仕 事 量 を 減 ら し 社 会 貢 献 と 趣 味 に 真 正 面 か ら 取 り 組 む

アーク証券 安藤龍彦代表取締役会長
仕事量を減らし
社会貢献と趣味 に
真正面から取り 組む
います」
現在の安藤会長は、 朝五時半に
起床し世界のニュースをチェッ
ク。 七時四十五分からの幹部会議
く 目 い っ ぱ い 利 益 を 上 げ る よ り、
の 六 十 五 歳 の 時 だ っ た。「 休 み な
「 企 業 と し て 永 続 き す る に は 」
を考えたのは安藤会長が社長時代
な っ て い ま す 」 と 安 藤 会 長。「 人
え て、 健 康 と 体 力 維 持 が 大 切 に
裕が無かった。 今は経営手腕に加
四十代は働き続け、 時間を作る余
く り に も 余 念 が な い。「 三 十 代 ~
給一〇~二〇万円もらえるように
が七十歳まで健康で働き続けて月
う状態です。 健康で能力のある人
リタイアなんてとんでもないとい
る高齢者が増えている。「ハッピー
少子高齢化で年金支給額が減
り、 少ない年金で苦しい生活をす
です」。
四〇年前に一度風邪で休んだだけ
ら五〇年余、 おかげさまで病気は
ル で 泳 い で い る、「 学 校 を 出 て か
しみ、 健康のためにほぼ毎日プー
読書、 美術館、 歌のレッスンを楽
わる不動産を見てまわる。 囲碁や
に出かける。 十時には主だった仕
もう二〇年長生きして企業が永持
生の最終ラウンドを飾るための
なれば、 年金は七十歳からの支給
「老 後」 に つ い て
国も考え直していかないと
ちする方が良いのではないかと考
有 終 の 美 を 模 索 し て き ま し た が、
で も 可 能 に な る。 国 は 老 後 の ビ
ア ー ク 証 券 の 安 藤 龍 彦 代 表 取 締 役 会 長 は、 今 年 三 月 に 喜 寿
を 迎 え る。 現 在 も 会 長 と し て の 仕 事 を こ な す だ け で な く、 社
会 貢 献 事 業 も 行 い、 ア グ レ ッ シ ブ に 人 生 を 楽 し ん で い る。 安
藤 会 長 の 現 在 を 東 京 本 社 で 聞 い た。
えたのです」。
一〇年来考えても分からない。 た
ジョンについて考え直していかな
事を終え、 時にはアーク証券が関
その後はペースを落とし、 現在
の仕事量はピーク時の約一〇分の
だ、 私は生涯現役の方が一番楽し
いとと思っています」。
往 復 し て 人 脈 を 維 持 し、 健 康 づ
一となっている。 短時間で会長職
く、 また良いのではないかとは思
安藤会長は多彩な趣味を持つ
本格的な音楽活動
をこなし、 名古屋と東京と月二回