紫外波長で動作する有機EL素子 - 同志社大学 リエゾンオフィス

Organic EL element activated in the ultraviolet wavelengh region
研究キーワード
有機EL、紫外、照明
紫外波長で動作する有機EL素子
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おお たに
なお
き
大谷 直毅 Naoki Ohtani
理工学部 電子工学科
研究シーズ概要
有機EL素子はディスプレイ応用のため可視光領域の研究開発が盛んであるが、紫外領域で動作するものはほとんど研究
されていない。本研究の成果によって、高分子系蛍光材料を用いる波長400nm以下の有機EL素子が開発された。
使用用途
応用例など
白色照明にはRGB三原色を励起する短波長な紫外光源が必要であり、本研究の成果を用いれば、その紫外励起光源を含
めてすべて高分子系の白色照明が作製可能となる。従って、折り曲げ可能なフレキシブル照明が実現できる。
発光素子材料とスペクトル
高分子蛍光材料:PCA
PCAの分子構造
PCAの蛍光スペクトル
得られた紫外発光スペクトル
TPD(低分子系正孔注入材料)のドープ濃度を変えると、
PCA単層素子において、
TPDの40wt%添加により
UV OLEDを実現!!
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