる街へと都市構造の再生・再開発を進めていくことを目的としています
が、民間活用の可能性・条件面の整理等について、民間事業者が参入しやすい条件
の整理が行えます。
(3)調査の進め方
8月27日
9月16日~9月30日
対話型意見聴取会
意見聴取(サウンディ
(サウンディング調査)
ング調査)の実施
について公表
活用意見・アイデアのある
基本的な土地建物の情報や意見
聴取会の流れ等を提示
・調査で把握した活用
の可能性等を踏まえた
活用案の検討
・実施結果概要の公表
民間業者と対話
この調査で把握した民間による活用の可能性は、今後の検討に役立てていく予定です。な
お、民間利用の可能性が期待できない調査結果となった場合は、公共利用を基本とした検討
を行う場合があります。
4 対象土地・建物の情報
所在地
大東市深野3丁目64番地 他
土地面積
約15,687 ㎡
建物概要
構造等:【校舎】RC造 地上4階建
昭和54年3月竣工(耐震診断
未実施)
延床面積:約3,510 ㎡
軽量鉄骨造 1階建
平成16年竣工
【体育館】RC造
昭和56年3月竣工 (耐震診断済み)
延床面積:約680㎡
【運動場】 8,113㎡
都市計画による制限
区域区分:市街化区域
用途地域:準住居地域および第1種中高層住居専用地域
防火・準防火地域:準防火地域(準住居地域)
建築・造成等に関す
建ぺい/容積率:60/200%および80%/300%
る制限
建築基準法第22条による区域(第1種中高層住居専用地域)
日影規制:5時間・3時間(準住居地域)
4時間・2.5時間(第1種中高層住居専用地域)
斜線制限:北側・道路・隣地(準住居地域)
道路・隣地(第1種中高層住居専用地域)
接道状況
北側:幅員約=15m(市道
警察前線)
南側:幅員約=13m(市道
深野園大東高校北側線)
東側:幅員約=28m(国道170号)
その他
運動場敷地上空中に高圧線あり 高さの制限等あり
特定都市河川流域
景観計画区域(大阪外環状線(国道170号)沿道区域
5 対話型意見聴取会(サウンディング調査)での対話内容
教育の場であるとともに、地域コミュニティ活動の場でもあった旧深野北小学校の土
地・建物であるため、これらの有効活用を図るとともに、周辺の環境との調和に配慮し、
地域に貢献できる活用のアイデアを求めています。
なお、現在大東市のホームページで「大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略」(素
案)を公表しておりますが、深野北小学校跡地において、総合戦略の内容を推進する官民
連携の事業展開を考えております。
具体的には、跡地を民間の力を活用して、「スポーツ・歴史文化・食」をテーマとした
地域活動の拠点として民間事業者への施設の貸付を考えています。
この点を踏まえて、
(1) 旧深野北小学校の土地・既存建物を活用して展開できる事業アイデアをお聞かせ下
さい。事業アイデアには、以下の可能性も含めて、提案をお願いします。
・ 施設の地元への開放や、コミュニティスペースの設置について
・ 地元や一般市民への施設貸付について
(2) 当該地やその周辺環境にふさわしいと考える、地域貢献の取組等のアイデアがあれ
ばお聞かせ下さい。
≪注意事項≫
・深野北小学校跡地は、都市計画上、用途地域が第1種中高層住宅専用地域に立地してい
ます。この区域での開発及び建築行為は、都市計画法等の関係法令により規制されて
いますので、今回の対話で出された事業アイデアを実施する場合においては、別途市
長の許可が必要となります。
・なお、用途地域の変更も視野に入れての提案も可能です。
6 対話型意見聴取会(サウンディング調査)の実施について
(1)対話型意見聴取会(サウンディング調査)の対象者
意見聴取会(サウンディング調査)に参加することができる事業者は、土地・建物
の活用の実施主体となる意向を有する法人又は法人のグループとします。
(2)対話型意見聴取会(サウンディング調査)の流れ
① 対話型意見聴取会(サウンディング調査)の実施について公表
