病院実習(水高スクエア) 参加報告(H27.7.14)

病院実習(水高スクエア)
参加報告(H27.7.14)
【紹介】
今回は、医療看護進学コースの2年生が参加したものを紹介します。
お世話になったのは、医療法人社団北水会記念病院・専門学校水戸メディ
カルカレッジのご協力をいただき、看護・理学療法・言語聴覚の3分野に
ついて学んできました。今回は、昨年までやっていた「体験」ではなく「学
び」を目標にしました。
【実施内容】
・理学療法分野:物理療法について
・言語聴覚分野:ことばの発達について
・看護分野
:無菌操作・創傷(そうしょう)処置
【参加した施設について】
水高スクエアという医療福祉複合エリア内に病院・福祉施設・専門学校などが入っていました。
専門学校
スワン保育園
救護施設
特別養護老人ホーム
水戸メディカルカ
レッジ
介護老人保健施
フィットネスクラブ
サービス付き高
齢者向け住宅
整骨院
北水会記念病院
クリニック
【オリエンテーション】
医療職と言っても、多くの国家資格を持っている方がいます。資格の違いで進む進路
や学ぶ年数が変わるという話を受けています。
【理学療法士さんから説明】
車いすについての説明を受けています。生徒が操作している車いすは、左腕が不自由な患者さんが右手だけで
操作出来る車いすです】
【理学療法士さんからの学び①】
脚気(かっけ)について学んでいます。左右の膝の下のくぼみを叩いて足が自然に跳ね上がるかという検査で
す。跳ね上がり方には個人差があるようですが、左右の跳ね上がりに大きな差がでたりすると、どのようなこと
が考えられるでしょうか?
【理学療法士さんからの学び②】
前屈をしたとき、体のどこの筋肉が痛いですか? どの部分の筋肉をどのように施術することで改善する
(もうすこし前屈ができる)ようになると思いますか?
【言語聴覚士さんからの学び①】
言語聴覚士とは、首から上のリハビリを行う専門家。では、具体的にどのようなことをすると思いますか?
【言語聴覚士さんからの学び②】
「言葉」以外の方法で何かを伝えるにはどうすればよいと思いますか?
絵を描いて伝える・・・
ジェスチャーで伝える、
話せばすぐに伝わるのに、自分の考えを相手に伝えることの大変さを学びました。
【看護師さんからの説明】
患者さんが、腕を怪我したという設定です。さて、看護師としてまずは、
①何を用意する必要があるのか
②それをどのように配置するのか
③なぜ、そのようにしたのか
について、しっかりした理由を持たなければなりませんという説明を受けています。
【看護師さんからの学び①】
看護師が第 1 に考えるのは「清潔と不潔」であることを学んでいます。
「清潔を保つ必要があるもの」「不潔(処置後のガーゼを入れるなど)なものを置く場所」など、器具の持ち
方や、ふたの開け閉めに至るまで「なぜ、そのようにするのか」の理由がちゃんとありました。
【看護師さんからの学び②】
ガーゼの袋からどのように取り出すと良いか、テープはどうやって止めるのか・・・ここでも一つひとつの
行動に清潔を保つための理由がありました。