公益財団法人黒部市国際文化センター平成 27 年度運営方針平成 2 5 年度より公益財団法人黒部市国際文化センターへ移行し、２年が経過しました。公益目的 2 3 事業の中の「文化及び芸術の振興」「国際相互理解の推進」「地域社会の健全な発展への寄与」という３つの公益目的事業を柱として、これまで以上に地域の高い信頼を得るべく努力します。指定管理者として黒部市国際文化センター「コラーレ」と黒部市宇奈月国際会館「セレネ」、平成 2 6 年度より黒部市美術館（以下、「美術館」という。）の管理運営が加わり、まさしく黒部市全体の「文化及び芸術の振興」にひとつの組織として新しい一歩を踏み出しました。これら３つの施設を拠点に、地域の文化及び芸術の振興、国際交流や広域観光の推進を図り、市民や市外からの多くの人々に出会いと感動の場を創出します。「コラーレ」「セレネ」「美術館」の自主事業については、市民の意志（企画）と手（ボランティア）による事業の展開という市民参画の基本姿勢をさらに進め、市民ニーズに合致し、親しまれる企画や運営を展開します。同時に、新幹線開業による県外からのお客様も視野に入れた事業展開も推し進めます。また、コラーレのカーターホール命名の由来にあるとおり、ジミー・カーター氏が切望し、世界の人々が希求する世界平和の実現に向けて、文化及び芸術や国際交流活動が果たす役割を常に認識し、国際的視野に立った運営を心掛けます。そして、利用者が安心して安全に利用できる施設運営を最優先し、隅々まで目の行き届いた施設管理の徹底を図ります。建設されてからセレネは 2 1 年、美術館は 2 0 年、コラーレは 1 9 年の歳月が経過しており、設備の補修や更新が必要となってきていますが、利用者の安全や利便性を考慮し、必要かつ改善効果の高いものから計画的に実施できるよう努力します。最後に、「コラーレ」「セレネ」「美術館」は上で述べた３つの公益目的事業を通して、一人でも多くの子供たちや市民が心豊かに安心して成長し生活できる黒部市、そして一人でも多くの市民が黒部市民としての誇りを持てる黒部市の実現に向けて、一歩一歩着実に前進する所存です。基本方針＝市民参画による企画・運営