実施要領等を大東市ホームページにて公表し、対話型意見聴取会(サウンディング
調査)への参加事業者を募集します。
(http://www.city.daito.lg.jp/kakukakaranoosirase/seisakusushin/senryaku/new
s/1440579714136.html)
② 参加事業者説明会及び現地見学会の開催
・意見聴取会(サウンディング調査)の実施方法について、意見聴取会(サウンディ
ング調査)への参加を希望する事業者向けの説明会及び現地見学会を開催します。
説明会及び現地見学会
日時:平成 27 年 9 月 8 日(火)午前10:00 開始
場所:深野北小学校跡地
集合場所:下足室
・説明会及び現地見学会への参加は事前申込制とします。参加を希望する場合は 9月
7 日(月)午前 9時までに、参加者の氏名、所属企業部署名、Eメールアドレス、
電話番号を明記の上、参加希望の旨を連絡先Eメールアドレス宛てに送付して下さ
い。件名は【説明会参加申込】として下さい。
・説明会の内容は、主に現地の状況と意見聴取会(サウンディング調査)の実施方法
に関するものを予定しています。
・施設状況や提案についての質問は、この説明会で行って下さい。
③ 対話型意見聴取会(サウンディング調査)の参加受付(事業者によるエントリーシ
ート提出)
・参加を希望する場合は、別紙のエントリーシートに必要事項を記入し、平成 27 年
9 月 9日(水)から 15 日(火)午後 5 時までに連絡先Eメールアドレス宛てに参
加申込を行って下さい。件名は【意見聴取会参加申込】として下さい。
・意見聴取会(サウンディング調査)の実施期間は、平成 27 年 9 月 16 日(水)
~平成 27 年 9 月 30 日(水)とします。参加希望日を 3 か所記入して下さい。
・意見聴取会(サウンディング調査)に出席する人数は1グループにつき 3 名以内
として下さい。
④ 意見聴取会(サウンディング調査)の実施日時及び場所の連絡
エントリーシート受領後、調整の上、実施日時及び場所をEメールにて連絡します。
(都合により希望に添えない場合もありますので、あらかじめご了承下さい。)
⑤ 意見聴取会(サウンディング調査)の実施
事前申込のあった民間事業者との間で、1グループ 30~60 分を目安に対話を実施し
ます。対話では、特に資料等は求めませんが、説明の補足に必要な場合は使用するこ
とができます。
⑥ 意見聴取会(サウンディング調査)の実施結果の概要の公表
意見聴取会(サウンディング調査)の実施結果については、概要を公表します。
公表にあたっては、事前に参加事業者等に内容の確認を行います。
(3) その他
① 参加事業者の扱い
・意見聴取会(サウンディング調査)は参加事業者のアイデア及びノウハウの保護のため
個別に行います。
・参加事業者の名称は公表しません。
・当該土地・建物に関する公募事業等が実施される場合、意見聴取会(サウンディング調
査)への参加実績が優位性を持つものではありません。
② 追加対話への協力
・必要に応じて追加対話(文書での照会を含む)を行うことがあります。ご協力をお願い
します。
③ 意見聴取会(サウンディング調査)に関する費用、説明資料の提出
・意見聴取会(サウンディング調査)への参加に要する費用は参加事業者の負担としま
す。
・説明資料の提出は求めません。ただし、必要と考える場合はご持参していただいて結構
です。
④ 参加除外条件
・次のいずれかに該当する場合は、意見聴取の対象者として認めないこととします。
大東市暴力団排除条例第2条第1項により規定する暴力団または第3項に規定する暴力団
密接関係者。
⑤ 対話の実施における大東市の体制
政策推進部戦略室
及び 関係課
⑥ 連絡先
担当
大東市政策推進部戦略室 担当 家村・宮本
住所
〒574-8555 大東市谷川1丁目1丁目1番1号
電話
072-870-0516
Eメールアドレス:
[email protected]