2015年7月1日 印刷メディア教育研究会 開催のご案内と報告 国際印刷大学校 三浦澄雄、木下堯博 印刷メディア教材制作に関し三浦先生が関係工業会や出版社などを訪問し、それぞれの 問題点を検討してきました。報告するのが遅くなりましたが、約1年間経過しましたので、 その件について、皆様のご意見など賜ればと存じます。 また、2015年3月18日、文部科学省が「実践的な職業教育を行う高等教育機関の制 度化に関する有識者会議」の審議内容が公開され、4月14日には下村文部科学相が中央教 育審議会に諮問し、5月15日に第1回審議会が行われました。また、6月4日の産業競争 力会議で安倍首相が職業教育の高等教育機関創設を表明しました。それに関して、印刷メデ ィア産業界で人材育成の対応すべき問題点について小論の第1報を印刷教育研究会会報 No.118 (5 月 10 日)、第2報を印刷界6月号(6 月 10 日)、第3報は印刷界7月号予定など でまとめています。更に、新印刷営業論、NPC、日越大学院などの内容も検討予定です。 ご参加の程、よろしくお願い致します。資料は7月更新のHPにアップしています。 ご 案 1、期日;2015年7月1日(水) 内 時間;15時∼16時30分 2、議題;(1)印刷メディア教材構想の交渉経過と今後の対応(三浦) (2)印刷メディアの新しい職業大学(仮称)の創設について(木下), (3)新印刷営業論(田中)、(4)その他, NPC、日越大学院など 3、場所;ニッケイビル〒103-0001 中央区日本橋小伝馬町 7-16 会議室 TEL:03-3667-2271 ニッケイビル8F 当日連絡先;070−5694−0174(木下) 4、申込み;参加無料;配布資料など準備のため6月25日まで [email protected] 会場;小伝馬町駅 2 番出口からお越し下さい。2 番出口を出ますと、前は一方通行の道路です。 その道(一方通行)を、車が進む方向(出口を出て右方向)に進んで下さい。最初の信号のある 広い十字路右折です。左側の 1F ガラス張りの「DTPジャグラ・スクール」が目印です。 ここからエレベーターで8Fまでお越し下さい。エレベーター降りて左側が会議室です。 1F ガラス張りの「DTPジャグラ・スクール」 目 次(頁数) 1, 三浦澄雄;印刷教育研究会で教科書作成を 2, 三浦澄雄;印刷入門書案 2015年7月1日研究会報告 印刷教育研究会会報 No.95(2012)(3) (2014年7月30日) 、テキスト作成経過(4) 3, 千葉大学画像科学科、国際印刷大学校 開設学科目 名称及び内容(7) 4, 文部科学省;実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の在り方について 審議のまとめ (2015年3月27日)(14) 5, 文部科学省;中央教育審議会,産業競争力会議など(27) 6, 木下堯博;新しい印刷メディア系専門職業大学(仮称)の創設へ(第1報) 印刷教育研究会会報 No.118 (2015年5月10日) (32) 7, 木下堯博; 同上(第2報) 印刷界6月号(2015年6月10日) (34) 同上(第3報) 印刷界7月号(7月10日) 8, 田中 (40) 崇; 変化する出版ビジネスへ、印刷会社はどう対応するか(54) JAGAT info (2015年3月) 9, 田中 崇; 新印刷営業論(国際印刷大学校カリキュラム) (56) 10, その他;日本印刷カレッジ、日越大学院など(58∼66)討論は66頁まで 11, 資料(1) GDP (2100 年),人口、印刷出荷額など 12, 資料(2) サービス産業人材育成、出版流通など(76) 13, 資料(3) 実践的な職業教育を行う高等教育機関の制度化と各界の意見(111) 14, 資料(4) 日本経済と世界経済の見通しなど(131∼159) 15, 資料(5) 日本成長戦略素案の要旨・日経(2015 年 6 月 23 日) (160∼162) 16, テキスト作成経過(三浦澄雄) A4 1頁追加 (67) 以上の資料(1∼162 +1)。 1∼162頁は会議1週間前6月24日(水)にファイル宅急便に出席者全員に送付した。 ∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼ (報告)教材制作に関し、経過報告と1∼10及び16の資料説明の後、討論を行った。 千葉大学の印刷学科から画像学科に名称変更になり、カリキュラム内容が応用物理系の學 科目に推移し、この内容では卒業生は印刷メディア産業界とのかい離が大きい。テキスト 製作は需要を考慮し、印刷産業の進展と調和させることが大切であり、今後、継続する。 出版と印刷の関連に関し、電子書籍の台頭を考慮し、印刷産業の在り方を検討した。 印刷メ ディア系専門職業大学の創設は印刷メディア産業と関連分野を包含させ、各界の協力を得 て、基本データをまとめる。平成 26 補正ものづくり補助金(一次)17,263 社の申請のう ち、7,263 社の採択題目が発表され、印刷メディア関連企業は 208 社(2,9%)、東京(41 社) と大阪(37 社)で 78 社が採択された。 (資料1,2参照) 研究会出席者(順不同、敬称略) ; 近島 哲男、野中 通敬、中村 田中 幹、三浦 崇、杉原 澄雄、木下 文治、三好 堯博 民、日向 東、 以上
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